白猫と鬼滅がダンジョンに行くのは間違っているだろうか 作:エルにー
そして時は戻って、カガミ達はカオスの「この飛行島を飛ばして少し旅をしないか?」という提案で飛行島で時折降りて情報を集めて飛び、オラリオの事を知ってオラリオへ向かった。
そして今に至るのだ。
「……とりあえず、君たちの目的……目的なのか?は、わかった。……すごく混乱しているけど」
冒険者達は未だに混乱している。まったりしにきたとかいうよく分からない目的に、喋る白猫。情報量の多さに頭がショートしそうだ。
「それで、俺たちはオラリオに入ってもいいですか?」
「……非常に答えづらい質問だね。君達の乗ってきた空を飛ぶ島や、そこの6つの眼の……人?もいるからね……」
「ふむ……巌勝。どうやらその見た目は色々と不味いようだ。擬態してくれ」
「承知……」
カオスにそう言われて、巌勝は顔の眼一対にして見た目は普通のヒューマンになった。
それには冒険者達も驚いていた。
「……彼は何者なんだ?」
「『鬼』、と呼ばれる者だ。詳しい事はもっとあるが、赤の他人にそこまでは言わん」
「まぁ、それもそうか。……君たちをオラリオへ迎え入れるかは神達に任せる。着いてきてくれ」
「【
フィンが彼らをオラリオへ入れようとすると、1人の冒険者がそう叫んだ。
「確かに巌勝と呼ばれた彼は怪しいが、彼らからは悪意を感じない。だから判断を神達に任せるわけだけどね」
「ですが……!今も
「それはウラノスに任せれば良かろう。我が邪神だった場合、彼奴が我を天界へ送還させるだろう。恩恵を持たないものに其方らは負けるのか?」
カオスがそういうと、冒険者達はそんなわけあるか、と怒った。
「ならば問題は無かろう」
「では、君達を神達の下まで案内しよう」
「着いていくのは我と炭治郎だけにしよう。カガミ達は飛行島を頼んだ。
カオスはそう彼らに指示した。
「分かりました。お気をつけて」
「話は終わったかな?では、行こう」
そう言ってフィンは歩き出し、カオスと炭治郎は着いていった。カガミ達は飛空艇に乗り込んで飛行島へと戻っていった。
ギルドに着いて、なんでもない色々があって2人はウラノスの下へ連れてかれた。
「久しぶり……と言えばいいか?ウラノス」
「……まさか貴方が下界にくるとはな、カオス」
「うむ、我もまさかここまで残るとは思わなかった」
カオスはカガミ達を思い浮かべて微笑んだ。それにウラノスは驚いていた。
「……貴方が下界に来た理由を聞いてもいいか?」
「やはり聞くか。隠すことでもないからいいだろう。我が下界に降りたのは空間に異常が出たからだ」
「っ!……その異常は直ったのか?」
「当然。というより、別の……『もの』が直したと言ってもいいな」
「……詳しくきかせてくれ」
カオスはウラノスに起きた事を話した。カガミ達白猫組の事、炭治郎と巌勝の事も。
聴き終わったウラノスは額に手を当てて天を見上げた。
「随分と、面倒な事が起きたな。別の世界からの来訪者とはな。それに『世界』か……我らが知らないだけでこの世界にもそういった意志はあるのだろうか」
ウラノスの言葉にカオスは答えた。
「ないだろうな。あの世界には神がいなく、『均衡』があったから『世界』という意志が存在していた。……光の王、闇の王であるカガミとアイリスは
「それを他の神に知られるのは不味い。お前達の目的はまったりする事だったか。……事情を少しとは言え知った儂もお前達を戦わせたくはないな。炭治郎……と言ったか」
「ハイ。なんでしょうか、ウラノスさま」
「お前は……そのうちに自殺する気だろう」
「……神様はすごいですね。カオス様にも見破られました。はい、そうです」
ウラノスの質問に炭治郎は肯定した。
「俺は……人として生まれて、あの戦いで鬼にされて、自害する事もできず、禰豆子……俺の妹の言葉でここまでズルズルと10万年以上生きてきました。……正直生きるのに疲れました。今はこうして心の余裕ができましたが、カガミ達が死んだら、俺も死のうと思います。……この世界に俺の居場所は飛行島にしかありませんから」
「……そうか。お前達は飛行島という括りで処理しよう。今のオラリオは治安が悪く、
ウラノスの決定はギルドの決定も同義。これでカオスファミリアの表向きの安全は確保された。
「では、詳しい事を決めていこう」
話し合いの結果、
1ギルドは飛行島に強制依頼を出さない。
2強制ではないが、救援要請には応えて欲しい。
3オラリオ内で襲われたらやり返す事を認める。
4ダンジョンへの出入りを認める。
5情報は秘匿にするからギルドに登録し、ステータス情報を教える。(ウラノスとフェルズにのみ)
「……こんな所か。これなら今は障害があるが、まったり出来るだろう」
「……本当に、あのカオスなのか疑うな……」
「我も最初はそう思っていた。神も不変ではなかったという事だ。よく考えれば不変なわけがないのだ」
「……そういう事か。確かに、そう意味では神は不変ではないな」
カオスの神は不変ではないという言葉にウラノスも笑みを浮かべて同意した。
「我も帰るとしよう。何か困ったことが有ればいつでも申せ。祖母として、義母として聞いてやろう」ニヤ
カオスはニヤッとして言った。
「……祖母としてはともかく、義母としては勘弁だ」
そんなカオスにウラノスは困った感じで答えた。
「そうか。炭治郎」
「はい」
ガラッ
炭治郎がカオスに返事すると、突然襖が現れ、開いた。
「ではな」
「失礼しました!」
2人が入ると
バタンッ
襖が閉まり、消えてなくなった。
それを確認したウラノスは天を見上げてため息をついた。
「神カオスとやらは、随分と変わった神なのだな」
「あの方は元々ああではなかった。無秩序だった世界ができる前の空間に秩序を作り、世界を創造したと言っていい大神だ。始祖神、創造神と言ってもいい。そのためか、物を平等に考える節があった」
「……人をどうでもいいと考えてるという事か?」
フェルズはそうウラノスに聞いた。
「無関心というわけではない。ただ、いなくても困らないというのがカオスにとっての人だ。それがあそこまで変わるとは……カオスファミリアの団員には感謝しかないな」
「……『神も不変ではなかった』……か。確かにそうかもしれない。天界では邪神だった神も、下界で大人しかったり、子ども達に触れて心が変わったりと。なるほど、以前に不変とは詰まらないものと聞こえたことがあるが、まさにそうだな」
フェルズはたまたま聞いた、誰か知らない人が話していた事を思い出していた。
「まぁ、緊急事態の時は彼らに要請するが、そっとしておくのが正解だろう。それより義母としてとはどういう事だ?神でも母親と交わる事があるのか?」
「……まぁ、そんな所だ」
「言いずらい事か。まぁ、問い詰めるつもりはない」
「……そうしてくれ」
ウラノスはカオスのことで疲れたようだ。
お疲れ様です。ガッショウ
中途半歩ですが、ここまでです。
アンケートの結果
1『死の7日間』の数ヶ月前 16
2『死の7日間』の後 1
3原作開始のちょっと前 4
4原作開始後のどこか 1
で、1に決まりました。ダンメモで3周年も履修しましたので、書いていきます。
アストレアレコードに入る前にもう1話挟みます。
まだだ妄想の爆弾の予備はありますよ!
コロコロ……
あっ
どの時期がいい?
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『死の七日間』の数ヶ月前
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『死の七日間』の後
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原作開始のちょっと前
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原作開始後のどこか