ポケライブ!〜One More Sunshine Story〜   作:チーケー

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虹ヶ咲サイド 第二話!
せつ菜ちゃん登場です!!


#02 パフォーマンスバトル!せつ菜VSかすみ!

 

【side 歩夢】

 

無事、真姫さんからポケモンを貰った私としずくちゃんは旅の準備のためダイバーシティのショッピングエリアへと来ていた。

 

しずく「うわぁ、ここ全部、お店ですか!?」

 

歩夢「うん、キズぐすりやモンスターボールを売ってるお店からコンテストとかに使われるアクセサリー、お土産なんかまで色々なものがあるんだ。」

 

しずく「コンテスト・・・。」

 

そう言うとしずくちゃんは何かを思い出したようにハッとした顔になる。

 

しずく「あぁ!かすみさんのこと、すっかり忘れてました!!」

 

歩夢「かすみさん?」

 

そう聞き返すとしずくちゃんは焦ったようにスマホを開く。

 

しずく「今日、ポケモンをもらうはずのもう一人です!私のスクール時代の友達なんですけど、遅刻するからすっかり忘れてました。」

 

そう言いながら電話をかけるしずくちゃん。

 

しずく「あっ、かすみさん?今どこですか?」

 

かすみ『しず子!!それはこっちのセリフだよ!!ずっと待ってるのに!!』

 

しずく「ごめんなさい、ちょっと色々あって。今から行くから場所、教えてくれる?」

 

かすみ『むぅ。今、ステージエリアの近くにいるから早く来てね!』

 

ピッ

 

しずく「と、いうわけですみません。かすみさんと合流してもいいですか?」

 

歩夢「うん!お友達、待ってるみたいだし、急ごうか。ステージならこっちだよ!」

 

そう言って私としずくちゃんはステージエリアへと急いで向かうのだった。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

【side かすみ】

 

かすみ「全く!しず子ったらしょうがないんだから!」

 

かすみ「ところでここのあたり、人が集まってるけど何かあるのかな?」

 

見回すとステージの周りには多くの人が集まってきている。

 

疑問に思っていると、突如、音楽が鳴り響き、ステージ上に一人の少女が現れる。

 

???「それじゃあ、今日も盛り上がっていきますよ〜!!Go!バシャーモ!!」

 

少女のボールからは赤いポケモンが飛び出してくる。

 

「バシャーーッモ!!」

 

かすみ「な、何が始まるんですか?あのポケモンは?」

 

急いで先程貰ったばかりのポケモン図鑑アプリを開き、ポケモンへ向ける。

 

【バシャーモ】 もうかポケモン

 戦いに なると 手首から 灼熱の 炎を

 吹き上げる。相手が 手強いほど 激しく

 燃え上がり 炎の パンチが 相手を

 焼き尽くす。

 

???「そう高く〜♪果てなく〜♪」

 

彼女は曲に合わせて歌いながら踊り出す。それに合わせてバシャーモも踊りながら、ステージ演出のように炎を吹き上げる。

 

その歌を聴いて、少女が何者かに気づく。

 

かすみ「誰かと思えば、せつ菜先輩じゃないですか!?最近、人気急上昇中のポケモンアイドル!!」

 

優木せつ菜

 

ポケモンアイドル界に突如として現れ、最近、その人気に火が付きつつある。

 

更に、今年に入って新人ジムリーダーにも就任したという。

 

かすみ「やっぱり、凄いパフォーマンスですね。圧倒されるぅ。」

 

歌唱力、ダンス、そしてパフォーマンス。

 

どれを取っても頭一つ飛び抜けていると言ってもいい。

 

かすみ「でも、かすみんの夢のためにはいずれ倒さなければならない相手。むむむ。」

 

ライバルの分析をしていると、パフォーマンスが一通り、終わったようで静かになる。

 

静かになったところでせつ菜先輩が声を張り上げる。

 

せつ菜「今日もありがとうございました!!それじゃ、いつものパフォーマンスバトルやりましょうか!この私に挑みたい人はいますか?」

 

かすみ「な!?パフォーマンスバトル!?ここでせつ菜先輩に挑めるんですか!?」

 

驚きで思わず大きな声が出てしまい、慌てて口を塞ぐ。

 

しかし、手遅れだったようでせつ菜先輩はこちらに気づき、目が合う。

 

せつ菜「いい元気ですね!今日の相手はあなたにしましょう!!」

 

ビシッと指を差すせつ菜先輩。

 

他の観客たちもこちらを見ている。

 

かすみ「こうなったらしょうがありません!ここでかすみんの凄さを見せつけておくのも悪くないですしね!」

 

これを好機と取り、私は堂々とステージ上へと上がる。

 

せつ菜「あなた、お名前は?」

 

かすみ「中須かすみ!かすみんって呼んでくださいね!!未来のトップアイドルの座はかすみんのものです!!」

 

そう言って観客たちにアピールする。

 

せつ菜「トップアイドルですか。それでは私も負けられませんね!ルールは公式のコンテストバトルと同様です!ちなみに審査員はここにいるお客さんですよ!!」

 

かすみ「分かりました!!負けませんよ!」

 

せつ菜「それでは同時にいきますよ!3・2・1!Go!バシャーモ!!」

 

「バシャッ!!」

 

かすみ「いきますよ!チコリータ!!」

 

「チコッ!」

 

ポケモンを繰り出したところで5分のタイマーが作動する。

 

「チコ?」

 

かすみ「チコリータ!お客さんが見てるの!言うこと聞いてくださいよ!」

 

チコリータは多くの観客に見られていることに気づくと観客に向かって手をふりだす。

 

「チコ〜!!」

 

せつ菜「余裕ですね。先手必勝です!バシャーモ、炎のパンチ!」

 

「バシャッ」

 

早速、バシャーモが動き出す。

 

かすみ「チコリータ、そんなことしてる場合じゃないです!!かわして!」

 

「チコッ」

 

チコリータはバシャーモの技をスレスレでひらりとかわしてみせる。

 

かすみ「おお、やるじゃないですか!よーし!つるのムチ!!」

 

「チコッ」プィッ

 

しかし、チコリータはその指示を無視し、バシャーモへと突っ込んでいく。

 

かすみ「ちょっ!チコリータ!!」

 

せつ菜「仲間割れですか?Go!バシャーモ!」

 

バシャーモも突っ込んでくる。

 

衝突ギリギリでチコリータはまたも華麗なステップでかわそうとする。

 

しかし、

 

せつ菜「そうはいきませんよ!バシャーモ、ほのおのうず!!」

 

「シャモ!!」

 

突如バシャーモの体から炎が吹き出し、スレスレの距離にいたチコリータはもろに食らってしまう。

 

「チコッ!?」

 

せつ菜「バシャーモの技を避け続けてポイントを削ろうとしたんでしょうが、させません!」

 

かすみ「チコリータ!そんなこと考えてたんですか!?と、とにかく逃げて!!」

 

私は慌てながらも逃げるように指示を出す。

 

しかし、先程のほのおのうずのダメージでチコリータは動けなくなっていた。

 

せつ菜「決めますよ!バシャーモ、ブレイズキック!!」

 

バシャーモは高く飛び上がると炎を纏ったキックを繰り出す。

 

「シャーーモッ!!」

 

落下の勢いで威力を増した強力なキックがチコリータを襲う。

 

かすみ「チコリータ!!」

 

直撃と同時に会場内に火花が散り、まるで花火のようにキラキラと輝いていた。

 

「チコ〜〜」

 

チコリータは目を回して倒れてしまった。

 

せつ菜「バトルオフですね。私の勝ちです!」

 

ワァァァァァァァ!!

 

それと同時に歓声がワッと上がる。

 

私は急いでチコリータの元へ駆け寄りボールへと戻す。

 

かすみ「チコリータ、ごめんなさい。」

 

せつ菜「まだまだですね。コンテストバトルはポケモンとの息をぴったり合わせないといけません。これからを楽しみにしてますよ!かすみさん!」

 

せつ菜「それではみなさん!また次のステージでお会いしましょう!!」

 

ワァァァァァァァ!!

 

そう言ってせつ菜先輩はステージから姿を消した。

 

しずく「あっ、あれ?ステージにいるの、かすみさんです!」

 

歩夢「えっほんと?」

 

聞き慣れた声が聞こえた気がして見やるとそこにはしず子の姿があった。

 

急に自分の今の姿を見られるのが恥ずかしくなり、私はステージから走り去ってしまった。

 

しずく「ちょっ、かすみさん!?」

 

歩夢「追いかけよう!!」

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

その後、私は急いで近くのポケモンセンターへと駆け込んだ。

 

かすみ「すいません!チコリータをお願いします!!」

 

ジョーイ「はい!お預かりします。すぐに良くなりますよ!」

 

幸い、そこまでひどい怪我はなかったようですぐにチコリータは戻ってきた。

 

ジョーイ「はい、あなたのポケモンはすっかり元気になりましたよ。」

 

かすみ「ありがとうございます。」

 

ジョーイさんにお礼を言うとどっと疲れが出てくる。

 

私はポケモンセンターを出ると近くのベンチへと腰を下ろした。

 

かすみ「はぁ。まだまだか。こんなのでなれるのかなぁ?トップアイドル・・・。」

 

チコリータのモンスターボールを見つめながらこれからが不安になる。

 

???「そこのトレーナーさん!随分と落ち込んでるようだけど、何かあった?」

 

急に声をかけられて辺りを見回すと近くの屋台らしき店から手を振る女性の姿があった。

 

???「良かったら、オクタン焼き食べてかない?元気でるよ!!」

 

かすみ「オクタン焼き?」

 

 

TO BE CONTINUED...

 

 

 





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