イナズマイレブン〜ピッチを舞う双翼   作:ピスコ

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完全に自己満で、書きました。
今年で、自分の学生生活が終わるのもあり、小学校から好きだったイナイレで昔から考えてた妄想を書こうとおもて。
ご都合展開もりもり、文章構成ガバガバ、他作品ネタぶち込みまくってます。改悪も多数あり可能性ありです。
すいません許してください何でもしますから


1 カラスと呼ばれる日本人

ースペイン サンディエゴ競技場ー

「さぁ、今大会最大の注目カード、バルセロナ・オーブ対KFCマドリードの一戦も後半残り15分!2対1でリードのバルセロナ・オーブ、この優位を守りきるのか!?」

会場中が熱気に包まれている。強豪ひしめくスペインの少年サッカーの頂点を決める大会、その準決勝で優勝候補筆頭のバルセロナ・オーブ、そしてそれに喰らい付いているダークホース、FCマドリードが火花散らす大接戦を演じている。試合は、主将、クラリオ・オーヴァンによって2得点を挙げたバルセロナ・オーブがリードのまま後半も残り15分となっていた。

「おーっと!またもやボールは、バルセロナ主将クラリオへ!バルセロナ・オーブこれで決勝へ王手か!?」

パスを受け取ったクラリオが必殺シュートの構えに入る

「行くぞ…ダイヤモンド・レイ!」

スピード、パワー、コントロール、どれをとっても最高クラスのシュートを前に会場の誰もが追加点を予想したその瞬間であった。

「させるか…よ!」

ゴールに向かって放たれた閃光を1人の選手がコート外へ弾いた。

「なんとクリアです。KFCマドリードの危機を救ったのは、日本から来た若き侍、サクヤ・アカツキ!」

「侍よりも子鴉って言われてんだけどなチームでは…」

そう言いながらポジションに戻るのは、マドリードのストライカーを務める少年、暁月 咲夜(あかつき さくや)である。

両親の仕事の影響で小学4年の頃からスペインの地でサッカーを続けて来た。身長は中学2年時の現在で158cmと平均身長よりやや低めの小柄である。

加えて、スペイン人の父と同じ青い瞳、日本人の母譲りの美しい黒髪とやや女性に近い顔立ちのせいで、初対面の相手に舐められることも今では慣れた話だ。

そんな彼が、今やスペインでの少年サッカー界において注目を浴びる選手の1人となったきっかけは、彼の天性の瞬発力と体のバネ、そして、努力を続ける上での人一倍のサッカーへの情熱である。

今日の試合でも、マドリードが挙げた唯一の1ゴールは咲夜が挙げたものである。

「さぁ…残り15分、最後に全員度肝抜いてやりますか!」

「サクヤ、そろそろ体力は大丈夫か?……って聞く必要もなかったな」

「当然っすよ、キャプテン!とりま先ずは1点軽くうばってやりましょうや!」

そう言うと、咲夜は、バルセロナのペナルティエリア目掛けて走り出した。

「まったく、あの貪欲さ…と底なしのしぶとさ…だからお前はCROW(カラス)なんだよ…」

「けどまぁ、そんなお前だからこそ任せられる…皆!サクヤにボールを回すぞ!」

マドリードのキャプテンがそう言うと、マドリードの選手達が、反撃を始めた。パスを含めたコンビネーション面においてはは大会でもトップクラスの評価を得ている、しかし、さすがはバルセロナ・オーブである。優勝候補筆頭の維持を見せんと言わんばかりに簡単には譲らない。激しい攻防の末、ついにボールは咲夜の元へ渡った。

「頼んだぞ!サクヤ!」

「サンキュー、ナイスパス…こいつでどうだ!」

咲夜が、渾身の必殺技の構えに入った瞬間であった。

「ああっと、ここでホイッスルだ〜!決勝に駒を進めたのはバルセロナ・オーブだ!最後まで喰らい付いた、KFCマドリード、惜しくも後1歩届かず!!」

こうして、KFCマドリードは準決勝で大会を去った。

ー試合後KFCマドリード控え室にてー

「皆、ごめん…あそこで俺がもっと早く決めとけば」

「サクヤだけのせいじゃないさ。むしろ、俺達が優勝候補のバルセロナ・オーブとあそこまで渡り会えたんだ!むしろ、誇ってもいいんじゃないか!」

「そうだぜ!それに、まだ3位決定戦もあるんだ。次も頼むぜサクヤ!」

「あぁ、ありがとう皆!次はシュート決めまくってやる!」

良いチームメイトに恵まれたと感謝しつつ、次の試合への闘志を燃やす咲夜であった。

同日19時、咲夜の住居にて

咲夜は、観戦に来ていた父・ロイと試合の話題で盛り上がっていた。

「咲夜、今日の試合惜しかったな。でも、ホントにいい試合だったと思うぞ」

「ありがと親父。けど、まだまださ…もっと実力を上げないと、今日の試合結局1点も取れなかったし。それに、」

「まだ、大会は終わった訳じゃないか…」

「あぁ!優勝は叶わなかったけど、必ず皆に初めてのメダルを!」

「その事なんだがな、咲夜……」

3位決定戦に向けて意気込む咲夜にロイが言った

「実は、転勤が決まって、日本の支社に移動が決まって、母さんの実家がある京都に行く事になってな…」

「えっ?それって…いつ?」

ロイの言葉に、嫌な予感を感じた咲夜が聞き返す。その回答は、予想以上に悪いものであった。

「…明日の午後の便には、スペインを出ないと行けないんだ」

「そんな…それじゃあ明日の試合は!?」

「それに関してだが、さっき監督と話し合った結果、お前は明日の試合の前半戦のみの出場とになった。前半終了後は、すまんが空港に向かうことになる」

「そうか…」

咲夜には、共に戦ってきた仲間との最後の試合に最後まで立てない事への悔しさもあったが、4年前に病で亡くなった母に変わって、男手一つで自分を育ててくれて、何よりサッカーに打ち込む自分を誰よりも応援してくれた父の事も考えると受け入れる事も仕方ないと思った。

「分かったよ、親父…俺日本に行くよ」

「すまんな咲夜…代わりと言っちゃなんだが、明日の試合精一杯応援させて貰うぞ」

「あぁ、俺にとって最後の試合、全部出し切ってやる!」

例え最後の試合、それも前半しか出場出来ないとしても…昨夜はこれまで以上のパフォーマンスに臨むと意気込んでいた。そんな時だった。

「ん?メールか?」

見ると、チームのグループLINEだった。そこには、

「今から、いつもの店に集合特にサクヤは絶対に来てくれ」

とだけあった。

「こんな時間になんだ?」

首を傾げる咲夜にロイが言った

「とりあえず行ってこい。車は俺が出すから。せっかくのチームメイトとの時間だ」

と、ロイに連れられて、咲夜が向かったのは、町の小さなレストランだった。普段もあまり人は来ないのだが、店主が大のサッカー好きで、KFCマドリードのメンバーは、試合後や練習後によく通っていた。

「おっ!来たなサクヤ!皆もう来てるぜ!」

声をかけてきたのは、チームのキャプテンのアンディだった。

「えっと…今から何するんすか?」

「決まってんだろ、お前の送別会さ」

どうやら、チームメイトは、咲夜が明日スペインを去ることを知っていたようだ。

監督から、聞いたアンディが急遽この送別会を提案したらしい。

そこから、メンバーはしばらく思い出話と明日の試合の話題で盛り上がった。

「そう言えば、サクヤが行く、日本もサッカー凄いんだよな?フットボールフロンティアだっけ?中学生の大会が凄い盛り上がりらしいぞ」

「あぁ、確か帝国学園に雷門中だったか、面白い選手が沢山いたらしい」

「雷門中なら俺もジャパンの知り合いから聞いたぜ、無名だったチームがその大会で優勝したって」

「サクヤは、もちろん日本でもサッカー続けるだろ?」

「あぁ!もちろんだ!」

チームメイト達からの話を聞きこれからもサッカーを続けていこうと、思った咲夜であった。

それから、咲夜にとってのチームメイトとの最後のパーティは、とても充実したものになった。

「皆、ありがとな…それと、すまない…ホントは皆と最後まで一緒に戦いたかったのに…」

「まっ、仕方ないさ、それに、礼を言うならオレたちのほうさ。」

「ありがとな、サクヤ!今まで一緒に戦ってくれて。正直お前がいなきゃ、俺達ここまでこれなかった」

そして、咲夜は、メンバー1人1人からの寄せ書きが書かれた色紙を受け取った。咲夜が店に来る前に皆で急いで書いたらしい。

「ありがとう皆、それと明日は、前半だけだけどよろしく!」

「あぁ、オレたちの方こそ!」

チームの結束が更に深く固まったところで解散となった。

帰り道、父の車の中で咲夜は改めて

「明日の試合…みんなの勝利の為に俺に出来ることは全部やってやる!」

そう誓うのであった。

 

 




文章構成ガバガバで、すんませんした。
こんなもん読んでくれた方には、感謝しかありません。
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