とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。   作:SUN'S

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第66話

☆月ж日

 

ハロー、フー・ファイターズ。

 

私のプレゼントは喜んでくれたかい?

 

ふふっ、そんなに喜んでもらえると私も嬉しいよ。ちょっとしたお願いなんだがね、彼女とも仲良くしてほしいんだ。

 

彼女は私と同じ恥ずかしがりやなのさ。ふふっ、そう言ってもらえると助かるよ。それじゃあ、私は10メートルほど離れたところにいるから好きなだけ話していてくれ。

 

そう彼女とフー・ファイターズに伝えて、グェスとエルメェスの座っている長椅子に腰掛け、さっき購買で試しに買ったガムを手渡す。

 

しかし、私の家にいるイギーペット・ショップはガムや生肉を食べたりしていたが、あれは動物的に食べて良いものなのだろうか。そんなことを考えながらグェスの膨らみ続けるガムを見る。

 

どうやったら膨らむのか。それも気にはなるが、私としては二人の胸の膨らみも気になる。私の胸が大きくならないのは遺伝なのだろうか?

 

そう考えながらグェスのガムが破裂し、エルメェスに飛び散るところを見つめる。ふふっ、私は紫外線にも弱いからね、折り畳みの日傘を持っているのさ。あとで洗わないといけなくなったけど。

 

☆月,日

 

おや、エルメェスは何処へ行ったのだろうか?

 

グェスやフー・ファイターズに尋ねても個人的な用事に着いていくのは野暮だと言われた。それもそうかと納得しながら彼女にパンを手渡す。

 

こっちのワインもあげよう。

 

私の言葉に頷き、グラスを持って綺麗に飲み干す彼女の酒豪っぷりを称賛しながら困惑する人達にマジックだよと説明する。やれやれ、彼女が見えないのも難儀なものだ。

 

これほど美しいスタイルの女性を見ることが出来ないなんて本当に可哀想だ。私の言葉に呆れながらも頷くグェスと胸の大きさは勝っていると言うフー・ファイターズを見る。

 

確かに私は身長も胸の大きさも負けているが、彼女のスラッとしたプロポーションは君たちより勝っていると私は断言することが出来るよ。なぜなら私がヘルシーな食事とストレッチを欠かすことなく一緒にやっているからさ。

 

今のは自慢しているようでダメだな。あとで徐倫ちゃんに納得できる言い回しを尋ねておこう。だが、フー・ファイターズが食べ物のレパートリーを水分量で決めているのは教えてあげるべきか?

 

☆月∩日

 

ふむ、透明人間と戦うのは初めてだ。

 

エルメェスの殺したい相手がいるとは聞いていたが、まさか透明人間だったなんて驚きだ。しかし、彼女の能力を最大限に広げれば押さえつけることは可能だが、私も『重力』に押し潰されてしまう。

 

まったく、どうしたものか。

 

いっそのこと私の血を撒き散らして血化粧をつけてみるか?そう冗談っぽく徐倫ちゃんとエルメェスに伝えたら採用された。

 

もちろん、三人で分割しているので出血多量で死ぬ危険はない。だが、どうもエルメェスの狙っていた男の他にも透明人間はいるようだ。

 

現に私も何者かに掴まれて動けなくなっている。あまり使いたくはないのだが、私の蹴りの勢いに『斥力』を加えよう。

 

やれやれ、明日は筋肉痛だ。

 

そう溜め息をこぼしながらエルメェスと徐倫ちゃんの手足に『斥力』を加えて、一時的なパワーアップを施す。しかし、そのせいなのか。コンクリートの支柱を叩き壊し、えげつない打撃音が聴こえる。

 

これは、なんとずいぶんと怒りの籠った鉄拳だ。私が手助けしなくてもエルメェスだけで倒せていたんじゃないかと思えるほど墓地が滅茶苦茶だ。

 

 

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