純はこの日、秋蘭の部屋に向かっていた。すると、
秋蘭「純様?」
ちょうど秋蘭に出会ったのだった。
純「おお秋蘭。今日お前って、休みだったよな?」
秋蘭「はい、そうですが?」
純「ちょうどお前を誘おうと思ったんだけど、これから一緒に街を回ろうよ。」
秋蘭「はい。私は構いません。」
すると、
秋蘭「その前に、少し着替えてもよろしいでしょうか?」
と秋蘭は何か思いついたのか、純にそう言ったのであった。
純「?まぁ良いけど。」
純は意味が分からないと思ったが、了承した。そして、純を部屋の前で待たせ、秋蘭は部屋に入り、箪笥を開き、一着の服を手に取り、着替えたのであった。
秋蘭「お待たせしました。」
そう言われ、秋蘭を見ると、そこには、高貴な青い礼服に身を包んだ秋蘭がいた。
純「お前、それって・・・」
秋蘭「はい。前に私と一緒に買い物に行った時に私に買ってくれた服です。」
すると、
秋蘭「ど、どうでしょうか・・・。」
秋蘭が、少し恥ずかしげながら、上目遣いで純に尋ねたのであった。
純「・・・うん。やっぱり似合ってる。やっぱ綺麗だな、秋蘭。」
と純は言った。それを聞いた秋蘭は、嬉しくなり純に抱き付いた。
純「それじゃあ、行こっか。」
秋蘭「はい!」
そして、2人で一緒に街に言ったのであった。街を回ってる間も、秋蘭は純の腕に抱き付いた状態であった。周りの者は、
市民A「おい、曹彰様と夏侯淵様だぞ。」
市民B「本当だ。相変わらず仲が良いな。良いなぁ、羨ましい・・・。」
市民C「それに今日の夏侯淵様、とってもお綺麗ですわ~!!」
市民D「ええ。隣には曹彰様。絵になるわ~!!」
純と秋蘭を見て、そう言ったのであった。
純「今日のお前、本当に綺麗。それ買って本当に良かった。」
すると、純は秋蘭にそう言った。それを聞いた秋蘭は益々嬉しくなったのか、抱き付いてる腕を強くしたのであった。そして、二人は軽く飯を食い、小物屋で商品を見たりなど、色々回ったのであった。その道中、
絵師A「お2人さん、ちょっと良いですか?」
絵師に声をかけられ、純と秋蘭は振り返った。
絵師A「実は私、絵師でありまして、良ければお2人の絵を描かせていただきたいのですが・・・。」
純「別に構わねーよ。なぁ秋蘭?」
秋蘭「はい。構いません。」
絵師A「そうですか。ありがとうございます。」
そう言って、絵師は二人の絵を描き始めたのであった。それから暫くが経ち、
絵師A「出来ましたよ。」
そう言い、絵師は二人に絵を差し出した。
純「スゲー!!めっちゃ上手い!!」
秋蘭「はい。私も思います・・・!!」
その出来に、2人は興奮したのだった。
絵師A「喜んでいただいて何よりです。よろしかったらその絵は差し上げますよ。」
秋蘭「良いのか?」
絵師A「ええ。構いませんよ。」
秋蘭「感謝する。」
そう言い、秋蘭は絵を大事そうに抱き締めた。
純「本当ありがとな。こんな素晴らしい絵、初めて見た。」
絵師A「構いませんよ。私も久し振りに良い絵が描けましたから。こんな綺麗な恋仲の絵を描くのは。」
純「そうか。ではな、これはその礼だ。」
そう言って、純は幾らか金を出して、絵師に渡した。そして、秋蘭と一緒にその場を後にした。
秋蘭「純様、この絵は私が貰っても良いでしょうか?」
純「良いよ、お前にあげる。」
そう言い、純は秋蘭の頭を撫でた。すると秋蘭は非常に嬉しかったのか、純の頬に口付けをしたのであった。そして、二人は城に戻り、その日の夜は、二人で一緒に寝たのであった。