元素と小説は使いよう   作:チル姐

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誤字は強敵とかいてともと呼ぶので初投稿です。

お気に入りが…100件…?評価が、赤バー…?

…夢かな?

活動報告を見てくださればアンケートや私の近況報告が見れます。

ダレトク?七七トク。


第n回 璃月若人お泊まり会 二

第n回 璃月若人お泊まり会 二

 

 

 

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コホン、ここで一曲、宝箱のひどいよ風だぁ!

 

 

 

 

 

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「星と深淵を目指せ!ようこそ、冒険者協会へ!本日はどんな御用件でいらしたのですか?」

 

キャサリン嬢に話しかけると、いつもと変わらぬ笑顔で返答してくれる。私の様な自己弁護野郎でも、このような対応をしてくれるとは、なんて良い所なんだ、冒険者協会っ!さて、では私も仕事に入ろうかな…

 

「要件は二つで、一つは先日の企画の寄稿の文章の脱稿、もう一つはモンドの物件を取り扱う不動産屋を探して欲しいという依頼です」

 

「え、アレもう出来たんですか?!ちょっと早すぎますよ、無理していないですか?」

 

「確かに睡眠時間は削ったけれども、些細な事ですよ。筆が良い感じに乗ったので、そのまま書き上げました」

 

冒険者協会で毎月出版されている雑誌、トラベラーズ・ドライブ、通称はトラドラ。冒険者協会の出版で売上が安定しているからか、割と何でもやる雑誌で、過去にあったものでは、『冒険者的・テイワット百景』という、取材班がアンケートで寄せられた各地の絶景を何がなんでも撮影しに行くコーナーや、『ヤバすぎ伝説任務』という、世の中の不思議な事項を調査しに行くコーナーなど、一体何の雑誌なんだかわからなくなるほどに混沌としたコーナーを取り揃えていた。今回私は、この雑誌の新企画、『小説家になりたい!』というコーナーの応援短編小説を依頼されたのである。実は他の人にも依頼が行っているらしく、第3回には行秋の小説が載るらしい。なお、本人が言っていたのでまず間違い無い話だろう。

 

一昨日にされた依頼だったが、丁度構想だけ出来ていた短編があったので、それを書いていった。昨日からは妙に筆が乗って飲まず食わずで一気にかき上げたのだが、完全に小説が完成したのは夜中の一時であった。久しぶりにスメールの友人達から手紙が来て舞い上がっていたからかも知れない。丁度書いていた小説も、友達数人と連れ立って一泊野宿をする、という話だったので、いい刺激になった。また機会があれば、スメールに行きたいものだ。

 

「ーー肉体情報分析開始。完了。疲労値53%。軽度脳内麻酔状態。対処法立案開始。終了。栄養補給及び6時間の睡眠を推奨。ーー…全然無理してるじゃないですか!私の目は誤魔化せないんですから!」

 

「完全分析を使うのは些か卑怯な気が…、まあ確かに多少寝不足ですけれど、寝たら治る程度ですよ。問題ありません」

 

「体の健康に気を使うのに、卑怯も何もありません!今日はしっかり寝てください!」

 

キャサリン嬢には隠し事があまり通用しない。

 

というのは、彼女は「他人の状態を分析把握する能力」を有しているので、ひとたび疑いを持たれれば自分が何を企んでいるのか瞬時に把握されるという訳だ。

 

先のトラドラの読者欄で、キャサリン嬢にしょっちゅうサプライズを挑む名物バーテンダー(清泉町在住)が有名になっているのもこの為だ。絶対に成功しないらしいサプライズが身を結ぶのはいったいいつのことになるのだろうか。

 

「きゃさりん、心配しないでいい」

 

「…おや、七七ちゃんですか。おはようございます!それで、心配しなくていい、とはどういうことなんですか?」

 

「ん、おはよう。えっと、今日はせんせいの家にいって、お泊まりをするから、七七がせんせいを見張れる。せんせいは七七に負かされる運命にあるのだ」

 

「な、なるほど?それは安心ですね!じゃあ七七ちゃん、さっき作った清心の押し花をあげるので、芥川さんが無茶しないか、しっかり見張っていて下さいね!」

 

「うん。七七も冒険者だ。依頼引き受けた。七七におまかせ」

 

「一応僕も協力しようかな。先生には幾らか恩があるからね。身体を無茶に使って倒れられるのは僕は嫌だし、しっかり見張らせてもらおう」

 

「ふふ、芥川さん?もう逃げ場は無いみたいですよー?」

 

「ハハ、どうやら私は、今日は潔く休むのが良さそうだね。よし!そうと決まれば今日は存分に休むかな!折角だ、満喫してやるぞう!」

 

「おー」

 

恐るべし七七くん、私をそんなにも寝かせたいか。宜しいならば今日は枕投げ戦争だ。枕の貯蔵は十分か。

 

「依頼達成の報酬はいつも通り北国銀行に送付しておきますね。それで、もう一つの用件の方は…」

 

「あぁ、そうでした。実は今度取材でモンドに長期滞在する計画を立てていましてね。題材との関係上、宿ではなく借家形式で家を借りたいのですよ。その件で、良さげな物件を紹介してくれる不動産屋を探しているのです。折角なので、依頼として募集しようかなと思いまして」

 

「ふーむ、借家ですか。もしかしたら、依頼せずともいいかもしれませんよ?」

 

「え?!本当ですか!!」

 

「はい!実は、冒険者協会が管理している広めの物件があるのですが、色々あって、手放す話が出てきていたんです。立地条件や建物の内装も条件に合致します。芥川さん、この物件、良くありませんか?」

 

「是非見せてください」

 

 

 

 

 

このあとめちゃくちゃ…

 

家を借りた。

 

 

 

 

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私の家は万民堂の近くにある。

 

朝から夜まで街の喧騒が聞こえて来る、いい立地である。屋上もあって、空を見上げながら本を読むのに最高の環境である。…たまにお忍びの留雲借風真君が日光浴に来るのは心臓に悪いので勘弁して欲しいのだが。元々喧騒の側にいるのが好みだった私には、本当に良い家である。母親には、本当に頭が上がらない。

 

「ようこそ、私の家へ。母の有する家ではあるんだけど、今私の母は旅に出ていてね。実質的に私の家になっているんだよ。稲妻式の家だから、靴は脱いでそこの靴箱に入れて上がってくれ」

 

「せんせいせんせい、七七のお泊まりセットどこにあるの」

 

「あぁ、お泊まりセットは私の部屋の箪笥にあるよ。場所は覚えてるかい?」

 

「…覚えてない」

 

「はいはい、じゃあ一緒に取りに行こうな。そら重雲、済まないが居間で待っていてくれないか?茶を持って行くよ」

 

「了解した。じゃあ、少し待っておくよ」

 

「そうだよ、朝ちょっと机の上で色々やってたから少し散らかってるけど、隅に寄せておけば使えるからね」

 

「せんせい、はやくいこ」

 

「わかったよ、それじゃあ重雲、また後で」

 

 

 

 

 

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七七くんのお泊まりセットを準備し終えたので、キッチンに立って来客のお持て成しの準備をする。

 

重雲には取り敢えず茶を出すべきか。

 

ふむ、なんだか今日はお客さんが多そうな気がするからなぁ…。

 

よし、秘蔵のあの茶を淹れようかね。

 

 

 

「せんせい、七七ミルクほしい」

 

「おや、ミルクかい?ちょっと待ってなさい、あったかいのにするかな?」

 

「ううん、つめたいのがいい」

 

「重雲には茶を淹れているけど、熱いのはダメだったよね?」

 

「あ、覚えててくれたのか?!僕は体質的に熱いものが苦手ってことは、まだ一回しか言ってないと思うけれど?!」

 

「いやいや、最悪命に関わる体質なんだろう?忘れたくても忘れられないさ。それに、君のことは行秋とか香菱からもよくよく話されてるからね。まあ、行秋の評には若干個人の趣味というかなんというかが含まれていたけれどね。とにかく、冷やしておくよ」

 

「あ、ありがとう!」

 

「…ふふん。これがせんせいの実力。七七の記憶力をはるかに上回るのだ」

 

「何故君が誇らしがるんだ…」

 

 

 

 

 

 

七七くんが何故かいばっている(無表情)のを横目にしつつ、草元素で茶葉の染み通りを進める。こういう事に元素力って便利なんだよなぁ…。

 

草元素とは、読んで字の如く草に関わる元素ではあるが、実際問題何が草なのかは分かりにくい。元素学的分類によれば、草元素は「有機物の活動を象徴する元素」という定義らしいのだが、実際問題有機物の活動というのは色々と種類が豊富に過ぎる。

 

ただ、解釈がしやすいという利点もある。例えば今のような状況。茶葉は言わずともわかる通り葉っぱを乾燥させたものであり、草元素を有している。

 

一般に、大気中で元素は不活性化するという性質があり、なんらかの力を働かせないと元素は活性化しないし、元素反応なんかも起こらない。と言っても、ミクロの世界では別であり元素は元素でも原子を形作る元素もあったりして、ややこしいらしいが。私は正直本で読んだだけの門前の小僧であるから、詳しくは知らないのだが。

 

さて、今述べたとおり、この茶葉が含む草元素というのは不活性化している。そこで、草元素の神の目を持つ私がこの茶葉に草元素を流してやるとどうなるだろうか。

 

答えは単純。茶葉の中の草元素が活性化し、茶葉は元素反応を行う劇物になるのだ。

 

こんな劇物が大量の水元素の中に入っていれば一体どうなるだろうか。これまた答えは単純。茶葉中の草元素がまた不活性化するまで開花反応を起こし続けるのである。開花反応というのは、時限式で爆発拡散する草元素構造物を生成する反応であるから、あとは簡単。茶葉内の成分が開花反応の拡散で攪拌されて、一瞬で茶ができる。

 

草元素の神の目を持つ人間にしか出来ないやり方だが、これが草元素の応用法、瞬間茶生成なのである。このワザをレンジャー長のティナリに教えたら、すんごい目で見られた。曰く、開花の爆発は危険だから、そんなことは普通やらないとのこと。実際にやってみせたら、「な、なんでぇ…?草元素反応って厳密な調整が…、開花反応ってとんでもない危険が…」とか言ってたので、「できないのまじ草元素」と言いつつ頭をわしゃわしゃと撫でてやったら噛まれた。ちょっとなんでかわかんないっすね(すっとぼけ)。アルハイゼンには「その発想は流石だな、俺もやってみよう」と褒められたんだけどなぁ。

 

コップに茶とミルクを入れ、茶の方は氷を入れて冷やす。

 

盆にのせ、コースターとストローも用意して…、よし、完成!

 

鉄観音茶(開花済み)とミルク(入れただけ)である。

 

 

 

 

 

居間に行ったら、七七くんの札を重雲が書き直していた。なんでさ。

 

「いや、術式が少し薄れていた部分があったから修復してたんだ。このままだと七七ちゃんは道力の流れが滞って動けなくなっていたから、危ないところだったよ」

 

「不卜盧でも、たまに札を書いてもらってる。このひと、ゆくあき?と違って字きれい」

 

「ハハ、行秋の字の汚さは筋金入りだからなぁ…。そういえばアイツ、サインとかねだられたらどうするんだろうか」

 

「…どうするのだろうな、本当に」

 

「それはそうと、茶ができたから飲んでくれ。我が家秘蔵の鉄観音茶だ。…秘蔵と言っても単に私のお気に入りだから残しているってだけなんだけどね」

 

「鉄観音茶か、ありがとう。………お、これ美味しいな!」

 

「せんせいあとでのませて、のませて、ね」

 

「それを飲み終わったら入れてやるから取り敢えず落ち着きなさい。お代わりはたくさん作ってあるから。それとな、重雲。それ鍾離に教えてもらった美味しい茶の店のやつだから、そりゃ美味しいだろうよ」

 

「成程、鍾離先生か。ならば納得だな」

 

「ま、楽しんでくれ。それで、だ。今日は私の質問に重雲が答えてくれる会ということにしたいのだけれど、良いかな?」

 

「それは問題ないんだが、方士の知識をどこで使うんだ?…も、もしかして、新作か?!?!」

 

「あ、ああ。そうだね。そろそろ新作を出すつもりだけれど、どうした?」

 

「いやっ!先生の新作に関われるなんて、どれだけ、どれどけ素晴らしいことだろうかっ!なっ、なななんでも聞いてくれっ!!!」

 

「ハハハ、まあ、色々ゆっくり聞かせてもらおうかな?」

 

割と真剣に話を聞いて、方士についての基礎事項を聞いた。行秋たちと同じくらい若いのに、ここまで立派に方士の責務を果たしているとは、中々どうして感心できることじゃあないか。

 

ただ、彼でも説明しきれなかった事が多少有ったため、また機会が合えば彼の知り合いの方士を紹介してくれるそうな。名は申鶴という方らしい。一体どの様な人なのだろうか。ーーー食費が掛かりそうな予感がするが、気のせいだろう。ーーー

 

 

 

 

 

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重雲と話をしながら、次の小説の構想を整えて、質問をしたりされたりしつつ時間を過ごしていると、あっという間に時間は過ぎていく。

 

窓の外から見える雲は少し黄色みがかった朝の味を失い、真白く輝き見るものの眼にその影を焼き付けていた。

 

 

 

 

 

 

「おや、もう昼か。七七くんは…、寝てしまったようだね」

 

「あはは、ちょっと話し過ぎたのかも知れないなぁ…」

 

「そうだよー。女の子を放ったらかしにするなんて酷いことするもんだねー」

 

「まあ、七七くんをほったらかしにしてしまったのは間違いなく私の非だから後でたくさん遊んでやるとして、おいお前どっから入ってきた」

 

「え、えっ、ええぇっ?!?」

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にやら私の後ろから胡桃が腕を回してくる。此奴はしょっちゅう人を驚かそうとするので油断ならない。

 

コーヒーを飲んでいる最中に背中を叩かれて原稿に溢した時は、絶望した。軽く数分現実に意識が戻ってこなかった。わざとじゃなかったようだし、大分萎縮していたのでそんなに怒らなかったが、まあ大分絶望していた。

 

 

 

 

 

 

 

「つい5分前に入ったばっかりなんだけどなぁ…。全然気がつかないからそこの手紙漁ってたんだよねー」

 

「人の手紙を勝手に漁るな阿呆。機密情報とかあったらどうするつもりだったんだ。詳しいことは言わないがスネージナヤからも手紙来るんだからな?」

 

「らしいねー?この少女?さんからのやつとかでしょ。確か、タルタリヤさんの同僚の人だっけ。内容は怪文書だったけど。…大丈夫なのこの人」

 

「中身見たのか。………そんな文書くやつが、国のトップなんだよなぁ。大丈夫なのか氷神の国」

 

「ト、トップぅ?!こ、これがぁ?!ほら重雲も見てみてコレ!」

 

「ちょ、ふ、胡桃?!機密とかあったら一体どうすれ……………、あぁ、大丈夫だなこれ」

 

「気をつけろよー。その怪文書平然と国の機密暴露してやがるから読み進めると心労で死ぬぞー」

 

「「え"」」

 

 

 

 

 

 

 

…本当にアイツの文章はなんなのだろうか。改行空白も無いままに黒一色の文字がズラズラと並んでいるし、読み進めていると唐突に国の機密が出てくるのだ。なので、一週間に一回手紙が来るときには、必ずタルタリヤが家に来ることになっている。不要な機密を読みたくないためである。

 

…氷の神のスリーサイズとか、会ったこともないファトゥスの方の知られざる一面とか、なんで他国の人への手紙に書くのかねぇ…。隊長は実は甘いものが好きだ、とか知らんよ。それを揶揄ってやったとかって、報告するんじゃない…。好きに食べさせてやりなさいよ…。富者殿の苦労が偲ばれるなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

「それでこれは誰からの…、ニィロウ?………え、ニィロウ?!?!」

 

「にいろ、え?誰だ?」

 

「おや胡桃、ニィロウを知っているのか?」

 

 

 

 

 

次に胡桃が手に取った手紙はニィロウからの手紙である。しかし、ニィロウの名前を聞いて飛び上がる程に驚くとはどういうことなのか。

 

 

 

 

 

「し、知ってるも何も、スメール一の踊り子、生きる観光名所、璃月の雲菫スメールのニィロウって呼ばれてるくらい有名な踊り子さんなんだよ?!なんで個人で文通してるのさ!この人親友以上の人が異常に少ないことで有名なのに!」

 

「そ、そんな有名な人の手紙が、平然と目の前に…」

 

「いやなんでって、前にスメールに行った時に知り合いになってな。それ以来、会ってはいないが連絡は取り合う仲になることができたってだけなんだが…何か可笑しいのか?」

 

「…ちなみに何したの、スメールで」

 

「そうだな、過呼吸になってしまったニィロウを介抱したり、インタビューしたり、ダジャレバトルしたり、砂漠の霊廟を見に行ったり、妹作ったり、英雄譚即興朗読をしたり、無言読書耐久をしたり、ゲリラサイン会したり、新出版社を立ち上げたり、フェネック耳をモフッたり、噛まれたり、アンバーとやらの宣教をされたり、色々したな」

 

「…満喫したんだな」

 

「…ホントに何してんの?でも、はぁ、そっかぁ。陥としちゃったかぁ」

 

「落とす?確かにスラタンナ聖処の屋根に登って雷元素で雷を落としたりしてたけど、なんで知ってるんだい?」

 

「「いやほんっっっとに何してんの?!?!」」

 

 

 

いやはや楽しかったよ本当に。ナヒーダには結構怒られたが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで他には…あ、眞琴さんから手紙来てるじゃん。あの人今どこにいるの?」

 

「え、母さんか?…はい胡桃。自分で見た方が早いよ」

 

「そう?言ってくれてもいいじゃな……、は?」

 

「僕にも見せてくれ。…『怪盗体験中』?…何してるんだ?」

 

「つくづく自由人だなぁ、ウチの母さん」

 

「…せんせーが言えたことじゃないでしょ。あ、続きある。『追伸、そろそろ帰ります』だって!わぁ!また会えるのかぁ!」

 

「先生の母君、か?その、だいぶ自由人なんだな?」

 

「まあ、事情で父がいない私の家で、私と母さんの二人で生活してたんだけど、まあ自由な人でねー。よく鍾離とご飯を食べに行っては帰ってきて酔っ払ってぐでぐでしたり、お風呂に自分一人で入れないとか我儘言っては私と入ろうとしたり、まあ我が道を行くフリーダムの化身だね」

 

「…初対面でプロレス技掛けられたのは一生わすれらんないなぁ」

 

「その節は本当にごめんなさいでした」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、稲妻からも手紙来てるよ!えーっと、八重、かみこさん?稲妻にも行ったことあるの?」

 

「神子さんだよ、八重堂っていう出版社の社長さん。稲妻には3回行ったことがあるかな」

 

「ほえー、3回も?え、そういえば出版社からの手紙ってことは、じゃあ仕事のオファーじゃん!やったねー!」

 

「おや、新しい小説の他にも新しい仕事も来るのか。やはり先生は凄いのだな!」

 

「ふふん!でしょ!せんせーはとってもすごくてーやさしくてーかっこよくてー」

 

 

 

 

 

「なんでお前が威張ってんだか。ほれちょっと貸してくれ。仕事の手紙だから、一応それは私が初めに読んでいいかな?…はいよ、どーも。えーと、なになに?………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『芥川敦 殿 

記 貴殿に我が国の国主、雷電将軍より謁見の勅願が降りている。ついては、鎖国中ではあるが稲妻における最高免許証を送付いたす故、一年以内に稲妻にいらすべし。なお、稲妻訪問の目処が立った際は八重堂に連絡をしてもらいたい。 以上 

鳴神大社巫女総括兼八重堂総取締役 八重神子 稲妻国主武甕雷神雷電将軍此証乃印』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「謁見ーーーーッ!?!?!?」」」

 

 

 

 

 

「すやぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第n回 璃月若人お泊まり会 三 に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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注、稲妻国主武甕雷神雷電将軍此証乃印は完全オリジナル。「いなずまこくすたるたけみかずちのかみなるらいでんしょうぐんがここにあかしするのいん」と読む。要は、鎖国中にも関わらず外国人を出歩かせる特例を将軍権限で設けた、と言うことを示す印。外交に於いて全権を握る事を示す場合にも使われるが、内政で行われる準絶対的専制を仄めかすことにも使われる。因みにこの小説では、雷電将軍の権威を「武甕雷神」、武力を「布津御霊神」、智慧を「懷兼神」と呼ぶことがある、という設定をしている。ペルソナァ!なお、影武者の事を「月夜見尊」と呼ぶんだとか。ダレノコトダロナー

 

 

 

 




しれっとナヒーダさんいるのは幕間で訳を出しますのでオニィサンユルシテ…

アンケートはもうちょい後で出します。

主人公の秘密は小出しにするます。

流浪楽章がlv90なったので失踪します。

追伸 活動報告見てね(念押し)。コレイがかけなくて困ってるのでたすけてくだちい

ナヒーダが目を覚ますと…(今の所最も誕生日に虐待されているホヨロリ)

  • スメールがインドになっていた
  • スメール中で踊らずにはいられなかった
  • スメールがカレーの匂いに包まれた
  • スメールがヴァサヴィ・シャクティした
  • スメール人は繁栄しました
  • スメールちほーチャパティパーク
  • スメールじゃなくてシュメルだった
  • スメールにジグラットが建っていた
  • スメールに金ピカの王様がいた
  • スメールにファラオがいた
  • スメールでティンティリスした
  • スメールで千年パズルを解いた
  • スメールに決闘士がいた
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