ポケライブ!〜One More Sunshine Story〜   作:チーケー

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第2話、梨子ちゃん登場回です!
まだポケモン要素がちょっと薄いですが、ここからポケモンらしさをどんどん出していくつもりなのでよろしくお願いします。


#02 オトノキからの編入生

 

【side 千歌】

 

千歌「う〜ん、やっぱりインパクトがたりないかなぁ。」

 

教室に着くと私は先ほどの勧誘ポスターを取り出し、ため息をつく。

 

曜「インパクトは十分にあるんじゃないかな?」

 

よーちゃんは苦笑いをしながらそう言う。

 

千歌「やっぱりヌマヅじゃ難しいのかな?ジムもない、コンテストも開催されてない。あるのは豊富な自然だけ・・・。」

 

曜「確かにね。ポケモンアイドルを目指すってなったら近場でもオトノキ地方に行かないとだからね。」

 

そう、私たちのいるこのヌマヅ地方は観光地としてはかなり有名なところなのだが、トレーナーとしては何を目指すにもなかなかに難しい。

 

千歌「このポケモンスクールもトレーナーとしての基礎を学ぶのが主で後は自分次第だもんね。」

 

曜「そうそう今度、『地方遠征』もあるしね。」

 

千歌「そうなんだよ!それまでには一緒にオトノキ地方を旅してくれる人を探したいなぁ。」

 

曜「あっ!話変わるけど今日のテストの勉強した?リージョンフォームについてのやつ。」

 

曜ちゃんの発言に首を傾げる。

 

千歌「テスト?・・・今日だったっけ!?」

 

すっかり忘れていたのを思い出して私の目の前がまっくらになった。

 

ていうかそもそもリージョンフォームって何だっけ?

 

曜「ははは・・・。」

 

 

シャリーン シャリリーン シャリリリーン

 

    シャン シャリリリリーン

 

 

そんなことを話しているとリーシャンたちによるチャイムが鳴り響き、先生が教室へと入ってきた。

 

先生「はーい、みんな座って。今日は紹介したい人がいまーす。桜内さん、こっちよ。」

 

先生がそう言うと初めて見る女の子が教室へと入ってくる。

 

その姿を見た瞬間、私の身体に電撃が走った。

 

サラサラの髪、すらっと伸びた手足、整った顔立ち。

 

その全てが魅力的に思えた。

 

梨子「オトノキ地方のアキバシティから来ました。桜内梨子です。よろしくお願いします。」

 

彼女がそう言うとクラス中から声が飛び交う。

 

「オトノキ地方だって!」 

「髪きれーい!!」

「何でヌマヅに?」

 

先生「はいはい。みんな静かに!じゃあ桜内さんはあそこ、高海さんの前の席ね。」

 

「はい。」

 

オトノキ地方から来た謎の美少女。

 

これはもう奇跡だよ!!!!

 

そう思い、桜内さんが席に座るなり私はすぐに行動に移った。

 

「さ〜く〜ら〜う〜ち〜さん!!」

 

肩をポンと叩くと桜内さんはビクッと肩を震わした。

 

恐る恐ると言った感じで振り向く桜内さん。

 

私は満面の笑顔でこう告げた。

 

「私と一緒にポケモンアイドルやりませんか!!」

 

「はい?・・・。」

 

 

〜〜〜〜〜〜

 

【side 曜】

 

廊下を2人の少女が駆け抜けていく。

 

梨子「だから私はやらないって言ってるでしょ〜!」

 

千歌「そう言わずに!お話だけでも!!」

 

私それをただ眺めていた。

 

すると、クラスメイトの仲のいい3人が声をかけてくる。

 

よしみ「千歌、またいつもの?」

 

むつ「懲りないねぇ。」

 

いつき「あの生徒会長まで勧誘しに行ってたもんね。」

 

そう言って3人は微笑ましそうに、走っていく2人を見つめている。

 

千歌ちゃんはあの時からずっと本気だ。やりたいことを見つけてから真っ直ぐに突き進んでいる。

 

私もできる限りの手助けをしてあげたい。

 

そのために私に何ができるだろうか。

 

〜〜〜〜〜〜

 

【side 千歌】

 

「待ってよ〜!桜内さ〜ん!!」

 

「しつこいわよ!!」

 

ポロッ 

 

桜内さんを追いかけていると逃げる桜内さんのポケットから何かが落ちる。

 

よく見るとスマホロトムだった。

 

「桜内さん、スマホ・・・。」

 

そう言うも桜内さんはスピードを上げたのか、すでにどこにも見当たらなかった。

 

「ありゃ、見失っちゃった。速いなぁ、桜内さん。」

 

悪いとは思いつつ、興味本位でピンク色をしたスマホロトムを起動する。

 

ポーン

 

『ポケモン図鑑起動。』

 

無機質な女性の声が流れるとともに

そこには私の見慣れぬ画面が表示される。

 

「ポケモン・・・図鑑?」

 

TO BE CONTINUED...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




前回の答え
  
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次回予告
  
【挿絵表示】


次回もお楽しみに!
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