湘南・・・それは荒くれ物の集まる最悪の街、そして過去一人だけその頂点にたった人物がいた・・・
「あんたが稲村チェーンの辻堂真琴?」
「そうだけれども、あなたは?」
「俺は神鬼・・・神鬼キョウ、あんたに頼みがあってきた」
「なにかしら?」
「俺と勝負してくれないか?」
「残念だけど私はもう不良は卒業してるの、他当たってくれるかしら?」
「無理だな、あんた以外勝負になるやつは湘南にはいない」
「・・・(確かにこの感じ・・・そこらへんの不良が束になっても勝てる感じじゃないわね)それでも私はもう引退したの、それにあなた見たところまだ小学生でしょ?そんなにいきがってどうするのよ?」
「わからない、ただ・・・俺と対等に戦えるやつがいるなら、いや俺を倒してくれる人なら誰でもいいんだ・・・だから頼む、俺に敗北を教えてくれこの通りだ。」
そういって少年は頭を下げた
「わかったわ、ただし一度だけ、そう約束してくれるなら受けてあげる」
「ありがとう、俺からも頼みがある、本気で・・・俺を殺す気で来てくれじゃないと・・・あんたが死ぬことになるよ!!」ゴォォォォ
「何て殺気放つのよこの子、あたしの全盛期、いやそれ以上じゃない。まぁいいわ、たっぷり教えてあげる、湘南最強稲村チェーンと呼ばれたあたしの実力を!!」ゴォォォォ
「「さぁ!始める(ぞ)(わよ)」」
そしてその衝突から数年たち神鬼キョウが高校生になり湘南最強最悪の時代が訪れた
「眠い、寝たい、眠りたい眠らせて・・・」
「こら!何言ってるのよこのバカチンわ!」
「うるさいよ、まこっちゃん、眠い中漁協に出てるんだからいいじゃんかぁ」
「それでもし網を滑らせて魚逃がしたらどうするのよ!誠さんのしらす丼が無くなったらシメるわよ!」
「そう言っても昔も決着つかなかったじゃんかよ~」
「今度こそ勝つ!ケンカ以外の方法で!!」
はぁ~全く、この人は・・・
「はいはい、キョウちゃんも真琴ちゃんもケンカしないの。」
「でもさ~おっちゃんも分かるでしょ?人の旦那の為に眠い中わざわざ漁協に出て自分に何も無しだぜ?嫌になって当然じゃない?」
「まぁ確かになぁ」
「でしょ~だから帰っていいかな?」
「こらこら、おじさんに頼るんじゃないよ、このバカ!」
「まこっちゃんに言われたくね~」
「なんですって?!」
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて、もう直ぐ着くから引き上げる用意しておいてくれよ」
「あいよ~」
「はぁ~い」
「そういえばまこっちゃんの娘・・・愛だっけ?元気にしてんの?」
「元気よ~もう私の若いころそっくり!美人な所とか~何事もちゃんとやり通す事とか~ケンカ強いところとか!!」
「おいおい、見事に稲村チェーン2号を作ってんじゃねぇよ」
「失礼ね!私じゃなくて自分からなったのよ!!」
「マジかよ、物好きだねぇ・・・で、強いのか?」
「ん~少なくともまだ私には勝てないかなぁ」
「チェ、な~んだつまんね」
「つまんなくて悪かったわね、と言うよりアナタ同じ学校でしょ?愛と喋ったりしないの?」
「ん~めんどくせぇしなぁ、そもそもあんたが余計なこと言うから近寄り難いんだよ!」
「あら~何か言ったかしら?」
「言っただろ!あいつに「高校生の間に鬼目のキョウを探し出して倒せ」って!そのせいであいつ入学初日に俺の事聞きまくってたんだぜ?全くよぉ俺は弱いやつとはやらない主義だって言ったろ?」
「あー確かにそんなことも言ったわねぇ、懐かしいわぁ」
「懐かしいじゃねぇよ!もうボケはじめたのかこのババァ!」
「あぁ!なんつった?!今なんつったこのガキ!!」
「んだよ!やんのかコラァァァァァ」
「やってやんよ!オラァァァァァ」
「・・・・今日も平和だねぇ。」
プロローグなので短めに終わらせました