インフィニット・ストラトス-X G GENERATIONS -   作:BLACKRX

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二話目です。
とりあえずストックは書き留めてあるので、週一投稿で頑張って行こうと思います。
よろしくお願いします。


クロスボーン編 2

二日目の朝────

 

俺、織斑一夏はふかふかのベットで寝たからかかなり気持ち良く寝れたお陰で少しうとうとしながらも洗面台に向かい歯を磨き、支給された端末を確認し時間を見る。

 

「結構のんびり寝れたんだな」

 

時間は朝の8:00を示しており、ホームルームが9時からなのでゆっくりとした足取りで教室に向かう。

 

「あ!オリムーだ!」

 

「おはよう、のほほんさん」

 

教室に荷物を置いた後、鞄から本を出して読み始める。

内容はフランス王家による核テロ事件の真相!!!だった。

読んでみたがそれなりに考察されており、所々に鋭く核心に近い部分をついていたが、どれもが正しいとは言えなかった。

 

「ふーん、こういう考え方もあるのか……」

 

懐かしいなという気持ちが蘇ってきた、今から三年も前の出来事なのに結構思い出せる。

 

『今度は僕が君を迎えに行くからね!待っててね、海賊!』

 

『それよりも前に必ず迎えに行くよ!』

 

別れ際に交わした会話が一番、思い出せるのはどうしてだろうな。

あれから結構経ったけど、元気なのだろうか───

 

「あ!おりむーだ!おはよう、おりむー!」

 

「おはよう、のほほんさん」

 

あの時のことを思い出して感情に浸っているとのほほんさんこと布仏本音が入ってくる。

 

「オリムー、何読んでるの?ほほう、難しいの読んでるね!」

 

「いや、結構簡単だよ。読む?」

 

「いや、遠慮しておくー」

 

のほほんさんに本を渡してみるが首を振りながら拒否したので、読むのを再開する。

 

「そういえばオリムー、かんちゃんとどういう関係なの?」

 

「ライバルだよ、どうしたの?」

 

「私、かんちゃんとは昔からの幼馴染だから私と同じくらい仲のいい人見るの初めてだから気になってね〜、これからもかんちゃんをよろしくね」

 

「もちろん、任せてくれ。友達としてもライバルとしても彼女のことはしっかり見とくよ」

 

その中でのほほんさんは俺のことが珍しかったのか、そういうことを言った。

どうやら、かなり簪のことを大切にしてるらしい、あとのほほんさんの苗字で思い出したが、代々更織家に使える家系の人だったと思い出した。

 

「のほほんさんは優しいんだね」

 

「えへへ、ありがとうオリムー。そろそろ時間だからじゃあね!」

 

「うん、じゃあね」

 

その会話のあと、ゾロゾロと人が入ってきたたのほほんさんは席へと向かった。

そのあとは普通に授業を受けてISに関する基礎知識を色々と学んだり、主要科目である数学、多国籍語、世界史などを学んでいた。

そして放課後。

 

「ISに関わった事件について調べろかぁ」

 

世界史の授業で、ISに関する事件について調べてこいと言う宿題が出た。

俺は真っ先に更織事変を思い浮かび、それについて調べ始める。

 

「ん?通信?」

 

その途中、通信が入り電話に出るとその声はモールス信号だった。

どうやら裏家業の招集らしい。内容は亡国企業(ファントムタスク)がISの日本のIS研究施設を襲撃してるからそれを守れとのことだった。

 

「さて」

 

俺は調べるのをやめるとすぐさま教室を出て、IS学園敷地内にある海岸に向かう。

 

「カモフラージュよし、センサーに人無し、いくか」

 

海岸に向かうと人がいない事を確認し、首にかけてあるネックレスを取り出す。

 

「───IS、機動」

 

俺はそう告げると両手両脚にはじまり、様々なパーツが装着されていく。

最後にガンダムヘッドを付け、その後にマントが付けられ海岸にてその姿を表した。

 

「いくぞ、X1」

 

サナリィ製"第4世代型"IS、形式型番XM-X1EX。

通称はクロスボーンガンダムX1改・改、近接戦闘寄りの万能機にしてサナリィ製第3世代型ISクロスボーンガンダムX1、強化発展改修を施し部分的に満たしていた第4世代の条件をクリアした機体である。

 

「さて、裏家業開始」

 

俺は急いで大空を飛び、一刻も早く急いでテロリストを抑えるべく空を飛ぶ。

 

「見えた、某IS研究所。既にX2が交戦中か」

 

既に先行していた簪が操縦するクロスボーンガンダムX2が既に何機かISを戦闘不能にして後退させてはいた。

だが、多勢に無勢は流石にピンチであると判断しビーコックスマッシャーを実体化させてランダムシュートを放ち牽制する。

 

「来るのが遅いよ」

 

「お前と違ってすぐには無人の場所には行けないんだよ」

 

「確かにそうだったね」

 

牽制し間に入って守った時にある違和感を感じる。

それはISの数だ、亡国企業側のISの数が20を有に超えるほどいたのだ。

 

「なんか多くない?」

 

「そう、だけど一つ一つは大したことはない」

 

「それでも驚異的すぎない?」

 

「確かに、絶望的とも言える」

 

俺は簪との会話の後にアイコンタクトを送り、彼女が頷いた後に俺は瞬間加速(イグニションブースト)を用いて一騎のラファールに近づきそのままビームザンバーで切り裂き戦闘不能にする。

 

「なっ、斬り込んできた?各位、きをつけ……」

 

「判断が遅いよ」

 

その隙を見逃さずに簪がメガランチャーを放ち、また一機落としていく。

それを見た襲撃してきた連中は突然の中で混乱して取り乱し、普段なら対処できるはずが片っ端から落とされた行く、そしてその中で一つだけ鹵獲する。

 

「脱出しろ、死にたくなければな」

 

俺はビームザンパーを首に当てながらそう脅すもISパイロットは震えながら首を縦に動かしそのまま降りて逃げ出した。

 

「ふぅ、よし。これはサナリィに解析してもらうとして任務完了」

 

「IS研究所の護衛に成功、これより帰還する」

 

俺とX2はすぐさま、戦闘領域から離脱するとその直後に打鉄小隊が到着する。

 

「さて、急いで学園に戻るか」

 

「捕まったら面倒だしね」

 

そのまま空を飛び、二手に分かれると俺はサナリィへと向かい。

鹵獲した機体を渡した後に、すぐさま学園に戻る。

既に時間は午後9:00を回っており急がなければならなかった。

 

「織斑、夜遅くまで生徒会の手伝いとはお疲れ様だったな」

 

「まぁ、楯無さんとはバイト先からの付き合いなので」

 

「あまり門限を破るなよ」

 

「気をつけます、織斑先生」

 

学園に戻り、寮に向かうと千冬姉と遭遇。

楯無さんが虚偽報告をしてくれてたので、自分もそれに合わせる形で話を合わせた。

てか、実際に手伝いだしね。

 

「ふぅ、シャワー浴びるか」

 

部屋に戻ると箒が心配そうな表情でこちらを見ていた。

 

「ん?どうした、箒?」

 

「いや、こんなに夜遅くまでどこに行ってたのか心配になったんだ」

 

「大丈夫、危険なことをしてるわけじゃ無いから」

 

「そ、そうか。ならいいんだ」

 

俺は適当に返すとシャワーを浴びる。明日も色々大変だから早く寝ないとなぁ。

 

「さて、さっぱりした。ん?連絡誰からだ?」

 

シャワーを浴び終えた俺は非通知から着信が入ってるのを確認し、それに掛け直す。

 

「お疲れ様です、こちら更織運送の織斑です」

 

『あっ、一夏!久しぶり!』

 

掛け直すと聞き覚えのある声が聞こえてきた。

懐かしい、この声を聞くのは二ヶ月ぶりだ。

 

「この声、シャル!シャルなのか!」

 

『そうだよ、君のお姫様!シャルロット・D・Bだよ!』

 

シャルロット・デュノア・ブリエット───

本名はシャルロット・ブリエット、別側面のとしてシャルル・デュノア、シャルロット・デュノアの顔がある。

彼女はIS産業、並びに医療産業に置いて有名なデュノア社の御曹司にしてフランス王家の一つブリエット家の血を継ぐ第二王位継承者である。

 

「なんで非通知携帯から電話してきたんだ?」

 

『いや、驚かせたくて』

 

「びっくりしたー、驚かさないでくれよ〜」

 

シャルから少しいじわるされたが、まぁ。

それぐらいできるようになったぐらいに仲良くなれた証拠でもあるのだろう。個人的に嬉しく思う。

 

『えへへ、そうだ!伝えたいことがあるんだ!』

 

ふと、そう思ってるとシャルが何か伝えたいことがあるらしい。

 

『ふふふ、近々男として君の学園に転入してくるからよろしくね』

 

「シャルルとして来るのか?」

 

『そう、シャルル・デュノアとしてね!あと、一応第3世代機も完成したから、それのお披露目も兼ねてね』

 

「第3世代機?」

 

その話の中で、シャルロットが近々IS学園に来ることと第3世代ISが完成したと伝えれた。

 

『サナリィとデュノア社の共同開発した機体、F97がサナリィ製第四世代ISとして完成された機体だけど、この機体は共同開発した機体、デュノア社が特許として持ってるミノフスキー技術とサナリィの持つIS技術が融合した新型機、その名はF99"レコードブレイカー"!!!』

 

F99、レコードブレイカー───

デュノア社とサナリィが共同開発した特殊なIS、ミノフスキードライブを搭載した実験機であり、第3世代機だ。

本来なら第4世代機に位置付けられてもおかしくない本機はある理由から第3世代になっている。

その理由はミノフスキードライブの完成度にある。

ミノフスキードライブはとある欠陥が常に付き纏っており、それが原因で第3世代機となっている。

その欠陥とは光の翼、常時バリア無効化攻撃が発生してる状態でありISのシールドエネルギーがほぼ無意味になっている。

つまり、宇宙服としてみれば未完成。それゆえにレコードブレイカーは第3世代機なのだ。

 

「レコードブレイカーか、欠陥が解決したのか?」

 

『まだ解決してない、だけどあ問題はある程度解決したからそれのデータを集めるだけかな』

 

「そうか、なら思う存分手伝わないとだな」

 

『ふふ、期待してるね。海賊』

 

昔、お互いにバチバチやり合ってた頃の愛称を呼ばれ少しだけあの頃が懐かしく思えた。

 

「じゃあ、そろそろ寝るから切るな。また連絡待ってるから」

 

『僕も待ってるね』

 

その中で俺とシャルは寝る時間になったので、お互いに連絡を切る。

そういえば風呂場だったことを思い出した俺はすぐに寝巻きに着替えて部屋を出ると目の前に箒がいた。

 

「なんだ?」

 

「さっきの電話はなんだ、一夏」

 

「友達からだけど?なんでそんなことが気になる?」

 

「幼馴染だからな、知りたいと思うのは当然だろう」

 

「当然じゃないな」

 

箒が何故か俺の電話について問い詰めてくる。

俺のことが好きで独占したい気持ちが強いのはわかるが、いつから貴様は浮気を疑う妻になった?

余計な詮索はやめて欲しい。

 

「箒、俺が誰に連絡しようが構わない筈だ。勝手に詮索するな」

 

俺は無意識にX1のビームザンバーを出しそうになったが、堪えて彼女に向かってそういう。

 

「あ、ああ……すまない、一夏」

 

「うん、わかってくれたらいいんだ。おやすみ箒」

 

「あ、ああ……おやすみ」

 

こうして二日目を終えた。

シャルが来るか、とても楽しみだ。

 

───────

 

初めてだった、あそこまで嫌悪感を出す一夏の表情。

なんで、どうして……一夏、私が離れてる間に何があったんだ。

そして、どうして私のことを避けてるんだ。

 

「一夏」

 

私、篠ノ之箒は思わず彼の名前を呟いた。

そのあと、眠れないも思い部屋を出て外の空気を吸いにいく。

 

「……運送会社か」

 

私は頼りたくは無かったが、ある人に連絡を取る。

それは私の姉であり、彼と離れ離れになった原因である人だ。

 

『やぁやぁ!箒ちゃん!この天災に何かようかな?』

 

「姉さん、お願いがあるんだ」

 

『なになに〜〜?』

 

「一夏について調べて欲しい」

 

『いいよー、私もいっくんに関して調べたいことがあったから丁度いいよー!』

 

私は姉にお願いすると快く快諾してくれた。

なにやら利害が一致したらしい、これはこれで好都合だ。

 

「ありがとう、姉さん」

 

『箒ちゃんの為でもあるしね!任せて!』

 

姉さんはそう言って電話を切った。

これで一夏と出会ってない時間についてわかる筈だ。

私は心を躍らせながら部屋に戻るのだった。

 

───────

 

「さて、いっくん───君の過去、盛大すぎない?」

 

箒ちゃんからの電話のあと───

私、篠ノ之束はいっくんこと織斑一夏について調べていた。

第二回モンド・グロッソ後から帰ってくるまでの経緯が不明だったこともあり調べていたのだが……とんでも無かった。

 

「クロスボーンバンガードにクロスボーンガンダムとか、とんでもないものを天災に内緒に作れたのね。しかも表向きは第3世代機だけど実質第4世代機じゃん、凄いのを作ったなぁ、サナリィ」

 

クロスボーンバンガード、かつて世界を三度テロから救った秘密組織。

表向きは海賊として、民間船や軍の船を襲ってはいた。

だが、実態は更織家の特殊部隊でありテロリストに横流ししてる軍や組織に対して攻撃が行われていた。

そして、表向きは国連軍が解決したフランス核テロ事変において常に第一線で止めるべく暗躍、活躍した。

だが、今までのことがあり、秘密にせざるを得なかった。

 

そのような組織にいっくんは所属している。

というか、彼はエースだ。正直言って技量も知識もかなり無駄が無く競技では無く戦うということを考えたらまさしく彼はちーちゃんを超えるだろう。

 

「とんでもない秘密を抱えてるんだね、いっくん」

 

バイオコンピュータといい、第4世代機といい。

サナリィは優秀だね。

 

「やれやれ、これじゃあ束さん困っちゃうなぁ」

 

おっと、いつのまにかサナリィばかりに目が行っちゃった。

さてさて、本題に戻ってっと。

なるほど、いっくんには既に想い人がいるのか、シャルロット・D・Bね。

フランス核テロ事変における敵パイロットだったけど、ある出来事から急接近して両想いにね。

なるほど、ロマンチックだなぁ。

 

「束様、どうしました?」

 

「いや、大丈夫だよ!クロちゃん」

 

これは箒ちゃんが付け入る隙は無いなぁと思いながら連絡する。

まぁ、もし箒ちゃんが望むならシャルロット・D・Bを始末しようかな。

 




読んでくださりありがとうございました。

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