コロルサイド 鋼鉄翼の屠龍機   作:桜エビ

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光龍咆哮

『だいぶ待たせた、全体ブリーフィングを始める』

 

 ケルニスのブリーフィングモニターにようやく声が入った。開始時刻から15分ほど遅れている。

 

『ようやく9合目基地への攻勢に目処がついた。これは紛争終結後に向けた最終攻勢のつもりだ』

 

 待機状態だった画面が起動し、ブリーフィング画面が即座に映し出された。

 

『9合目基地は文字通り山頂近くに設けられた基地。戦車や装甲車での接近は困難のため、機甲兵力はすべてVMTで賄う』

 

 作戦に用いられるリストは、彼の言う通り歩兵やVMTと航空機のみが記載されていた。切り立った山頂付近の環境に戦車を持ち込むのは難しく、苦渋の決断であっただろうことが想像できる。

 

『第一段階は陸戦兵力による対空兵器無力化。第二段階は近接航空支援を受けつつ基地に侵入制圧し、首脳部を抑える。うまく行けばこれでこの戦争は終わりだ。早いところ終わらせて故郷へ帰ろう』

 

 □

 

「もうそろそろ甲板に向かおうか」

「ですね。行きましょう」

 

 空母ケルニスのパイロット控室にランサー隊はいた。この紛争最後の発艦になることを祈りながら、彼らは席を立つ。

 こういう場面にいくらか立ち会ってきた身として、慣れたことではあるが少し感慨深くなる。当然失敗もあり得るので気は抜かないが。

 イオンを先頭にして部屋を出る。

 

『総員第一種戦闘配置!繰り返す、総員第一種戦闘配置!』

「なに……? 」

『所属不明艦をレーダーに捉えたが、その後すぐさま敵は砲撃してきた。直ちに迎撃せよ!』

 

 その直後、艦内は警報と放送で騒がしくなった。

 海上での敵襲は、シュール海軍が政府側であるため全く考えられてなかった。不意打ちに首脳部もさぞ混乱していることだろう。

 俺たちは急いで格納庫に向かう。待機室から格納庫まではそこまで時間はかからない。

 

『総員、衝撃に備えよ!』

 

 到着した途端に艦内放送が響き、俺たちは手近な壁に捕まった。近くで爆音が聞こえ、足元は激しく揺れる。

 

「海軍はこっち側じゃなかったの!?」

「きっとこうなるまで息を潜めてたんでしょう!急がないと!!」

 

 このままでは飛ぶ前に沈められる。護衛の艦が付いてるのに空母にまで攻撃が来るとなると、相当な猛攻だろう。

 今回の作戦機であるP-16のある方へ急いだ。

 

「おい!クリス!」

 

 整備兵の一人が呼び止めてくる。後ろにはこの空母の航空隊指揮官と横たわるパイロットがいた。横たわっているパイロットは震えて泡を吹いており、すぐに担架で運ばれて行く。

 

「済まない、こっちに乗ってくれ!対艦戦のため用意してた機のパイロットが、今の衝撃で頭を打って脳震盪を起こしたんだ!」

 

 そう言って後ろにある対艦ミサイル搭載のMF-18を指さした。確かに今は対艦戦力が惜しい。

 

「任務の方は任せていいか」

「もちろんですよ。というか命令系統的に拒否権ありませんし……」

「私も大丈夫。隊長、私達の帰る場所をお願い!」

 

 二人の肯定を得て、クリスはすぐにMF-18に乗る。補助動力装置を入れ、スクランブル手順に則って迅速に出撃に備えた。

 

『ランサー1、貴機はこれ以降その機本来のパイロットの臨時として扱い、コールサインを一時的にクラテクス3とする。クラテクス1の指揮に入れ』

 

 エレベーターに運び込まれながら、空母の管制官の指示をMF-18の通信機越しに聞くこととなった。

 迎撃機として優先的に出撃をすることになり、エレベーターで甲板に上がる。周囲の駆逐艦たちが断続的に砲とミサイルを発射し、弾幕を張っている。

 

 誘導に従ってカタパルトのシャトル前まで移動。その間も艦対艦戦闘が続き、予断を許さない状況だった。

 

 シャトルが接続され、周囲確認が終わった。動翼その他機体に異常なし。

 耐ブラスト姿勢を取った誘導員が手を振り上げ、それを見たカタパルト操作員がカタパルト射出のスイッチを押した。

 

「ッ……! 」

 

 Gが体を圧迫し、機体は空母から飛び立つ。異常の有無を確認し速度が充分出たとこを確認すると、機体を上空で旋回させ僚機を待つ。

 

「この機体……俺のやつより機動性がいい?いや、反応性か?」

 

 旋回の際、思った以上の機動をした乗機に違和感を覚える。機体を試しに何度かバンクさせると、いつも以上に機体が早く傾く。

 待機行動をしつつ機体をチェックすると、今乗っている機体はクリス本来の乗機より後のロットで生産されたらしい。アビオニクス系(操縦系)が若干弄られて性能が上がっているようだ。

 

『クラテクス1の発艦を確認したら、エレメントを組んで即座に対艦戦闘へ入れ。2と4は後で合流する』

「ウィルコ」

 

 切羽詰まっているため、まずは2機だけでもいいから対艦ミサイルによる牽制が欲しいのだろう。クリスとしては欲を言うとこの機体に慣れる時間が欲しかったのだが、それで母艦が沈んだら目も当てられない。

 

『クラテクス1、発艦した。よろしく頼むぞ、エース』

「エースに関してはあまり自覚はないが、全力を尽くす。こちらこそ頼りにさせてもらう」

 

 即席飛行隊のため階級や指揮に関してあべこべな部分が若干あるが、今はクラテクス隊の指揮に入っている。部隊の指揮官に従い、敵艦隊がいる方角に機体を飛ばした。

 

『ランサー2,3。離艦します。隊長、あとは頼みます』

「こっちのセリフだ、ランサー隊。終わらせて来い」

 

 どうやら無事に部下二人も離艦できたようで、二機のP-16は東の空へ向かって飛んで行った。

 こちらも急にとはいえ自分に割り振られた仕事を果たすべく気合を入れる。対艦戦闘は久しぶりだが、ここで生きて作戦を完遂できなければランサー隊の名が廃る、とクリスは意気込んだ。

 

 □

 

『ランサー隊、こちらガレス。ケルニスは攻撃を受けたとのことだが、大丈夫なのか?』

「こちらランサー2、隊長やその他待機戦力が迎撃に当たっています。通信を聞く限り、今のところ問題ないそうです」

『お前たちがそういうのなら、一旦その話は置いておくか。作戦は今のところ滞りなく進んでいる。ただ、あれだけ墜とされておいてまだ航空機が出張ってくる。制空権を奪われないよう頼む』

「了解しました。――エンゲージ」

『ランサー3、エンゲージ』

 

 返答を終えるか否かというところで敵反応がレーダーに映り、リヒテルとイオンは交戦宣言をした。

 前回と違い対空火器は事前砲撃でそれなりに潰せているようで、あまり基地に近づきすぎなければ地対空兵装の餌食にならないことを二人は確認する。

 

「味方中距離ミサイルの弾幕を抜けた敵を対処しましょう」

『こっちは襲撃機だからね。それにステルスされるかもしれないし』

 

 二人は敵機の来る方角に進路を向けつつ、高度を上げて格闘戦にも対応できるように備える。

 目標とした空域まで飛ぶ間に、データリンク情報を表示する多目的モニターを見て戦局を把握する。そのレーダー表示を見る限り互いに射程に入り、中距離ミサイルによる撃ちあいを始めていた。ミサイルと認識された飛翔体の反応が互いに迫り、重なったものがいくつか消滅していく。こちらは回避ないし損害軽微で済んだらしく、一方被弾した敵はレーダーから消え……

 

『あ、まってこれって』

 

 イオンの嫌な予感はそう遠くないうちに実現する。

 

『イビルアイより各機へ。視認報告によると敵機がレーダー反応より多い。被撃墜を欺瞞した機体がいるようだから警戒しろ』

「ランサー3の予想的中ですね。援護に入りましょう」

『こういうのほんと当たるから嫌~まあ襲撃機の本分だから暴れさせてもらうけど』

 

 敵はステルスの使い方をどんどんと進歩させているらしい。現に敵はステルス状態のBf-54と通常状態のBf-54及び非ステルス機を混成して使い、データリンクを利用して【自己もレーダー使用不能】というステルス魔術の欠点をある程度補っているようだ。格闘戦中も敵はこちらの機体の殆どをデータリンク越しにレーダー画面で認識できるのに対して、こちらは目視以外で認識できないステルス機が常にいることになる。この差は大きい。

 

『ランサー3、FOX2! 』

「ランサー2、スフィア!!スフィア!!」

 

 ただ、上空から襲い掛かってくる襲撃機に反応できなかった機体も存在する。

 元から機体自体が小さいためレーダー反応も比較的小さいP-16は、レーダーや意識の死角に入りやすい。そのため、「今回はレーダーに頼れる」と慢心したBf-54の甘えた動きに容赦なく攻撃して撃墜する。

 それを見たAs-34が格闘戦を仕掛けてくる。リヒテルたちから見て右側、二人が攻撃のため少し高度が下がったタイミングで敵は上昇しこちらに接近してきた。エレメントをしっかりと組んでおり、敵機後方数百メートル下に僚機と思われるもう一機のAs-34が飛んでいる。

 

「……さすがにここまでくるとしっかりしたのが来ますね。」

『前回もちょくちょくいたけど、さすがにもう先鋭部隊ぐるみで来るよね……』

 

 ランサー隊2機もリヒテルを前、イオンを後ろ、と敵と似た体勢を取りつつ右旋回しヘッドオン。軸が合わせられなかったため機銃は難しい。

 リヒテルはすぐにすれ違うことを考慮し、弾数無限だがロックオン維持が必要のスフィアではなく、撃ちっぱなしができる短距離ミサイルを使う。イオンは後方の距離のある敵に中距離ミサイルでロックオンした。

 

「ランサー2、FOX2」

『ランサー3、FOX3』

 

 発射すると、敵もワンテンポ遅れてミサイルを発射した。先頭の機体がリヒテル機をロックオンしたものだ。数は1。

 

「ランサー2、ブレイクする」

 

 敵僚機と思われる後衛は攻撃せずチャフを撒きながら機首上げし、回避しながら高度を上げている。

 先頭でミサイルの撃ち合いをしたリヒテルと敵は、互いにフレアを放出しつつ左に逸れる。ミサイルは敵味方揃って全部外れた。

 先頭の2機はすれ違い、直後左旋回。両者とも回避直後であったため、機銃の照準が間に合わなかった。そのまま旋回戦の様相を見せる。

 

『――!ランサー2! レーダースパイク(レーダー照射)!ブレイクブレイク!』

「ッ!乱戦ですね!これは……ッ!」

 

 遠方から別の機体、おそらくBf-54による横槍の中距離ミサイルだ。少し引きつけた後、旋回戦を放棄し右に切り替えしながらチャフを散布する。

 中距離ミサイルは回避、しかし旋回戦で相手をしていた敵がリヒテル後方の攻撃位置に付く。

 

『FOX2』

 

 敵僚機から相手にされずフリーとなっていたイオンは、リヒテルを攻撃しようとする敵に残り一発の短距離ミサイルを撃つ。

 フレアの欺瞞は間に合わなかった。敵の進路上を狙う形で発射された短距離ミサイルは、敵の回避機動に食らいつく形で誘導され着弾、撃墜した。

 

『ランサー3、チェックシックス!』

『――!これだからステルスは!』

 

 たまたま目視警戒していた別部隊のパイロットに指摘され、イオンは死角となる後方にステルス状態のBf-54が入り込んだことを認識する。

 咄嗟に右旋回をして振り切ろうとするが、完璧な位置についた敵機はその程度では引き剥がせなかった。

 

『……しまった!』

 

 旋回した先に、さっき撃墜した敵機の僚機であるAs-34がこちらを照準していた。角度的に旋回をやめないと、回避困難な攻撃が来る。かと言って切り替えしたりすれば後ろのBf-54から撃たれる。

 万事休すか。

 

「GUNS, GUNS, GUNS!!」

 

 リヒテルがAs-34を撃墜し、旋回を継続しても問題なくなった。ただ、このまま旋回し続けたところで状況は良くならない。

 

『ヒース2からランサー3へ。援護する、3カウントで切り返せ!』

『ッ!ウィルコ!』

『セット!3、2、1、ナウ!』

 

 掛け声に合わせて鋭く左旋回に切り替える。外部からタイミングを指示されたせいか、その鋭さはいつも以上のようにも思えた。

 Bf-54もそれを追いかけるようにして切り返し、攻撃位置に付きなおそうとするが。

 

『ヒース2!スフィア!スフィア!』

 

 援護に入ったヒース2がそれよりも早く対空魔道弾を発射し撃墜する。索敵役の非ステルス状態の機体が減ってきているせいか、Bf-54は被弾の瞬間まで後方のヒース2に気づく様子はなかった。

 

『ヒース2、助かった』

『この前俺が欠けた分を穴埋めしてもらったと聞いて、借りを返したくてな。まだ足りんだろうが』

「いえいえ、困ったときはお互い様というやつです。今回こちらの隊長が不在ですし」

 

 レーダー画面とキャノピーの外を頻繁に警戒しながら通信をする。レーダーだけを信用するわけにはいかないが、かといって死角や目の限界も存在する。Bf-54とかいう厄介な戦い方をする敵はパイロットの神経をすり減らしていた。

 

『こちらキーリス1-1。全軍に通達!こちらは敵基地目前まで進軍できている。これから基地に直接設置されている対空火器に攻撃を加えるところだ!もうひと踏ん張り頼む!』

『イビルアイ、了解した。聞こえていたな。敵も基地救援のために進路を変更しつつある。手の空いたものは空爆を阻止しろ』

「ランサー2了解、付近に敵が寄ってこないので基地に向かう」

『ヒース1、ランサー2と状況同じ。基地攻略中の陸軍を援護する』

 

 幸いランサー隊、ヒース隊ともに周囲には脅威となる敵機がいないことを確認できたところだった。先ほどの空戦でその周囲の敵機は排除ないし撤退させられたようだ。進路を基地に向けつつ編隊を組んで飛行する。

 基地に近づいたとき、通信機がノイズを拾い始めた。

 

『――残念です。隊長、我々も』

『ならん。それに個人的な事もある』

「なんだこれは、通信が混線したか?」

 

 片方は聞き覚えの無い声。少し訛りのある発声だが、リヒテルはそれがどこの国の訛りかは判別できなかった。しかし二人目の声は聞き覚えがある。無線越しであるため確信は持てないが、以前クリスと一騎打ちを所望した変な龍人のパイロットの声に思えた。

 

『お前たちは事が終わったら投降しろ。軍事クーデターの捕虜となると確証はないが、それでもたかが1パイロットが死刑をされることはそうそうあるまい』

『しかし!』

『私は違う。確実に戦犯だろう。だが、私の飛び方を知る者を一人でも多く残したい。玉砕は許さん。さあ、早く撃て』

 

 その無線の直後、リヒテルが何かしらの警告をする前に事は起こる。

 敵基地に配備されていたSAMや周囲を飛行していた航空機から、一斉にミサイルが発射された。それもこの戦場に散らばるよう広範囲に、かなりの弾数を空に向けてを発射している。

 

「ブレイク!ブレイク!!どうやってこんな数を!!」

『分からない!!一体なにが……!!』

 

 ロックオン警告もなければ、こちらをロックオンできる位置にいる航空機や照準システムも見当たらない。だがこれだけの数を見ると、この戦場にいる多くの兵器を一斉に攻撃しているように見えた。

 しかし冷静にレーダーを見ると、そのミサイルの多くはこちらを追尾している様子が無い。多くの機体が回避機動を取る中、それに反応するミサイルはなくひたすらに直進していた。

 

「……これは一体?」

 

 疑問に思う中、リヒテルたちが目視できる位置に飛んでいたミサイルが空中で炸裂した。核のような広範囲を攻撃する弾頭の可能性も考え、咄嗟に高度を下げ離れる挙動をする。が、激しい衝撃も機体めがけてに飛来する物体もなく、大量の白煙を周囲一帯にまき散らすだけであった。他の弾頭も同様のようで、無線機は困惑の声で埋まっていた。

 そんなどよめきに、聞き覚えのある凛とした声が聞こえてくる。

 

『国連軍各位に告げる。こちらシュール空軍所属、第03航空隊ヴォルケーノの隊長。グレア・フィリップス大尉だ。悪いことは言わない、死にたくなければ直ちに空域を離脱、ないし対電磁防壁を貼れ』

「……いや、まさか」

 

 ミサイルから発生した白煙はどんどんと大きさを増して拡散していき、視界は少しずつ悪化。やがて雲の中を飛んでいるのと大差ない状態となった。

 この状況とフィリップス大尉の発言から、リヒテルは最悪でなおかつ確度の高い予想に到達する。

 

『これから20秒後、貴官らに対し広域攻撃を行う。いうことを聞けば、まあ命が助かる確率は高い。だが、無傷で済ませてやるつもりもない。20、19、18……』

『なにこれ?一体……』

「ランサー3!対電磁防壁の張り方知ってるか!!!」

『対電磁防壁……!?機体にそのプログラム入ってない!!ちょっと待ってて!!』

 

 リヒテルは悪寒を全身に感じる。自分と僚機の生存に、ひいてはこの空域の生存率に関わる事態。焦りを感じずにはいられなかった。

 P-16に対電磁システムなど被雷したとき用の最低限しか搭載されていない。自分で詠唱するかプログラムする以外方法はなかった。イオンは完成した機械用の魔術行使プログラムをデータリンクで送信する。

 

『これ使って!!多分死にはしないはず!!』

「助かる!!!」

『9,8,7……』

「防壁スタンバイ!!」

 

 P-16のバッテリーとエンジン性能的に、生き残るためには攻撃のタイミングぎりぎりで防壁を出力するしかない。一応先ほど全軍に向けてプログラムをアップロードしたが、これでどれだけの機体を助けられるかは未知数だ。

 

『……3』

「展開!ナウ!!」

『了解!!展開!!』

『2,1,ナウ』

 

 

 

 イオンとリヒテルは想像を絶する光景に目を見開いた。いや、二人だけではない。おそらくその場にいた多くの目が見開かれたことだろう。

 

 光。巨大な光が目の前に立ちふさがっていた。圧倒的な巨大さを持つは、龍の姿をしているように思える。

 その光の龍を視認した直後。強烈な咆哮が戦場を呑み込んだ。


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