彼らの言う本物   作:Act17

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行動に対するリスク

「はぁ……。」

またチェーンメールか…

『戸部の奴は稲毛のカラーギャングで西高狩りをしていた!』

 

『大和は三股かけている最低の屑野郎!』

 

『大岡は相手校のエース潰しをしている!』

ほんと馬鹿すぎる…

戸部くんと大岡くんのはありえないでしょ……

最近クラスの雰囲気少し悪いのもあってこれほんとに進学校か?ってなるんだけど

少なくとも戸部くんは迷惑そうだし、否定しようとしてるから後で少し話聞きたいかなー

 

放課後…部室にて

今日は由比ヶ浜さんがお休みらしい。

コンコン

「どうぞー」

「葉山くんか…どうしたの?」

「ちょっとお願いがあってさ、平塚先生に悩み事ならここにって言われてね。いやー、部活中々抜け出させてくれなくて」

「能書きは良いわ、用があるからここに来たんでしょ?葉山隼人君」

「あ、あはは…」

「それで、なんの用なのかしら?」

「実はこれを見て欲しいんだ」

 

『戸部の奴は稲毛のカラーギャングで西高狩りをしていた!』

 

『大和は三股かけている最低の屑野郎!』

 

『大岡は相手校のエース潰しをしている!』

そこには朝にも見たチェーンメールがあった。

 

「これが出回ってからクラスの雰囲気が悪くてさ、友達の事が悪く言われていて腹が立つし…、あ、でも犯人探しがしたいわけじゃないんだ。丸く収める方法を知りたい。頼めるかな」

「ほんと、アホらし」

「友達の事を悪く言われているのに犯人探しをしないのか?」

「ああ、丸く収まってくれればいいんだ」

「なら大和くんのはともかく戸部くんと大岡くんのは葉山くんでも否定できるけどなんでしてないの?普通におかしくない?」

「そんなこと言われたって…」

「否定しないとみんなから事実として取られるよ?みんな進学校だからって気を抜いてるからね。」

「その根拠は何なんだい?」

「二人のは犯罪行為だよ?少なくとも事実なら学校からなにかあるでしょ?しかも、それでクラスの雰囲気が悪くなってるとか信じてるからって考えられる、ここまで言ってわからないわけじゃないでしょ?」

「少なくとも公の場でなくともこんなことしないように釘を刺すくらいはしないとだしな」

「一応方法がないわけではないけど…」

「教えてくれないかい?」

「犯人はチェーンメールの三人にいそうと思ってる。

理由としてはチェーンメールが来た時期が職場見学のグループ決めのとこだから。3人一組でグループの男子が四人。ひとりあぶれるからとすれば辻褄が合う。

この上であるとすればチェーンメールの三人とは組まないって方法。ただしデメリットが大きい。まず、葉山くんがそれを事実として認めているようなものだから。あとは女子からの不信感を買うだろうね。

2つ目、これは依頼に合わないけど、犯人を見つけるっていう方法。手っ取り早いのは先生への報告だね。どちらを選ぶかは任せるけど、2つ目のほうがいい方法ではあるよ。」

まあ多分こいつは1つ目だろうな。

「分かった、ありがとう」

そう言うと彼は帰っていった。

「まぁ3人の中にいる場合出したやつは考えなしだね」

「確かにな、だってどうせ同じ場所行けるんだから一緒に回ればいいのにな」

「そうよね。それに犯人の目星は付きそうね。」

「だよねー。」

『十中八九大和くんだろうね(でしょうね)(だろうな)』

「一人だけ犯罪じゃないし、自慢とも取れる可能性があるんだから。なぁ?」

「もしくは葉山犯人かなと思う。雪ノ下さんに接触する目的でやってそう。

大和くん犯人なら頭悪いと言わざるを得ないね。ほか二人と違って否定材料一つもないし。もし自分がハブられたくないという理由でするなら軽犯罪くらいにしとくけど。」

「ありそうだな」

「あ、そういえば雪ノ下さんに話したいことあったんだった。放課後とかで時間取れる?」

「今ここで言うのじゃだめなのかしら?」

「できれば避けときたい。」

「そういうことならいいわ。」

「じゃあ今日は解散かな?」

 

下校中

「言いたいことは2つあるんだけど、とりあえず、過去に何があったか深くまで聞くつもりはないけど、もう少しいい方とか柔らかくしてみない?それこそ葉山みたいに陽乃さんの粗悪品とかでいいから、仮面つけてみるとか。」

「たしかにそうよね……由比ヶ浜さんの依頼のとき、事故の話があったじゃない?

あれ、乗っていたの私だったのよね…。」

「それはあいつ気にしてないし、これ以降の発言気をつければいいと思うけどね。」

「それでもう一つの話って何かしら?」

「多分だけど雪ノ下さん、雪ノ下さんのお母さんのこと勘違いしてるんじゃないかって思ってね。陽乃さんにも勘違いされてたし。」

「どういうことかしら?」

「あの人言葉足らずなだけだと思うよ。雪ノ下さんと同じでね。」

「やっぱり気のせいじゃなかったのね…」

「どういうこと?」

「何故か入部してきた日あなたからすごい気配を感じたのよね…なにかしたら潰されるんじゃないかってくらいに。」

やばい間違ってないから何も言えない(警戒心異常)

「まぁ事実ひどすぎたら陽乃さん経由で親に連絡行ってた可能性はあると思う。」

「今考えるとあそこで暴言止めてほんと良かったわ……」

「あ、そういえば今日の依頼の件で戸部くんに少し助け舟出そうとしてるんだけど問題あったりする?」

「言う内容によるわね。」

「きっぱり否定すべきだってこと伝えて、あと否定材料教える。」

「それくらいなら問題ないわ。」

「じゃあ、話したいことももうないから解散かな?」

「そうね」

「じゃ、また明日。雪ノ下さん」

「ええ、また明日。佐藤くん」

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