割と平和な遊戯王   作:乾燥海藻類

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第23話 激闘の決勝戦

(負けた……俺が……この……俺が……)

 

海馬は崩れ去るブルーアイズを呆然と眺める。

 

(亡き義父によって刻みつけられた憎しみを抱え――復讐の墓標(モニュメント)――その頂上に立ち――)

 

消え去ったブルーアイズの先には、悠然と立つ宿敵の姿があった。

 

(遊戯……貴様は……俺の……)

 

奥歯を噛みしめながら、海馬は虚空に手を伸ばす。

 

「海馬。今、俺と貴様の間に勝敗の境界は存在するが、力の差はない!」

「くっ、(あわ)れみのつもりか。遊戯ッ!」

「海馬。俺は決闘者としての貴様は認めているつもりだ。だがな、怒り、憎しみ、そんなものをいくら束ねたところで、俺には届かないぜ!」

 

海馬の心中にあったもの。それは遊戯を倒し《決闘王》の称号を手に入れることで、忌まわしき過去と決別すること。

 

「海馬。貴様は気づいていないのかもしれない。いや、認めたくなかったのかもしれないな。孤高であることが強者の証とでも思っていたのか? あえてもう一度言うぜ。貴様は最初から、孤独(ひとり)ではなかったとな」

 

「――くっ」

 

海馬はデュエルリングの外へと目を向ける。そこには目に涙を溜めてこちらを見つめている(モクバ)の姿があった。

 

「その想いをカードに乗せることができていたら、結果は違っていたかもしれないぜ」

「フン! 吠えるのは勝者にのみ与えられた特権。今は黙して引いてやるわ。遊戯! 受け取るがいい!」

 

海馬はデュエルディスクから1枚のカードを取り出し、遊戯に投げつける。

神のカード、《オベリスクの巨神兵》が遊戯の手に渡った。

 

「確かに受け取ったぜ! 海馬」

「遊戯、俺を倒した以上、決勝戦で敗北することは断じて許さん! いくぞ、モクバ!」

「うん、兄サマ!」

 

海馬は白いコートをたなびかせながら、塔の中へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決勝戦までのわずかな休憩時間、遊戯は部屋でデッキ調整に勤しんでいた。

というのも、決勝の相手である高杉レンの戦術がまったく読めないからである。

 

一回戦で使用した《人造人間-サイコ・ショッカー》は、罠カードを封殺する強力なカード。ならばデッキに入れる罠カードは少なめにした方がいいのか。

 

二回戦で使用した《ワイトキング》は、ラーの翼神竜に正面から撃ち勝つほどの力を秘めたカード。状況次第では攻撃力10000を超えてくる可能性もある。

 

あるいは城之内とのデュエルで使った魔術師デッキ。遊戯が知っているだけでも3つのデッキがある。

そして忘れてはならないのが《ラーの翼神竜》だ。オシリスやオベリスクの効果さえとどかない最高位の神。

だがその弱点は露呈された。他のカードの効果を受けないという弱点(・・)。オシリスやオベリスクも同じような効果を備えているが、ラーの翼神竜はより顕著である。

 

数多(あまた)のデッキを使いこなすデュエリスト。その全貌はまだ見えない。

 

――どう思う? 相棒

 

(ワイトはないと思う。あれは必要なパーツが多いから専用のデッキでないと真価が発揮できない。それに爆発力はあるけど、安定感があるとは言い難いから、決勝戦で使うとは思えないかな。それに、あの人がネタの割れた手を使うとも思えない)

 

――確かにな

 

相棒の言い分に納得する遊戯。

どちらの遊戯も、レンはデュエリストとしてかなり高い次元にいると思っていた。

海馬のような分かりやすい力強さは見えないが、知識・戦術・理解力・応用力といった点では海馬を凌ぐかもしれない。

そして太陽神(ラー)の炎にも耐えきる強靭な精神(こころ)。あれこそが真の決闘者だと感銘を受けたほどだった。

 

さらに遊戯はレンの癖のようなものにも気づいてた。レンは速攻を好む。防御カードは必要最低限しか積んでいないだろう。

決勝戦はおそらく殴り合いになる。そんな予感があった。

 

――かつてない激闘になる

 

遊戯の額に冷たい汗が流れる。海馬戦とはまた違った意味の緊張を感じていた。

結局、遊戯のデッキが完成したのは時間ギリギリになった頃だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は移り、レンもまたデッキ構築に頭を悩ませていた。主にラーの翼神竜について。

 

(神は特殊召喚モンスターではない。直で墓地に送っても蘇生できる。だが弱点もある)

 

それはレン自身も考えた除外やデッキバウンスだ。フィールドではほぼ無敵に近い存在だが、墓地にいる間は隙ができる。

 

(回復効果を逆手に取られる可能性もある)

 

回復をダメージに変換する《シモッチによる副作用》を使われるとラーの強みが封殺される。

効果を受けないのはあくまでラー自身であって、プレイヤーではないのだ。

 

(そういえばバーンカードに制限はかかっているが、回復カードにはかかってないんだよな)

 

《シモッチによる副作用》、《ギフトカード》、《成金ゴブリン》でゲームエンドになる。

 

(神を無視されることも考えられる)

 

つまり直接攻撃だ。例えば《流星の弓-シール》を採用したベンケイ1キルなど。

 

(ネタが割れれば意外と弱点多いな。もしかして神ってそんなに強くない……?)

 

相手が神を持っていることが分かっていれば、対策はいくらでもあるということだ。

 

(そもそも俺が使って大丈夫なのか? バクラは普通に使っていたが、たぶんマリクの主人格が憑依してたはずだから、ギリセーフという判定だったかもしれんし……)

 

神の怒りを買うのは避けたいレンだった。

 

(というか、あの精神を焼く炎は何なんだろうな)

 

ラーの翼神竜(神のカード)自体の力なのか、闇マリクの力なのか、千年ロッドの力なのか、あるいは複合的なものか。そもそもプレイヤーが制御できるものなのか。

 

(まあ、使わない方が無難だろう。さて――)

 

レンは改めてカードケースに目を移す。

 

(デュエルが常に劇的であるとは限らない。あっさりと終わることもあれば、ぐだついて終わることもある)

 

むしろ()のデュエルでは、先攻を取れないのはプレミ、初手に手札誘発を引けないのはプレミ、などと揶揄されるくらいの魔境だった。

かと思えば、お互いに手札事故を起こしてぐだることも稀によくあった。

 

(そうだ、デュエルが常に劇的である必要はない。決勝戦だからといって盛り上げてやる必要もない。武藤遊戯、キミにも決闘者としてのプライドがあるだろう。神のカードを渡して、はい終わりでは味気ない。俺はキミに全力で挑もう)

 

それからしばらくの時間が経ち、レンのデッキは完成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「只今より、バトルシティ・トーナメント決勝戦を開始する!」

 

天高く掲げられた磯野の手が振り下ろされ、遂にバトルシティ最終戦の幕が上がる。

 

 

『デュエルッ!!』

 

 

先攻を得たのはレン。

 

「私のターン、ドロー。《ワン・フォー・ワン》を発動。手札の《フォーチュンレディ・ウォーテリー(モンスター1体)》を墓地に送り、デッキから《フォーチュンレディ・ライティー》を特殊召喚。続いて《ルドラの魔導書》を発動。フィールドのライティーを墓地に送り、カードを2枚ドロー。ライティーの効果でデッキから《フォーチュンレディ・ダルキー》を特殊召喚。《死者蘇生》を発動。墓地のウォーテリーを特殊召喚して、効果でカードを2枚ドロー」

 

目まぐるしく魔法少女たちが入り乱れる。度重なるドロー、手札交換に遊戯は警戒を強める。

 

「《ワンダー・ワンド》をウォーテリーに装備。そしてこのカードとウォーテリーを墓地に送り、カードを2枚ドローする。《融合派兵》を発動。EXデッキの《E・HERO サンダー・ジャイアント》を公開し、デッキから《E・HERO スパークマン》を特殊召喚する」

 

魔法少女に続いて、雷を操るヒーローが現れ――

 

「《トランスターン》を発動。スパークマンを墓地に送り、《サイレント・ソードマン LV5》を特殊召喚」

 

その姿が青き意匠の衣を身に纏った沈黙の剣士へと変わる。

 

「《闇の誘惑》を発動。カードを2枚ドローし、《人造人間-サイコ・ショッカー(闇属性モンスター)》を除外する。ダルキーをリリースして《威光魔人(マジェスティー・デビル)》をアドバンス召喚。手札を1枚捨て、《D・D・R》を発動。除外されている《人造人間-サイコ・ショッカー》を特殊召喚して、このカードを装備する」

 

後光の差す悪魔に続いて、次元の彼方から電脳の人造人間が帰還する。

 

「最後に《レベルアップ!》を発動。サイレント・ソードマン LV5を墓地に送り、デッキから《サイレント・ソードマン LV7》を特殊召喚」

 

さらに沈黙の剣士が最終進化を遂げ、ひときわ巨大となった大剣を構える。

 

「カードを1枚伏せてターンエンド」

 

手札を全て使い切る猛攻を見せ、レンはターンを終えた。

 

高杉レン LP4000 手札0 モンスター3 伏せ1

 

威:威光魔人 攻撃力2400

サ:人造人間-サイコ・ショッカー 攻撃力2400

7:サイレント・ソードマン LV7 攻撃力2800

D:D・D・R(対象:人造人間-サイコ・ショッカー)

■:伏せカード

 

D□■□□

□威サ7□

 

□□□□□

□□□□□

 

武藤遊戯 LP4000 手札5 モンスター0 伏せ0

 

――――――――――――

 

「俺のターン、ドロー!」

 

威光魔人の効果は、場所を問わずモンスター効果が発動できなくなるというものだが、サイコ・ショッカーもサイレント・ソードマン LV7も、発動しない永続効果のため、威光魔人の影響を受けない。

 

これにより魔法・罠・モンスター効果をすべて封殺することができる。

だが当然、完璧な盤面というわけではない。まず壊獣などのリリースには無力だ。ラヴァ・ゴーレムでまとめて除去されれば最悪である。

 

リリースを警戒して《生贄封じの仮面》にするか、罠カード自体を封じる《王宮のお触れ》または《人造人間-サイコ・ショッカー》を採用するか迷ったあげく、遊戯の性格(デッキ)を考慮してお触れとサイコ・ショッカーを投入した。

 

「手札を1枚捨て、《幻想の見習い魔導師》を特殊召喚するぜ!」

 

「発動しない特殊召喚か。だがサーチ効果は発動できない」

 

「承知の上だ。さらに幻想の見習い魔導師(魔法使い族モンスター)をリリースして《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》を特殊召喚! そして《サイレント・ソードマン LV3》を通常召喚するぜ!」

 

並び立つ沈黙の魔術師と沈黙の剣士。レンの眉がピクリと動いた。あの2体のサポートカードには、決して止めることのできないカード(・・・・・・・・・・・・・・・・)が存在する。

 

「バトルだ! そしてバトルフェイズに速攻魔法《サイレント・バーニング》を発動。お互いのプレイヤーは、手札が6枚になるようにドローする。俺の手札が増えたことにより、サイレント・マジシャンの攻撃力もアップするぜ! サイレント・ソードマンLV7を攻撃!」

 

サイレント・マジシャンの攻撃力が一気に4000まで跳ね上がり、その魔術が沈黙の剣士を襲う。

 

高杉レン LP4000 → 2800

 

「サイレント・ソードマンLV3で威光魔人を攻撃! そして手札から速攻魔法《沈黙の剣》を発動。サイレント・ソードマンLV3の攻守力を1500アップさせる」

 

続けて巨大化した沈黙の剣(サイレント・ソード)が威光魔人を両断した。

 

高杉レン LP2800 → 2700

 

「まだまだいくぜ! 《ディメンション・マジック》を発動。フィールドの《サイレント・ソードマン LV3》をリリースし、手札から《ブラック・マジシャン》を特殊召喚。そして《人造人間-サイコ・ショッカー》を破壊するぜ!」

 

そして最後に残ったサイコ・ショッカーも、遊戯のマジックコンボにより粉砕される。

 

「ブラック・マジシャンでダイレクトアタック! 黒・魔・導(ブラック・マジック)!」

 

「手札から《バトルフェーダー》の効果発動。このカードを特殊召喚し、バトルフェイズを終了する」

 

「くっ、墓地の《沈黙の剣》と《サイレント・バーニング》を除外して効果を発動するぜ。デッキから《沈黙の剣士-サイレント・ソードマン》と《サイレント・マジシャン LV8》を手札に加える。カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

最後の一撃はとどかなかったものの、遊戯は見事に盤面を覆してターンを終えた。

 

「エンドフェイズに罠カード《王宮のお触れ》を発動」

 

武藤遊戯 LP4000 手札3 モンスター2 伏せ2

 

ブ:ブラック・マジシャン 攻撃力2500

沈:沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン 攻撃力2500

■:伏せカード

■:伏せカード

 

■□□□■

□ブ□沈□

 

□□バ□□

□□触□□

 

バ:バトルフェーダー 守備力 0

触:王宮のお触れ

 

高杉レン LP2700 手札5 モンスター1 伏せ0

 

――――――――――――

 

「私のターン、ドロー。ライフを1000払い、《簡易融合》を発動」

 

遊戯の場には、1度だけ魔法カードの発動を無効にできる沈黙の魔術師-サイレント・マジシャンがいる。

だが遊戯はこれを通した。

 

「EXデッキから《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を融合召喚扱いとして特殊召喚する。そして効果発動。《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》をこのカードに装備する」

 

「手札の《ホーリー・エルフ-ホーリー・バースト・ストリーム》の効果を発動するぜ。このカードを特殊召喚し、その効果を無効にする!」

 

遊戯の手札から飛び出た聖なる光が、千眼呪縛を弾き返す。

 

「《フォーチュンレディ・ライティー》を通常召喚。そしてこのカードと、《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》を対象に、手札の《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》の効果発動。対象のカードを破壊し、このカードを特殊召喚する」

 

「くっ、破壊された《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》の効果発動。手札から《サイレント・マジシャン LV8》を特殊召喚するぜ!」

 

白い髪をたなびかせながら、最上級の沈黙の魔術師が遊戯のもとに馳せ参じる。

 

「こちらもライティーの効果を発動。デッキから《フォーチュンレディ・ファイリー》を特殊召喚。ファイリーの効果発動。《サイレント・マジシャン LV8》を破壊し、その攻撃力分のダメージを与える」

 

「なにっ!? ぐあっ!」

 

武藤遊戯 LP4000 → 500

 

「《円融魔術(マジカライズ・フュージョン)》を発動。墓地のライティー、ウォーテリー、ダルキー、そしてフィールドのファイリーとサウザンド・アイズ・サクリファイス、5種5体の魔法使い族をゲームから除外し、《クインテット・マジシャン》を融合召喚」

 

魔術文字が空間を侵食していく。それはやがて五つの魔法陣を形成し、魔力の奔流を生み出した。

その光は遊戯のフィールドのカードをすべて破壊していく。

 

「破壊された《運命の発掘》の効果発動。カードを1枚ドローするぜ!」

 

王宮のお触れの効果が適用されるのは、あくまでフィールドの罠カードのみ。墓地で発動する罠カードには影響しない。

 

「バトル」

 

「墓地の《光の護封霊剣》を除外して効果発動。このターン、相手モンスターは直接攻撃できないぜ!」

 

(用心深さがあだとなったか。もっと強引に攻めても良かったかもな)

 

クインテット・マジシャンの全体破壊効果を狙い過ぎたとレンは反省する。

 

「ターンエンド」

 

高杉レン LP1700 手札2 モンスター3 伏せ0

 

バ:バトルフェーダー 守備力 0

ク:クインテット・マジシャン 攻撃力4500

フ:時花の賢者-フルール・ド・サージュ 攻撃力2900

触:王宮のお触れ

 

□□触□□

□□バクフ

 

□□□□□

□□□□□

 

武藤遊戯 LP 500 手札2 モンスター0 伏せ0

 

――――――――――――

 

「俺のターン」

 

デッキに指を添える。恐らくはこれがラストターンになる。このターンに逆転できなければ、自分は負ける。遊戯の直観がそう告げていた。

肺に溜まっていた重い空気を吐き出し、運命のカードを引く。

 

「――ドロー!」

 

引き込んだのは、いま遊戯がもっとも欲していたカード。

 

「このカードをドローした時、相手に公開することで、このカードは手札から特殊召喚できる。こい、我がしもべ! 《守護神官マハード》!」

 

光の中から、太陽のような金色(こんじき)の鎧に身を包んだ魔術師が現れ、遊戯の前にひざまずく。

 

(ここでマハードを引き当てるか)

 

遊戯の引きに目を見張りつつも、その表情は崩れない。何故なら、遊戯が攻撃してきた瞬間に、自分の勝利が確定するからだ。

 

「いくぜ! マハードで時花の賢者-フルール・ド・サージュを――」

 

マハードに攻撃指令を出そうとした瞬間、遊戯のデュエリストとしての勘が待ったをかけた。

このまま攻撃すればやられる――と。

 

遊戯は気持ちを落ち着けてフィールドを眺めた。伏せカードはない。だとすれば、この直観の正体はレンの手札にある。

遊戯は己の知識を総動員し――その正体に辿り着いた。

 

「俺はこの閃光(ひらめき)を信じる! 手札から速攻魔法《抹殺の指名者》を発動。デッキから《ダーク・オネスト》を除外し、このターン終了時まで除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される!」

 

その瞬間、レンの表情は確かに驚愕に彩られていた。

 

「マハードで時花の賢者-フルール・ド・サージュを攻撃! このカードが闇属性モンスターと戦闘を行うダメージステップの間、このカードの攻撃力は倍になる!」

 

集束した光の魔術が、デュエルを終焉へと導く。

 

「バトルシティ決勝戦――勝者、武藤遊戯!!」

 

磯野の手が上がり、勝者の名が高らかに宣言された。

 

 

 




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