破滅フラグしかない悪役国家に転生してしまった… 作:ハンバーグ男爵
ハイ失踪(素振り)
オバロの二次創作書いてる人、皆精神と時の部屋個人所有してる説
じゃないとあんな短いスパンで投稿できるワケないやろ、俺にもくれや
なんかやたらストレートな感想貰ったんですが多分作者の書き込みが足りんかったんだと思います、反省。
ちゃんと言葉にしてくれるぶん無言低評価兄貴よりマシですわよ(真顔)
君も書こう!二次創作!やればわかるさ!
ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクスは生まれながらにして支配者である。
10代前半にて即位し、粛清と策謀を繰り返した結果彼は〝鮮血帝〟と恐れられるようになった。
無能な者は例え貴族であろうと切り捨て、有能であれば平民だろうと取り立てる彼の政策により権力は磐石になり、バハルス帝国は歴代最高と言って良いほどの好景気と軍事力を恣にしている。
これもひとえに皇帝ジルクニフの手腕の賜物であり、彼のもとでなら今後100年の帝国の繁栄は約束されているだろう。と法国の歴史学者達は口々に語った。
と、まあこんな感じで神官長達は彼をヨイショしている訳です。
実際お隣の王国とは比べるまでもなく栄えてますもんね、この国。そりゃ連中も併合させようとするわけです。聖王国の夢見がちな王女様とは違い彼はきちんと現実可能な策を打ち出し、飴と鞭を使いこなしながら成功に導いていますからね。原作だとストレスで毛根死滅してましたけど。
しかし、それだけで終わらないのが法国クオリティ。
理想の為政者たるに相応しい彼を法国神官長達は人類の指導者として祭り上げるべく密かに動こうとしてるみたいです。具体的には王国の併合、それが巡り巡ってガゼフ暗殺に繋がる訳ですが…
法国が救えねえfu○kin' countryなのはいつもの事として。
そんな国を動かす程の大物皇帝が今、私の前に座っております。
玉座の間に通されるかと思いきや、案内されたのは豪華な応接室でした。随伴して下さったバジウッド様曰く「特別に堅苦しいのはナシでいくんだってよ」とのこと。
「初めましてだな、レイン・エルリク・ホーエンウッド教授。」
皇帝にしては随分フランクな挨拶を交わす彼の瞳はこちらを値踏みしているようにも見えました。思ったよりフランクな方ですのね。
原作だと主人公に振り回される苦労人の側面ばかりが目立ちますが、彼自身めちゃ有能マンなのでナザリックが現れなければ法国の裏工作もあって王国も併呑してたんでしょうけど。
けどそうはならなかった、そうはなりませんでしたの。だからここで彼の毛根はおしまいなんです。
彼の両隣には4騎士の2人が控え、私の後ろにはバジウッド様と片目を髪で隠した女性の騎士が立っています。全員が武装しており、皇帝に何かあれば即座に動ける厳戒態勢、まあこの距離で皇帝の警備なので当然っちゃ当然ですわね。
仮に私が陛下を害そうとした場合、即座に私とケレスの首を刎ねられるように武器には手を掛けたまま、これも彼の人徳の表れなのでしょう。
しかし時の皇帝から直々に招集されるこの事態、私何かしちゃいましたかね?休日を友人と一緒に満喫していただけだというのに…エルヤーを氷漬けにしたのが不味かったのかしら、彼性格はアレでもここらではかなり有力なワーカーだったようですし。
「お会いできて光栄に存じます、ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス皇帝陛下。」
「こなれているのだな、普通はいきなり一国の王が目の前に現れれば戸惑いのひとつも見せようものを。」
「内心はドキドキですよ、私のようないち研究者の為にわざわざ陛下がお会いになりたいだなんて。」
「いやなに、フールーダが世話になったそうだな。
昨日の夕刻から会う度に新たな魔法の理論やら新時代のマジックアイテムやら興奮気味に話してくるのだ、その中にしょっちゅう君の名が出てくるものだから気になってな。」
本人は興奮のあまり腰をやってしまっているが。と少々呆れ気味に笑うジルクニフ陛下の表情は柔らかく、フールーダ様との仲が伺えます。確か即位当初からずっと相談役やってるんでしたっけ、彼。
「実は私も新しい物には目がなくてね。
魔法の理論については専門外だが新時代のマジックアイテムとは実に興味深い、是非話を聞かせてはくれないか。」
「私の研究成果であれば喜んで。」
私の返答に意外そうな顔をしていらっしゃるようですが、別に隠す事でもありませんし構いませんわよ?ケレスちゃん?肘でつつくのやめて下さる?こそばゆいのですが。
…おっと《伝言》ですわ。
『ベラベラ喋っちゃっていいの?国家機密レベルの超技術なんだけど。まだ本国にも公開してないんでしょ。』
『よろしいのでは?』
『…了解、そういう事ね。』
そういう事とはどういう事?
「先ずはルーン技術の御説明から致しますね。
そもそもルーンとは…」
…………
…………
…………
「成程な。魔法の新たな可能性、そのひとつが貴女の手によって開拓された訳だ。
素晴らしいな、君が帝国出身者であれば相応の褒賞を取らせていたところだぞ。いっそ
「うふふふ、陛下はお上手ですね。」
目がマジですのよ〜この人。もしかして私、引き抜きされようとしてます?ヤダ私ったらモテモテですわね!クアイエッセ様嫉妬不可避ですわー!
◆
ジルクニフは自他共に認める優秀な王である。
知識はもちろんの事、1を聞いて10を知るなど朝飯前。10代から皇帝を務める敏腕ぶりは伊達ではない。唯一自分に劣らないとしているのはお隣の王国に居る第三王女くらいのものである。
そんな彼はある時相談役であるフールーダから1人の魔法学者の名を聞いた。普段自分以外の魔法詠唱者の話題などした事の無いフールーダが熱心に話す彼女はなんと第6位階の魔法が行使できる凄腕の魔法詠唱者なのだそう、使用位階を目視で判別できるフールーダがそう言うなら間違いはない。
あの時フールーダの目付け役として着いていたバジウッドに話を聞くと「出身が法国とは思えねえほど自由奔放な学者様でさァ」とのこと、そして魔法について学のないバジウッドにも丁寧に説明し彼も理解を得たと聞いている。それもジルクニフには好感触だった。
基本的に学者は学者同士でしか話をしない偏屈な人間が多いため、学のない相手を見下す傾向にあるからだ。
集めた情報を副官であるロウネと共に精査した結果、まず間違いなく彼女はスレインの重鎮であるという結論に達した。
そして身分を隠して帝国へ渡来した目的、入国審査では「魔法探求」と銘打っていたようだが本当の目的はきっと、近年急激に実力を伸ばしつつある帝国の魔法教育についての調査あたりだろうとジルクニフは予測する。
情報漏洩を防ぐ為本当なら接触を避けねばならない事態なのだが、運が良いのか悪いのか既に
逆に考えるんだ、情報くらいあげちゃってもいいさと
急に頭の中に浮かんだ謎の紳士の言葉を頭の中で反芻し、彼は行動に移す。
仲良くなってしまったのなら仕方ない、フールーダと語り合えるほどの仲ならば逆に
引き抜きは見込めないにしてもその魔法技術のひとつでも参考に出来ることがあれば、との打算もあり此度の会談を仕掛けてみたのだ。
当然口は堅かろうが腹芸ならばジルクニフの独壇場、それなりの自信を胸に彼は会談に望んだのだが…
「それではご説明致しますね!
そもそもルーンとは…」
先ずは軽いジャブ程度から始めようと構えていたらいきなり聞きたかった本題をぶち込まれ内心ずっこけそうになるジルクニフ、自前のポーカーフェイスで持ちこたえる。
レインの話は饒舌に、自身が提唱する魔法理論の定義や課題、問題点などを語っていく。
その説明はどれも丁寧かつ的確で、魔法に対してさほど知識を持たないジルクニフにも理解できる程噛み砕かれた内容だった。
彼女の教師としての力量に思わず感嘆を覚える。
(凄まじい知識量だ、じいと張り合えるだけはある。
そして先程説明を受けたルーン石による新たな魔法の可能性、これはいち学者の胸に留めていい代物ではないぞ!?)
ルーン石のもたらす恩恵は計り知れない、その技術ひとつで戦争の形がひっくり返る代物だ。
魔法詠唱者なら誰でも使え、手軽に無詠唱発動が可能になるなら彼らはこぞって購入したがるだろう。
マジックアイテムにしてもそうだ、石1つで手軽に
しかし懸念もある。この〝撃杖〟なるものが作製に至るまで様々なコストを要求してくる点だ。
先ずはルーン石の核となる宝石。
この技術が確立され、周囲に知れ渡ってしまえば原料となる宝石類の価値は暴騰するだろう。装飾品として既に高値で取引されている物に〝良質な魔法素材〟という価値まで付与されれば市場価格がどうなってしまうのか、考えただけで恐ろしくなる。
幸いにも帝国には過去に無能貴族達から押収し国庫に眠る財源があるため、いくらかは賄うことができるだろうが。と、会談と並行しながらジルクニフは思案した。
更には人。
銃身に使われる素材は殆どの物がジルクニフも見知った素材だったのだがそれを加工する技術者には相応の熟練度が要求される。ドワーフならいざ知らず、細工を担当するエルフにもだ。
彼女の故郷では手先の器用なエルフ達を雇用していると聞いたがそれを帝国でやった場合果たしてまともに機能するかどうか。勿論奴隷である以上命令すれば働きはするだろうが、机上に置かれた撃杖を設えるほどの繊細なものを作れるのかと問えば答えはノーだ。
(帝国に流れてくる奴隷共では到底できまい。
あちらのエルフはあくまで『正規雇用』を前提とした協力関係にあるという、ならば当然エルフ達が納得する程の対価を払っているはず。
ものづくりには意欲が必要だ、モチベーションや信頼なども加味すれば出来上がる物の質も雲泥の差…
人類第一主義のスレイン法国の人間がよくもまあ他種族との信頼関係など勝ち取れたものだ、まさか魅了や精神支配の類を使ったわけでは…いや、詮無き事か。)
皇帝たるジルクニフは目利きにも優れている、その観察眼をもってして目の前のマジックアイテムが使用者の為に如何に細部まで作り込まれた逸品かひと目で分かった。そこに邪な思惑などひとつも介してはいないだろう。これは『好き者が好きな事を好きなだけ詰め込んだ結果』生まれた産物、目の前の女教授を慕う者達が丹精込めて作り上げた品に他ならない。
専門知識の塊、専用の技術者も必要、さらに素材も高価ときた。ワンオフ品ならともかく量産して販売など夢のまた夢だ、開発者であるレインの課題も『術式の簡略化』と『制作コストの削減』だと話している。
故にこの技術はまだ改善の余地がある未完成品、今後の進捗次第で大きく化ける可能性の塊なのだ。
率直に思う、「是非欲しい」と
「成程…魔法の新たな可能性、そのひとつが貴女の手によって開拓された訳だ。
素晴らしいな、君が帝国出身者であれば相応の褒賞を取らせていたところだぞ。いっそ
冗談めかして言うが半分は本気だ。
必要なら破格の待遇を用意してでも彼女と技術者ごと囲い込もうとすら思う、例え相手が法国の重鎮であろうともだ。
「うふふ、陛下はお上手ですね。」
技術の革命と言って良い程のマジックアイテムを生み出しておいて、欲が無いのか無自覚なだけなのかレインは微笑んでみせる。瓶底メガネの奥の瞳にはこちらが交渉しているという気すら無いのだろう。純粋に、自らの研究成果を皇帝から賛辞され喜んでいるようだ。
(やはり反応はイマイチか、相手が法国ともなれば研究の為の施設なども我が国とは比べ物にならないだろうし、物で勧誘するのは悪手だな。
財に関してもルーン石作製に宝石をポンポン使っているのを鑑みるに金には困っていないようだし、だとすると此方から切れる札は限られる。
少し発破をかけてみるか…)
「謙遜するな、素人目で見てもこのマジックアイテムが規格外なことくらい分かる。
あのじいが寝食も忘れ熱心に語る程だからな。」
「かのフールーダ翁に興味を持って頂けて光栄です、この研究は冒険者、ひいては人類の魔法理解への第一歩と信じておりますので。」
「冒険者とな?
てっきりかの国主導で行っているものと。」
「いいえ?この研究は私自身が趣味で始めたものの延長ですので、国にはまだ正式に発表しておりませんよ。」
「……なに?」
この女はなんと言った?
これほどの研究成果をまだ本国へ報告していない?
聞けば彼女は冒険者達の生存率を少しでも上げるために研究を始め、今日は本当に魔法探求が目的で帝都へやって来てフールーダと意気投合、話の流れで撃杖という劇物をお披露目してしまった訳だ。
(学者の口の軽さを笑うべきかフールーダの魔法狂いが功を奏したと褒めるべきか…)
この学者は自身の発明がどれほど重要なものか理解しているのか?
一歩間違えば軍事転用待ったなし、超技術をペラペラと国の重鎮に喋ってしまうなど…いや、違うな。これはもしや…
(私を試している…のか?)
その時、ジルクニフに電流走る。
技術職とはいえレイン教授は相当な知恵者だ、今までの会話でもその優秀っぷりは明らか。
彼女はかの大国、スレイン法国出身である。
人類存続の為なら手段を選ばない冷徹国家、秘密主義ゆえ委細は不明だが、非道なマジックアイテムを使い大規模な魔法を行使しているなど暗い噂も多い、そんな国から生まれた魔法学者。
ならばこの会談、彼女は自分を試しているのではないか?
目の前に新技術という名の餌を出され、それをどう対処するか。勧誘するか取引するか、またはそれ以外の何かを求めている?国の皇帝を相手に分析しているのか?
胸の奥に浮かんだ疑問は考える度に膨れ上がる、法国という秘された国で彼女自身の情報も少ない以上全ての裁量はジルクニフの一存で決まる。
下手を打てば法国への印象も悪化する恐れがあるので、この先より返答は慎重に選ばなければならないと悟った。
王国のように見限られてしまっては最悪の場合要らぬ敵を増やす結果にも繋がってしまうからだ。
(このような技術がまだ未発表…?
解せんな、そんな情報をなぜ本国よりも先に他国の者に広める必要がある?)
勧誘からおかしな方向にシフトし始めたジルクニフの脳内とはお構い無しに、再び物憂げな表情のレインが言葉を紡ぐ。
「時に皇帝陛下。
現在の魔法理論についてご存知ですか?」
「…?いや、分からないな。」
「現在魔法学者の間で語られる理論。
我が国では魔法の根底は6元素を用いた理論なのですが、帝国や聖王国では2つ引いた4元素を根底としています。
これは宗教的な問題であったり、古くからの伝承の違い故に行き着いた魔法理論の〝ひずみ〟なのです。基礎が歪んでいるからこそ、未だに各国の論者達の意見は錯綜し、進化を阻害してしまっている。
私は人類にはまだ未知の可能性があると疑っておりません。
種族値で勝る亜人達に生存圏を囲まれる人の世で生き残る為我々は更なる成長を要し、誰より頭を使って生き抜く必要があると憂いております。
この撃杖は始まりに過ぎないのです、私はこの技術を足掛かりに魔法の基礎を打ち直し、人類が一丸となって魔法の発展に勤しめるよう作り直したい。」
なるほど、この女も確りと法国の人間だ。とジルクニフは首肯する。
「……それが、例え人類同士の争いの道具になったとしても?」
「構いません。」
眼鏡の奥に一切の嘘は無い、そう彼は判断した。
人は弱い、ジルクニフにもそんな事は百も承知だ。
力も心も弱い我々はだからこそ学び、鍛え、時に媚びる、全ては「生きたい」と渇望する種の生存本能ゆえに。
しかし人類が一丸となるなど夢物語もいいところ、現に帝国は王国を狙っているし、王国は腐った貴族が内輪揉めを繰り広げ、醜い内乱の末あと数年無いうちに崩壊するだろう。聖王国と竜王国は亜人とビーストマンに手一杯の現状でこのような事を謳えるのは法国だけだ。
一瞬、八方美人で甘い決断しか下せない聖女王を思い出し、すぐに忘れた。
だからあえて口に出す。
「夢物語だな。」
突き放すわけではない、ただ真実を述べただけだ。
しかし彼女はその通りです、と笑う。
「だから私は考えたんです。
ならばいっそのこと、宗教も種族の垣根を越えた魔法学者による魔法学者の為の組織を作ろうって!」
「なんて????????」
元気いっぱいに宣言するレイラ。
さっきまでのシリアスな雰囲気は何処へやら、思わず呆けた声を出していまい目が点になるジルクニフにも構わず彼女は続けた。
「魔法の研究が進まない原因は魔法詠唱者が個々の知識に頼り過ぎな点にあると思うのです。
神秘の秘匿も魔法の美徳ではありますが、それでは知識が偏るしいずれ成長の限界が訪れてしまいます。
なので!魔法詠唱者が気軽に意見を出し合い共に切磋琢磨し合えるような場を、例えば冒険者組合のような独立した組織を設立し各々の研鑽に役立てることができれば人類の魔法技術はもっと進展するし、競争相手が出来て良い刺激になると思うんです。
先日フールーダ様とお話して確信しました!」
彼女が提唱したのはいわばサークル活動だ。
定期的に集まり意見を交わし、議論する。
皇帝という権力の一極集中による支配体制を敷くジルクニフには馴染みのない響きだが、誰かと言葉を交わし互いに意見し合う事は大切である。魔法という共通の事項について語り合うのならなおさらに。
要は魔法詠唱者同士集まって茶でもしばきながら定期的に会談しようぜ!である。
レイン…もといレイラ的には「そっちの方が原作より魔法の発展が見込めますし、現地住民の魔法への理解が深まってルーン技術も知れ渡り一石二鳥ですわよね!おーっほっほっほ!」くらいのニュアンスで喋っていたのだがそれを受け取ったジルクニフと隣のケレスは驚きのあまり目を見開く。
まずケレスだが
(やっぱり、レイラちゃんはルーン技術を餌にしてまで人類の進化を促してる。大概の問題事なら一人で終わらせるあの子が単独で解決出来ないほど未来の危機は深刻なんだ…
戻ったらレイモン様にそれとなくその旨を伝えておかないと、議会に色々と根回ししてもらわなきゃ。)
レイラが身を削ってまで推し進める魔法組合(仮称)がもたらす恩恵と人類全体のメリットを考え、このことは自分一人の胸に留めていいものではないと悟り信頼出来る神官長へ上申しようと決めた。
そんでジルクニフ
(人類規模の魔法詠唱者連合を設立するだと!?
魔法技術の普遍化とは聞こえは良いが、我々帝国が積み上げてきた魔法戦というアドバンテージが無くなってしまうではないか!
これが法国の真の目的…!
まずいな、この発言がじいに知れ渡ってしまったら…)
意地でも参加したがるだろう。
先の接触で魔法職同士の会談が己の理に叶っている事を自覚してしまったフールーダだ、こんな美味しい話を耳にすれば這ってでもレインについて行こうとする。国の最高戦力がポンポン他国に遊びに出て行かれてたまるか!
しかし、現実は無常である
「話は聞かせて頂きましたぞ!!!」
バァンッ!!と扉が蹴破る勢いで開かれ、思わず護衛の4騎士たちが其方を凝視する。釣られてレイラ、ジルクニフが振り向いた。
そこには高弟達によってベッドごと荷台で運ばれうつ伏せになった状態で鬼気迫る表情をこちらに向けるフールーダの姿が!
どうやらまだ腰は完治していないようだ。
「じい!おまっ…安静にしてろと言っただろう!」
「だが断るッ!!
レイン女史を王城に招くのなら儂も顔くらい出さねば無礼というもの!」
くわっ!と目を見開くフールーダの瞳は嘗てジルクニフも見た行き過ぎなまでの魔法への狂気が見て取れる。あ、駄目だこれ完全にスイッチ入ってるわって一目でわかった。
「正直な話、魔導の深淵を追い求め二百年余り、儂はこの歳になって限界を感じておった。
ジルの代にてようやく帝国に学院を創立し多角的に情報を取り入れてもなお、マンネリ化した現状を打開する事は終ぞ叶わんかったんじゃ。
だが!貴方と話して儂は久々に天啓を得たッ!!
もたらされたルーン技術を用いた新しき魔法の可能性、是非とも共に探究させてはくれぬだろうか!」
「勿論ですフールーダ様!
貴方様が協力して下さるなら百人力ですわ!」
がっし!と熱く手を交わす2人、同じくルーンに魅入られたフールーダの高弟達は諸手を叩いて喝采し、ついていけない四騎士たち、白目を剥くジルクニフ、おい寝るなケレス。
突然のフールーダ乱入の後、ヒートアップする2人を他所に落ち着きを取り戻したジルクニフによって、レインの発足する組織の詳細を問われ彼女はこう答えた。
立場や理念に囚われない自由で文化的な魔法詠唱者の為の組織を発足すると。
レインは1人でも多くの人類に魔法の恩恵を与えるため。
フールーダはより深く魔導の深淵を覗くため。
各々の目的は違えど〝魔法探求〟という志を同じくする者同士、切磋琢磨する環境を整える。一応王国にも冒険者組合の中に魔術師組合というものが存在するが、あくまでこちらは同好会の様な扱いでいくらしい。基本は魔法詠唱者が集まりだべる息抜きや情報交換を行うサークルだ。
場所はレインの提案により竜王国へ拠点を置く事になった。スレイン、バハルスの中間に属するかの国ならばいちいち会いに行く度どちらかに伺い立てる必要も無い。
竜王国は現在ビーストマンとの戦争中に伴い、他国からの協力を受けやすくする為、人類国家側の入国規制がとても緩くなっている。勿論犯罪者や身分の分からぬ者を易々と入れる訳では無いが、国王であるドラウディロンと
(ぬっぐぐぐ……もはや引き抜きどころの話ではなくなってしまった。
いやしかし逆に考えろ、ルーン技術を広めるのが目的なら必然的に最新の情報はじいを通して帝国へ伝わるではないか!国力強化に繋がるならそれに越したことはない、フールーダに情報を共有させ帝国独自のルーン技術を確立すれば王国攻略の一助となるはずだ。
むしろいち早く情報を手に入れる基盤を整え、ルーン技術でも帝国が一歩先を走ればよい。
場所が竜王国なのが気に入らないが…彼女と竜女王が既知の間柄とは思わなかった。いやまさかあの若作り女王はこれを見越したうえで先んじてレイン女史と接触をしていたと?まさかな、自国の事で手一杯のあの女にそんな余裕は…余裕…は?)
いやまて、確か竜王国は法国の援助を受けていた筈だ。寄付金を納める代わりに戦力を貸し与える法国のがめつい商売なのだが、ジルクニフは各国に差し向けた密偵達の報告を思い出す。
『竜王国には昨今、法国より強大な戦力が投入された模様。通称〝銀の戦女神〟はその力でもって瞬く間にビーストマンを殲滅し一番近い都市を奪還した。』
最初にこの報を受けた時は危機に瀕し現実逃避した結果夢物語に縋る竜王国民の戯言かと鼻で笑っていたが、後から出てくる戦女神の詳細な情報から〝それ〟が実在する人物である事を特定した。
曰く、神の血を引く戦の申し子にして魔導の極意を備えし人類の守り手、法国の最終兵器。
人の形をした神の写し身、『神人』という呼称で呼ばれているそうだ。情報を共有した際、フールーダが会いたい会いたいと駄々をこね城を飛び出しそうになったのを四騎士総出で押しとどめたのが記憶に新しい。ほんと、彼らには苦労をかけるな…給金は弾んでやろう。
(最新の情報ではつい先日、ビーストマンひしめく森を犠牲者ゼロで制圧したそうだな。
ん?待てよ、その戦女神とやらが森を攻略したと報が入ったのが4日前、この2人が帝都へやってきたのはあの日の報告から逆算して恐らく3日前…という事はッ!!)
瞬間、ジルクニフに電流走る
(お前、なのか!?
ひしめくビーストマンを皆殺し都市を奪還した戦女神は…)
必死のポーカーフェイスで隠しながらも、人より勝る獣の軍勢を簡単に駆逐してしまえる力を秘めた存在から目が離せない。
そう
今も熱心にフールーダと今後の打ち合わせを行っているレイン…
(まさか…彼女かッ!?
いや、相手は法国。その戦略、諜報能力は我々の常識の埒外にあってもおかしくはない。レインという多弁で目立つ女性の陰に隠れ私の反応を伺っていたというなら納得がいく。愚者を演じ相手の警戒を解くなど諜報の基礎も基礎だ、私としたことがこの程度の違和感にも気付けないとは…新技術とじいの熱に当てられてしまっていたのかもしれんな。)
ジルクニフ君、もうちょっと視線右にずらしてもろて
(教授と助手の関係、普通なら立場が上である方が直接反応を伺いやすいがあえて下の立場でレイン教授と話す私を観察し、そして今このジルクニフを前にして居眠りするという事はもう私の話を聞く価値などないと判断したから。
フールーダの魔眼が位階を測り間違えた可能性も考えたが、あの法国なら魔力を誤魔化すアイテムを所持していても不思議では無い。自分が代々受け継ぎ、今もこの胸に掛かっている王家のペンダントがそうだからだ。これは魔力を誤魔化しはしないが精神攻撃から身を守るとされている、そんな言い伝えがある首飾り。小さな首飾りひとつでこれだ。
このご時世、どんな効果を持ったマジックアイテムがあるか分からないなら疑うに越したことはない。
全ては戦女神の掌の上()
軽い敗北感から顔を上げると、ケレスから一番近くに侍る四騎士の一人、ナザミがすぴすぴ眠る彼女を視界に収めながら「陛下、この娘どうしましょう」と無言で指示を求めているのが解る。皇帝の前で居眠りとか肝が座ってるレベルの話じゃないのだが、あまりにも堂々とした居眠りっぷりにナザミも無礼による怒りより先に困惑が勝ったらしい。ナザミの向かい側、皇帝の傍に侍るバジウッドもそんな彼女の豪胆とも言える姿を見て肩を震わせながら必死に笑いを堪えているようだ。
構わん、寝かせておけとアイコンタクトで指示し未だ白熱した議論を繰り広げる2人を眺めているとなんだかどっと疲れが押し寄せてきた。
(結局私も、まだまだ半人前という訳か。
だがしかし!このジルクニフ、転んでもタダでは起きんぞ!
例え相手が件の戦女神だろうとルーン技術に関する情報は頂く、そして今後も継続して接触できれば彼女自身の引き抜きの芽もあるやもしれん。
その為の鍵はフールーダだ、頼むぞじい…!)
トランクケースから大量の紙束をフールーダや高弟達へ配り、それに目を輝かせ狂喜するフールーダ。レイン女史はルーン技術に関する研究成果のレポートの写しを譲ったそうだ。よしいいぞフールーダ、そのままどんどんレイン女史の口を軽くしろ、そんで情報を引き出せ。とジルクニフは事の成り行きを静観している。
その裏で己の頭はフル回転だ。ルーン技術の概要は彼女の懇切丁寧な説明により把握した、あとはこの基礎の上に帝国でどのような活用法を見出すか、それに伴い予想される経済の動揺、国内の混乱をどう処理するか、更には今後必ず出てくるであろう模造品の取り締まりまで、スムーズに新技術を浸透させられるかは全て皇帝の手腕に掛かっている。
「本当によいのか?
貴女が半生掛けて集めた成果なのだろう、同じく魔導を研鑽する身分としてこの苦労はよく分かる。ああ言った手前、このような貴重な物をタダで貰うのは忍びないが…」
「いいんです、もとよりこの情報は公開してルーン技術を目に触れやすくする為のものですから。貴方様が記念すべき第一号!
フールーダ様こそ、まさかこれ程ヒントを渡されて成果が出ませんでした、なんて言いませんよね?」
「…言うてくれる!
待っておれ、次に会う時目にもの見せてくれるわ若造め!」
腰痛でベッドの上だというのに快活に笑うフールーダはジルクニフから見て分かるほどに楽しそうであった。
狂気も今は薄れ、澄んだ瞳で高弟達と共に資料にかじりつき話し合う姿は新しい玩具を与えられた子供のよう。
ジルクニフは安堵する反面、少し羨ましくも感じる。皇帝に至るまでの過酷な道程、暗躍と謀略渦巻く皇宮での生活は幼い彼に影を落とし、年相応の子供のように振る舞えることなどついぞ無かった。
魔法狂いとはいえ長年自分を支えてくれている相棒なのだ、ジルクニフにとって彼は帝国で数少ない心を許せる間柄であり血の繋がらない親のような存在。そんなフールーダが純粋に喜ぶ姿を見て何も思わないほどジルクニフの心は死んではいない。
戦女神云々は別として、フールーダにこのような転機を齎してくれた2人には感謝してやっても良いのかもしれない。
(自由に振る舞えるじいを羨ましいと思う日が来るとはな。)
「皇帝陛下?
…ッ大変失礼致しました!陛下の御前でありながらフールーダ様と長々と…決して陛下を蔑ろにした訳ではございませんのでどうかお許し下さい!」
「許す、自然体で居てくれた方が貴女も話しやすいだろう。
それともその程度で腹を立てるほど私は狭量だと思われていたのかな?」
「いえまさかそんな!慈悲に感謝致します。」
「はは、冗談だ。
もっとも、其方のお嬢さんは随分とリラックスしているようだが。」
「はい…!?ケ〜レ〜スぅぅぅ!!」
恐る恐るレインが振り向き、鼻ちょうちん作って眠りこけるケレスの両の顬に回転する拳が突き刺さる。
「んあぇ…?ふがっ!?!?」
「貴女は!大事な!話の最中に!いつもいつも!寝るなって言ってるでしょ!
陛下にも失礼でしょうがあ!」
「がああああああああギブギブきょーじゅ!
割゙れる頭゙割゙れちゃうかア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!?」
「レイン殿それ以上いけない!!」
『脳天爆砕拳』で声にならない悲鳴を上げるケレスを慌てて止めに入るフールーダとその高弟達を眺めながら、そのやりとりにジルクニフは自然と笑顔になってしまうのを自覚した。
彼にしては珍しく打算もない、心からの笑みだった。
◆
(演技演技、演技ですわよ〜)
(いだだだだだだだだっ!
レイラちゃん本気!本気出てるから!?頭蓋骨がクラッカーみたいに弾け飛ぶぅ!!)
(しかし見事に愚者を演じている、このジルクニフでなければ騙されていたところよ。)
◆
レインとケレスが無事会談を終え、馬車に乗り込み王城を後にするのを執務室の高みから見下ろすジルクニフ。執務室内にはロウネと四騎士ニンブル、ナザミが控え、バジウッドとレイナースは見送りに向かわせた。
此度の会談は実に有益なものであった、フールーダに渡されたルーンに関するレポートと試作品の撃杖一丁は丁重に取り扱わなければならない。
ルーン技術のもたらす恩恵は計り知れない。戦女神の引き抜きに関しては長期戦になりそうだが、一先ずビーストマン騒動がひと段落するまではあちらに掛かりっきりになるだろう。
それまでフールーダには2人との仲を深めてもらう、今は雌伏の時だ。
いずれ来る王国併呑の日まで。
「〝魔巧同盟〟か。
ルーン技術を始め魔法の新たな可能性を世に送り出す魔法詠唱者の同好会…甘い理想だが彼女のプランには現実性があった、案外スグやってのけるのかもしれんな。」
「はい、差し出された資料に私もざっと目を通しましたが凄まじい完成度ですね。知識に関しては素人同然の私でも分かりやすく纏められておりましたし、綺麗事ばかりではなく問題点や改善点まで網羅する徹底ぶり。
フールーダ様や学院生達が目の色を変えるのも納得致しました。」
魔巧同盟とは話の盛り上がった2人が名付けた呼称である。魔法の側面と技術の側面、2つの視点から世界を変える同好会。
ロウネも是非彼女には帝国にて共に皇帝の覇道の手助けをして欲しいと思う。しかしレインは法国の人間だ、引き抜くには色々と手筈を整えなければならない事くらい承知している。
「フールーダには精進して貰わねばな。
ロウネよ、来月より帝国の予算の2割をルーン技術開発のため利用する。財源の調整は任せた。
材料の調達も任せるが決して宝石商共に気付かせてはならん、素知らぬ顔で少しずつ買い叩け。」
「承知致しました。」
「陛下ぁ、学士殿の御見送り完了しましたぜ。」
執務室の扉を開け、バジウッドとレイナースが帰還した。
ふと、ジルクニフは違和感に気づく。「まったく嵐みてえな女でしたな」と軽口を叩く彼の横に立つ四騎士の紅一点レイナース・ロックブルズ、妙に嬉しそうに佇む彼女はいつもとは…もとい先程とは明らかに違っていた。
文字通り、顔が
顔の片側を覆い隠していた前髪は上げられ、素顔を晒すその肌はみずみずしくハツラツとした表情でジルクニフを見つめている。
「陛下?私の顔に何か付いていますか?」
付いていても困るのですが、と冗談まで言ってみせる彼女に思わず絶句。
「レイナースお前…」
四騎士が一人、『重爆』のレイナース・ロックブルズは〝いわく〟憑きである。
もともと領主としてモンスター退治を生業としていた彼女はとあるモンスターとの交戦時、死に際の呪いを受け顔の半分が膿に覆われる仕打ちを受けた。女として致命傷を負った彼女はその強力な呪いを解除する方法を探す為、帝国にて四騎士として従事している。
だからジルクニフに忠誠心も殆どなく、彼もそれを認めたうえで雇い入れた筈だ。
ある種契約の証といっても過言では無い呪いの跡が消えていた、それも完全に。
「レイン教授は素晴らしい御方ですね、陛下。」
「ッッ!!彼女か…」
それができるとしたら彼女しか有り得ない、とジルクニフは嘆息する。
どうやらレイナースはレインの帰り際に自身の呪いの事をうちあけたらしい、親身に相談に乗ってくれた彼女が使う法国独自の解呪法によって見事呪いは取り払われ、晴れて彼女は永年の呪縛から解き放たれた訳だ。
フールーダをもってして解呪できなかった呪いをあの女がどうやってあっさり解呪したのかは知らないが、レイナースが四騎士を続ける理由を失った。それが大きい。
もともと呪いを解除できたらあとは好きにしていいという契約で雇い入れたので強く引き留める事も出来ない、どう説得したものかと頭を抱えているとレイナースはそれを見透かしたように微笑んだ。
「御安心下さいませ、四騎士の地位を降りようなどとは言いません。教授も今までの恩は返した方が良いと仰っていましたので。
ただどうやら呪いが消えた事で弱体化してしまったそうなので、暫くカッツェ平原付近にて鍛え直してまいります。許可を頂きたく。」
「お、おう。色々言いたいことはあるが…許可しよう、励めよ。」
「ありがとうございます、皇帝陛下。」
レイナースの笑みは今まで見た事も無いほどに晴れやかで、透き通っていた。
ジルクニフにとって、レインと銀の戦女神が『嫌いな女ランキング』にランクインした瞬間だった。
しかし彼は知らない。
この〝魔巧同盟〟が後に起こす歴史的改革の数々を。
それに伴い参加者が増え、吸血鬼の元姫君や裏社会の骸骨魔法詠唱者、果ては聖王国のNo.2まで巻き込んだ巨大組織となる事を。
レイン(レイラ)
途中邪魔が入ったけど帝国観光を満喫しフールーダとも意気投合できて大満足
そうだ!今度皆でお茶しませんこと?くらいのノリで魔巧同盟を結成、後に大陸中を巻き込む巨大組織になる事などこの時誰が予測できただろうか…
クレマンティーヌへのお土産は「口だけの賢者」が遺した扇風機にした
ケレス(《無限魔力》)
学友と一緒にお仕事、天災撃杖を引っ提げ法国の固定砲台と化す
レイラの破滅フラグ(未来の人類に起こる未曾有の危機)を理解する唯一の現地人、本国に帰還した後レイモンにルーン技術と皇帝とのやり取りを伝え、破滅の竜王復活以外の新たな脅威を危惧する。
…なんかジルクニフ皇帝から変な目で見られるんだけど、なんかした?
本人のLvはユグドラシル基準で55~60ほど、(おそらく)原作より強いのはレイラの領地に遊びに行く度高確率で防衛戦を手伝わされるから、レイラの《記録書》は僅かながら周囲の仲間にも影響を与えるらしい
実は隊長と番外を除く漆黒聖典全員が何らかの形で防衛戦を手伝わされているのでそこそこレベルが上がっている、頻度が一番高いのはクレマンティーヌ、次点でクアイエッセと《無限魔力》、以下他の隊員がそこそこ。伸び代はあるので全員10~15Lvほど原作より強化されている。まあそれでもナザリックからすれば目くそ鼻くそな訳だが
レイラの故郷ローグレンツは亜人住まう地と隣り合わせという事で頻繁に戦闘が勃発している為、実は領民にも元聖典のOBやOGが多数混じっていたりする。領主がエルフやドワーフを自由にしている事に思うところはあるものの、実際一緒に暮らしてみたら結構快適で便利だから忌避感もかなり薄れた。
それもレイラが他種族との協調に心を砕いているからこそであり、共存関係の良いモデルケースとなっている。
ジルクニフ(今回の被害者)
腕利きのワーカーボコせる人材おるやん!勧誘したろ!の気持ちで接触したらフールーダ並みのやべー女に関わってしまった可哀想な人
アイデアロールでファンブルを出し勘違いが加速、結果とんでもないすれ違いをしたままレイン達を帰してしまった
「嫌いな女ランキング」、銀の戦女神は聖王国女王に続く第4位
勧誘したいが自分を謀った相手を取り込んでいいものか葛藤中
フールーダ
本作で一番のエンジョイ勢
魔法探求は楽しいZOY!
レイナース
一番得した人、何をされたかは後日