五等分の花嫁~盟友と僕は背中合わせ~   作:ケンドラ

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第020話 難しい謝罪と夜の勉強会

「風太郎! 五月さんっ!」

 

 目と耳をふさぎたいくらいの光景だったけど、走るのを止める訳にはいかなかった。

 絶対に勉強を教えない? 絶対に教わらない? そんなこと──

 

「橙矢」

「……っ! 宝条君」

 

 いきなり僕が現れたからか、黙る2人。一瞬、言い争いが止まったと安心した。

 だけど、それは大間違い。張り手まではしなかったけど、五月さんが背を向けてしまった。

 

「待って、五月さ──」

「来ないでください!!」

 

 あまりの大声にビクッと足が止まっているうちに、走り去ってしまう。

 いや、追いつけなかったのは──

 

「やめろ、橙矢。ああ言ってるんだ。

 あいつの勝手にさせておけ」

 

 風太郎に肩をつかまれたのもある。あまりの変わりように言葉が出ない。

 勉強会に参加させようとしていた時とは別人じゃないか。

 

「風太郎、本気で言ってる?」

「……俺だって謝ってから必死に誘ったんだぞ」

 

 手を振りほどくと、風太郎がにらみつけてきた。だからって「絶対に教えない」と言うのは無いだろう。

 そう言いかけたけど何とかこらえた。

 

「場所を変えて話をしよう」

「は? 俺は帰って勉強を──」

「いいから! 頭を冷やさないといけないんだ!

 風太郎だけじゃなくて……僕も」

 

 頼む、今だけは勉強を最優先にしないで。

 最初は嫌そうだったけど、根負けしたのか乗り捨てた自転車の所まで来てくれた。

 

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

「おい、喉なんか渇いてないぞ」

「おごるから。

 飲むのが嫌なら頭とほっぺたを冷やせばいい」

 

 何があったのかを聞いた後、自動販売機で買った飲み物を渡そうとしたけど受け取ってくれない。

 あんなに怒鳴り合って声もかすれてるのに……

 

「橙矢」

「何?」

「……どうして俺を責めないんだ」

 

 自転車を押しながら黙るしかなかった。素直に従え、金持ちに貧乏人の苦労は分からない、そして──絶対に勉強を教えない。

 風太郎が五月さんに言い放ったことだ。心を鬼にして怒る場面なのに。

 

「何てこと言ったんだ、とは思ってる。

 食堂や教室での件も相当だったけど」

「うっ」

「でも、風太郎だけが悪い訳じゃないから」

 

 謝罪や説得に動いた風太郎みたいに、僕ももっと行動するべきだった。

 個人的なことで最近ボーッとしていた自分が偉そうに説教できる立場じゃない、と伝える。

 

「お前……」

「五月さんとの勉強だけで、教えた気になってた。 

 僕には危機感が足りなかったんだよ」

 

 だから雇い主からの「1人でも赤点ならクビ」の電話に慌ててしまったんだ。

 考えろ。何か風太郎をサポートできることは──

  

「風太郎、乗ってよ」

「は……?」

 

 これしかない、と自転車にまたがると風太郎がぽかんとした様子で見てきた。

 さすがにヘルメットまで急に渡されたら驚くか。

 

「急ごう。五月さんの後を追うんだ」

「い、今からか!? 拒否権は──」

「無いっ!」

 

 行こう、行きたくないでケンカも覚悟したけど観念したのか後ろに乗ってくる。

 仲直りのために絶対に追いつく、と全力でこいだけど……結局マンションに着いてしまった。

 

「なあ、今謝らないとダメか?」

「お願いだよ。言い過ぎたって思ってるのなら」

「む……」

 

 入口にある部屋番号を押すボタンに、風太郎が手を伸ばしかけたが止まってしまう。他の姉妹がいるかもしれないし、五月さんが帰っていないかもだが。

 その時は、その時で考えようと見守っていると──

 

「これで、文句ないだろ」

「……! うん」

 

 大きく息を吐いてボタンを押してくれた。やった、と思ったのも少しの間だけで反応無し。

 小さく音がしたように思えたのに……気のせいかな。

 

「ダメだな、まだ帰ってないんじゃないか?」

 

 考えられるのは誰もいないか、二乃さんか五月さんが居留守を使っているか。こうなったら本人に直接電話するしかない。

 出てくれるとは思えないけど、やってみなきゃ──

 

「うーえすーぎさーん!

 ほーじょーさーん!」

「……っ!?」

 

 聞き覚えがある声に振り向くと、パフェをしっかり味わった3人が近づいてくる。

 まずい、と携帯電話を隠したけど変に思われたかな。

 

「あれー、2人ともどうしたの?

 お姉さん気になっちゃいますなー」

「……急用って私たちの家に?」

「二乃と五月に用事ですか?」

 

 そりゃ気になるよね。そそくさと帰った風太郎と、急な用事と慌てて店から去った僕がここにいるのだから。

 困ったなあ、謝りに来たとは言えないし。

 

「……ああ、四葉の言う通りだ。

 明日は家庭教師の日だからな」

 

 もう用は済んだ、という雰囲気を出しながら「帰るぞ」と風太郎が言ってきた。

 ここまで来たのに……だけどしかたないか。

 

「ええっ、帰っちゃうんですか?

 せっかく来たんですから家に──」

「悪いが……らいはが待ってるんだ。

 お前ら、ちゃんと宿題しろよ」

 

 視線を避けるように立ち去ろうとする親友に何も言えない。

 3人に「じゃあまた明日」と声をかけることしかできなかった。

 

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

「何か良い手は……」

 

 1日経ったら頭が冷えて仲直り、なんて考えてた自分を殴りたい。風太郎が学校で謝ろうにも、授業中は無理だし休み時間も五月さんの姿が見当たらなかったし。

 ならば5つ子の家でと思ってたけど──部屋に閉じこもってしまいお手上げ状態。

 

「上杉さんっ、私結婚しました!

 ご祝儀ください!」

「えっ? あ、ああ」

 

 勉強の間に息抜き、ということで始まったのが人生ゲームとかいう遊び。ケンカと家庭教師クビの危機が無ければ、輪に入って楽しめたかもなのに。

 二乃さんと五月さん用の問題作りも進まないし、はっきり言って大ピンチだ。

 

「ねえ、トーヤ君もやろうよー。

 人数多い方が楽しいしさ」

「ごめん、一花さん。

 今はちょっと……」

 

 区切りがついたら加わる、と無理に笑顔をつくって返事したけど内心はそれどころじゃない。風太郎もゲームで気分が落ち着いていたらまだいいけど。

 僕以上に悩んでいるのがはっきり分かる。

 

「むう、残念。約束だよー?」

「……一花、私スカウトされて女優になった」

「えーっ!? それ狙ってたのに!」

 

 にぎやかな3人よりも気になるのがもう1人の家庭教師だ。

 何を思ったのか急に勢いよく立ち上がると──

 

「だーっ! お前らっ!

 自分の現実の人生何とかしろ!」

 

 まだマシな怒り方で良かった。もし「1人にさせろ」とかゲーム盤をひっくり返してたら、さすがに止めてたよ。

 とはいえ今日はたくさん勉強したという姉妹の意見も正しいのが何とも。

 

「フータロー。私たち、そんなに危ない?」

「なっ、何言ってんだ。三玖」

「だって、いつもより焦ってるし。

 トーヤも様子が変だよ」

 

 ポキッと鉛筆の芯が折れた。慌てぶりを外面に出さないようにしていたつもりだったのに。

 何とか元気づけるべき場面だけど、思うように言葉が出ない。

 

「じ、実は……その……」

「もうっ、3人とも暗いよー?

 じゃあさ、お姉さんから提案が──」

「あーっ、何よこれ。

 勉強してんの宝条だけじゃん」

 

 あんたはあんたで付き合い悪いわね、と二乃さんが2階からおりてきた。

 もっとも僕の復習ノートに「げっ」と嫌そうな表情になり、ゲーム盤の方に逃げていく。

 

「上杉……あんたのお金すっくな!

 まあいいわ。私と代わりなさい」

 

 三玖さんが風太郎の言いかけたことを気にしてるけど、これってチャンスじゃないか?

 4人がゲームしてる間に五月さんの部屋に直行できるかも。

 

「五月! あんたもおりて来たらどう?

 勉強じゃなくて人生ゲームやってんのよ!」

 

 まさかの呼びかけに少し間が空いたかと思うと、ガチャッとドアが開いて五月さんが顔を出してきた。

 しかも階段をおりてくる……風太郎、今だっ!

 

「あの、五月……昨日は……」

「私は自習するので、失礼します」

「お、おいっ」

 

 声をかけた相手を無視したかと思うと、なぜかちらっとこっちを見てきた。正確には僕の手元の辺りを。復習ノートがどうかしたのか。

 風太郎の話を聞いてあげて、と目線で訴えたけど効果なし。

 

「てか、上杉。今日はもう終わりなんでしょ」

「そ、そんなことは……」

「人生ゲームしてたヤツが言っても説得力無いわよ。

 ほら、帰った帰った! 宝条、あんたも!」

 

 テーブルに広げていたノートをささっとまとめて、問答無用とばかりに押し付けてきた。

 さすがにこのまま帰る訳にはいかないぞ。

 

「まあ、待ちなって。二乃」

「何よ、一花。

 まさか全員でゲームしようなんて言う気?」

 

 それもありだけど、と自称お姉さんが風太郎と僕を交互に眺めながらニッと笑みを浮かべた。

 そう言えば少し前に何か言いかけてたっけ。

 

「フータロー君、トーヤ君。

 帰るなんて約束が違うじゃん」

「は?」

「や、約束……?」

「勉強教えるって言ってたよね。

 それも今日は家に泊まり込みでさ」

 

 少しの沈黙の後、数人が「えーっ!?」と叫び声を部屋中に響かせた。

 

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

「……何を考えてんだ、一花は」

 

 湯船でひざを抱えながら風太郎がポツリ。どう答えようかと迷いながら、シャンプーで頭をわしゃわしゃと洗うしかなかった。

 腰に巻いたタオルは……体を洗う時に使おうっと。

 

「まあ、風太郎。前向きに考えようよ」

「そうだな」

 

 着がえや洗面用具などを家に取りに帰るのに時間がかかったけど、本当に助かった。

 後で一花さんにお礼を言わなきゃ。

 

「勉強の時間も増えたし……あいつにも……」

「何て?」

「いっ、いや! 何でもねえ!

 それより広いよな、ここ」

 

 慌てたように両手でバシャッと湯を顔にかけた。きっと悩んでいるし不安なんだろうな。電気とガスの節約だ、と風太郎や僕の家でいっしょに風呂に入る時とは全然様子が違う。

 考えろ、五月さんの部屋に風太郎が行けるには──

 

「上杉君、五月です」

 

 頭を洗う手を止めた。決して僕や風太郎が声真似をした訳じゃない。

 背後の……風呂場のドアの向こう側から声がした。

 

「何が私に御用でしょうか?

 話があると一花から聞いたのですが」

 

 謝る大チャンスが来た、と風太郎に顔を向けた。

 ところが勢い余ってシャンプーが目に……いてて、染みるっ!

 

「えっ?……あ、ああ。そうだ。

 よく来てくれたな」

「それで、お話というのは?」

 

 目が痛くて開けないけど、それどころじゃない。風太郎から次の言葉が出る気配がしないんだ。

 今は動けない。物音一つが致命的な何かになる気がする。

 

「──昨日は感情的になって悪かった。

 俺に家庭教師をさせてくれ」

「……何かあったのですか?」

 

 よしっ、ついに謝れた! その調子だよ、風太郎。

 五月さんも「許さない」とか「話も聞きたくない」とか言う雰囲気ではなさそう。

 

「俺は……いや、俺たちはクビの危機なんだ。

 お前たち5人の誰かが赤点を取ったら」

「…………」

「俺ん家の事情は知ってるはずだ。

 そうでなくてもお前には──」

「そういうことでしたか」

 

 分かり合えた、とほんの一瞬安心した。

 ところが、次の瞬間ガラッと風呂場のドアがずれる音がして──

 

「い、五月!? 何開けてんだよ!」

「これでおあいこでしょ。

 前に私の裸を見たんだから」

 

 ……何だって? 私の裸を見た?

 

「お、お前……まさか」

「赤点を取ればクビ、ねえ。

 良いこと聞いちゃっ……た」

 

 何だなんだ? 急に風呂場がしーんとなったぞ。確かめようにも目が痛いし背中も寒いしで動けない。

 

 バタン

 

 静かにドアが閉まる音がした。何がどうなっているのか、さっぱり分からない。

 ええっと、シャワーは……あった、これだな。

 

「ぷはあ~っ、痛かった~……って、風太郎?」

 

 様子がおかしい。どう見ても謝ることができて分かり合えた感がしないほど、顔が引きつっている。

 変と言えば、五月さんも途中から言葉遣いが……

 

「橙矢、すまん」

「ど、どうしたの?

 五月さんに謝れたんだよね?」

「違う。さっきのは二乃だ」

 

 少し遅れて事態に気付いた。風太郎の表情が暗い理由にも。

 

♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢

 

「あっ、宝条さん! 

 おかえりなさーい!」

「……ただいま、四葉さん」

 

 いいお湯だったと表情でごまかせているだろうか。というか、そうでないと困る。

 先に戻った風太郎も何事もなかったかのように勉強を教えているのだから。

 

「あれっ、トーヤ君ってば早いねー。

 もっと美少女の残り湯を堪能しても良かったのに」

「……問題作りをやらないといけないから」

 

 復習ノートを広げているテーブルに向かうと、向かい側に携帯電話をいじっている二乃さんがいた。

 前みたいに勉強会を邪魔する感じじゃないのが、せめてもの救いか。

 

(しかし……どうしよう)

 

 背中を見られたことよりも、赤点取ったらクビになることがバレたのが問題だ。しかも、よりにもよって一番知られたくない人に。

 二乃さんにとっては勉強しない好都合な理由ができたというものだ。

 

「おい、四葉。ちゃんと覚えたか?

 さっき教えた『討論する』を英語で言うと?」

「はーい! ばっちりですよっ。

 でばて……debateと書くんですよね」

「よしっ、上出来だ」

 

 何か二乃さんがみんなの方をチラ見したかと思えばこっちをにらんだりしている気がするけど。

 気にせず復習ノートで問題作りをするだけだ。

 

「はーい、詰めて詰めて。

 フータロー君、三玖も聞きたい事があるってさ」

「い、一花っ……」

「おう、何だ?

 遠慮しないで何でも聞いてくれ」

「じゃあ……好きな女子のタイプは?」

「えっ」

 

 日本史でも他の科目でもない、まさかの質問に鉛筆を動かす手が止まった。

 ほぼ全員が驚きの声を出したし、二乃さんでさえ動きが止まったような。

 

「三玖、それって今関係あることか?」

「はいはいはーい!

 私は俄然興味ありますっ!」

「お姉さんも気になるねえ」

 

 ほんの少し、今の追い詰められた状況が頭から吹き飛んだ。

 とはいえ3人には気の毒だけど今の風太郎がその質問に答えるとは思えな──

 

「良いだろう。知りたければ教えてやる!

 題して『俺の好きな女子の要素トップ3』!」

 

 ポキンと鉛筆の芯がまた折れた。ランキングの紙をどこから出したというツッコミもあるけど。

 ノートを1ページ埋めるごとに発表、という条件付きとはいえどう答えるのか予想できない。

 

「はい、できた」

「ようし。まずは第3位……『いつも元気』!」

 

 あれっ、当てはまりそうな人が今この部屋に1人いるんだけど。

 これはますます残る2位と1位が気になってきた。

 

「私もできましたっ!」

「来たな。第2位は……『料理上手』!」

 

 そう来たかあ。これも当てはまる人が室内に、というか目の前に1人いる。

 反応が気になってチラッと見ると……見よ、風太郎たちに視線を向けている。

 

「終わったよ、フータロー君」

「これで全員だな。

 では栄えある第1位は……『お兄ちゃん想い』だっ!」

 

 椅子から転げ落ちそうになった。

 1位は『勉強好き』と考えていたから、というのもあるけど──

 

「それ、アンタの妹ちゃんじゃん!」

 

 二乃さんが思ったことをそのまま言ってくれた。しかし風太郎もなかなか策士だ。もし第3位が『お兄ちゃん想い』だったら、らいはちゃんだとすぐに気づいただろう。

 僕や二乃さんの興味をも引き付けるとは、恐るべし。

 

「な、何だよ。二乃も聞いてたのか?」

「嫌でも聞こえるわよっ!

 宝条だって盗み聞きしてたんだから」

 

 二乃さんだって同じじゃん、とつぶやくとギロッとにらんできた。

 一瞬手が飛んでくるかと覚悟したけど、足音荒く2階に上がっていく。

 

「むむう、上杉さんずるいですっ!」

「四葉?」

「私たち頑張ったんですよっ!

 それなのに答えがらいはちゃんだったなんて」

「お姉さんも同感かなー」

 

 明らかに不満そうな四葉さんに、自称お姉さんも同調してきた。

 三玖さんはランキングの紙を手に黙っているし……

 

「はあ……やり直せって言いたいのか?

 俺の恋愛に対するスタンスは前に教えただろ」

「でも、上杉さん──」

「まあまあ、四葉。

 だったらこういうのはどう?」

 

 こそこそと耳打ちされた四葉さんの顔が急に輝いた。

 あの、なんで僕の方を見るのかな? 嫌な予感しかしないんだけど。

 

「ねえ、トーヤ君。

 キミはフータロー君の補佐役だし親友だよね」

「もちろん」

「それに17歳の男子だよね」

「……? うん」

 

 何を当たり前のことを、と首をかしげる僕に一花さんが言ってきたのは──

 

「じゃあ、キミも教えてよ。

 好きな女子のタイプをさ」 




 お久しぶりです! 今回で20話目になりました。

 果たしてケンカの行方は、そして最後のまさかの質問に橙矢はどう答えるのか?
 次回は橙矢が徹夜で奮闘する予定です。どうぞお楽しみに!
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