GOD EATER 転生者はデッドマスター   作:namako:BERSERKER

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1話 転生と出会いから仲間化

 俺はプレイステーションストアで購入したゲーム。

 PSPゲームデータ、GODEATER BURST、GODEATER2、GODEATER2RAGE BURSTとBLACK★ROCK SHOOTER the GAMEをPCで小説にする事等が趣味で今日もノート型PCと睨めっこしていた。

「続きをどうするか」

 俺は物語をどう展開させるか行き詰っていた。

 飲料水を手に取り蓋を開けてコップに注ぎ蓋を閉めて適当な場所を探して置く。(探さなきゃいけないほど乱雑している)

 そしてコップを掴み喉を潤した後無造作に置く。(中身入り)

「ふぅ~さて、如何した物か・・・」

 頭を掻きそのまま重力に任せ手を振り下ろす。

 ガン。「痛」コテンビシャァ。

「あー!俺のノーパが!ティッシュ、ティッシュ」

 俺は慌ててこぼしたコーラを拭き取りを始めた。

 しかしPCは家電、それも精密機械だ。

 ショートサーキットを起こし漏電した。

「アギャ!!」

 漏れた電気は水分から俺を伝って心臓にダメージを与え、気絶して心肺停止に陥る。

 心臓が止まった為に血液の流れも慣性に従い次第に止まる。

 脳や心臓その他主要臓器に酸素等の必要な物が供給されない為、心臓が、脳が死に始める。

 直ぐに応急処置を施さなければ待つのは死である。

 俺は部屋に一人。

 家族は家には居るが同じ部屋には居なかった。

 その家族も火事に気付いて避難した。

 俺はそのまま焼かれて息を引き取った。

 俺は気付いたらジョン・ドー・デッドマスターが擬人化した少女として目覚めた。

 ジョン・ドー・デッドマスターとはアニメ版ブラック★ロックシューターのデッドマスターの基に為ったであろうエネミーの事である。

 そして主人公のステラ、ステラに敗北した者達、ナフェ、提督の記憶がジョン・ドー・デッドマスターに流れ込んだ。

 記憶の流れ込みが終わったら我に返った。

 胸におっぱいがあった。

 ポヨンポヨンで自分で触っても触れているとしか感じない。

 不感症なのだろうか?

 頭に角、両手が甲殻に爪、浮遊する髑髏を従えて、緑色の刃をした漆黒の鎌のデッドサイズを持ち、鎖を出して操る少女。

「あー、うん。ゲーム設定も有るアニメのデッドマスターだわ、これ」

 それとアニメBLACK★ROCKSHOOTERの思念体が私の中で眠っている。

 だが、此処はBLACK★ROCK SHOOTERのゲームやアニメとも雰囲気が違って見た事が無い。

 私、箪笥の上に居る?

 まぁ、良いや、サブウェポンを作ろう。

 長い銃身の単発手込め拳銃一挺、和ナイフ二振り、投げナイフをいくつか造った。

 投げナイフは手が空いた時にまだ増やす心算でいる。

 作りたい物を思い浮かべると身体から現れた。

 不意に大人の男女の『も~うい~かい?』と、乗っている箪笥の中から少女の『ま~だ~だよ』と聞こえた。

 目を向けると夫婦が娘を探す序でにかくれんぼに付き合っている様だ。

「あれはアミエーラ家族かとするとディアウス・ピターが来るな」

 なんてタイミングが良いのだろう。

『アラガミだ!!逃げろ!!』

 さて、初戦がピターだが、殺るか。

 飛び掛かるピターを鎖で動きを封じ、デッドサイズで斬ると内蔵が零れ出て来る。

 コアが心臓の位置に有るのが見え、掴んで引き抜くとピターは霧散して消えた。

 アミエーラ一家は無事の様だ。

 私はコアを齧りつつ去る。

 つもりで食べ終わったら転んだ。

 転んだ原因を探るとアリサが腰に飛び付いていた。

 襟を掴んで剥がそうとしてしがみ付かれた。

 困ったぞ。

 IPADを作って私の背中に乗せた。

【初めまして、デッドマスターです。】

 アリサは私のIPADと背中に乗せられたIPADを見比べる。

【私アリサ・イリーニチナ・アミエーラ。】

【アリサ降りて貰える?】

【嫌だ。】

【両親困ってるよ。】

【デッドも一緒に帰る。】

【我侭言わないの。】

【嫌だ嫌だ。一緒に帰る。】

【私は荒神だよ?】

【関係ないもん。助けてくれたもん。】

両親さんにも用意して。

【アリサちゃんを如何にかしてくれませんか?】

【如何にかした後であなたを探しに危険な場所に行かれたくはないので、あなたを迎えてしまおうと思っています。】

【お礼をしたいわ。】

【ご両親さんもですか。ならば人間を辞めて私と同じ者になりますか?荒神は襲ってくるし、人から迫害されるだろうし、戦闘ばかり。弱ければ死ぬよ。】

【私はデッドと一緒なら構わない。】

【アリサちゃん両親も自分の意思だけで戦いの道に巻き込む気?】

「アリサ!」

 ………数十分後。

【決まりましたか?】

【はい。】

【ええ。】

【人間辞めたって私はデッドと共に居る。】

【それがあなた方の総意でよろしいんですね?】

【はい。】

【ええ。】

【うん。】

【ではこの中から選んで下さい。ブラック★ロックシューター。デッドマスター。チャリオット。ブラックゴールドソー。ストレングスどれにする?】

【私、チャリオット。剣と盾でバランス良く、更に戦車】

【あ、これも因果かな?】

【私はブラックゴールドソーにする。単純に剣で戦う。】

【私は可愛いからストレングスで。】

【まさかのブラック★ロックシューターが選ばれないとは思わなかった。その選択で良いね?】

【うん。】

【はい。】

【ええ。】

【三人に順番に抱きしめて、姿の変化が始まる。】

【アリサはチャリオット。】

【パーパさんはブラックゴールドソー。】

【マーマさんはストレングス。】

 変態が完了するまで待つ。


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