スーパーロボット大戦Z Another Chronicle 作:レゴシティの猫
ロボ戦は次のパートです
捕まえられ、繭のある部屋に連れてかれた。
そして、アヤカシと遭遇する。
鼻や口周りで一瞬人間の顔に見えたが、隠れた目の上や顎から下など、よく見れば人間としては違和感の固まりだった。
こいつの目をかいくぐり、今いる場所を報告しなくては……
「さあ、どう歓迎したものかねえ……シンケンジャー」
茉子は驚いた。
「わちきを騙そうったってそうはいかない、お前達が動き回っているのは分かっていた」
さっき奥に避難してもらった筈の花嫁が二人捕まえられていた。
もう大丈夫だと報告にいこうとする丈瑠達が、向こうの式場で驚いているのが目に浮かぶ。
一人は顔に白粉を塗っていた。
二人共、奥の部屋に連れてかれる……
「これでお前達の企みも潰えた……という訳だ」
「くっ」
花嫁を人質に取られれば、何もできない。
「これが当世の情報伝達用の器具か」
太夫は茉子のショドウフォンを取り上げる。
「さて……これはどう動かす?」
「教えると思う?」
「断れば、花嫁の衣装が纏う人間の血で朱に染まるぞ」
「!!卑怯な……」
「一人、うってつけの者を見繕っている……それで足りないならもう一人、二人……自分が襲われないという事はありえないという自覚を持たせたい頃合いだった、わちきにとっても好都合……」
「分かった、話す、話すから……」
太夫にショドウフォンの電話のしかたを教えた。
「お前が出ろ、そしてこう答えるのだ」
太夫は偽りの場所を告げるようショドウフォンを茉子の顔に近づけた。
『もしもし』
「丈瑠、私よ」
『茉子か、首尾はどうだ』
「ええ、アジトの場所を見つけたわ……」
茉子はショドウフォン越しに、丈瑠に今いる場所とは別の場所を教えた。
〜とある倉庫〜
既に変身したシンケンジャー達が、指示された場所に向かう……
「ダメー!!」
と声をあげたいものの、あげれば人質にされた花嫁の命が危ない。茉子はもう見ている事しか許されなかった。
そのまま彼らは奥深くに入り込み……外道衆がどう仕込んだのか、仕込めるのかすら分からないような火薬が
大 爆 発 !!
建物を倒壊させるには至らないものの、中にいる人間はひとたまりもないような、そんな爆発が起きたようだ。
「フッフッフッ」
この笑い声で、花嫁の絶望がより一層深くなってゆくのを茉子は察する。
自分達を捕まえた奴の、勝ち誇るような笑み、不安でいっぱいの状態から助けてくれるかもしれない誰かが、無惨に消えていくであろう爆発音のセット。
「シンケンジャーなぞ、わちきにかかればこんなもの、こんなに胸のすくのはいつぶりか……」
そして勝利を確信した太夫は匕首を茉子の首に近づける。
「そして、残ったお前もここで死ぬ」
用済みと言わんばかりに、太夫は茉子に迫った。
「ッ!?」
だがしかし、何かが回転してきて、太夫の行動を阻んだ。
阻むのは小さな獅子折神。
「何!?」
阻んだ獅子折神が引き返す先に丈瑠、千明、ことはが現れた。
「ええい、何故生きてる!?」
「罠にかかったのはお前の方だって事だ」
「どういう事だ!?」
茉子の隣に、いつの間にか自由になった白無垢姿の花嫁が立っていた。
「この顔に見覚えある?」
「さあな……」
太夫にとって、花嫁の面などはどうでも良かった……ましてや日数の経過によって生じる衣装の汚れの少なさ、絡みついた繭の糸から判断するに、目の前にいるのはさっき捕まえたばかりの花嫁だ、どのような面なのかなど確かめてすらいない。
唐突に白無垢姿の花嫁は、被り物を取り、カツラを脱ぎ捨て、顔に水を被った。
化粧が剥がれ、元の顔が露わになる。
「 私 だ !!」
花嫁姿の誰かは、女にしては野太い叫び声をあげる。
「!?」
……それはシンケンブルー、流ノ介だった。
念の為、茉子と同じ格好を流ノ介もしていたのだ。そして花嫁達と同じ部屋に入れられた流ノ介は、早速部屋を暴き、花嫁達を避難させていた。
「お前達が倒したと思っていたのは、俺達がモヂカラで作った影だ」
花嫁衣装を脱ぎ捨て、流ノ介は語る。
「女形は不得手ではあったんですけどね………」
女形……歌舞伎役者が芝居の中で女の役をする事である。
「そうか……わちきには馴染みがない文化でな……油断していたよ」
「にしても口紅だけならまだしも
「何を言う、やるなら徹底的にやらねば」
「黒ちゃまにはできない芸当だよね~」
背丈も、肩幅も大きく、佇まいも、言動も、声色も、男である事を隠しきれないだろう……というか隠す気がないだろう。
「うるせえな……」
丈瑠達は、突然のファイ達の声に驚く。
「お前達……どうやってここに」
「僕達も念には念を入れてみました」
「頼もしい味方がいたってところだ」
「あなた達は……」
出てきたのは
「返すぜ」
ナナシ連中の一体を、黒鋼は放り投げた。
「この馬鹿!!バレたじゃないか!?」
そのナナシ連中は、太夫にお仕置きを受ける。
「ガヤッ(すいません姐さん、こいつの運び方が乱暴過ぎて身動きが取れずに)」
「もう終わりだ!!」
〜例のBGM~
「ショドウフォン!!」
「「「「「一筆奏上!!」」」」」
「破ぁ!!」
ショドウフォンで文字を書きそれを反転させ、各々のモヂカラによって形成させたスーツに身を包み、5人はシンケンジャーとなる。
「シンケンレッド、志葉丈瑠」
「同じくブルー、池波流ノ介」
「同じくピンク、白石茉子」
「同じくグリーン、谷千明」
「同じくイエロー、花織ことは」
「天下御免の侍戦隊」
全員「シンケンジャー、参る!!」
「やれるものならやってみな!!」
太夫の号令の下、ナナシ連中が大量に現れた。
「じゃあ、オレ達はここで見とくよ」
ファイ達は物陰に隠れた。
「アキラ、グッジョブだ……もう一つ頼めるか?」
「仕方ねえな、なんすか」
「残ってる花嫁のエスコート、いけるか?」
「大役っすね……お姉さん方、いねえかー」
アキラはその場を離脱、花嫁の捜索にあたる。
「いくぜ!!」
黒鋼がナナシ連中に斬りかかる事で、本格的に戦いが始まる。
戦いは多数対多数の乱戦となる。
「よっと!!」
「やぁっ!!」
掛け声と共に一閃、その一撃の中でナナシ連中は次々に倒れていく。
「この調子なら……セン、お前のハニーを探しにいけ」
「センさん、ウメコさんがどこかにいる筈……以下同文です」
「ロジャー……ありがとう」
センちゃんがその場を離れると、アキラが現れた。
「アキラ君、下がって」
「伝言だぜセンちゃん、さっき花嫁の手を触ったら、一人別の部屋に連れてかれたってさ、その人自分達がつらい時歌を歌って励ましてたって」
誰の事なのか見当がついたようで、センちゃんは驚きを隠せずにいる。
「……ありがとう、アキラ君」
だがすぐに流ノ介が暴いた建物の中に、センちゃんは突入した。
「どこだ?ウメコー!!」
「ガヤーッ」
「邪魔だ!!」
センちゃんの、鬼気迫る勢いに、その場にいた見張りのナナシ連中も一瞬でやられる……
「ここだな……」
一番奥深くの部屋……繭の糸がある所とは反対側にあるためシンケンジャーの人達も気づかなかったのだろう……
錠前もあり、ここだけ別枠として誰かが捕らえられているのが分かる。
「誰?」
中に人がいる声がしたので、急いでセンちゃんは錠前を破壊した。
ウメコが一人だけ鎖に繋いで捕らえられていた。
「センさん!?」
センちゃんはとりあえず鎖を破壊して、想い人の名を呼ぶ。
「俺だ、ウメコ!!」
「センさ〜ん!!」
二人は再会の喜びがこみあげ、抱き合う。
「ウメコ、ごめんよ……待たせて」
「いいよ……だって、また会えたんだもん」
「うん……」
そして、ウメコは聞く。
「センさん」
「なんだい?」
「私のSPライセンス、ある?」
「はい」
「ありがとう……」
ウメコはライセンスを受け取った。
〜 い つ も の 場 所 〜
ナナシ連中は、もはや敵ではなかった。
歴戦の勇士デカレンジャーに、侍達、黒鋼……そしてサクラに近づこうとするなら
「シンケンマル・火炎の舞!!」
「シンケンマル・土煙の舞!!」
「シンケンマル・木枯の舞!!」
「破魔・龍王刃!!」
「電光拳・プラズマフィスト!!」
彼らの活躍でナナシ連中は半分くらいいなくなっていた。
「くっ!?」
「もう後がなくなってきたわね」
「背水の陣か……慣れてない訳ではないさ」
茉子と太夫が向かい合ったその時……
建物からセンちゃんが出てきた。
「センちゃん」
デカグリーンと手を繋いで、一人の花嫁が歩いている。
「ウメコ、無事だったか」
「うん」
ホージーの言葉通りに受け取ると、彼女こそがウメコらしい。
「あの人がウメコさん……」
「貴様……」
ウメコはライセンスを構える。
「エマージェンシー・デカレンジャー」
コールを受けたデカベースから、形状記憶宇宙金属デカメタルが転送される。そして、超微粒子状に変換されたデカメタルは、彼らの体に付着し、デカスーツとなるのだbyナレーション
「あれは……」
「俺達の仲間……デカピンクだ!!」
確かに、モコナと同じ声だった。
「ほう……道理でわちきを見て怯まなかった訳だ」
「今までの借り、まとめて返すわ!!」
ウメコはまっすぐ太夫に向かい、ホージー達は露払いのようにナナシ連中を叩いている。
「やってみろ!!」
太夫は三味線の中に備えた匕首で応戦を始めた。
「くらいなさい!!」
ウメコはホルスターにある警棒で太夫に攻撃。
「断る!!」
太夫は警棒を手で受け止め、匕首でウメコの二の腕を攻撃する。
流ノ介と茉子も戦いに参加。
「何人来ても同じだ!!」
流ノ介と茉子の攻撃を、受け流しつつカウンターを放っている。
ウメコもそうだが、決して弱くはない、むしろ超強い部類の二人をああもあしらうとは……
「『ヒュー』、あの女の外道衆強いね~」
「あ……あの人の三味線の周りに、嘆いてる男の人がいる……」
サクラの突然の言葉に、疑問が湧いた。
「どういう事?」
「分からない、分からないけど……あれ、多分人間じゃないかな」
三味線が人間でできているという事か?
「殿さ……」
伝えようとする前に、センちゃんが太夫に突撃を始める。
「判決はいらない、速攻でデリートだ」
「どういう事だ?」
黒鋼は近くにいるテツに質問した。
「アリエナイザー、別の星からやってきて悪さをする連中を倒す前に、ライセンスを掲げてジャッジメント……裁いていいか判決を得るんです。こちらでは指で数える程の時間しかかかりませんが向こうでそれなりの日数をかけて判決してくれます……今回の相手はアリエナイザーではなく、日本にのみ出没し、日本のみで悪さをする外道衆……その上法で裁けない類の相手ですから、倒すのに裁判は必要ありません」
「なるほどな」
「いくぞ!!グリーンクラッシュ!!」
「さっきのお返しキック!!」
「助太刀参ります、シンケンマル・水流の舞」
「シンケンマル・天空の舞」
四人の大技が、外道衆一人に集約する。
あ……これ勝ったな……流石に倒せるだろ……と誰もがそう思った時……
突然、攻撃が防がれた。
「こいつは……」
邪魔をしたのは……顔面の赤い、骸骨の剣士。
手に持つ刀は、刃は長刀と見れる……だが、峰の部分に突起が波立つよう形作られており刀として歪な形を持っている。
「お前か……」
反応から見て、二人は知り合いらしい。
「今日の所は引け」
「どけ!!」
センちゃんは特殊そうな警棒を振るう。
「フン」
花嫁を連れ去られた花婿による怒りのこもった鋭い一撃、それをなんでもないかのように払ってみせた。
「センさん、大丈夫?」
「ああ、大丈夫……それよりあの外道衆……」
使ったのは、剣術のようだ。
「あいつ……出来る!!」
「ボスやバンと同じ……流派持ちなのか!?」
少なくとも、鍛錬によって得た高みを今、目の当たりにしている。
「嘘……外道って、修行してるの?」
「そこかい!?」
「さあ……」
デカレンジャーが相談している間に、黒鋼が骸骨の剣士に挑もうとする。
「下がってろ、俺が斬る!!」
止めても、留まらない勢いで彼は骸骨の剣士へと向かう。
そして、蒼氷を振るい、骸骨の剣士に斬りつけた。
骸骨の剣士は刀を裏返し、どうしたわけか、峰でそれを受け止め、鍔迫り合いを始める。
「丁度退屈してた所だったぜ」
「悪くない剣だが……俺の好む強さではないな」
骸骨の剣士は黒鋼の攻撃を押しのけた。
「『ヒュー』、やるね〜」
黒鋼の事だ……やれない事はなさそうだが、深手を負うかもしれない。
「なら……僕の拳で、貫いてみせる」
「アンフェアだが、狙撃でいくか」
「今度は、油断しないよ」
「バンやボスがいなくたって、負けるもんですか」
「…………」
ナナシ連中が全て倒れたので、丈瑠達も一斉に骸骨の剣士を攻撃しようと歩を進めた……ところが……
「この数が相手なら、これだ」
戦いを止め、そう言った後、骸骨の剣士は巨大なナナシ連中を呼び出した、そして……
「来い」
猫折神!!蛇折神!!
耳を疑う言葉と共に、巨大化したそれらは地に降り立ち、
いかがでしたか?面白かったと思っていただければ嬉しいです。
十臓にとって黒様、ド(ゥ)ギーは強いけど歪まないまっすぐさがあってお気に入りではない、でも強いのは確かだから味見はしたいぐらいなイメージ
アイのポジションは……
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ゲッター!!
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俺の歌を聞けぇ!!
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ザフトの歌姫(パフォーマンスが派手な方)
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星野アイは欲張りなんだ(全部)