新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!
それでは、どうぞ!
純「それで、お前の名は何て言うんだ?」
王濬「私は、姓は王、名は濬、字は士治だ。宜しくな!」
このサバサバした自己紹介に
凪「おい、王濬!その自己紹介は何だ!」
凪が目を吊り上げて言った。
王濬「え?私はただ普通に自己紹介したんだけど?」
これに、王濬は何を言ってるのか分からないと言う感じで言うと
凪「態度が駄目だと言ったんだ!お前はそうやって・・・!」
凪はそう説教を始めようとしたが
真桜「凪!説教始めんやな!話が進まへん!」
沙和「なの!純様も困っちゃうの!」
真桜と沙和が凪を止めた。
凪「し、しかしだな・・・!」
純「止めろ、凪。その話はこの巨大な船の説明をさせてからにしろ。良いな?」
凪「・・・御意。」
これに、純がそう言うと、凪は拱手した。
因みに
春蘭「ぐぬぬっ・・・!あの態度、凪の言う通り良くないな!叩き斬りたい気分だ!!」
秋蘭「姉者・・・」
春蘭はそう言って腰の剣に手を掛けており、秋蘭は呆れた表情をしていた。
純「悪いな。凪は真面目な子だから、ついお前の態度に怒ってしまうんだ。」
王濬「良いって良いって!」
純「取り敢えず楽にしてくれ。それで、あの船の説明をしてくれ。」
純にそう言われ、王濬は楽な姿勢になり
王濬「ああ!あの船は、益州各地の一部の林から伐採したり、木を買い占めたりして木材を確保して作った船なんだ。」
王濬「全長120歩あって、最大二千人の兵が入れる程の大きさだ。櫓もあるし、四つの門もあるし、甲板を馬で走らせる事も出来るよ。その数125隻。」
これに
霞「ひゃ、125やって!!」
霞が驚きのあまり声高く反応した。
王濬「それだけじゃ無いんだな。他にも、そこの軍師殿の指摘もあったんだが、この軍の最大の弱点は水上戦の経験が無いという事だ。」
王濬「そこで、真桜の工兵を少し拝借して鎖を作った。船同士をその鎖で繋いで揺れを防ぐ。」
王濬「また、この辺りの気候はほんの僅かな時間に風向きが変わる時がある。その時に敵軍の軍師周瑜が火攻めを行ったら大惨事の恐れがあるため、万が一の時も考えいつでも外せるように作った。ここの兵誰でも外せる事が出来るぜ。」
これに
純「成程・・・良くやったな。」
純はそう言い、王濬を褒めた。
王濬「ありがとさん!その言葉で、疲れが吹き飛んだ気分だ!」
そう言い、王濬は笑顔で拱手した。
純「稟も、良くやったな。」
稟「いえ。私は純様の参軍です。私の役目は、主の勝利の為に軍略を研ぎ澄ませる事なので。」
これに、稟はクールな笑みを浮かべながらそう拱手して答えた。
純「良し!では早速乗るとしよう!」
純「王濬!お前には、この軍の指揮の全権を一任する!」
純はそう立ち上ると、王濬に全軍指揮の全権を委ねた。
王濬「私で良いのかい?」
この抜擢に、王濬は目を見開き驚きの表情を浮かべた。
純「勿論だ。ここからは水上戦となる。そうなれば、この船に最も詳しいお前が指揮を取るべきだ!」
純「もしもの事があれば、俺が全責任を取る!自分の思い通り、好きに動かせ!」
これに、純はそう王濬に檄を飛ばした。
この檄に
王濬「全軍指揮のご命令、しかと承りました!必ずや、ご期待に応えて見せます!我が真名は美咲です!!この命、閣下にお捧げます!!」
王濬はやる気に満ちた表情を浮かべ、拱手した。
純「俺の真名は純だ!よろしく頼む!」
純「稟!美咲を良く支えろ!美咲。稟とよく相談し、事を進めろ!」
美咲「御意!」
稟「御意!」
こうして、純率いる二十五万の将兵は、船に乗り移ったのであった。