「あぁ~ねむっ」
「まだ言ってるの?早く行かないと遅刻するわよ?」
「ん~眠いからサボる~」
「さっさと行かないとしらす丼抜きにするわよ?」
「遅刻はダメだよな、早く用意しないと」
「それでよし!あ、ちょっとキョウお願いがあるんだけど」
「なに?面倒ごと以外にしてくれよ?」
「愛にこのしらす丼お弁当届けてくれないかしら?」
「いってきま~す」
「待てこらぁ!」
「お前はアレか?俺に何か恨みでもあるのか?」
「なによ~せっかく人が娘を紹介するきっかけをあげてるのに~」
「必要ない、紹介されたくない、会いたくない」
「・・・おっぱい大きいわよ?」
「おいこら、男が胸のデカイ女に興味を示すと思ったら大間違いだぞ?」
「じゃあその手に持ったお弁当は何かしら?」
「・・・・・一般例を言っただけであって俺は嫌いとは言っていない」
「まぁいいわ、さっさと行きなさい。ちゃんと渡しなさいよ?途中で食べたらあんたの正体愛にバラすから」
「はいはい、わかったよ。まこっちゃんも食べ過ぎないようにね~」
「一言多いわよ!」
「じゃね~」
学校行く前に家で渡せよなぁ、まっどれくらい強いか・・・見せてもらおうか。喧嘩狼・・・いやケンカ大神の辻堂愛!!
「はぁ~めんどくせぇなぁ、学校行ったら今日もクミ達が立ってんだろうなぁ。ん?あいつは確か・・・同じクラスの神鬼・・・だっけ?校門前で何つったんてんだ?」
ゴォォォォォォォォ
「!!!!!!!!?????????」
「おいおい、何だよこの殺気・・・あたし・・・いや、母さんより上じゃないか。ありえねぇ、あんなやつがまだこの学校に居たのかよ・・・喧嘩したいなぁ。」
「(!!この感じ、辻堂か・・・多分今の殺気からするに俺のことに気付いたか?、いや正体まではばれてない筈昼休みに屋上に呼び出すか・・・)」
スタッスタッスタ
「行ったか・・・あいつがもしかして母さんの言ってた鬼目・・・いやそれはないか喧嘩するようなタイプじゃないし、そもそもさっきの殺気も本当にあいつかどうかも怪しいもんだな。まぁそのうちわかるか」
「「「「「「おはようございます!!!!」」」」」
「おはようございます!愛さん!!」
「ん、おはよ。後それやめろって言ったよな?」
「でもこれが無いと一日が始まらないっすよ!愛さん!!」
「他の生徒に迷惑になってんだよ、常識的に考えろ」
「でも~」
「でもじゃねぇよ、わかったな?」
「はい・・・」
「ん、なら行くぞ」
「はい!愛さん!!」
昼休み
「さてっと、どうやって話しかけたもんかね・・・(屋上に来いや!とか?いやいやいや、モロ喧嘩売ってるじゃんか!あの・・・実はお話があるんですがお付き合いいただけないでしょうか?ダメダメ、多分喧嘩売ってると勘違いされる。さて・・・どうしたもんかなぁ)」
「どうしたんだい、キョウ?」
「おぉ~ヴァンか、いやちょっと考え事をね?」
「そうかい?ならいいが、さっきから辻堂さんが君を睨んでるけど何かしたのかい?」
「うんにゃ、記憶にない」
「ならただ単に機嫌が悪いだけか、よかったよ君が何かされるんじゃないかと思うと心配でね」
「あんがとさん、まぁ大丈夫でしょ」
「だといいが・・・」
「ちょいと席外すわ、ヴァンは適当に昼飯食っててくれ」
「どこに行くんだい?」
「”屋上”にな・・・」
「あそこは不良が決闘によく使ってるらしいから気をつけてくれよ?」
「大丈夫っしょ、んじゃいってくるな~」
「・・・・・・・・」ガタッ
「(辻堂も動くか・・・無事に帰って来いよ、キョウ)」
「さて・・・辻堂が来るまで待ってるかな、多分あいつも気付いただろうし」
まぁ殺気が近づいてきてるから問題ないわな・・・
ギィィィィバタン
「よぉ、遅かったじゃないか、辻堂」
「・・・あたしに何のよう?ここに呼び出したってことは・・・」
「あーまてまて、そいつは見当違いだ」
「それじゃあなに?」
「これをお前にな」ズイッ
「・・・何これ?」
「見ての通り弁当だけど?」
「それはわかる、でも何でお前があたしに弁当を寄越すのかって聞いてんだよ」
「あ~それかぁ、それはなぁ~」
「それは・・・?」
「まこっちゃんに頼まれたからだ!!」
「・・・・・・・は?」
「いや、だからまこっちゃん、お前の母親に持っていってくれって言われたんだよ」
「ちょっと待て、何でお前があたしの母さんのこと知ってるんだ?!確かに昔は有名だったから知っててもおかしくないけどさ!?」
「そりゃ、毎朝叩き起こされて漁協に連れて行かれてるから知ってるに決まってんだろ?」
「毎日?・・・もしかしてお前がキョウか?」
「そっ、改めて自己紹介ね。神鬼(カミキ)キョウ、お前と同じクラスのただの一般生徒だよ」
「ただの一般生徒・・・ねぇ」
「何か問題でも?」
「・・・あたしの殺気をずっと浴びて顔色変えずにしてるやつがただの・・・ねぇ」
「・・・・・・・・・・・」
「お前、何者だ?」
「鬼目」
「!!」
「鬼目のキョウって言ったら分かるか?」
「お前が・・・鬼目・・・」
「おう、この2年間お前さんが探し続けた答えが今目の前に出てきたぜ?」
「っっっっっっっっっっっっ最っ高だ!!!!!!!!!!!!!!」
「お前が!!あたしの探し続けてきた最強!!そしてあたしの目標だ!」
「いい殺気だ・・・でもなぁ」
ゴォォォォォォォォォォォ
「!?」
「これくらいで体がすくんじまうようじゃまだまだ俺と殺るには早いぜ?」
「くっっっっ」
「ふっ」
「(殺気が消えた?)」
「な~んてな、俺はもう不良は辞めたんだ」
「・・・なんだと?」
「だぁかぁらぁ、飽きたんだよ、喧嘩に」
「喧嘩に飽きた・・・だと?!ふざけんな!!あたしがこの2年、どんな思いで探してきたと思ってやがる?!」
「・・・・・・・・・」
「お前を倒さないと・・・お前を倒さないとあたしは・・・・・・・・不良辞めれないだろうが!!!!!!!!」
「は?」
「は?じゃねぇよ!母さんに一度もう不良辞めたいって言ったら「じゃあ鬼目のキョウっての倒したらね」って言われてずっと探してたんだぞ!この気持ちがわかるか?!一人でずっと喧嘩ばっかりして!ずっと一人で・・・学校でも話せるやつなんていなくて・・・」
「(真琴のやろう・・・そんな約束聞いてねぇぞ?!)」
「だから!!あたしはお前を、鬼目のキョウを倒す!!今!ここで!!」
「だぁぁ、待てって、お前普通に憧れてたのか?」
「・・・・・・」
「喧嘩なんてしたくなくて、ずっとみんなと仲良くしたかったのか?」
「喧嘩はしたい・・・」
「どっちだよ?!」
「うるっせぇ!!普通にもなりたいけど喧嘩もしたいんだよ!!」
「お前・・・それまこっちゃんに言ったら確実にシメられるぞ?」
「うっ」
「・・・まぁいいだろう、お前の願い、ちょっとだけ叶えてやるよ」
「?どういう意味だ?」
「喧嘩もしたいし友達もほしいんだろ?なら俺が友達になってやる」
「いいのか?」
「いいも何も、俺から言ってんだ、いいに決まってるだろ」
「でもあたし不良だし、みんなに嫌われてるし・・・」
「知ってるよ」
「喧嘩するし、もしかしたら巻き込んじゃうかもしれない・・・」
「問題ない、少なくともお前よりかは遥かに強いから」
「・・・・・・・・・・・・・」
「怖いか?」
「っっっっ」
「自分のせいで友達が、大切なモノが傷つくのは?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なら強くなれよ、すべてを守れるくらい、それくらいできんだろ?あの稲村チェーンの娘だろ?それくらい笑って出来るようになってみろよ」
「そう・・・だよね、強くならなくちゃダメだよね・・・もっと、大切なモノを守れるくらい・・・ううん、護れるくらい!!」
「(いい顔するじゃねぇか、こりゃ確かにまこっちゃんの娘だわ)」
「それで・・・さ、神鬼。」
「ん?何だ?」
「頼み・・・じゃなくてお願いがあるんだけど聞いてくれる?」
「だからなんだよ?」
「・・・・スゥ、ハァ」
「あたしの・・・大切なモノになってください!!!!!!!!」
「ブフゥゥゥゥッッッッ」
「うわっ、きったねぇ、いきなり何しやがる?!」
「それはこっちの台詞だ!!何いきなり告白してきやがる?!急すぎるだろ?!!」
「あぁ?あたしがいつ告白したってんだよ!?」
「自分の言葉、思い返して見やがれ!!」
「んだよ・・・」
ポク、ポク、チーン
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「な?してただろ?」
「・・・・れろ」
「え?なんだって?」
「・・・すれろ」
「だから聞こえないって」
「忘れろって言ってんだよぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
「うおっ、びっくりしたなぁ。何?お前のお願い聞かないでいいのか?」
「そうじゃなくて!その台詞を忘れろって言ってんだよ!!」
「あぁそれ無理」
「なんでだよ?!?!?!?!」
「だって「あたしの・・・大切なモノになってください!!!!!!!!」ほらな?」
「なんで録音してるんだよ?!って言うかいつの間に録音しやがった?!」
「いやぁ、俺の第六感がやれと」
「っっっっいいから消しやがれ!!」
「やだよ、これ帰ったらまこっちゃんと一緒に聞くんだから」
「本当にお願いします、それだけはやめてください」
「どうしよっかなぁ」
「ちっ、何が望みだよ?」
「そうだなぁ、俺のことを大切なモノにしてくれることかな?」
「えっ?それって・・・」
「友達、欲しいんだろ?なら俺が記念すべき第一号になってやるよ」
「そっちかよ?!」
「あれぇ。辻堂さんってもしかしてぇ」
「言うな・・・・」
「恋人の方だと思った?!」
「言うなって行ってんだろうがぁぁぁ」
「ぎゃははははは」
「稲学乙死舞の儀百八式其の11、『疲霊目煮効壷』(めのとこのつぼ)ギュウゥゥゥ」
「いででででで疲れ目に効くけどいでえええ」
「はぁはぁはぁ」
「わかったから落ち着けって」
「落ち着いてるよ!ったく、むかつくやつだな、てめぇ」
「そういうなって、とりあえずこの弁当は食っとけよ、まこっちゃんお手製のしらす丼だからな」
「あ、うんありがとう」
「んじゃ俺は教室に戻るわ」
「あっ・・・・」
「じゃあまた後でな、”愛”」
「!!うん!また後でな”キョウ”」
prrrrrprrrrr
「もしもし?」
「俺だ、弁当渡したからな」
「えっ?!本当に渡してくれたの?!」
「渡せって言ったのはまこっちゃんだろうが」
「まさか本当に渡すなんて思わなくて・・・」
「やかましい」
「まぁいいわ、それで?」
「あ?それでってなんだよ?」
「だぁかぁらぁ、愛とお友達になったの?どうなの?」
「あぁそのことな」
「で?で?どうなのよ?」
「喜んでいいぞ」
「ってことは?!」
「あぁ、恋人になった」
「・・・・こい・・・びと・・・?恋人ですってぇぇぇぇぇ??????!!!!!!」
「うるっせぇなぁ、声でけぇよ」
「だって会って直ぐに恋人って・・・あんた、愛のこと脅してるんじゃないでしょうね?!」
「あほ抜かせ、そんなわけないだろ、第一恋人なんて冗談だ、ただの友達になったに決まってるだろ」
「だよねぇ、よかったぁ、愛があんたの毒牙に掛けられなくて・・・」
「おい、俺怒っていいよな?流石に怒っていいよな?」
「冗談よ、そんなに怒らないでよ」
「ちっ女狐め」
「うふふ、でもキョウならあたしは反対しないわよ」
「は?何言って」
「それじゃあね~」
「あ、おい、コラ待て」
ツーツーツー
「ったく、まこっちゃんには隠し事できねぇなぁ・・・」
これは鬼目のキョウとその愉快な仲間?たちが織り成すラブコメディーである
つづく!!
ってことで第一話どうでしょうか?
初めて小説を書きますがどうすれば読みやすいかわからなく勢いで書いてしまいました・・・
感想、ご要望、ヒロインは誰がいいかなどコメントお待ちしております!
それでは!!