ポケライブ!〜One More Sunshine Story〜 作:チーケー
ポケモンSV 発売しましたね!
皆さんも冒険楽しんでますか?
SVの要素も入れられそうなものは小説内に入れていこうと思ってますのでこれからもよろしくお願いします!
無事、ダイバーシティを出発した歩夢たちはモノレールに揺られ、次なる町“トラスタウン”を目指していた。
かすみ「いやぁこれから始まるんですね〜かすみんのアイドル無双伝説が。」
しずく「かすみさん、また調子に乗ってると、この前みたいに痛い目みるよ。」
かすみ「大丈夫ですよ!チー子も一応、言うこと聞いてくれるようになったし、この通り、新しい仲間も増えたもん。」
そう言ってかすみは膝の上に乗せていたケムッソを優しく撫でる。
「ムゥ。」
かすみ「えへへ。可愛いですねぇ。お前は立派なアゲハントになるんだぞ〜。」
そんなかすみの様子を見てしずくは思ったことを口にする。
しずく「かすみさん、忘れてないよね。ケムッソってランダムで二通りに進化するんですけど・・・。」
かすみ「へ?」
それを聞いてかすみは素っ頓狂な声をあげる。
しずく「ケムッソは最終的にアゲハント、ドクケイルの2通りの進化があるってこと。アゲハントになるかはまだ分からないんです!」
そう言いながらしずくは図鑑を表示させる。
かすみ「うぇ!?何それ!!聞いてない〜!!ドクケイルなんて全然可愛くないじゃないですか!!」
しずく「そう言われても・・・。私はどっちに進化してもちゃんと育てるつもりです。かすみさんも覚悟はしておいた方がいいですよ。」
かすみ「むむむ。」
そう騒いでいた二人の前に一人の女性が現れる。
???「二人とも、もう少し静かにしないと〜。公共の場なんだから。」
かすみ・しずく「!!」
それを言われ、辺りを見回すと迷惑そうにこちらを見つめる乗客たちの姿があった。
かすみ・しずく「ど、どうもすいませんでした!!」
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しずく「すいませんでした。周りが見えてなくて。」
???「いいよ、いいよ。見たところ、新人トレーナーでしょ。これからに期待してワクワクしちゃうのはしょうがないよ!」
しずく「はい。昨日、初めてポケモンをもらったばかりで。あっ、私はしずくと言います。」
かすみ「かすみです!かすみんって呼んでください!」きゃぴるん
そう言ってかすみは可愛くポーズを決める。
愛「ふむふむ。しずくにかすみね。よし、覚えた。私は愛!気軽に愛さんって呼んで!」
そう言ったところで愛の鞄から小さなポケモンが顔を出す。
「デネネ!!」
愛「あっ!この子、私のパートナーのデデンネ!さっきまでおねんねしてたんだ。デデンネだけに!!なんつって!!」
一瞬、場が静まり返る。
かすみ「な、なんです?今の。」
愛「あれ、面白くなかった?う〜ん、まだまだ修行が足りないか・・・。」
しずく「あはは・・・。」
ポーン
『まもなくトラスステーションに到着します。ご利用ありがとうございました。』
愛「あっと、着くみたいだね。そっちの子、友達なら起こしてあげたほうがいいよ。またね、しずく、かすかす!!」
そう言って愛は足早にその場を後にした。
かすみ「んなっ!かすかすじゃないです!!かすみんです!!」
しずく「歩夢さん、そろそろ着きますよ。」
しずくは先ほどまで隣で寝息を立てていた歩夢を揺する。
歩夢「へへへ・・・侑ちゃん。」
かすみ「なんかすごい幸せそうですね。」
しずく「もう少しこのままにしておきましょうか。」
この後、歩夢が二人から散々イジられるのはまた別の話。
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ートラスタウン
『オトノキの玄関口』とも呼ばれるここは空港、港、駅などの交通機関が充実し、オトノキの様々な町とも道で繋がっているため、多くの人が行き交う。
かすみ「うわぁ、賑わってますね!」
しずく「オトノキの主要都市の一つですからね。歩夢さん、ここからどうするんですか?」
歩夢「そうだね、ここから色々なとこに行けるし、ちょっとカフェにでも入って相談しようか。」
かすみ「そうしましょう!!」
と、いうことで三人は次の目的を決めるため、一時、カフェに立ち寄るのだった。
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トラスタウン 裏路地ー
愛は声を顰めて電話をしていた。
愛「まだ尻尾は掴めないね、本当にオトノキ地方に来てるの?」
千砂都『まあ上層部が言ってるんだし、その情報は確かなんじゃないかな?』
愛「でも、手がかりが無さすぎるよね。何か大きい騒ぎの一つでも起こってくれれば手っ取り早いんだけど。」
千砂都『相手もそう単純な組織じゃないからね。カロス地方での一件も完全にこっちの裏をかかれたわけだし。』
愛「う〜ん、でも何が目的なんだろ?『リバース団』。」
千砂都『愛ちゃん、無闇にその名前出さないようにね。誰が聞いてるか分からないから。』
愛「あっ、ごめん。」
と、言ったところで大通りの方で大きな声が響き渡る。
女性「ど、泥棒〜〜〜!!!」
愛「ごめん、ちょっと事件みたい。また後で。」
千砂都『相変わらずだね。目立った行動は控えてよ。』
愛「分かってる!」
そうして愛は通話を終えると大通りの方へと飛び出していくのだった。
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ところ変わってカフェへ入った歩夢たちは次の目的地を決めていた。
かすみ「次に行くならオオベニシティにしましょ!今度、ポケモンコンテストのビギナーランクが開催されるんですよ!」
しずく「そこでデビュー戦ってことですね。応援しますよ!」
歩夢(オオベニシティ、璃奈ちゃんのラボがあるところ。何か情報が掴めるかも。)
少し考えてから歩夢は二人に言った。
歩夢「よし!じゃあ次はオオベニシティに決まり!準備が出来次第、早速・・・。」
愛「こら!待て〜〜!!」
カフェの横を一陣の風が吹き抜けていった。
かすみ「さっきの、愛先輩じゃありません?」
しずく「ですね。何かあったんでしょうか。」
かすみ「とにかく行ってみましょう!!」
歩夢「えっ?二人とも!!待ってよ!!」
三人は足早にカフェを後にし、走り去っていった愛を追いかけていった。
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三人が追いついた時には愛が一人の男を追い詰めていたところだった。
愛「さあ、追い詰めたよ!さっきの女の人から盗んだ財布を返しなさい!!」
泥棒「くっ!子供相手なら!」
そう言って泥棒はモンスターボールを放る。
「フォッス!!」
ボールからはきつねのような見た目のポケモンが出てくる。
かすみ「あのポケモンは?」
【フォクスライ】 きつねポケモン
身軽な 体と 鋭い ツメで エサや
タマゴを 盗んで まわる。
パルスワンが 天敵。
泥棒「フォクスライ!バークアウト!!」
泥棒(隙さえ作れれば!)
しかし、フォクスライはその指示を聞いても動かない。
泥棒「なんだ?何してる!?」
愛「動きたくても動けないんだよ。」
そう言って愛はフォクスライの足元を指す。
そこには小さなデデンネがフォクスライの足下に擦り寄っていた。
愛「“でんじは”で麻痺させてもらったよ。罪のないポケモンを傷つけたくないからね!デデンネ!“ほっぺすりすり”!」
愛は続けて指示を飛ばす。
「デネネ!!」
デデンネはその指示で泥棒の方へ飛びつくと、
泥棒「な、何する気だ!!」
ほっぺを擦り合わせ、
スパーク!!
泥棒「うぎゃああぁぁぁぁぁ!!」
かすみ「可愛い見た目してエグいことしますね。」
愛は戻ってきたデデンネを見事にキャッチし、ピースサインを決めた。
愛「事件解決!!・・・あっ。」
「デネ!」
愛はそこで三人の存在に気づくのだった。
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愛「いやぁ、恥ずかしいとこ見られちゃったなぁ。」
かすみ「いえ、カッコよかったです!!」
しずく「はい!ポケモンには危害を加えず、泥棒だけ捕まえてしまうなんて。」
愛「そんなに褒められると照れちゃうなぁ。そうだ、みんなは次どこ行くの?」
歩夢「私たちはオオベニシティの方に行こうと思ってて。」
愛はそれを聞いて少し考える仕草を取る。
愛(オオベニシティか、りなりーならなんか知ってるかな。)
愛「ねえねえ、私もオオベニシティまで一緒に行ってもいいかな?私もそこに用事があって。」
かすみ「私はいいですよ!」
しずく「私も!仲間が多いのは心強いです。」
歩夢「私も大歓迎だよ!」
愛「ありがとう!みんな、愛してる!!愛だけに!!」
こうして愛を迎え、歩夢たちは次なる町、オオベニシティを目指す。
TO BE CONTINUED...