「仮装大会?」
「おう、地元TV局の主催でウチからも何人か出ることになってな、選考会をやろうと思う」
「うわぁ・・・メンドクセー」
「ちなみに景品は本社近くの高級ホテル3泊4日の宿泊券」
ある日、ではなく12/23に自分は突然の呼び出しを受けて話を聞いていた
この人、いつも用意だけはしてるのに直前になってから言ってくるんだ?
「服装は自由にして良いんですよね?」
「お、分かっているようだな強制参加だと」
「呼び出してここまで話を聞いて分からない奴がいますか?今日の夕方からやるんでしょ?」
「今回は意外と参加者が少ないからな」
あら意外、みんな興味あると思ったのに
「理由は?」
「え、そこ以前に麻薬取引抑えるので地元k」
「もういいです分かりました」
そら誰も参加したくはねぇだろうよ、地元警察の経費で行ったことのあるホテルなんざ
と言うかそれで参加すると思っているのか?
「まぁ他の参加者も副賞狙いだし」
「副賞は?」
「商店街での買い物券10万分、その下は同じものの5万分」
なるほど、それはたしかに副賞狙いだ
自分も副賞狙いで行くか
「まさか、お前も副賞狙いとは言わないよなぁ?」
「・・・」
どうやら一番になってこいとのご命令のようだ
でも多分とれないであろう。何故ならば、この商店街には美形な自分たち戦術人形でも羨むような美人な人がいるのだから
「で、私の所に来たということですか?」
「えぇ、こういう時には本人から聞いたほうがいいかなって」
「それは嬉しいですね、服装は決めていますか?」
「まぁ、一応」
そういうわけでやってきたのは商店街の一角にある服飾店
そこで長髪で目立たない髪型の妙にダサい眼鏡をかけているセンスのない服装の人物に話しかけていた
本人といったのには理由がある、その人物こそが私達ですら羨む美人なのだ
普段でこそ今のような姿であるが、化粧をしてキチッと服を着た姿は同一人物と言われても、嘘だッ!!と叫びたくなるほど変わるのだから
「服装はこれでいいですね・・・でも何だか化粧のほうが問題なような・・・」
「うぇ・・・?」
「あ、そもそもしてない方でしたか」
「あ・・・」
なんかヤバイ気配がしてきた、本能的に逃げようという動きが
「という訳で、お化粧の講座をサクッとやりましょう。あ、指揮官さんから許可は得ましたよ?」
「しきかぁぁぁん!?」
「行って来い」
一緒に来ていた指揮官はそれだけ行って服選びに戻りやがった、後でLAFIさんにチクってやろう
「おぉ・・・これはまた別人のようなスタイルだな?」
「この子は化粧薄目で元の素材を生かすだけで良いですからねー、戦術人形の子たちは基本薄めでかなり良くなるので羨ましいです」
「で、教えている本人が別人並なんだが本当に本人?」
「そうですよー?なにか文句ありますか?」
「いえ、ありません・・・」
店にある服での仮衣装に着替えて出てきた自分に指揮官が驚きながらもそう言って、そのまま隣にいる本人にそう言って怒られていた
そこで魔がさした自分は相手と小声で話し・・・
「良いですね、やりましょう」
「となれば・・・」
自分たちの気配に気づいた指揮官が不思議そうな顔で見てきたので告げる
「指揮官もやりましょう?」
「だが断る!!」
「そうですか、それじゃあ・・・」
聞き耳していたLAFIさんが自分達の意図に気づき指揮官の後ろに回り込んで逃げ道を絶つ
そして、左右から肩を掴んで告げた
「行きますよー」
「い、嫌だ!!嫌だァァァァ!!」
数十分後、指揮官の
試着室の出口すぐにいたLAFIさんが笑いながら告げてきた
「服は似合っていますね指揮官?」
「ウルサイ・・・」
可愛いメイド姿でそれを言う本人は性格的に向いてない姿であることを自覚しているのか恥ずかしそうだ
いや、ホントすごく似合ってるんだけどね?胸の大きさ的n・・・ヤベェ睨まれた
「お前本番メイド服だからな!!」
「え、良いですよ?指揮官より
「チクショウメェェェェェ!!」
メイド服はしっかりと自分のサイズに合うものをお買い上げした
LAFIさんがその裏で次の罰のために指揮官用にメイド服を買っていたのだけは内緒にしようと思った
なお、本番の日はやはり副賞になった
地味に見える店員さんが本気出してあざと可愛く美しい姿で現れてノックアウトされたのだった
シャマール指揮官フルボッコ回