ポケライブ!〜One More Sunshine Story〜 作:チーケー
オトノキ地方 ダイバーシティ
「「ワァァァァァァァァァ!!!」」
今ここで今年最強のトレーナーが決まろうとしていた。
「さあ、盛り上がってまいりました!今年のオトノキリーグ決勝戦!!!」
「双方、残り1体にして体力も限界!!次で勝負が決まるでしょう!!」
実況の声にスタジアムの興奮のボルテージも一気に上がっていく。
「決めるよ!ルカリオ、はどうだん!!」
緑がかった髪をツインテールにした少女が声高らかにパートナーへと指示を出す。
「ウォゥッ!」
その動きに真っ向からぶつかると言った顔でポニーテールの少女も指示を飛ばす。
「オトスパス、アクアブレイク!!」
「スパッス」
双方の激しい攻撃がぶつかり合い、そして爆ぜる。
激しい爆煙がスタジアムを包みこむ。
やがて煙が晴れー
「オトスパス、戦闘不能!!ルカリオの勝ち!!」
「よって勝者、シノノメタウンの侑!!」
そう審判が言い終わるのと同時にスタジアムは溢れんばかりの歓声が響き渡る。
「「ワァァァァァァァァァ!!!」」
「決まりました!!熱戦の末、勝利したのは初出場、侑選手!!!!」
観客に応えるように優勝者、侑は右手を天高く掲げ、にっこりと笑って見せた。
そして、対戦相手の少女に向き直るとゆっくりと歩み寄る。
「いいバトルだったよ。ありがとう。」
「こちらこそ。次やる時は負けないから。」
そしてお互いに固い握手を交わすのだった。
「これによって侑選手は次回、オトノキチャンピオンズリーグへの挑戦権を得ます。皆さま、次なる激闘をお楽しみに!!」
ーーーーー
選手控室
「侑ちゃん、優勝おめでとう!!」
「歩夢、ありがとう!これも歩夢とポケモンたちのおかげだよ。」
歩夢と呼ばれた少女は嬉しそうに微笑んだ。
「じゃあこれから家でパーティだね!」
それを聞くと侑は嬉しそうに笑いながら
「そうだね!でもなんかチャンピオンが話がしたいってさっき言われててちょっと行ってくるから先に行って待ってて!」
「分かった!準備しておくね。」
侑は足早に飛び出していった。
この日を境にオトノキチャンピオンと侑は姿を消した。
ーーーーー
ポケットモンスター、縮めてポケモン。
この星の不思議な不思議な生き物。
この世界では人とポケモンは友としてパートナーとして互いに協力し合い、仲良く暮らしていた。
ポケモンの数だけの夢があり、
ポケモンの数だけの物語がある。
そしてー
今、ここでも新たな物語の幕が上がろうとしていた。
「見て見て!よーちゃん!きれいな羽!!」
「本当だ!なんかいいことあるかもね!」
ここはヌマヅ地方 シオサイタウン
潮風が始まりを運ぶ町。
TO BE CONTINUED...