次の日の朝
「戸部くん、こんな朝早くにいきなり呼び出したりしてごめんね」
「どうしたっしょ?」
「チェーンメールの話。あれ、100%嘘だよね?」
「当たり前っしょ。否定はしたいけど否定材料が無いからできないっしょ」
「否定材料あるよ。」
「どういうことっしょ?」
「だって戸部くんのと大岡くんのは犯罪じゃん。それに、事実なら学校から呼び出しあるでしょ?」
「そういえばそうっしょ。」
「ただ、一つ忠告。同じグルーブの女子に好きな人がいる、もしくは今まで通り仲良くしたいならたとえ見つけられなくても犯人を探す素振りは見せるべき。同じグループにいたら今度は自分たちが標的にされるって考えるのが普通だからね。好きな人への印象上げにもなるかもだし。いるならだけど」
「すごく納得したっしょ。犯人少し考えて見るっしょ。何かヒントないっしょ?」
「ヒントになるかわからんけど回り始めたのが職業体験の話が出たあたりであることとかじゃない?」
「あー、有り得るっしょ。グループの人数が葉山くん含めて四人。だけど同じ班なのは3人。って考えたらグループ内にいそうっしょ。」
「あと、今回の件葉山くんがわざとグループから外れることで解決に向かわせようとすると思う。というか40人だから四人グループ一つできるよね?」
「まあ、最悪それで解決させればいいっしょ。わざわざ教えてくれてありがとっしょ。」
皆が登校してきた。
心做しか三浦さんたちが少し距離を取ろうとしているように見える。
あ、戸部くん話しかけられてる。
「これってほんと?」
「真っ赤な嘘っしょ!だって犯罪行為だし、事実なら先生に呼び出しされてるっしょ。」
「確かにそうだよね。」
なんで外野が気づいてないんだよ。
あ、葉山またなにかしようとしてる。絶対やめたほうがいいけど…
「ごめん、三人とは組まない。」
「やっぱっしょ。こんなこと言いたくないけど大和、お前が犯人っしょ?もし全部ウソだとしたら一人だけ犯罪とは言えない行為なのはおかしいっしょ。動機はグループ分けっしょ?」
「違う!それは関係ない!」
あ~あ、墓穴掘った。」
こちらに視線が向く。もしかしなくても声に出てたか。
「どういうことっしょ?」
「だってそれは関係ないって動機を否定してるでしょ。犯人でないなら動機だけ否定しないし。犯人二択までは絞ってたけど、まあ、順当に考えればね。というか、周りも周りだよ。当事者は視野が狭くなるのは当たり前。でも、周りの人がこんな大きな違和感に気づかないのはおかしいと思う。同じグループなら別の理由があるとしてもね。そうでしょ?三浦さん、海老名さん、由比ヶ浜さん。」
「あーしたちの言いたいことわかってるんだ。まぁ、佐藤くんならなっとくっちゃなっとくだけど。あーし達、このグループから抜けるし。多分戸部もでしょ?」
「どうしてだい?」
「昨日の話全く分かってなかったんだね。」
「どういうことだし?」
「比企谷、声真似して昨日の葉山の依頼いって」
ハチは昨日依頼のために共有したチェーンメールを出しながら…
「これが出回ってからクラスの雰囲気が悪くてさ、友達の事が悪く言われていて腹が立つし…、あ、でも犯人探しがしたいわけじゃないんだ。丸く収める方法を知りたい。頼めるかな」
「え?どういうことだし?」
「僕はその依頼に対してこういったんだ。
犯人はチェーンメールの三人にいそうと思ってる。
理由としてはチェーンメールが来た時期が職場見学のグループ決めのとこだから。3人一組でグループの男子が四人。ひとりあぶれるからとすれば辻褄が合う。
この上であるとすればチェーンメールの三人とは組まないって方法。ただしデメリットが大きい。まず、葉山くんがそれを事実として認めているようなものだから。あとは女子からの不信感を買うだろうね。
2つ目、これは依頼に合わないけど、犯人を見つけるっていう方法。手っ取り早いのは先生への報告だね。どちらを選ぶかは任せるけど、2つ目のほうがいい方法ではあるよ。…ってね」
「あの短時間でここまで考えてるとかヤバすぎっしょ……」
「因みにそこで話を聞いただけの他クラスの人もこのチェーンメールの内容が嘘であることも犯人が大和くんであろうことも気づいてた。あと、朝気づいたけどこんなことしなくてもクラスの人数に対して三人組だとひとり余るから多分それで入れる。」
「的確すぎて、あーしたち何も言えないし。というか、ヒキオ声真似すごすぎだし」
ヒキオ語呂いいな
「佐藤くんまじでありがとっしょ。」
「お礼はいいよ。見てて不快だからしただけだし」
「たろ×かけキマシタワー」
「おい。」
「海老名擬態しろし。はい、ティッシュ。」
そんなこんなで葉山は一部の人から避けられることとなっていった。(謎の語り部口調)
本格的に葉山アンチ入りそう。残当だと思うけど。
修学旅行原作ルート通らないこと確定です。
台本形式(セリフ前に名前あり)の方がいい?
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台本形式にしろ
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第本形式の方がいい
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別にいらない
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入れるな
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作者に任せる