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「そういえば文実主催のって何かあったりする?」
「確認した限りなかったと思うのだけれど……」
「他校っていうか転校する前にいた高校はクイズ大会とかのど自慢とかやってたからそういうのあってもいいのかなって」
「確かにそうかもしれないわね。平塚先生と城廻先輩に聞いてからにはなるけれど。」
「平塚先生、城廻先輩。一つ質問よろしいでしょうか?」
「なんだ?」
「他校のように文実主催で企画ができないものかという提案がありまして」
「やるのは別に構わないが、間に合うのか?」
「佐藤くん、間に合わせられるのかしら?」
「はい。現状から鑑みると明日までに企画を決められれば来週中に参加者を募集、という形で行けば問題が起きない限り最低でも3日は猶予が作れると思います」
「ということだそうです」
「なら明日来た人のみで何が案がないか会議をする形になる。決まらなかった場合はなしだがいいか?」
「全員が参加してない以上しょうがないと思います」
「城廻先輩。僕も一つ聞いていいですか?」
「何かな?」
「いや、仮で置かれてるであろうスローガンが危なくないかと思いまして……」
【面白い! 面白すぎる! 潮風の音が聞こえます。総武高校文化祭】
「どこがなのー?」
「これでは十万石饅頭のパロディーですし、埼玉になるんで。千葉関係なく流用どうこうって問題になる未来しか見えないっす。そもそも順番も違いますね」
正しくは【風が語りかけます。うまい、うますぎる。十万石饅頭】である。
……書いたの誰やねん。
「やっぱだめですかー」
「いろはお前埼玉から引っ越してきたのは分かるけど、にしてもだろ」
「じゃあなんのパロなら?」
「まずパロディーから離れろ」軽くデコピン。
「あたっ!」
なんでこいつこんなあざとくなったんだろ。ここじゃ逆効果だろ。あそこならともかく。
「仲いいのね」
「一応後輩とはいえ中学で仲良かったやつなんで」
「とりあえず、ボランティアのみんなのお陰でなんとか進んだんだからいいんじゃないかな?」
「まぁ、そうですね。話がずれました。とりあえず来週の頭にスローガンの会議を行う旨を明日放送という形にしましょう」
「あ、城廻先輩。相談というか提案があってボランティアの方で十分進められるので、ここでサボり戻すよりサボりを首にしたいのですがいいですかね?一応先生には許可を頂いています」
「まぁいいかな?」
「一応今週戻ってきた人は保留しますね」
次の日の放送
「来週の月曜日、放課後に会議室にて文化祭スローガンを決定する会議を行います。文化祭実行委員は来週の月曜日、放課後に会議室に集まってください。また、ある程度スローガンの案をまとめてください。繰り返します。
来週の月曜日、放課後に会議室にて文化祭スローガンを決定する会議を行います。文化祭実行委員は来週の月曜日、放課後に会議室に集まってください。また、ある程度スローガンの案をまとめてきてください」
ちなみに企画はクイズ大会になった。クラス対抗とかでもいいなぁ
会議室
相模さんが落ち込んだ様子で会議室に入ってきた。それにしても相模さん何で落ち込んでんの?
そんな様子を気にもとめず、会議が始まった。
「それでは委員会を始めます。本会議の議題ですが、放送にて連絡があった通り、文化祭のスローガンについてです。今書かれているものが問題が出そうと指摘がありましたので変更が必須です。なにか案がある方は今から配布する紙に書いて提出をお願いします。また、本日平塚先生は急用のため、欠席しています。代わりとして現在大学生で元文化祭実行委員長をしていた私の姉でもある雪ノ下陽乃さんが代理で来てくださっています」
そうして紙が配られた。多くの人はやはりここでもふざけている。そして回収されたが、被ってしまうことを考慮しても15は出てくると思っていたが、案としては10にも届いていない。しかもしっかり文実に来ていたなら出てこないであろうスローガンが多い。そして残りは一枚と相模さんの分だけである。
黒板に記載されたスローガン
・八紘一宇 ・ONE FOR ALL ・絆 ・ALL FOR ONE
・友情 ・努力 ・勝利
どう見ても
最後の案が明かされた。
『人 〜よく見たら片方楽してる文化祭〜』
「ぶふっ「あっははははははっ!」」
陽乃さんとハモる。あー腹痛い。誰が書いたのかすぐ分か……wwww
なんとか笑いをこらえて周りを見ると、相模さんは落ち込み、陽乃さんはまだ笑っている。ツボったな。こうなると数分は笑い続ける。
「誰が書いたのかだいたい予想がつくわ。比企谷くん、説明を」
「なんで俺なんすか、いや合ってるけど……人という字は人と人が支え合って、とか言ってますけど片方寄りかかってんじゃないっすか。誰か犠牲になることを容認しているのが『人』って概念だと思うんですよね。だからこの文化祭、この文実にふさわしいんじゃないかと」
「比企谷くん……却下」
そらそうだ。
「却下はするけど……」
「相模さん?どうしたのかしら?」
「いや、あとででいいよ」
「全員分言ったので最後にうちらというか、うちの方から『ALL FOR ONE』を言おうと思ってたんだけど、先に出ちゃったからとりあえず、最後のを抜いた7個から選びまーっす!」
あれ、7個強調した?まじで相模さん何があったんだ?
投票結果
・八紘一宇 4票
・ONE FOR ALL 9票
・絆 15票
・ALL FOR ONE 20票
・友情 7票
・努力 4票
・勝利 6票
サボっていなかったメンツがほぼ全員ALL FOR ONEに投票した。
これ僕が遅れた日に裏で決めてたな?流石に全員が入れるはおかしいもん。
ということで解散になった。みんなぞろぞろ帰ってく。このあと作業あるのに。
因みに進行状況に関しても通達しておいた。
90%終わってるから今までと同じでいい。と。
相模さんは残ってます。何でも話したいことがあると言われましたけど
「ごめんなさい!」
「あの、うち委員長になったのに、雪ノ下さんに嫉妬して、あせって、雪ノ下さんのお姉さんの言葉を勘違いして、クラス優先なんて言って先が見通せてませんでした。本当にごめんなさい!」
依頼解決、だね。
「僕はこんなにやりがいのあるし仕事も久々で楽しかったし、思いがけない接点で仲のいい人も増えたからいいけど、こんなこと次からはしないでよ?みんな大変だったんだから。」
「「「「「一番仕事してたお前(先輩)が何を言う!!!!」」」」」
「いちばん大変なはずのお前が許すなら全員許すしかないだろ。まあ、ここのひとたち
「ハチがデレた!?捻デレだ!」
「ふざけんな」
「というかそもそもだけどさ、クラス優先とは言ったけど文実来なくていいなんて、誰も言ってないと思うんだけどなんでみんな来ないの?」
「「「「確かに」」」」
「さっきも言ったけどそりゃ相模さんが悪いところもあったけど相模さん以外はクラス優先なら文実こなくていいなんて考えてる人たちなんだし正直8:2で相模さんが悪いって僕は評価する。もちろん2の方ね」
「というか一ついいか?」
「何?」
「なんでお前文実じゃないのに文実みたいな面してんの?というか相模は何があったんだ?」
「二つじゃん。相模さんのに関しては多分みんな気になってるだろうからまぁいいけど。そもそも二日目からずっと手伝ってたから文実じゃないの忘れてた。ってのが一つ。あとは副委員長の体調管理ずっとしてたのが理由。」
「ちょっと佐藤くんなんで今言うのよ」
「うちはクラスの人にキツめに諭されただけ。ホントなら気づいてなかった。」
「由比ヶ浜さんが言うなんて珍しいこともあるのね」
「違う。川崎さんがうちに言ってくれたの。『勝手に嫉妬して迷惑かけて、真面目にやっている人に反省もしない。なんで委員長なんてやったの?』って」
「言いそう。」すっげー解釈一致した。川﨑さんオカン属性ついたんか?それとも……
「まぁ、これでこの件は終わりでいいよね?」
「ええ。問題ないわ。」
「じゃあ、クイズ大会に関してだけど、クイズは誰が作るか、クラス対抗か、立候補制かを今日のうちに決めたいです。個人的には自分は回答者になりたいです」
みんなから少し笑いが漏れた。
「ジャンルはどうするのかしら?」
「千葉、常識、多答、フリップとか?あと普通によくあるようなやつ」
「何問くらい考えればいいかしら?」
「参加人数にもよるけど150〜200はほしいかな。」
「参加者はどうすんの?クラス対抗なら30チームでしょ?文実入れれば31チーム」
「だから、参加したい人はここで受付をお願いします、とかにしようかなと」
「あとは回答者をどうするかよね」
「チーム戦、四つ巴のトーナメント、全員同時のどれでやるかってこと?」
「そうなりますね。15までなら多分全員同時でいいと思うんですけどね」
「私から提案です。一番仕事をしていた佐藤くんには恩があると思うので、私達で問題を作ったり正誤判定を行ったりして、佐藤くんには回答者として楽しんでもらいたいのですが、どうでしょうか?」
なんかいつの間にか参加者で遊ばせてもらえることになった。普通に楽しみだなぁ
葉山アンチで確定なので報告です。葉山との接点がこのままの場合無くなりそうですので、オリ雪にしようと思います。よろしくお願いします。
台本形式(セリフ前に名前あり)の方がいい?
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台本形式にしろ
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第本形式の方がいい
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別にいらない
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入れるな
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作者に任せる