ジョジョWWS:主人公機械化√ 実況プレイ 作:全日本純愛連合
帰国後ひとまず点検から始めます。整備されつつ、顔見知りの技術者と再会の喜びを分かち合いつつ、そこに兄貴は含まれていない虚無感を振り払います。
今なお肉体的にも精神的にも積み重なっている疲労の反動で爆睡するホモくんが目覚めたら宣伝省に、イクイクイクイク! なんで?(突然正気に戻る)
____機能をおおむね回復させたモーリッツを我先にと呼びつけたのは、やはりというべきか、ゲッベルスだった。
「まずは君が無事に帰還したこと、大変喜ばしく思う」
【またお会いできて何よりです】
「スターリングラードの事態は聞いている。さぞ疲労も溜まっているだろう君に、これを告げなければならないのは酷だが……」
【はッ】
「かの地に残っていた第6軍は敗北したようだ」
【…………………そう、ですか】
____とうに予測できていた結末だというのに、このとき初めて思い至ったような衝撃があった。
あっ
スゥゥゥゥ(精神統一)アッアッアッアッ(精神崩壊)
…あーあ。これはだめかもわからんね。
脳裏に一体誰ハイムがよぎってしまったのか目が完全に死にました。兄貴の存在がこのいたいけなホモのアイデンティティでもあったというのに、それが失われたら一体どうなっちゃうの!
億が一運良くスターリングラードから生きて出られたとしても、ソ連にサイボーグのことがバレたら戦死するより酷いことになりますからねぇ。それを思えば潔く自爆したほうがドイツの為なのは明白、となると…………ナオキです。当然ホモくんもそのくらいすぐに思い至るでしょう。
『生きたい』と言えェ!!!!(海賊王)
…………。ダメみたいですね(諦め)
もうどうしてスターリングラードで負けちゃったのぉ!よく考えたらそもそも対露開戦自体が無理ありますねぇ!自分から二正面にしていくのか…(困惑)
____モーリッツの複雑な感情の揺れを感じ取りながらも、ゲッベルスは敢えて冷徹に話を続けた。
「街中の娯楽施設を閉鎖するように要請している。これでより多くの国民に戦争を意識はさせることは可能だろうが…………士気もかつてなく落ち込むだろう」
「彼等を鼓舞する為には、総統閣下自ら演説を行うべきだと進言した。しかしあえなく断られてしまったので、私が行うという訳だ。そこで君に頼みたい」
【……は】
「演説の前座を務めてくれないか」
____まず脳裏に浮かんだのは、今の自分に大役が務まるかどうか、という不安だった。
こりゃかなーり【精神力】にデバフかかってますねぇ。ゲッベルス兄貴の特別指導♂で叩き直してもらおう!……と言いたいところですが、彼も大概ストレスでおかしくなりつつあるので傷の舐め合いが精々でしょうか。
メンタルぶっ壊れた軍人と政治家がいくら狂ったようにクソデカスピーチの練習を繰り返そうと、もはや誰も止めてくれません。堕ちたな(確信)。更には国境を突破されるとアクセルベタ踏みで坂を転がるように崩壊していくので見ものですね!
因みにゲッベルス兄貴の言っている『演説』とはかの有名な総力戦演説のことです。そんな大舞台にホモくんが出るなんて成長したなぁ(ホロリ)
レイプ目になりながらも練習に取り掛かりさえすれば、なんだかんだで完璧に仕上げてくるのがホモくんクオリティ。演説会場にイグッ!
激務に追われていると情緒が死ぬため、激しい喜びもなければ深い絶望もありません。『植物のように平穏』な、というよりは『機械のように無機質』な心を手に入れられます。『些細なストレスも存在しない生活』と『過剰なストレスに囲まれ続ける生活』は紙一重、はっきりわかんだね(ストゼロ中毒先輩)
特殊性癖連続殺人鬼が前者で、何の罪もない一般社畜ニキネキが後者として生きてるの、この世のバグだろ…。
____どこにかけますか?
【実家】▼
【宣伝省】
【陸軍兵器局】
【スピードワゴン財団】
【後にする】
ファッ!? あっ、そっかぁ…(痴呆)
そういえば街に出る機会があまりなかったので存在を忘れてましたが、外には公衆電話があります。当然ながら任務中でも勝手に使えますねぇ。
いやしかしホモくんの連絡帳どうなってんのこれ。一介の軍人が持ってていい番号じゃないと思うんですけど(名推理)。この並びだと「実家」が実は忍者の名門一族の末裔だったとかそういうトンデモ設定でもないとおかしく見える。
ええ、わかってますよ。一番気になるのはそこじゃないってね。かけられるのも今しかないってね。やるしかGO!兄貴の為なら、売りたくなりますよ〜祖国〜(非国民)
「はい、スピーワゴン財団ベルリン支部事務室です」
____繋がった。財団がドイツ国内の支部を畳まずに残しておいていることに、正直モーリッツは驚いた。
【アメリカ本部に伝えてほしい。とても重要なことだ】
「……この番号は公的に告知しているものではありません。我々と何らかの繋がりがある方とお見受けしますが、まずは名乗って頂いてもよろしいでしょうか」
【俺は、いや……今は伏せさせてくれ。それよりだ、シュトロハイム殿がスターリングラードに残っている。あるいはソ連人どもが持っていってしまったかもしれない!】
「…………」
____微妙な温度の沈黙は続きを促しているのか、それとも呆れを表しているのか、電話越しでは判別がつかなかった。
ダメみたいですね(諦観)
そら(名乗りもしない奴からいきなりソ連がどうたら聞かされて信じたとしても)そう(つい最近まで前線だった場所に軍と無関係の組織が突っ込んで確認になんか行けない)よ。
押して駄目ならもっと押せ!倍プッシュだ…!
____あまり手応えを感じられないので、念を入れてもうひと押しすることにした。
【ドイツは…………負けることはないにせよ、苦戦を強いられるだろう。
「ちょ待っ、今、何ですって!?」
【俺にも何が起きるかわからない。助けろとは言わんが……技術が漏洩するのはまずい。その利害はまだ一致している筈だ】
「…………」
【情報操作は、お前らも得意とするところだろう】
「…………」
【ハァ、とりあえず……今日の演説は聞いておけ。では】
ガッチャンコ。一応周囲を確認して……誰も聞いてない!ヨシ!なお確率で盗聴されて豚箱行きになりますが滅多にないのでヘーキヘーキ。
人にものを頼む態度がそれか?というのはこの際置いておくとして、一応このレベルの説得でも財団は動いてくれるかと思われます。必ずしも作戦が上手くいく訳ではないものの、保険としてはかなり心強いですね。
さて、そんなこんなで演説会場に来ました。美しく着こなした軍服に立派な勲章と【中尉】の階級章が…………【中尉】!?!?
人員をゴリゴリすり潰していたスターリングラードにいる間に昇級したのか、大事な演説なので箔をつける為に急遽そうしたのか、そのどちらもか。
救出機にいた一般モブ士官がホモくんを『特例准尉風情』とか呼ぶのでてっきりそういう仕様なのかと思いましたが……あれは嫌味だったか……んにゃぴ…よくわかんなかったです(誤用)。こまめなステータス確認を怠ってはならない(戒め)
(恐らく)将官と化していたシュトロハイム兄貴とか胸がアツゥイ! しかし本来なら喜ばしいはずの敬愛する上官の昇級も、己の受勲も、今のホモくんは素直に喜べません。
クォレハ…どうやら大和魂が足りないみたいですねぇ。早速演説台に立ってガンギマリ聴衆(サクラもあるよ!)の視線を一身に受け、余計に精神をすり減らしつつ己に課された責務を自覚してもらいましょう。
____モーリッツが登壇するや否や、婦人や女学生の集団から黄色い悲鳴が爆発した。
____政府は大々的な告知を行っていないにも関わらず、彼の姿を一目見ようと、予想を遥かに上回る規模の女性聴衆が詰めかけていた。
【俺は…………
____脈絡のない語り口に、聴取は注意を奪われた。
【刺すような吹雪が全てを飲み込む。流れる血も、崩れる家も、飢えも、寒さも……全てだ! そして等しく与える! 永遠に目覚めることのない、甘美なる眠りを!】
【去っていった英雄達は雪の下に眠ってしまったのか?……いいや違う! 先で我々を待っているのだ! では雪を払い除ければ現れるのは泥か?……いいや違う! 『春』だッ!】
【『春』とは即ち『勝利』である! ジメジメとした英国の連中のように、ただ『春』が
「「
【
【君達一人ひとりの熱が、過酷な冬を溶かす! 燃え上がる炎こそが、ヨーロッパを包む! この場に満ちる熱気を感じるか!?
【我々は…………俺は死なない!! ドイツをもっと強い国にするのだァァァッ!!!!】
「「ウオオオオォォォッ!!!!」」
____予行よりも数段大きな声で魂の叫びを挙げたモーリッツに同調するように、聴衆は割れんばかりの大歓声で応えた。
オープニング回収キタァァァ!!!!!!!!
何気にめちゃくちゃレア演出だゾ〜コレ。私も初めて見ました。はえ^〜すっごい…
思えば初めてホモくんと出会ったときのシュトロハイム兄貴の階級も中尉でしたね。輝かしいナチス・ドイツの終わりも近いこのとき、ついにあの頃の兄貴と同じ位に並び立ちましたが、ホモくんの隣にはもう誰もいません(諸行無常)。こんなにも多くの聴衆に囲まれながら実は孤独に呑まれているホモくんの心情を思うと涙が出、出ますよ…。
喉乾か…喉乾かない?(脱水)
渾身の絶叫をかましたホモくんは頬が赤くなるほど体温を上げており、終わる頃には息切れで肩を揺らしています。後方でスタンバっていたゲッベルス兄貴がグッジョブ的な感じで背中を叩いてくれました。やさC
この後すぐにゲッベルス兄貴がホモくんの数倍の文量の演説でエンジンのかかった国民の熱を更に更に鼓舞し、膨大なエネルギー消費のあまり絞り切ったボロ雑巾みたいになります。そのときはホモくんが支えてあげましょう。
ちゃっかり用意したカメラマンがそれを撮って「互いを支え合う絆☆ミ」みたいなヤラセ記事が出るまでがワンセット。いつもの。
「さぁ、国民よ起て、嵐よ起きよ!!」
____ゲッベルスの締めに聴衆はより一層の歓声を挙げ、果てには涙を浮かべる者までいた。
____彼の重厚な演説はひとつの舞台劇かのような迫力で、聞く人々の背筋にゾクゾクとした電流を感じさせた。
【相変わらず素晴らしい弁舌です、大臣】
「…………。ハァ、ホーデンハイマー君……もしも私が窓から飛べと叫んだら……君は飛べるか?」
【勿論です。ドイツの為ならば何も恐ろしくなどありません】
【いえ、申し訳ありませんが。自分が飛んでもドイツの為になるとは思えません】▼
唐突で不穏な質問ヤメルルォ!これ絶対何かしらの分岐なのでいつもより控えめにイきます。
アツゥイ!演説を披露してくれたゲッベルス兄貴ですが、実のところ開戦については消極的な立場だったんですね〜これが。というのも戦時になると軍の権力が膨張するのに反比例して、戦争と直接的に関係のない政治家の権力は低下します。
そもそもゴリゴリバキバキな体育会系社会を毛嫌いしてそう(偏見)。私は好きですよ、もやし。焼肉のタレで豚バラと炒めたらおいしいし…。
【いえ、申し訳ありませんが。自分が飛んでもドイツの為になるとは思えません】
「……そうか、そうだな。それが良い」
【質問に総統命令という条件がつけられていれば、恐らく違った答えを出したでしょう】
「……君は相変わらずのようで何よりだ。どうかそのまま……我を貫いてくれたまえ」
____疲れの滲む唸り声を聞いて、モーリッツは思わず湧き上がった思いを吐露した。
【貫けて……いるのでしょうか? 『天国』は……残酷なところでありました。あまりの猛吹雪に、敵も味方も、自分さえも……見失いそうで】
____ゲッベルスはしばらく答えなかった。
天国だあ? 神なんか必要ねーんだよ!(共産主義)
見るからに疲労困憊の相手にクッソ答えづらい上に肯定しか許されない激重の質問を投げるとかいう高等精神破壊テクニック、メンヘラ兄貴姉貴は見習って、どうぞ。
あのぅ、これ……いつの間にかホモくんのメンタルもやられてません?【精神力】Bはどうした【精神力】Bは!? ま、まぁ、どんなに落ち込んでも後でちゃんと持ち直すとこまでが【精神力】だから…(震え声)
「
____聴衆からの視線が存在しない通路で、ゲッベルスは吐き捨てた。
「そこに自我は存在しない。そしてそれを疑うこともない」
【…………】
「だから……安心したまえ。『葛藤』とは、本能の他に理性を得た知的生物だけに許される、極上の権利だ」
____透けて見える特権意識の中に、当然のように自分が含まれていると気付いたモーリッツが感じたのは……
____喜び、だろうか。
それ以上(その人に好感を抱いちゃ)いけない。ホモくんには父のような兄のような友人ような恋人のような、一途に想って生涯を捧げると誓った相手がいるのっ…!
この頃の限界ゲッベルス兄貴がしてくれる話は正直かなり興味をそそられますが、余計な傷の舐め合いをしているとろくなことにならないのでさっさと進めてしまいましょう。
総統閣下はホモくんをここぞというときまで温存する意向らしく、早いところ前線に戻してくれという懇願も虚しく、体を整備したりゲッベルス兄貴の金魚のフンとして国民や軍を鼓舞したりして過ごします。すいませ〜ん、ま~だ時間かかりそうですかね〜?
夏季攻勢ですか?いや一旦防衛に徹したほうが…………え?総統閣下のイチオシは積極攻勢?ほなそれで(適当)
…クルスクの戦いなんてなかった、いいね?
独ソ戦はやく終わってえええぇ♡♡♡
1945年 4月30日
____冬にソ連軍がドイツの大地へ足を踏み入れたかと思えば、彼等はあっという間にベルリンへとやってきた。
____総統地下壕にまで招かれたモーリッツは、すっかり腑抜けてしまったヒトラーの生活を補助する役目を負っていた。
____そしてその愛と、死を、見届けた。
あっ…。ヤメロォ!(建前)ヤメロォ!(本音)
急にBGM消えるのこわいよぉ。私はそういう単純な演出で漏らすタイプの実況者なのでやめちくり^〜
この流れもう確実に嫌なエンディングになっちゃってます。
なお生き延びてもドイツくんはデータなんかねぇよ(証拠後出し)拳こ↑そ↓が正義(拷問)って感じの裁判でボッコボコにされます。そしてナッチ党の広報ゆるキャラとして名が売れすぎたホモくんをみすみす逃がす馬鹿は存在しません。
党員じゃない?それがどうした?死刑♡ な〜んて事態が起こり得ないとも言い切れないのが戦後ドイツくんのナチスアレルギー。
ファシズムは世界から
【大臣…………『ここぞ』とは、『いざ』とは、一体いつ訪れるのでしょうか……? それとも、自分ではもう……お役に立てないのでしょうか……?】
「ホーデンハイマー君、どうか、よく聞いてほしい」
【はッ……】
「もはや我が国に『ここぞ』も『いざ』も存在し得ない。総統の意向もあったとはいえ、君をベルリンに引き留めてしまったことを今更後悔しているよ」
「ユダヤ人がドイツ人になれないように、生まれ持ったものを変えることはできない。しかし裏を返せば……生まれ持ったものは、何者にも奪うことができない」
「君は勇敢で、強大で、美しい…。全て生まれ持った『才能』だ。鉄のような独逸男児だ。きっと皆そんな君を傍に置いて
【自分は、ど、どうしたら】
「ああ……ホーデンハイマー君。あの演説の日、私は君に“飛ぶな”と教えたが……本当は、飛んでも良いんだ。飛んでも良いが……誰かの命令に従った結果であるべきではない」
「
____ゲッベルスは誰よりも己に言い聞かせるように宣言すると、モーリッツの返事も聞かずに部屋を後にした。
____翌日モーリッツが見かけたのは、中庭で夫人と共に息絶えた彼の姿だった。
____自動式拳銃
【持つ】 【置いておく】
ちょっ、待っ