とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。   作:SUN'S

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第63話

☆月+日

 

おや、私の隣は嫌だったのかな?そう思いながら医務室のベッドに寝転ぶ。まったく看守さんたちがパパの言いつけを守っているとは驚きだ。

 

いくら世界有数の大企業の娘とはいえ区別することなく指導すると思っていたのにね。少しばかりガッカリしてしまうよ。

 

私は心の中で呆れながら「本」を読む。この「本」のストーリーは凝っているけど、どうも凝りすぎて読者への配慮が欠けている。

 

そんなことをエルメェス・コステロに話しながら「本」を閉じる。いきなり、私の顔をビンタしようとするなんて酷いじゃあないか。

 

なぜ、看守さんがお金を盗むのを止めなかったか?その問いかけに答えるのは構わないけど。その振り上げている右手を下ろしてくれたらだ。

 

私が看守さんを止めなかった理由は、すごく粘着性の高そうな男だったからだよ。もちろん、私の個人的な感想なので聞き流しても問題ないさ。

 

しかし、あの看守さんは本能的に近寄るなと感じたんだ。ほら、現にエルメェスはエロスを醸し出したせいでお金とパンツを盗まれている。

 

おっと、それは失礼してしまった。

 

私の使っていない新品のパンツをあげよう。ふふっ、それは私も愛用している日本製の下着だよ。もちろん、履き心地の良いやつさ。

 

ああ、その値札は気にしなくていいんだ。

 

☆月∬日

 

ハロー、三人とも元気そうだね。

 

おっとエルメェスってば乱暴だな。

 

おやおや、私が何をしたっていうんだ。

 

ふむ、あの掃除の男のことなら私は無関係だと主張する。確かにエルメェスを手助けしたが、スタンドの彼女は道具って訳じゃないんだ。

 

こうやって彼女は食事をする。もしかしたら呼んでいない間は眠っているのかもしれない。私と彼女は対等な関係なのさ。

 

そう何度も彼女を呼ぶのは失礼だと私は思っている。しっかりと彼女にも休息は必要なんだ。ふふっ、そう困惑するのは良いが、そのスタンドも休息を必要としているかもしれないよ?

 

何を言われようと彼女は私の親友なのさ。

 

☆月>日

 

彼女を狙うなんて良い度胸だ。

 

確か〈ホワイトスネイク〉だったね。ずいぶんと本体とシンクロ率の高さを持っているようだが、彼女の能力と君では相性が悪い。

 

今は出直す事をオススメするよ。

 

ふむ、その勧誘のメリットは何だろうか?生憎と私は神様なんて信じていないんだ。それこそ自分の運命を切り開くのは自分だと信じているだけだ。

 

そう〈ホワイトスネイク〉に告げる。それに私は徐倫ちゃんを助けるために来たんだ。私が敵の仲間になること事態が有り得ない。

 

まあ、そういう訳だ。

 

彼女に吹っ飛ばされないうちに帰ることを、もう一度オススメしようかと思ったけど。私がそれを伝える前に吹っ飛ばしてしまった。

 

まったく君はおっちょこちょいだね。

 

 

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