ポケライブ!〜One More Sunshine Story〜   作:チーケー

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クロサワ炭鉱編スタート!!
ルビィちゃんの活躍に注目です!


#09 クロサワ炭鉱!新たな冒険!

 

【side 千歌】

 

千歌「一緒にポケモンアイドルやりませんか!!」

 

ルビィ「・・・ポケモン・・・アイドル・・・!」

 

私はつい目の前の少女にそう言ってしまっていた。

 

赤みがかったサラサラのロング髪、潤んだ吸い込まれそうなエメラルドグリーンの瞳。

 

桜内さんとはまた違った美少女。

 

ポケモンアイドルとしては申し分ないスペックの持ち主だ。

 

『マリーから着信です。』

 

と、そこで急にスマホが鳴り出す。

 

千歌「わわ、びっくりした!ちょっとごめんね!」

 

急いでスマホを耳に当てると聞き慣れたハイテンションな声が聞こえてくる。

 

鞠莉『ハーイ!元気してる?ちょっと頼み事があって。急なんだけど今から来てもらえる?』

 

千歌「は、はい!すぐ行きます!」

 

それだけ言うと通話はすぐに切れた。

 

千歌「ごめん、急用ができちゃった。この話はまた今度じっくりと!!桜内さんもまた後でね!」

 

そう2人に告げて急いで鞠莉さんのもとに向かった。

 

梨子「はぁ、忙しない人ね、ほんと。」

 

ルビィ「・・・ポケモンアイドルか。」

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

【side ルビィ】

 

私は先程の言葉が忘れられずにいた。

 

千歌『一緒にポケモンアイドルやりませんか!!』

 

ポケモンアイドル。

 

興味がなかった・・・といえば嘘になる。

 

幼少期から色々なポケモンアイドルを見てきた。

 

自分でもやってみたいと思ったことも何回もある。

 

だが、家柄のため、興味がないフリをせざるを得なかった。

 

ルビィ「ポケモンアイドルならお姉ちゃんにも勝てるかな。でも、お父さんがなんていうか・・・。」

 

すごい剣幕で怒るお父さんの姿が容易に想像でき、その考えはすぐに頭から消え去った。

 

ダイヤ「・・・。」タッタッタ

 

ルビィ「!」

 

そこに目の前をお姉ちゃんが急いで走っていくのが視界に入る。

 

方向からすればあのニシキノ博士の助手さんが一時的に使わせてもらっている部屋の方だ。

 

ルビィ「・・・。」

 

私はいつのまにかその後を追ってしまっていた。

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

部屋の前に着くと見覚えのある人物が2人、中を覗き見していた。

 

ルビィ「花丸・・・ちゃん?」

 

花丸「ずらっ!?ルビィちゃん!?どうしたずら?」

 

善子「しっ!?静かに!バレるわよ!」

 

私も2人に混じって、中を覗き見ることにする。

 

そこにはお姉ちゃんと、先程のオレンジ髪の少女が何やら話を聞いていた。

 

鞠莉「クロサワ炭鉱の地下深くには地底湖がある!!と言う噂を聞いたのよね。」

 

鞠莉「と、いうことでクロサワ炭鉱の調査をお願いしたいのよねぇ。あなたなら自由に出入りできるでしょ?」

 

ダイヤ「ええ。あそこはお父様の所有する炭鉱ですから私であれば自由に入れますわ。」

 

千歌「クロサワ炭鉱!地底湖!どんなポケモンがいるんだろ?」

 

ダイヤ「それはいいんですが、なぜこの2人なんですの?」

 

鞠莉「一応、果南と曜には話をしたんだけど2人とも用事があるみたいなのよね。と、いうことであなたたちが選ばれました〜!!」

 

ダイヤ「なるほど。そういうことでしたら了解しましたわ。」

 

千歌「私も!頑張りまーす!!」

 

すると、助手さんの瞳が怪しく光り、こちらを見たかと思うと、

 

鞠莉「あなたたちも手伝ってくれるのかしら?そこにいるのは分かってるわよ。」

 

そう言葉をかけられた。

 

誤魔化せるわけもなく、正直に3人で部屋に入っていく。

 

善子「バレてたのね、ていうか私にはその話来てないんだけど!?」

 

鞠莉「あっ・・・ごめんなさい!普通に忘れてた!」

 

そう言って助手さんは舌を出しておどけてみせる。

 

善子「ぐぬぬぬ・・・。なんかムカつく!!今日はもう帰るわ!」

 

そう言うと善子ちゃんは怒りながら部屋を出て行ってしまった。

 

鞠莉「あらあら、悪いことしたわね。ところであなたたち2人はどう?協力してくれるなら特別に図鑑アプリを貸すし、調査が上手くいけばそのままあげるわよ?」

 

助手さんのその言葉に花丸ちゃんは大きく手をあげる。

 

花丸「や、やりたいずら!いや、やらせてほしいずら!!」

 

鞠莉「OK、あなたはどう?」

 

みんなの視線がこっちへ向く。

 

私は・・・

 

と、お姉ちゃんの真剣な顔が目に入る。

 

私を試そうとしているようなそんな目をしている。

 

ルビィ「私は・・・」

 

もうお姉ちゃんみたいに比べられたくない。

 

私はお姉ちゃんを超える存在になりたい!

 

ルビィ「私もお願いします!!」

 

こうして、私を含めた4人での調査が始まるのだった。

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

クロサワ炭鉱

 

千歌「ほぉ!ここがクロサワ炭鉱!!」

 

千歌たちは鞠莉のお願いを聞き入れ、クロサワ炭鉱の入口へとやってきた。

 

花丸「地底湖の噂はマルも聞いたことあるけど実際のところどうなんずら?」

 

ダイヤ「噂の域を出ませんわ。実際に見たと言う人はいませんし、誰かが流したデマの可能性の方が高いですわ。」

 

千歌「そっかぁ。」

 

ダイヤ「さて、効率化を図るためにも二手に別れましょうか。」

 

そう言ってダイヤは予め作っておいたくじを取り出す。

 

花丸「用意がいいずら。流石はスクールトップの秀才!」

 

ダイヤ「そんなことありませんわ。上に立つものとして当然です。」

 

そうしてくじの結果、チーム分けが決定する。

 

千歌「よろしくね、えっと、ルビィちゃんでいいかな?」

 

ルビィ「は、はい!お願いします!」

 

ダイヤ「よろしくお願いしますわ、花丸さん。」

 

花丸「こちらこそお願いしますずら。」

 

それぞれ挨拶を済ませると、ダイヤは早速、炭鉱へと入っていく。

 

その時、中から急に石の塊が走ってきてこちらへと体当たりを仕掛けてくる。

 

「ダンゴッ!!」

 

ダイヤ「ダンゴロですわ!皆さん、後ろへ!」

 

石のような見た目のポケモン、ダンゴロを前にダイヤは冷静に戦闘体制に入る。

 

ダイヤ「お願いしますわ!メレシー!」

 

ダイヤ「パワージェム!」

 

「メレーッシ!!」

 

メレシーは宝石のような結晶を相手へと撃ち出す。

 

「ゴロッ!?」

 

ダンゴロは驚いたのか、再び炭鉱の奥へと逃げていった。

 

千歌「なんだったの?」

 

ダイヤ「分かりませんが、何かから逃げていたようでしたわね。気をつけて進みましょう。私たちはこっちへ。」

 

ダイヤ「何かあったらスマホに連絡をお願いしますわ。」

 

千歌「分かりました!」

 

そう言ってダイヤと花丸は右の道へと進んでいった。

 

千歌「よーし!私たちも行こう!ルビィちゃん!」

 

ルビい「はい!」

 

そうして私たちも左の道へと進んでいくのだった。

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

4人が入ってからしばらくして・・・

 

ある人物も炭鉱へと足を踏み入れようとしていた。

 

???「ここがクロサワ炭鉱だね。うん、いい石が取れそうだ。」

 

 

 

TO BE CONTINUED...

 

 

 

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