恋姫無双〜黄鬚伝〜(リメイク)   作:ホークス馬鹿

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33話です。


33話

警備・屯所

 

 

 

凪「はぁ・・・。」

 

凪は、ここ最近溜息をついていた。その様子を見ていた

 

真桜「なーぎー、どうしたんー?」

 

沙和「凪ちゃーん、どうしたのー?」

 

真桜と沙和は、心配そうな顔で声をかけた。

 

真桜「なぁ、最近の凪はなんかおかしくないか?」

 

沙和「沙和もそう思うのー。」

 

普段の凪ではないので、二人は心配になった。凪がこうなった理由それは、

 

凪(純様・・・。)

 

凪が純に惚れていたからである。戦場での圧倒的な武勇、将兵の巧みな扱い、そして気遣いもあって、軍中にて人望を得ていた。

そんな彼に凪は憧れを抱いていたが、それは時間と共に愛に変わっていった。だからこそ分かるものがある。彼と仲が良い女性は誰もが美人だ。

凪には焦る条件しかなく、そんな中に純に近付くにはどうすれば良いかと、そんなことばかり考えていた。

 

真桜「な、なんや、めちゃめちゃ険しい顔してるで。」

 

沙和「何か深刻な悩みを持ってるのー。」

 

二人がこそこそとそんな話をしていると、

 

純「お前ら、ちょっと良いか?」

 

純が屯所にやって来た。

 

真桜「おぉ大将、入って・・・」

 

その時、

 

凪「じ、純様!ど、どうぞ!」

 

凪が急に元気になり、さらには頬を若干赤らめているのだった。その様子を見て、真桜と沙和の二人は理解した。

 

真・沙((これは惚れてるな/のー。))

 

と。

 

純「お前ら、この後暇か?」

 

凪「は、はい!自分はこの後休みでございます!」

 

真桜「ウチもや・・・」

 

沙和「沙和もなのー!」

 

純「そっか・・・。もし良ければ、一緒に狩りに行かないか?」

 

凪「よ、よろしいのですか?」

 

純「お、おお・・・。もしかして迷惑だったか?」

 

真桜「そんな事あらへんで。」

 

沙和「なのー!」

 

純「そっか。なら早速行こうか。」

 

そう言い、四人は一緒に狩りに出かけた。そして、猪や熊を狩って、それを皆に振る舞ったりしたのだった。

その日の夜、真桜と沙和は、凪に純について聞いてみた。

 

真桜「いいか凪、今から大事なこと聞くから、しっかりと答えるんやで。」

 

凪「?いったいなんだ?」

 

沙和「凪ちゃんは、純様の事が好きなの?」

 

その質問に、

 

凪「ななな、何を言ってるんだ、お前達は!?確かに純様は武人として、人として尊敬すべきお方でカッコいいし優しいけど・・・。」

 

凪は顔を真っ赤にしながらそう言った。

 

真桜「ようは好きっちゅうことやな。」

 

凪「・・・。」

 

すると、凪は顔を真っ赤にした状態で、コクリと頷いた。

 

沙和「凪ちゃんってば、真っ赤になっちゃって、かわいーのー!」

 

真桜「・・・うーん。」

 

沙和「ねえねえ、真桜ちゃん。」

 

真桜「分かっとる。凪のためや、一肌脱いだろ。」

 

沙和「でも、純様の周りには秋蘭様を筆頭に強敵が多いの。」

 

真桜「確かに。特に秋蘭様は大将とは幼い頃からの付き合い。一番の強敵や。」

 

沙和「そうなのー!秋蘭様は綺麗でカッコいいのー!」

 

真桜「せやな。けど、凪にも凪の魅力がある。そこを大将に見せなきゃな。」

 

沙和「そうなのー!そうすれば、きっと純様も、ドッキーンてしてキューンってなってくのー!」

 

凪「純様にはそのような姿は想像出来んが・・・。」

 

真桜「ともかく凪、諦めたらアカンで。」

 

凪「・・・わ、わかった。頑張る・・・。」

 

こうして、純が凪の事も好きになれるよう努力すると決意したのであった。

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