インフィニット・ストラトスRPG 〜RTAマイリスト〜   作:月光狂い

4 / 7
前提条件
・ENDスチル『手にした平穏』の取得
 条件:IS学園編のメインキャラ十一名との関係を最大にしてエンディングを迎える。
・メインキャラの犠牲0
・開始時期"幼少期"
・拡張パック"アーキタイプブレイカー"未適応
・バグ及び乱数調整なしレギュ




※04 小学三年・春〜小学三年・冬+おまけ

 

 連続ランクアップ!!なRTA始まるよ〜。

 

 

 

 

 前回は千冬さんと協力関係(コーポレーション)を構築したところで終わりました。そのため、今回は協力関係のランクを上げていく作業をしていきます。

 

 

 とはいっても、このゲームの本番はIS学園編からなので、流石にランクMAXには出来ません。あくまで現段階で解禁されている所までを終わらせます。特に箒と束はこの一年を逃すとIS学園編まで一切の進行が停止するので最優先で上げていきます。

 

 

 

『織斑一夏との関係が深まりそうだ』

 

 

 一夏のシナリオはホモ君との関係性が描かれます。

 

 最初は二人で遊んだりクラスメイト達との絡みなど和気藹々な雰囲気で進みますが、ホモ君の母親と遭遇するイベント後から影が差すようになり、協力関係(コーポレーション)のランクが上がると、自分の持っていない物を持っているホモ君に対して、羨望と、何より嫉妬を抱いている事を告白し、自分の境遇を割り切ったつもりでいたのに全く割り切れていない自分を自虐します。それに対してホモ君は今の一夏を『それで良いんだ』と肯定します。

 

 

 ホモ君は、自分もまた一夏に嫉妬していたと打ち明けます。実際、個別イベントでは一夏が中心となってクラスメイトを引っ張っている様子が描写されており、ホモ君も引っ張られる側として話が展開され、一夏の事を羨む旨の選択肢が出ます。

 

 

 皆にとって"太陽のような存在"、ホモ君は一夏をそう評しつつも、一夏が否定した本心を肯定します。太陽だって曇ることはあって、それでもいつかは晴れるからと。

 

 

 そして主人公は自身を“月”と表現します。この太陽と月の関係性は、作中の多くの場面で比喩表現として用いられます。

 

通常のルートは勿論、一夏とホモ君が敵対の関係となった場合にも、その関係性を示唆するために使われます。ホモ君が一夏を打ち負かした際のENDスチルは"日蝕"、逆に一夏がホモ君を打ち負かした際のENDスチルは"月蝕"と対になっています。

 

 

 雲が割れて陽光がカーテンのように広がる登下校路で、二人の少年が友情の証に拳を合わせる。此処で一夏の協力関係(コーポレーション)シナリオ、幼少期の部は終了となります。

 

 

 

『篠ノ之箒との関係が深まりそうだ』

 

 

 篠ノ之箒のシナリオは自分の女性らしさと向き合う様子が描かれます。

 

 以前に虐められた際、"男女"と呼ばれた事やリボンを似合わないと言われた事に、喉に刺さった小骨のような違和感を覚えた箒と、彼女から相談されたホモ君が女性らしさについて考え、色々な人物に意見を求めて回ります。

 

 

 やがて自分には無理なのかと落ち込む箒に、そもそも女性らしさとは何を指すのか考えていたホモ君は、箒の抱いた憧憬(・・)を女性らしさの軸とするのはどうかと伝えます。

 

 

 彼女が意見を求めた相手は皆、箒が憧れを抱いた女性であり、『その人達をを真似ればいい』というホモ君に箒は難色を示します。『誰かの女性らしさを模倣することは、本当に自分の女性らしさに繋がるのか』という疑問に対して、ホモ君が諭します。

 

 

 此処で篠ノ之箒の幼少期の協力関係(コーポレーション)シナリオが終了し、選択肢次第でが女性的で落ち着きのある振る舞いが見られるようになります。元のツンデレ箒が良い人は、女性らしさについての選択肢で『良く分からない』を選択しましょう。

 

 

 今回のRTAではボタン連打と台詞送りの関係で上の選択肢を選んだので、原作通りのツンデレ箒でいきます。

 

 ※因みにRTA的には、女性らしさを身に着けた方が総合的に見ると短縮になるので、視聴者諸兄が走る際は下の選択肢である『思ったんだけど······』を選択しましょう*1

 

 

 

『織斑千冬との関係が深まりそうだ』

 

 

 織斑千冬のシナリオは一夏との関係性を主軸に進んでいきます。

 

 しかし、幼少期までのシナリオでは事態に進展はなく、千冬が家事全般を不得意としている点や感情表現が不器用な点が露呈する程度で、大きな進展はなく終わります。本格的になるのはIS学園編中盤からです。

 

 

『篠ノ之束との関係が深まりそうだ』

 

 

 篠ノ之束のシナリオは······何なんでしょうね、これ。良く分からん発明の話を聞かされたり、かと思えば突然連れ回されたり、良くも悪くも天才児らしい傍若無人ぶりを見せつけてきます。幼少期の分のシナリオでは彼女の内面に触れる事は出来なかったので、IS学園編以降解禁のシナリオで触れられるといいですねー*2

 

 

 

 

 

 さて、四人のシナリオを現在進行可能ランクまで攻略したらもう時期は冬です。季節の流れはあっという間ですね。

 

 

『日本に向かって、推定2000発もの弾道ミサイルが発射されたというニュースが流れた』

 

 

 そしてこのタイミングで、主人公君が過去回想が入ります。時期は四年程前に起きたとある事件···"白騎士事件"と作中世界で称されている大事件ですね。

 

 いやーしかし本当に、ふざけた話もあったもんだ。なんだ、弾道ミサイル2000発以上って。そんなん直撃したら日本どころか世界壊れちゃぁ↑。本気で各国は何してんのかね?お前等のシステムガバガバかよ!?

 

 

『しかし、その全てが一機のパワードスーツによって破壊された。それも人的被害を一切出さずに、だ』

『捕縛に向かった戦闘機や戦艦といった現行兵器全てを無力化したその兵器の名は_____』

 

 

 

 

 

『インフィニット・ストラトス』

 

 

 

 

 今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

―――『白い騎士さん』―――

 

 

 

「ふぅ···」

 

 一人で、避難所を出た。秋の風が冷たく、周囲の静けさもあってなんだか物悲しい気持ちになる。

 

 

 なんでも、日本に向かってミサイルが向かってきているのだとか。だから避難所になった体育館に集められて、軍の人がどうにかするのを待つのだという。

 

 

 父さんも母さんも青い顔をして神様に祈りを捧げていて、それが見ていられなくて黙って出てきてしまった。きっと後でしこたま怒られるだろう。

 

 (でも···)

 

 僕は知っている。いや、知ってるんじゃなくて教えてくれたんだ。内容なんて殆ど頭に入ってないけれど、これだけは分かる。

 

 (()()())

 

『白い騎士は負けない』、あの人はそう言ってた。いつもの張り付いたような笑顔じゃなくて、心の底から嬉しそうに。だから神様じゃなくて、あの人を信じたいと思った。きっと父さん達二人を見ていられなかったのは、それが理由だと思う。

 

 

 避難所裏の高台、風の音しか聞こえない其処にあの人は居た。物語の姫様のようなフリフリのドレスに、いつものウサギの耳。桃色の髪も相まって絵本の中から飛び出してきたお姫様の様だと、そう思うときもあった。ただ、本人の性格はお姫様みたいな可愛らしいものじゃなくて、妖精のように純粋で、そして残酷(・・)だ。

 

「やぁもー君、こんな所に何か用かな?」

 

「······自分に用とは、言わないんですね」

 

 向かい合う。何をするわけでもなく、僕と束さんは見つめ合っていた。その目の奥には光がなくて、黒々とした何かが揺らめいていた。いつもとは違う、底のなかった瞳に見たくもなかった底が映り込んでいる。

 

 

 理由は、分かる。自分だってあんな事(・・・・)があったら嫌な気持ちになって、きっとムシャクシャすると思う。

 

『馬鹿馬鹿しい』

 

「束さん」

 

「何〜?」

 

 きっと物に当たってしまうかもしれない。誰かを傷つけるかもしれない。それがきっと悲しみで、苦しみで、憎しみで。蓋をするなんて簡単じゃなくて、止めどなく溢れる物で____。

 

『冗談も大概だ』

 

「白い騎士さんが、来るんですか?」

 

「ん~~、どうだろ?」

 

 誤魔化すように体を左右に揺らして、束さんはそう言う。

 

『時間は有限なものだ。もっと使い道を考えるんだな』

 

「騎士さんは、怪我しない?」

 

「大丈夫だよ」

 

 かと思ったら、確信めいてそう断言してみせた。

 

『巫山戯た夢なら寝てから見ることだ』

 

「束さん」

 

「な~に〜?」

 

「···()()()()()

 

 きっと僕に出来る事は、許されている事はこれだけで。ただ信じる以外を出来ないと、自分が一番知っていて。もっと無いのかと、頭の中をひっくり返しても結局答えは唯一つ。

 

「僕は、貴女を信じてます」

 

 ただ、貴女を()()()()()()()()()だけです。

 

 

 

「____うん、ありがとう!!」

 

 束さんが()()()()。それが笑ったのか、嗤ったのか、嘲笑ったのかは分からなかった。突然吹いた強い風で目を覆った一瞬で、あの人は居なくなってしまったから。

 

 

 見えたのは、飛んでいく白い騎士の後ろ姿だけだった。

 

 

*1
つまりガバ

*2
(触れられるとは言ってない)。

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