ポケライブ!〜One More Sunshine Story〜 作:チーケー
今回から本格的に物語がスタートいたします。
ラブライブキャラたちが織りなすポケモンとの物語、是非お楽しみください。
ここはヌマヅ地方にあるウラホシポケモンスクール。
ここではポケモントレーナーを志す者やポケモントレーナーの卵たちが日々、ポケモンについての勉強に励んでいる。
そこに輝きを探す少女が1人。
彼女の名は高海千歌。この物語の主人公である。
【side 千歌】
「私と一緒にポケモンアイドル目指して見ませんか!!」
「あなたも輝ける!今話題のポケモンアイドル!!」
メガホンを片手に登校してくる生徒たちに私は呼びかけていた。
ポケモンアイドルとは、今でいうコーディーネーターたちの呼び名である。
ホウエンのトップコーディネーターがこの名を使い始めたのが由来らしい。
しかし・・・
いつも通り、立ち止まってくれる人はいない。
私はその場にヘナヘナと座り込んだ。
「はぁ〜〜〜。今日もダメかぁ。どうしてかなぁ。」
スマホロトムを取り出すとある画像を開く。
5年ほど前、ポケモンアイドルという名前が認知され始めた頃、その爆発的人気と共にポケモンアイドルを世に広め、ポケモンアイドルたちの祭典「ポケライブ!」の開催に尽力した伝説のポケモンアイドル。
その名はー
高坂穂乃果
私の憧れの人である。
「こんなにキラキラ輝いてるのになぁ。ねぇ、ヨーちゃん?」
私はそばにいたパートナーのヨーギラスへと語りかける。ヨーちゃんは落ち込む私を見て悲しそうにこちらを見ていた。
「千歌ちゃん?・・・呼んだ?」
突然、上から声をかけられる。びっくりして顔を上げるとそこには見知った親友の顔があった。
「よーちゃん!!」
私の親友、渡辺曜ちゃん。
私よりもポケモンについて詳しくて泳ぎが上手な女の子。
「おはよう!千歌ちゃん。今日も勧誘?」
「うん、いつも通りダメだったけどね。」
肩を落としつつ、片付けを済ませる。
「まあ、いずれ仲間も見つかるよ。」
そう言うよーちゃんをジーっと見ながら私は言う。
「よーちゃんはやっぱり興味ない?」
「やってもいいんだけどね〜。私、目標があるからね。」
そう、曜ちゃんには幼少期からの目標がある。それを私が否定するわけにもいかない。
「あっ!もうこんな時間!!急いで千歌ちゃん!!」
「えっ!ヨーちゃん、ボールに戻って!!待ってよ、よーちゃん!!」
私たちは教室へと急ぐのだった。
【side ???】
「ここがウラホシポケモンスクール・・・。」
カサッ
と、私の足元にチラシのようなものが落ちてくる。
手に取って見てみると、
「ポケモン・・・アイドル。」
私の脳裏に嫌な記憶が思い出され、自然と涙が溢れる。
「ごめんね・・・チェリンボ。」
涙を拭い、私は改めて決意する。
「もうあなたみたいに悲しむポケモンは出したくない。だから私はもう・・・。」
「ポケモントレーナーには戻らない。」
TO BE CONTINUED...