彼らの言う本物   作:Act17

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本編(〜二年一学期)
二度目で一度目の出会い


―――Side 太郎―――

「はぁ……」

転校は2回目だが、やはりなれない。

今日から僕は総武高校という学校に転入することになった。

1年生とはいえ、3学期に転入するのは

知り合いを作りづらいんじゃないか。グループとかいやだ。というナーバスな気持ちにさせる。

せめて知り合いでもいればよかったんだろうけど…まあいるはずもない。

担任の先生の「入ってきてくれ」という声が聞こえた。

自己紹介をする。

「佐藤太郎です。趣味は読書とゲーム。

 座右の銘は聞くは一時の恥聞かぬは末代の恥です。

 三学期からになりますが、よろしくお願いします。」

先生の指示で、比企谷八幡という人の隣の席に座る。

「よろしくね、比企谷君。」

「ああ、よろしく。」

どこかで聞いた声だなぁと思いつつも、そんな挨拶をして僕のここでの生活が始まった。

 

 

休み時間、みんなから一斉に質問をされる。

何を言っているのかわからず、困っていると、

「みんな一度落ち着こう。佐藤君が困ってるじゃないか、」

という声が聞こえ、みんなが少し静かになった。

「ありがとう、二人ならまだ、同時に話を聞けるけどこの人数はね…

 そういえば君の名前は?」

「葉山隼人です。さすがに困惑したよね。」

そこからみんなに自己紹介をされた。

この様子を見るに、どうやらこのクラスは葉山君が中心のようだ。

その後、いったんみんなの顔と名前を一致させたいからと、みんなに席に戻ってもらった。

そうしてどうにかほとんどの人を覚えた。

 

5時間目、教科は数学だ。

ふと横を見ると…寝ている。

「比企谷君、起きて、授業中だよ。」体をゆすった。

「数学はどうも苦手でな、いつも寝てるんだ。」

「教えてあげるから。ほらおきて。」

「拒否k..「ない。」

「初対面なのに食い気味かよ…」

「ごめんごめん、ゲーム仲間になんか似ててさ。」

「まあいいが…。それじゃあ気が済まない。」

「じゃあもし得意だったらでいいんだけど国語教えてくれない?どうしても苦手で…」

「それならいいぞ」

 

こんな会話をしつつ1日が終わった。

 

家にて。

 

「ゲームするか。」

Lento がlogin

Hachi がlogin

《Lento》今日ボイチャどうする?

《Hachi》連携しやすいしつなぐか。

「ハチ、今日高校どうだった?」

「ん?ああ、転入生が来た。」

あれ?それにこの声…少しカマかけ行くか

「へぇー、始業式の日から6時間で授業あるんでしょ?」

「ああ、しかもいつも寝る時間にあててた数学で転入生に起こされてな。」

ほとんど確定。

「勉強はしなきゃでしょ。」

「そうなんだがな。」

「わざわざ声かけてくれたってことは八幡のこと心配してるんでしょ。」

わざと八幡って言って…

「そうなんだろうけど苦手だからさ。」

「苦手だからってだめでしょ。比企谷くん。」

「え、何で名前、てかその声…」

「気づいたみたいだね。八幡だからハチって安直だね」

「うっさい。」

「でもよかったー。ゲームのとはいえ知り合い高校にいて。」

「ま、これからはよろしく。」

「こっちこそ」

 

こんな会話をしつつ三学期は過ぎていった。

台本形式(セリフ前に名前あり)の方がいい?

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