381系の特急「くろしお」に乗って南紀白浜へ行くのだ
8月、今は夏休みだ。
沖縄、江ノ島、伊豆、白浜、夏は観光シーズンが人気のスポットである。
「ほう、スーパーくろしおか。」
「このくろしおは、パノラマグリーン車なんだ、381系のしなのと同じようにね。」
「へぇー。」
と、小海は言った。
そして、事件は起きた。
場所は、東京のビルで起きた。
「はっ。」
「社長どうしたんですか、はっ。」
キャーッ!。
と、悲鳴を上げた。
「誰かっ、誰か来てーッ。」
と、秘書は慌てて去って行った。
数分後、警視庁のパトカーが到着した。
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「おう、わかったか。」
「害者は吉野竜彦、41歳、企画・不動産会社経営。犯行時刻は、14時15分頃と思われます。」
「おう、それで死因は。」
「検視官によると死因は、後頭部強打による脳挫傷です。」
「おう、殴られて殺害したのか。」
「ええ、凶器は見つかっていません。」
「犯人は誰なんですかね。」
「ええ。」
現場には争った形跡があるため、何かのトラブルによるものは分った。
「班長、この頃されたガーラステージ不動産 社長の吉野竜彦は何者かに殴られて殺害したんですよね。」
「ああ、凶器は恐らく灰皿の可能性がありますね。」
「うん、その可能性もあるな。」
「ええ。」
「と言う事は、犯人は会社でトラブルによる犯行かと見て考えてもいいみたいですね。」
「犯人は、会社に恨みを持つものですかね。」
と、高山は言った。
次の日、高山と桜井と岩泉は午前7時00分発東海道新幹線「ひかり201号」新大阪行に乗って、南紀白浜へ向かった。
「大阪へ行ったら、お好み焼きとうどんだな俺は。」
「もう、岩泉ったら食べる事ばっかりじゃない。」
「楽しみだなー、特急「くろしお」に乗って南紀白浜の旅。」
「高山は、鉄道オタクなのね。」
「うん、特急「くろしお」は381系と言ってねカーブの多いところ曲がったりするんだよ。」
「へぇー。」
そう言って、高山達は天王寺駅から特急「くろしお9号」に乗って南紀白浜へ向かった。
「乗ろうか。」
「ええ。」
新大阪から天王寺と南紀を結ぶ特急「くろしお」はその名の通り、ヘッドマークに日本近海を流れる「黒潮」が描かれている。
高山達が乗った特急「くろしお9号」は天王寺を10時30分に発車し、途中停車駅は和歌山、海南、箕島、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺、終着白浜には12時31分に到着する。
「やっと紀州だ。」
「新幹線と特急に乗り継いできたもんだな。」
「ええ。」
こうして、高山達は南紀の旅を楽しんだ。
次回は、第2の殺人が起きる
和歌山で資産家が殺されるのだ、果たして犯人は?