前回のお話の前書きで主人公の能力値を付け加えましたがこの能力はこの数値じゃないかなと思った方は遠慮無く言って下さい。
また、この主人公の声優はこの人かなと思った方は、活動報告で聞いてみますので能力値同様興味があれば回答お願いします。
それでは、どうぞ。
純との戦に大敗を喫し、何とか成都に逃げ帰った諸葛亮。
戻って早々に聞いたのは
諸葛亮「成都の最後の防衛線が・・・破れた?」
成都の最後の防衛ラインが破られ、純ら率いる45万の大軍団が迫ってきているという知らせを聞いた。
これに
諸葛亮「彼には不屈の意志と必勝の信念が足りなかったようですね・・・何という不忠者ですか・・・」
と冷たくそう言うだけだった。
張飛「朱里ー!!」
すると、それを聞いた張飛は、諸葛亮に殴りかかろうとしたのだが
関羽「鈴々!!」
関羽に抑えられた。
張飛「離せ!離すのだ愛紗!!朱里!今の言葉、撤回するのだー!!」
それでも、張飛の怒りは収まらず、暴れていた。
諸葛亮「何を怒っているのですか、鈴々ちゃん。私は事実を言ったまでですよ。怒られる理由が分かりません。」
これに、諸葛亮がそう答えると
張飛「朱里!!お前は・・・兵士を・・・命を何だと思ってるのだ!!死んだ兵士達の事を何にも考えてないのだ!!お前なんか大馬鹿者なのだー!!」
張飛は涙を流しながら目を吊り上げてそう諸葛亮に怒鳴った。
関羽「止せ!止さぬか鈴々!!」
関羽は、必死に抑えているのだが張飛の言葉に感じる物があるのか、胸が痛くなった。
諸葛亮「鈴々ちゃん。本来ならあなたは私に盾突いた罪で処刑されますが、これまで桃香様の義妹として多くの軍功を挙げてきました。それに免じて死罪は無しです。」
諸葛亮「愛紗さん。鈴々ちゃんを下がらせて下さい。」
しかし、張飛の怒りの言葉は諸葛亮の心には響かず、淡々とした声で張飛の言葉を流したのだった。
関羽「朱里、お前・・・!」
鳳統「朱里ちゃん・・・」
これに、関羽と鳳統は非難の目で見たのだが
諸葛亮「愛紗さん。雛里ちゃん。何ですかその目は・・・?」
諸葛亮「早く準備をして下さい。」
諸葛亮はそれを流し、防衛の準備をするよう言ったのだった。
関羽「くっ・・・!」
鳳統「・・・っ!」
これに関羽と鳳統は、顔を歪ませながらその場を後にしたのだった。
諸葛亮(私は悪くない・・・私は悪くない・・・私は悪くない・・・)
諸葛亮(悪いのはこの大陸の人達です・・・全て壊してしまえば・・・桃香様の望む皆が笑って暮らせる世の中に・・・)
そう心の中で呟きつつ
諸葛亮「大丈夫です・・・あの防衛線から成都まで50里あります・・・曹彰さんの軍は西涼合わせて45万・・・」
諸葛亮「いくら西涼の騎馬隊が速く精強でも相当な時間がかかります・・・それまでに対策すれば・・・」
あの防衛ラインから成都までそれなりの距離があるためそれまでに整えれば何とかなると思い、楽観視していた。
しかし、諸葛亮は知らなかった。
純率いる軍の進軍速度は、通常よりも10倍速いという事に・・・。
純「あれが成都か・・・」
秋蘭「そのようですね・・・」
純ら45万の大軍団は、成都に到着し、包囲をしていた。
霞「向こうも気付いてるんやろか?」
楼杏「どうかしら・・・まともな兵士はあまりいないから、私達に気付いてないのかもしれないわよ。」
剛「それ・・・兵を率いる身としてどうなのよ?」
哲「いや・・・最早総帥失格だろう。」
春蘭「純様。このまま成都を一気呵成に攻め落としちゃいましょう!」
翠「あたしも春蘭に賛成だ!純殿!あたしと春蘭と霞で一気に攻め立てるぜ!」
これに、春蘭と翠は一気呵成に攻めるべきと言った。
純「そうだな。俺達は45万。向こうは度重なる負け戦で残ってるのはたかが一万だ。明日にでも落としてやる!」
純は、獰猛な笑みで覇気に溢れた表情で言った。
司馬懿「お見事ですな、曹彰様。曹彰様の武勇と忠勇に溢れし我が軍の精鋭なら、半日で落とせましょう。」
すると、これに司馬懿がそう答え
純「ほお・・・司馬懿。お前もそう思うか?」
司馬懿「はい。あなた様なら、あなた様の武勇なら必ず出来ます!」
最後には媚びるような言い方で言い
稟「・・・」
風「・・・」
これに稟と風は少し疑うような雰囲気で見た。
純「成程・・・稟。風。お前の策は如何にする?」
そして、最後に純は稟と風に成都陥落の策を尋ねると
稟「司馬懿殿の言う通り、純様の武勇と我が軍の精強さと鉄をも上回る結束力。これら全てを兼ね備えながら勝利はあれど敗北はあり得ません。」
稟「後は『黄鬚』の異名に相応しい堂々とした戦ぶりを見せ、将兵を鼓舞するだけです。」
そう、稟は拱手して答えた。
風「軍師は主が迷っている時に助言するのが責務なのです。」
風「迷いがない場合、申すべき事はございません。」
風も、そう拱手して答えた。
純「そうか・・・よし!!各自、準備に取りかかれ!!」
「「「御意!!!」」」
そして、純の号令でそれぞれ準備のため別れた。
司馬懿(まだだ・・・まだその時じゃない・・・!だが・・・いずれ必ず・・・時が来る!)
その際、司馬懿は良からぬ事を企んでるような顔を浮かべながら思案しており
稟「・・・。」
風「・・・。」
それを、稟と風は警戒するように見ていたのであった。