屋上
「またマッ缶飲んでるし」
「コーヒーくらい甘くてもいいだろ」
「病気になるぞ」
「たろっち、ヒッキー!」
「ヒッキーは引きこもりという意味になるからハチとかにしときな」
「由比ヶ浜はどうしたんだ?」
「それそれっ!実はね、ゆきのんとゲームでジャン負けしてー罰ゲームってヤツ?」
「罰ゲームって何するんだ?」
「ジュース買ってくるだけだよ!ゆきのんってば『そんな行為で征服欲を満たして何が嬉しいの?』って渋ってたんどけどね」
モノマネ似てないなぁ
「それで『自信ないんだ?』って言ったらノッてきた」
「あいつらしいな」
「そんで勝った瞬間に小さくガッツポーズしてて、もうなんかすっごい可愛かった!なんか初めて罰ゲームが楽しいって思った」
「なるほど内輪ノリってヤツか」
「ハッチはそういうの嫌いなワケ?」
「一度こいつとやってマッ缶飲む量減らされた」
「絶対病気になるから減らしただけでしょ」
「あー?あっ!おーい、さいちゃーん!」
由比ヶ浜さんは手を振って誰かの名を叫びながら向こうの方へと走っていった
「さいちゃんはテニス部の練習?」
「うん、昼練。由比ヶ浜さんと比企谷くんと佐藤くんはお昼なのかな?」
この子可愛いけど男なんだよねぇ。
「由比ヶ浜は通りかかって俺とこいつはここでご飯食べてるんだ」
「そうなんだ。自己紹介がまだだったね。戸塚彩加です。よろしくね。こんな感じだけど僕男です」
「な…ん…だ…と」
「さいちゃんの事女の子だと思ってたの?」
「あぁ…戸塚には見た目が女の子そのものだからな」
「戸塚くんは同じクラスだよ。少しはクラスメイト知る努力したら?」
「悪い戸塚」
「別に良いよ」
「何だそのありがとな」
「うん」
「それにしてもテニス昼休みにしてるってことはテニス部か?」
「そうだよ。そうそう、二人共、テニス上手いよね」
「そーなん?」
「うん。体育がテニスでよくラリーしてる姿見るけど落とすとこあんまり見ないから」
そんな話をしていたら
キーンコーンカンコーン……
昼休み終了前の予鈴が鳴った
「あ」
「戻ろっか」
「そういや由比ヶ浜。お前ジュースのパシリの方はいいのか?」
「あっ!」
どうやら由比ヶ浜さんは雪ノ下さんに頼まれたジュースの事を忘れていたようだった。
そして次の日の体育の時間。
月が替わると体育の種目も変わる。今月からはサッカーとテニス。いつもどおりテニスを選んだ。
まぁ、どっちでもいいんだけどね。
そして二人でラリーしながらもある方向を見る。そう…何故かこのテニスを希望した奴の中には葉山くんたちもいた。
確かあの人たちサッカー部だよね?何でサッカーにしないんだろ?練習にもなるのに…そんな事を考えながらラリーをしてると
「ふたりとも!」
「戸塚くんか、どうしたの?」
「今日ペアの人がお休みでよかったら一緒にさせてもらいたくて……あ、あと名前で読んでほしいかな」
「じゃあローテ組んで少しやるか」
しばらく彩加と打ち合ったあと
「ちょっと休憩しようか?」
「ああ(だね)」
そうして3人でベンチに座る。
「やっぱり二人とも、テニス上手だよ。もしかして経験者?」
「いや、したことないぞ。やったのは授業だけだぞ」
「同じく」
「そっか…じゃあ、少し相談してもいいかな?」
「相談?」
そう言うと彩加は話し出す。
どうやらテニス部で初心者の多い一年生に対して先輩が弱いとモチベーションが上がらなく俺みたいな初心者でも上手い人がいると皆の刺激になるからテニス部に入部してくれないか?とのことだった。
「二人と一緒なら、ぼくも頑張れるし……」
「えっ!?」
「あっ、あの!変な意味じゃなくて!ぼくも強くなりたいから……」
「努力すれば強くなれるかもな」
ハチらしくなく思わず本音が出てしまっていた。
「そうかな?」
「まぁ助けてやりたいのはやまやまなんだが俺たち部活に入ってるからな……」
「そっか…ごめんね」
「それは良いんだが…昼休みってずっとやってるのか?」
「うん。やってるよ」
「俺がお昼に手伝うのでも良いか?」
「いや、雪ノ下さんに話して同好会として練習のサポートしたほうがいいんじゃない?」
「たしかにな。そういうことだから放課後同好会の部室に来てくれ。」
放課後
「……ってことで昼休みに練習のサポートしたいんだけど…」
「とりあえず本人が来てからね。一度見てみないとわからないわ。」
「3人とも!依頼者連れてきたよ!」
「なんで由比ヶ浜さんが?」
「私も部員だから!」
「そうなのか?雪ノ下。」
「いいえ、そもそも顧問の承認が必要だもの。」
「なら平塚先生に入部届もらって書いてもらわないと。」
「じゃあもらってくる!」
「とりあえず、戸塚彩加さんよね?ある程度は佐藤くんから聞いたけど…」
「受けてもらえるの?」
「ええ。とりあえずコートの使用許可をもらわないとよね?」
「うん。あとラケットとかも使うからテニス部の顧問の先生にもだね。」
「なら二人は彩加とテニス部の先生に話して同好会として許可をもらってきて。
生徒会にコート使用許可貰いに行ってくるから。」
次の日
「とりあえず、前授業でラリーした感じ、体力とか技術が課題になるだと思うから、そこを中心にメニュー組んだほうがいいと思う。」
「筋力もつけたほうがいいが、家での筋トレとかが中心になるからやりすぎに気をつければって感じだな」
「なら、とりあえずラリーかな」
少し練習していると…
ドサッ!!
「!」
彩加は疲れたのか足がもつれてこけてしまった。
「さいちゃん!大丈夫!?」
「大丈夫だから、……続けて」
「でも、血が出てるよ?」
「その前に応急措置だな」
「これぐらい大丈夫だよ」
「まだ、やるつもりなの?」
「うん。皆が付き合ってくれるから、もう少し頑張りたい」
「そう……じゃあ、比企谷君達あとは頼むわね」
「了解」
そう言って雪ノ下さんはコートを出ていった。
「もしかして呆れられちゃったのかな?」
「気にすんな。あいつはいつもあんなもんだ」
「そうだよー、それにゆきのんは頼ってくれる人を見捨てたりはしないもん」
確かにね……まぁ、おおかた保健室に救急箱でも取りに行ったんだろう。
「とにかく休憩だね」
そんな時…
「あー、テニスしてんじゃん、テニス!」
「三浦さん?どうしたの?」
「あーしもテニスしたいんだけど」
「悪いが今日は無理だ」
「何でだし?」
「僕から説明するね。まず、彩加はテニス部で、その練習を僕たちは同好会として手伝ってる。ここまでは、多分見てわかったと思う。確か三浦さんって中学生のときテニスで全国行ったことがあったよね。だから、手伝おうとしたと思うんだけど、一応、昼休みは本当は部活の時間では無いわけで、先生や、学校に許可をもらってやらせてもらっているから、今日、生徒会と、テニス部の顧問の先生に許可を取ってから明日手伝うってことならできると思う。あとはバレたら三浦さんは停学になるかもしれないし。頑張っている彩加にも責任が発生して処罰される可能性があるから。努力してる人を邪魔することになったら悪いでしょ?」
「確かに可能性はあるし。ごめん邪魔したし。あと、明日から手伝わせてもらってもいいし?」
「分かってくれたから良い。それに今戸塚ケガしてるから応急処置するまで休憩中だから」
「そうなん。なら良かったし」
そんな時もう何人か来た。
「優美子何してるんだい?」
最悪だ。こいつ絶対めんどくさい。
「戸塚のテニスの練習手伝おうかと思って……」
「じゃあ、皆でやらないか?そっちの方が良いだろ?」
「三浦さんにも話したんだけど……」
「色々許可がいるみたいだから今日は帰ろうと思うし」
「でも、彼らだってやってるじゃないか」
「こっちは部活の依頼でこっちはちゃんと許可取ってやってるのだが」
それから三浦さんに説明をした事をもう一度説明した。
「それがなんだって言うだい?それにヒキタニ達だって部外者じゃないのかい?」
「は?」
こいつまじかよ。
「人の話も聞けないの?それとも何?言われたことすぐに忘れる鳥頭なの?しかも先生はひきがやって読んでるよね?わざと馬鹿にするような名前で読んでるの?みんな仲良くっていう人の行動じゃないよね?言わせてもらうけど、校則で定義されてます。破るなら停学や反省文になることは間違いありません。それに、その場合、頑張って練習していた彩加にまで被害が来ます。そこまで考えました?それにあなたの親雪ノ下建設の顧問弁護士ですよね?この先あなたが継ぐことになったらと思うと怖いです。みんなが楽しければ校則を破っていいんだったら殺人だって起きるでしょう。」
「どうしてそんなことが言えるんだい?」
「言い方悪いけどサイコパスとか快楽殺人者がいるなら楽しむために人殺すよ?」
「だが「だがもクソもあるか。このことが周りに知れ渡った場合お前のお父さんクビになる可能性だって十二分にあるよ?」
「あと、僕陽乃さんから君の話、聞いてるんだ。」
「!!?」
「本当に昔から変わらないようね…」
「あ、雪ノ下さん。」
「それじゃあ僕は失礼するよ」
「雪ノ下さん事の顛末話したほうがいい?」
「なんとなく予想できるけれどお願いするわ。」
少年説明中…
「で、しかも謝らなかった。ということね。」
今回ので反省しないようなら陽乃さんに報告案件かな
というか最近陽乃さん連絡ないなぁいつもなら連絡よくしてくるのに
「とりあえず、今日は解散。三浦さんは、許可を取るか、テニス部に入部すること。って感じでいいよね?」
「ええ。あと、今日は部活無しで下校にしましょう。」
放課後
「ひゃっはろー!」
「陽乃さん、最近どうしたんですか?」
「お母さんがお見合の話してて、断るのが大変でねー」
「陽乃さんお母さんのことどう思ってます?」
「怖い&冷たい」
言葉足らずな人ってどこにでもいるものなのか。
「もし陽乃さんが、お母さんが自分をコマとしてみてると思ってるなら間違いですよ。もし、駒として見られてる断っていいなんて言いません。多分言葉足らずなだけですよ。そうなるとあいつもかな?」
「そういえばそうじゃん!」
「今度さり気なく聞いてみたらどうですか?あと、もしお母さんの前でも仮面つけてるなら見破られてるかもですよ?」
「ありがとう。それで、君の名前教えてほしいんだけど…」
「え?だから佐藤太郎って…「ちがうちがう。君の本当の名前だよ。」
「まさか、そんなことまでバレてたんですね。だから佐藤太郎って呼ばなかったのか。」
「そういうこと。」
「情報収集能力じゃ絶対かなわないなぁ。
…レスト。レスト・フォートって言います。」
「スペルは?」
「restfortです。知り合いがいないときならこの名前でもいいですよ。」
「このこと知ってるのは?」
「ハチは偽名であることは気づいてました。あと学校の先生はもちろん知ってます。」
「他なんかない?」
「葉山くん警戒くらいじゃないですかね」
「もしこのあともひどいようだったら連絡してくれれば…」
「今回まぁまぁ圧かけたので、流石にないとは思いますけどね。」
そうともいかなそうだけど…
カプ厨なんでハチを誰かとカップリングさせたいです。
とりあえず展開かけそうな中からアンケ取ります。
取りました。八沙です。
台本形式(セリフ前に名前あり)の方がいい?
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台本形式にしろ
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第本形式の方がいい
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別にいらない
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入れるな
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作者に任せる