久方ぶりのこーしんでーす
「ほい到着っと」
どかーんとマリージョアを消し飛ばした後、私は神龍にもらった望んだ人物、場所の方角が分かる能力で革命軍のアジトがある島に舞空術でやって来た。
目的はマリージョアで助けた人達を押し付ける事だ。
「すぅ‥‥‥、すみませーん!革命軍の人いますかー!マリージョアから奴隷とかになってた人達持ってきたんですけど引き取ってくれませんかー!」
まだ日が登りだしたばかりの早朝に近所迷惑不可避な大声で呼び掛けると少し先に見えてた建物から武器を持った人や奇抜で特殊な格好をした人達がドタドタとやって来て、その中から金髪で鉄パイプを持った男の子が1人前に出てきた。
これもしかしなくてもサボでは?アニメに出てきたのがドレスローザ編からだからそれより前の今はアニメよりも若く見える。
「お前何者だ、どうしてここが分かった」
とりあえずサボに誰何されたから答えてあげるが世の情け。
「皆さんどーもはじめまして!私は餅野アズキ、ちょっとマリージョアを滅ぼして来ただけの島から旅立ったばかりの女の子(22歳)だぜぃ!きゃぴっヽ(。ゝω・。)ノ」
くるくるきゃぴっとウインク&横ピースでバチコーンと自己紹介と決めるとヒュ〜と風が吹きタンブルウィード*1がコロコロと転がって行った。
・・・・・・・・・これはスベったな?
「うぉっほん。皆さんはじめまして、私は餅野アズキ。昨日マリージョアで奴隷にされてた人達を助けたので革命軍に引き取ってもらいに来ました!」
「「「「「やり直した!?」」」」」
やり直して悪いか!?
まぁとりあえず自己紹介したしメインの目的を果たすとしよう。
という訳で籠の中から握り潰さないよう気を付けながら鷲掴みで持ってきた人達を出しては元の大きさに戻す作業をすること3分。
「それじゃあこの人達の事よろしくね!」
唖然とする革命軍一同の前に1000人を超える人々が現れたのだった。
「それでマリージョアを滅ぼしたって言ってたがあれはどういう事なんだ?」
「どうもこうもそのままの意味だよ?マリージョアをどかーんと消し飛ばして来たんだよ。せっかくの船出を天竜人に台無しにされたからねー。その仕返しみたいな感じで」
革命軍に持ってきた人達を押し付けた後、まずはそれぞれの健康診断や炊き出しなんかが始まったから私もマリージョアから盗ってきた食料をパーッと解放して振舞ってるとサボが半信半疑な様子で聞いてきたから答えると何言ってんだコイツみたいな目で見てきた。
「おーなんだ?疑うってなら証拠見せたげよっか?」
そう言って人差し指を立てて10cmくらいの気弾を作るとサボは慌てたように飛び下がった。野生の勘か何かで反応した感じかな。
「いやいい、十分にわかった。だからそれを収めてくれないか‥‥?」
恐る恐るといった感じのサボ。
それに他の革命軍メンバーも一様に警戒した様子で私の事見てきてるし仕方ないかー。
「分かったならばよし。特別に許してあげようではないか」
パッと気弾を消すとサボや革命軍メンバーは大きく息を吐いて緊張を解いた。ちなみに今の気弾には島1つを消滅させるくらいのパワーを込めてあったよ。
「はーはっはっは!当たらなければどうということはない!!」
「くっそ!どれが本物だ!?」
「こいつも残像かよ!?」
それから奴隷+αの人達を即席風呂に入れて丸洗いしたり革命軍に入ったり故郷に帰りたい人の聞き取り調査をやってる間に日が登ってお昼過ぎ、マリージョアを滅ぼしたという私の実力を知りたいということで革命軍の戦闘員達とハンデありの模擬戦をする事になった。
参加者は私1人対革命軍戦闘員50人。攻撃方法は私がデコピンのみで革命軍メンバーは何でもあり。勝利条件は私が革命軍メンバー全員をデコピンで倒す事で敗北条件は一撃でも攻撃をくらう事と提案。
そしてそんなハンデマッチに舐めんなよと意気込む革命軍メンバーに対して私の初手は多重残像拳。
陸に、空に、数多の残像を発生させて革命軍メンバーを翻弄し、撃つ度に空気の壁を突き破るデコピンで次々とぶっ飛ばしていく。
対する革命軍メンバーも負けじと武器を振るい、能力を駆使してきて、もう少しで当たりそうな攻撃もあったりして中々に楽しい模擬戦になっている。
「アイムWINNER!」
まぁでも最後はコロンビアポーズで勝利宣言をする私と死屍累々な革命軍メンバーっていう、そりゃそうなるわなって感じに終わり、その後はベホマズンで革命軍メンバーを回復させてからの反省会であれは良かった、ここはこうだったと話し合った。
戦闘力は私のが断然上だけど技術に関してはまた別だからね。良いものはどんどん取り入れてもっと強くなるよ!
「もう行っちまうのか」
「もともと長居するつもりも無かったしね」
何度か模擬戦をして満足したのでそろそろ本来の目的地へ向かうため小さくしてた神龍号を元に戻して海に浮かべてるとサボが見送りにやって来た。
「アンタがうちに入ってくれたらかなり助かるんだけどな」
「あー、入るのはあれだけどたまに手伝うくらいならいいよ。戦闘なら任しとけ(`・ω・´)キリッ」
「それだけでも助かるよ。それで何処に行くんだ?」
「東の海にある海上レストランバラティエってとこ。めっちゃ美味しいらしい」
「そうか。まぁアンタなら大丈夫だろうが気をつけてな」
「ありがと。あぁそれと最後にいい情報教えたげる」
「いい情報?」
会話をしながら船の帆を畳んで羽を広げ高水圧ジェットの起動レバーに手をかける。
「お前の兄弟麦わらのルフィと火拳のエースだから!じゃなぁ!」
「はっ!?ちょ!?まて!?」
言い終わると同時にレバーを押し込み高水圧ジェットが起動。
問答無用とばかりに私と神龍号は空を舞い革命軍の島から出発した。
次なる目的地は海上レストランバラティエ。
アズキはお土産に海王類でも持って行こうかなと考えた。