魔術師上がりの錬金術ーMagician's Alchemistー   作:エヴォルヴ

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月食神波の人間関係

ミスター麻婆豆腐:【マジカル八極拳】の師匠であり麻婆豆腐作りの師匠。貴様だけは絶対に許さん!! でも戦い方教えてくれて、ありがとうございます。
シエル:クラスメイトで弟子。多分俺よりも重い過去背負ってる。初手で暗示してきたけど……俺の精神は無事だし、俺もムキになって隠そうとしたのも原因だろうし、いいや。許そう。
志貴:病院時代からの友達。もはやソウルブラザー。
有彦:悪友。
祖父母:不思議な友達がたくさんいる大事な家族。
アルクェイド:何だこの人!?
メレム:助けてー! ストーカーに襲われてまーす!
とある人形師:義足造ってもらってどうも。
久遠寺:関わりたくないですねぇ。
三咲町の名家:ちょっかい出してくんなよ。
魔術協会:一部を除いてクソ。
聖堂教会:魔術協会よりはマシ。
キッショウイン:こっち見んなこっち来んな。


5.学校でご飯を食べる

 ……全身筋肉痛……昨日の今日だから仕方ないとはいえ、何だったんだあの金髪の吸血鬼。

 吸血鬼にしちゃあ力を使っていなかったような……あ、手加減されてたのか。それであれって考えると、Ⅸ階梯レベルなんじゃ……

 

「あー、やだやだ。物騒な世の中だよ、本当に」

 

 あんなのが総耶に来ていると考えるだけで億劫になってくる。平和でいいところだったんだがなぁ、この辺りは……魔が集うと言っても、知覚する前に消える程度に収まってたのに。

 

「おや? 早いですね、月食(つきばみ)君」

 

「あ゛? ああ……シエルか。おはようさん」

 

 バキバキと音が鳴る体を起こして、声をかけてきた少女に目を向ける。

 気付いたら、暗示をかけて俺と隣の席にしていた彼女は、昨晩まで死徒狩りをしてきた後であろうに、元気だな……あ、いや、何か顔色が悪い。低血糖だ。

 

「はい、おはようございます。凄い音が鳴りましたけど……大丈夫ですか?」

 

「全ッ然、大丈夫じゃねぇよ。あの金髪吸血鬼め……」

 

「金髪?」

 

「ああ。昨日の帰り道で絡まれたんだよ。大砲みたいな攻撃ばっかしやがって……」

 

 義足で受けてなかったら確実にミンチになっていた。

 ……今思えば、あの攻撃受けても壊れないこの義足も凄いな。もしかして神秘の塊だったりする? 爺ちゃんの紹介で来てくれたあの人、マジで凄いもの造ってくれたんだなぁ……

 感慨深く思っていると、シエルが問いかける。

 

「その吸血鬼、目の色は何色でしたか?」

 

「目? 赤だよ。……あ、いや、途中から金色だった」

 

 躱して錬成して吹っ飛ばすを繰り返す中で、ノッてきたとか何とか言って、凄まじい猛攻を仕掛けてきた。その時の吸血鬼の目は金色に輝いていたと思う。

 

「逃げ切ったんですか? その吸血鬼から?」

 

「逃げ切ったというか、逃がされたというか……だな」

 

 多分、飽きたから逃がされたんだと思う。だってそうじゃなければ、あれが俺を生きて帰すわけがないだろう。

 

「とにかくヤバかった。……あれ、お前の知り合い?」

 

「知り合いではありません」

 

 あら、即答かよ。まぁ、埋葬機関と吸血鬼が知り合いなわけない──いや、メレムさんとか人間卒業してない? 藪をつついて蛇を出す、なんて洒落にならないから聞かないけど。

 

「そうかい。で、あれは誰?」

 

「…………アルクェイド・ブリュンスタッド。真祖と呼ばれる吸血鬼達の頂点です」

 

「大物過ぎない?」

 

「そんな化け物から逃げ仰せたあなたも大概ですけどね」

 

「そりゃな。だってあいつ、錬金術効くし──ん?」

 

 錬金術は世界のルールに則って使うものだから、真祖への有効打になるのは何でだ? 

 

 仮説一。真祖であろうが世界のルールに従わなければならないから。

 

 仮説二。錬金術(科学)という神秘殺しによって、真祖の力を一時的に弱めたから。

 

 仮説三。真祖であろうが吸血鬼のため、死徒判定された。または人間という形に引っ張られた。

 

 俺が思い付くのはこの三つの仮説だが……ルールを押し付ける錬金術の理論でいくと……仮説一と仮説二が有力か? 真祖は生まれた時から吸血鬼だから、死徒とは違う。だから『死体は動かない』、『人間は完全な不老不死にはなれない』って当たり前のルールに反していない。

 

「んー……分からん」

 

「根源接続者でも分からないことがあるんですね」

 

「いや、俺は真理を見て全部許容理解してるだけだぞ」

 

「それをだけ、とは言いません!」

 

 せやな。……せやろか? 

 まぁ、俺のことはどうでもいいんだ。俺は目の前の少女に届け物がある。

 

「シエル、今日の飯はどうするんだ?」

 

「はい? 購買のカレーパンを食べようかと思ってます」

 

 栄養素の傾き具合が心配になってきた。そりゃ爺ちゃん達が俺に指令出すわけだよ。まぁ、言われるまでもなくそのうち作ってたとは思うけど。

 

「そんなお前にお届け物だ」

 

「へ?」

 

 鞄から取り出したのは一つの包み。実家から持ち出した様々な道具で作った藍染の布で包まれたそれは、漆塗りの立派な曲げわっぱである。

 日本の芸術とも言える品は、フランス出身のシエルの目を輝かせると共に困惑させた。

 

「こ、これは……」

 

「どうせカレーばっかで栄養素傾いてんだろ。それを食え」

 

「なっ、し、失礼ですね! ちゃんとカレー以外も食べて……食べ、て……」

 

 どんどん言葉が小さくなっていくシエル。やっぱりカレー以外食べてないんじゃないか……このカレーマニアめ。

 カレーハウス・メシアンは、本格カレー店である。それは間違いではないが、数年前からお弁当制度もやっているのだ。何故って? 来店する人達いっつも同じだし、同じメニューしか頼まないし、サラダも頼もうとしないからだよ!それで倒れたら、メシアンのお客さんが減るだろうが!!

 

「ほれ見たことか。……その様子じゃ朝ご飯も食べてきてないんだろ? これもやるよ」

 

「あの、その革製鞄……内容量とかツッコんではいけませんか?」

 

「ああ、これ? 知り合いのダンディなお爺さんからもらったんだよ。誕生日プレゼントにって」

 

 爺ちゃんの知り合いらしいんだけど、誰だったんだろうなぁ……メシアンでカレーを食べている時に、俺に干渉しても事象が確定されないとか何とか言ってたから、アトラス院の人だったんだろうけど。

 

「まぁ、俺のことはいいんだよ。朝ご飯食べとけ」

 

 俺が鞄から取り出したのは、香ばしい香りを放つパンと、真っ赤なジャムの入ったビン。フランス人のシエルの血が反応したのか、ごくり、と息を飲む音が聞こえた。

 

「あ、あの、一応聞きますけど、それは?」

 

「クロワッサンと自家製イチゴジャム。チーズはないけど、サラミとホットチョコレートは用意できるぞ」

 

 フランスの日曜日に食べるという一般的な朝食を机に置かれ、シエルの視線が俺に行ったり、クロワッサンとジャムに行ったりと忙しくなる。何だろう……ちょっと失礼だが、待てと言われた犬みたいな印象を持ってしまう。

 遠慮しているのか、クロワッサンに手を付けようとしないので、もう一押しさせてもらおうか。

 

「かく言う俺も、朝ご飯食べてねぇんだ。良ければ一緒に食べようぜ。あとあれだ。この量はさすがに食べきれねぇ」

 

「──そ、それなら仕方ありませんね。食べ物に罪はありませんから」

 

 よし、食べる気になったようだ。

 

「ホットチョコレートの濃さは?」

 

「牛乳多めでお願いします」

 

「了解。──ほい、シエルの分のサラミな」

 

 サラミを切り分け、温め直したホットチョコレートをカップに注げば、甘い香りが教室に広がる。

 

「ほい」

 

「ありがとうございます」

 

 朝食が出揃ったところで、俺はホットチョコレートに口を付ける。血糖値が低い体に染み渡る甘さだ。『焔の錬金術』の無駄に洗練された無駄のない錬成で焼き直したサクサクのクロワッサンと合わせて食べれば多幸感で口角が上がる。

 さすがはパン焼き名人の婆ちゃん直伝……サクサクふわふわとは、まさにこのことだ。

 

「あ……」

 

「ん? どうした──ってぇ!?」

 

 今度はジャムと一緒に、とビンに手を伸ばした俺が見たのは、シエルの目から涙が零れる瞬間だった。この朝食にアレルギーでもあったか、地雷だったか!? 

 

「ど、どどどどうした!? 嫌いなものとかアレルギーとかあったか!?」

 

「いえ、違……ちょっと、懐かしくて、ですね……」

 

「────」

 

 そう、か。埋葬機関──代行者達の中には、吸血鬼達に故郷を奪われた人、家族を殺された人がなることが多いと聞く。魔術師にもそういう人はいるが、聖堂教会の方がそういう事情を抱えている人は多いだろう。

 きっと、シエルもそういう過去があったから、代行者になったんだな。家族を奪われて、普通の女の子として生きる権利を奪われた。だから、代行者となった……のかもしれない。

 

「あ、美味しくないわけじゃないですからね? 凄く美味しいです」

 

 涙を拭いて笑うシエルに、俺はちゃんと笑い返せていただろうか。

 

「……そか」

 

「はい。このクロワッサン、売ってるんですか?」

 

「自家製」

 

 驚くシエルを他所に、ジャムとクロワッサンを頬張る。……うん、爺ちゃんの言葉は正しい。シエルの手を離したら、シエルは更に迷子になってしまう。錬金術という限りなく細い糸で繋がっている糸だが、リール並みに回して手繰り寄せ続けねばならないと理解する。

 

「ところでシエル、あの課題で何か分からないところとかあったりするか?」

 

「ああ、それなら、似たものに変える錬成ってところが……」

 

「あー……それか。それならこうするんだよ」

 

 芸術品などの細やかなものを造るのに特化した『豪腕の錬金術』を刻んだガントレットを装備し、チョークを軽く小突く。

 青い稲妻が小さく光を放ち、チョークが鋭いホタテ貝の刃に姿を変える。最近のチョークにはホタテ貝の殻に含まれる炭酸カルシウムが使われていることが多いのだ。

 

「慣れるまでは意識的に切り替える感じだな。シエルの場合、理導/開通(シュトラセ/ゲーエン)を使えるだろうから、比較的簡単にやれるようになるはずだ」

 

「はぁ……そんな速度で錬成できるようになるまで、どれくらいかかるんでしょう?」

 

「俺の場合だけど、リハビリと平行して大体三年」

 

 五歳の時から魔術的な錬金術もやっていたが、それとは全く毛色が違ったのでノウハウを掴むのに時間がかかった。

 ノウハウを掴むのに二年、たくさんの錬金術を運用できるようになるのに一年。戦闘や日常生活で使えるレベルになるまでに五年……いやぁ、思い出すと地獄みたいな経験をしてきている。

 その後も【マジカル八極拳】、【パンクラチオン】、【ルチャ】を習得させられたり、久遠寺さんに「いい研究材料」とホルマリン漬けにされかけたり、メレムさんに「面白いことになってるね、君」と言われて付け回されたりと踏んだり蹴ったりな人生を送ってきた。

 

「本ッ当に……人生って素敵だなぁ!」

 

「皮肉にしか聞こえませんねぇ……」

 

 ああ、皮肉だよ。皮肉以外に何があるってんだ。

 飯が不味くなるような記憶を彼方に捨て去って、俺達はまだ誰もいない教室で朝食に舌鼓を打った。

 

 

 ──────────────────────────────

 

 

 時は過ぎて、放課後。今日は部活の活動日ではないのでさっさと帰ろうと廊下を出る。

 

「あ、神波!」

 

「ん? おお、志貴じゃねぇか」

 

 帰ろうとした俺を呼び止めたのは、一つ下の後輩であり友人、俺の素性を知っている一人である遠野志貴だった。相変わらずおかしな体……というか眼をしている後輩の顔には大分焦りが生じている。

 

「どうした? また妹さんにどつかれた?」

 

「いや、そういうのじゃなくて……この後時間あるか?」

 

 うーん? ……まぁ、時間は腐るほどあるから話すぐらいなら構わねぇが……

 

「ここじゃ話せない感じか?」

 

「ああ、まぁ。その……知り合いが神波に粗相をしたって聞いたんで……」

 

「あー……なるほどな。いいぜ、部室に行こう」

 

 志貴が厄介なことに巻き込まれているのは理解した。女難の相だけで腹一杯だというのに、厄介なことにも巻き込まれるとか、一先輩として心配になってしまう。

 

「志貴、お前好き嫌いあったっけ?」

 

「いや、無いよ」

 

「了解。シエルが買った茶請けが余っててな……消費に付き合ってくれや」

 

「そのお茶請け、カレーパンとか言わないよな?」

 

「ははは! 言わん言わん!」

 

 シエルのカレー好きは学校中に広まっているらしい。さすがはシエル。この三年間──おや? シエルは本当にこの学校にいたか? 三年間も? ……いや、いない。

 そもそもあいつは編入生としてやってきたのだ。それも二年の前半に。なのに俺達は三年間ずっと一緒にいたと思い込んでいる。シエルめ……中々の暗示だな。

 

「まぁ、シエルのカレー好きは置いといて、だ。ほら、入りな」

 

 茶道室に招き入れ、戸を閉めた俺は、台所となっている部屋で茶を沸かす。その後、沸いた茶と冷蔵庫の和菓子を取り出して志貴の方へと配膳し、座布団の上で胡座をかいた。

 

「で? 知り合いってのは……金髪の美人さんだったりするのかね?」

 

「ああ、うん。アルクェイドっていう奴なんだけど……先輩に逃げられたとか言われたんで、気になったんだ」

 

「なるほどなぁ。事実ではあるな」

 

 確実に手加減されてたけど、と呟いてから渋い緑茶を一口飲む。ある意味保護者のような立ち位置にいる志貴には、苦笑している俺が苦言を呈しているように見えたのか、流れるように頭を下げた。

 

「アルクェイドがご迷惑をかけて、すみませんでした」

 

「別に気にしてねぇよ。怪我もしてねぇしな」

 

 そもそも何もしていないし、頭を下げた志貴を非難するのは筋違いだし。顔を上げてくれ、と笑ってやればゆっくりと頭を上げて、口を開く。

 

「あと、聞きたいんだけど、アルクェイドから逃げられたって、本当に?」

 

「いや、あれは飽きられたから見逃されただけだろ」

 

 もう一回あれをやれと言われたら即死する未来しか見えない。

 

「だ、だよな。いくら神波だからと言っても、あいつを本気にさせたら逃げられないか」

 

「……というか、俺が聞きたいんだがよ。志貴、お前あんなのといつから付き合ってんだ?」

 

「はい?」

 

 俺の質問に、志貴が理解できないと言わんばかりに首をかしげる。

 付き合いは小学校、中学校──いや、今は昔の病院時代からの仲である俺達。そんな悪友、兄弟と言っても過言ではない俺の質問の意味ぐらい、分かるだろうに……

 

「あの吸血鬼との馴れ初めはって聞いてんだよ」

 

「はぁ!? 神波、俺とあいつはそんな関係じゃないぞ!?」

 

「ん、そうなのか?」

 

 何だ、てっきりそうなのかと。だってあの吸血鬼──

 

「責任取ってもらうんだから、とか言ってたから、ヤったのかと」

 

「するわけないだろ!?」

 

 あら、つまらねぇな。ヤってたら色々からかうための材料になったのになぁ。

 

「まぁ冗談はさておき……志貴、お前この町で何が起こってるのか理解してるか?」

 

「……何となくは」

 

 アルクェイドみたいな奴とつるんでる時点で、大体のことは知っているんだとは思っていたが、ビンゴだった。

 

「死徒って奴らが暴れてるのも、代行者って人達が来てるのも知ってる。……というか、会った」

 

「……もしかしなくても、シエルに?」

 

「ああ。昨日の夜、偶然にもな」

 

 ふむ、つまり……門限破って活動してるわけだな? 

 

「門限破ってよく無事だったな?」

 

「ああ、本当に……琥珀さんが隠してくれなかったらどうなってたことか……」

 

 ブラコンの遠野秋葉にしこたま叱られると共に、自宅待機を命じられてそのまま誰とは言わないが、誰かに既成事実を作られて鳥籠にinコース。そんな確信がある。

 

「大変だな、本当に」

 

「プライベートに干渉してくる妹のせいでな……」

 

 悲しいかな。ブラコン過ぎる妹を持つと、大っぴらに趣味が持てないのだ。涙拭けよ。

 

「今度の土日、遊びに行くか? 有彦も一緒に」

 

「ああ……」

 

 さすがの遠野秋葉であっても、土日くらい自由にしてくれるだろう。してくれないなら、最早DVとかのそれなんよ。

 男の間に芽生える友情を感じながら、俺達は茶菓子と渋い緑茶を楽しんだ。

 

 

 

 




周りから見た月食神波

ミスター麻婆豆腐:喜べ少年。壊れかけた人間であっても、生きる価値はある。私が保証しよう。
シエル:クラスメイトで師匠。初手で暗示をかけようとした自分に心を開くなんて、何て愚か。馬鹿なんじゃないでしょうか? おまけに錬金術を学ばせて。本当に、何なんでしょうあの人。でも何か嫌いじゃないし、一緒にいると落ち着く。しかし、暗示をかけようとした後、素性を明かしただけで全部を水に流したのは謎で、何を考えているのか分からなくて凄く怖い。でもご飯ありがとうございます。
志貴:病院時代からの友達。もはやソウルブラザー。
有彦:悪友。
祖父母:可愛い孫。放任主義が祟って辛い思いをさせてしまった。
アルクェイド:志貴には及ばないけど、おもしれー人間。壊れかけてるのに、正常なふりしてるみたいで面白ーい。
メレム:おもしれー人間。壊れてるのに、正常なふりしてる人間。いつかコレクションに入れてもいいかなー?
とある人形師:興味深い話をどうも。ところで君、本当に正常な人間かい?
久遠寺:ちょっと研究材料になってくれない?
三咲町の名家:お互い不干渉。暗黙の了解。
魔術協会:魔術使えねぇなら魔術師じゃねぇや。あ、でも根源みたいなのに到達してるかもなら確保してぇなぁ!
聖堂教会:確保してぇなぁ!
キッショウイン:あら、こんなところに壊れた人が。大丈夫ですか?
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