スーパーロボット大戦Z Another Chronicle 作:レゴシティの猫
ニンニンジャー初参戦かつ九衛門メインの話だというのに、母の日に載せられない(それ以外も良くない)特級呪物に仕上がってしまった事を、お許しください……
※美柑ちゃんルートorハーレムルートのハッピーなエンドマークが好物の御方は文字密度の大きな塊の部分はスクロールして読み飛ばしていただけるとありがたいと思います。
イチゴの事は、黒子達に伝えて探してもらったものの、音沙汰なし……
彩南町に連れて行った後の痕跡も何もないらしい。
あまりに何もなさすぎるので
「神隠しにでもあったんじゃねえのか?」
と黒鋼が言うようになる。
「黒鋼殿、彼はもうそういう年ではないのでは?」
「そういう話じゃないでしょう?あなた達……」
しかし、手がかりがないのも、イチゴの話に時間を割けないのも事実……心配ではありつつも、段々元の日常へと戻っていった…………
〜数日後〜
その日、丈瑠と流ノ介は、変身した状態で稽古を行っていた。
もちろん、得物は竹刀になる。
みんな、いつもより稽古に熱が入っていた……
前回出てきた骸骨の剣士について、分かった事があるからだ……
なんでも幕末の折、当時の志葉家そして家臣達と死闘を繰り広げた相手だというのだ。外道衆のアヤカシの中でも、彼らが倒しきれなかった者という。
シンケンオーにそっくりな存在の出所も掴めた、当時、そのアヤカシが人の負念を集め、シンケンオーに対抗して作り上げた式神。
先達が倒せなかった相手……次にいつ会ってもいいように、気を引き締め直さなければ……と、皆、息巻いていた……
「流さん、綺麗な剣やなぁ」
休憩に入ったことはが呟いた。
「そうだな」
「黒えもんは荒っぽすぎるんだよ〜」
「よ~」
「あ!?お前もするか?」
ファイとモコナはやぶ蛇だと察し、雲隠れする。
「たく……」
「今更だけど、流ノ介ってさぁ……めっちゃ強いよな」
侍の中で丈瑠が一番強いという基準を元にすれば、くらいついている流ノ介の強さを実感させられる。
「そうですね」
「確かに教科書に載せるとしたら流ノ介の方かも」
持ち方、振り方のまっすぐさ、当てたい場所に当てる正確さ……
それらは彼の方が上のように思う。
すると……その談義に彦馬が、くってかかる。
「だが、殿の剣は実戦で培われたもの、実戦となれば……」
「話は別か」
と黒鋼が相槌を打つ頃、勝負は終わった。
丈瑠が一本取ったようだ。
「参りました」
そう言って、流ノ介が傅く。
それで模擬戦は終わったがもし仮に、二人が本気で戦うような事が起これば、どうなるだろうか?流ノ介が皆の絶賛する剣技で攻めるか、丈瑠がそれをいなすか……いずれにしても、今ここで行われていた戦いなど比べ物にならない光景になるに違いない。
「しっかし………どこ行ったもんかねー」
イチゴの事だろうか?
「さあな……」
「イチゴさん……おれ達で探しにいきます、彩南町でしたね……まだ探してない所があったかと思います」
丈瑠は即座に了承した。
「頼む」
そもそも、どこかに行ける体調ではなかった筈だが……いつの間にか治ったのだろうか?それはそれで喜ばしい事ではあるが、はたして、どこに行ったのか……
〜三途の川〜
人間界から三途の川へ、普段外道衆が通るルートの逆を行って切り紙のようなものがまろび出てくる。
「……………ああ?なんだこりゃ」
「切り紙による式神だね、なんだってこんな所まで」
シタリは切り紙を手に取り、凝視した。
「?これは……」
切り紙の裏をよく見れば、
シタリはすぐさま、それを読み上げる。
だいたい読めたので、その内容を述べた。
「アタシ達に協力したいとさ、変な奴もいるもんさね……指定の場所も送ってきてある」
おそらく、自分が主導で何かを始めようとしているのか。
「どうする?」
「ナナシ連中をよこして暴れさせろ、口先だけかどうか試してやれ」
「よしきた」
〜????〜
この世とあの世の狭間と呼ばれる場所……
ただし三途の川に非ず、妖……人の理の中、まつろわぬ者達の集まる、隠世と呼ばれる場所。
その場所に狐の面を被った怪人が降り立つ。
「……いたいた」
そこの岩場には、虎折神が挟まっている。
四肢がドリルになっているが……足の根本から回転部まで岩に覆われ、出られない。
「はあっ」
怪人は岩場を破壊し、虎折神を解放する。
「ゴ?」
虎折神が状況を飲み込めずにいる所、怪人は振り向いて語りかける。
「僕は十六夜九衛門
おいでよ、虎折神
君の来るべき場所へ連れていってやる」
しかし、アングルまでキメて述べた言葉に返ってきたのははっきりとした拒絶。
『ゴォー!!』
虎折神による、威嚇を兼ねての、咆哮。
「信用ならないか……仕方ない」
九衛門はお面を取り外す。
そうやって剥き出しになった己の目を見せ、虎折神に術をかける。
「従え」
〜東京 新橋〜
美柑は春菜と、ショッピングにでかけおやつを食べていた。
「…………………」
時間は立つが会話のない、気まずい時間が続く。
沈黙の中、先に口を開くのは春菜。
「……美柑ちゃん、イチゴ君の事考えてる?」
春菜からの問いに、
「考えてない………」
と言いつつも上にホイップの乗っかったプリンを頼んでいた。
まだ小さかったイチゴに食べさせて、喜んでいたのを美柑は思い出した。
お店のメニューは他にも色々あった筈なのに、いつの間にかプリンを選んでいたのであった。
それが意味するのは……
「嘘です考えてました」
うんうんと春菜は頷く。
「私も話は聞いたよ、心配だよね」
「うん……」
何も知らないまま、ずっと可愛がれていたら、どんなに良かった事か……
だが、そう都合よくはいかなかった。
「どこ行っちゃったんだろ……イチゴ」
「……………警察の人に相談したけど、見つからないって」
ララ達は力を貸してくれるが、デビルークの人達に協力は……求められない。「なんであの人のために頑張んなきゃいけないんですか」と、言葉に出さなくても伝わるからだ。
「そっか」
「やっぱり、まだ気にしてるのかな……」
イチゴの両親の事について……
「……………」
万人に祝福されるような関係ではなかった。
むしろ、非難の的になるような、道ならぬ恋とでも言おうか……
相手は、自分の兄であり、違う惑星の王女に見初められ、王になった人。容姿はそこそこ、力もそこそこ、体格はまあ良い方、頭の良さは「バカ」で表した方が早いし、むしろ合っているのかもしれない。ただ、女の子に対して真摯に向き合おうとする姿勢と優しさは本物で、妙にいじらしい気分にさせる、そんな人だった。
そんな人だから……色んな人達が彼の事を好きになって、王族になった彼はそれを受け入れられる力を持っていつしかハーレムができた。近くにずっといた……独り占めできてた筈の自分が、彼の中で小さくなっていく気がして……気付けば、押し倒していた。
そこから先は言うに及ばず、美柑は思いを遂げた………
側室になる事を、王女……王位を継いだ人のお嫁さんだから王妃は受け入れてくれた。王妃の妹も乗り気だったし反対する人はいなくて……
形はどうあれ、望んだものは手に入れられた……後は、穏やかな未来を歩めればそれで……済まなかった。
次の年、夏休みに入りたてのある日、イチゴが産まれた。検査で特に問題はなかったものの……産まれつき普通の人に見えないものが見えるようで、悪い意味で噂になって……宮殿の中の兵士達まで陰で気が触れているとまで言われた。そこはまだ心の中で中指を立てるぐらいで気にしなくても済んだが……問題はここから。
子供と親は似ているようで違う存在、どこかで決定的な違いはある……改めてそれを思い知らされる事になる。
両親についてイチゴが色々と知った後の行動は、忘れたくても忘れられない。横たわるイチゴの手首から流れる、赤い液体が頭から離れてくれない。
何故こんな事をしたのか?逃げようとしていたのか?何から?何かされたのか?しっくり来るような答えは、イチゴの口から引き出す事はできなかった。
今でも、思い出して気が狂いそうになる。これが罰なのか?自分の選んだ道の結果なのか?と心を苛み続ける。好きになった人と一緒にいたい、好きになった人から他の人達と同じように、それ以上に愛されたい、そう願った結果……起きた息子の苦悩、選択……代償が重すぎるのではないのか?受け入れてくれると思ったのは、さすがに甘く見すぎていたが……
幸い一命を留め、涙ながらに止めさせる事には成功したものの、引き換えにそれ以降……イチゴの瞳の光は消え……心が虚ろに変わっていってしまった。
それが深刻なものと分かったのは、いつだっただろう……確か騒動から数年経ってセフィから知らせを受けた時だった。
イチゴには、セフィの
死を選ぶ程に拒絶しようとした衝動……それをを抑え込む代わりに、人として大事なものを置いてきたのでは……と推測するのに時間はかからなかった。
作ったご飯は全部おいしいと言って食べ、欲しいものがあるか聞いた時、対応できてたから、セフィに言われるまで気づかなかった……
もはや、一緒にいる事が、イチゴの心の負担になっているのでは……リトとも話した結果結論づいた。
メイド経由で、預かってもらう事になった。
苦渋の決断だった、だが……イチゴの心身を想うなら……その選択しかなかった。
デビルークも、彩南町も、美柑も、リトも、関係ない場所でなら、イチゴの心もいつか晴れる時が来るかもと……
別れた日……悲しんでいるのか、そうではないのか……イチゴの表情から、読み取れるものはなかった。
それから何年経っただろう……
ご飯は、食べれているのだろうか?
友達は、できたのだろうか?
好きな子とか、いるのだろうか?
聞いてみたい気持ちはある……だが、その度にイチゴからの拒絶を示した光景であるあれを思い出して……踏み込めない。
「まあ……イチゴ君も、お母さんが沈んでるのを見るのは嫌なんじゃないかな?」
「ハァ………………………誰のせいだと思ってんだか」
「カイちゃんがいるし、最悪の状況にはならないとは思うけど……」
カイがいる以上、命の心配はしなくていいのはまだ救いである。イチゴに下手な事ができないよう、ララが妥協おふざけ一切なしで作り上げたのだから……だが、GPSの代わりになるよう作ったと言っていた筈なのに、どこに行ったのか……まさか、壊れた?
イチゴは今、どうなっている……?
「うん……」
風夏がやってきた。
「おばさん、久しぶり〜」
「風夏……大丈夫?」
久しぶりの休日だからか、魂が抜けそうになっている。
「ママ達の事、すごく尊敬しています……子供はいい子達ばっかりなんだけど、教師の仕事……やることが多くて多くて……」
「欲しいものがあったら頼んで……学校での話、聞かせて欲しいな」
「うん」
自分にはもう望むべくもないような光景が目の前で繰り広げられている……
少し見せつけられているような、嫉妬と色々な感情がないまぜになった後ろ暗い気分になって、帰りたくなった。
そのタイミングを見計らうように、ナナシ連中が、現れた……
「嘘……」
「慌てず騒がず……隠れよう」
「うん」
美柑達は三人で、座っていた席の下に隠れた。
意外と見つからないもので、ナナシ連中はこちらを見ていない。
リトがこの場にいたら、腕やら足やら顔やらが絡み合って、変な汗と気分になるから……正直助かったと美柑は考えた。
少ししてシンケンジャーが到着する。
既に変身済みでだった。
「シンケンジャーね」
風夏は小声で喋った。
「知ってるの?」
「悪い奴をやっつけるヒーローだって、小学校のみんなが言ってるわ……応援したいけど……隠れるしかないわね」
そんな彼らは、状況を確認しあっている……
「ナナシ連中だけ?」
「いつもより数が少ないな」
二桁にも満たず……一人でも対処しきれるような数しかいない。
「さっさとやっちゃおうぜ」
千明は息巻いた。
「そうだな」
全員でかかり……一分も経たずに全滅させた。
「楽勝楽勝、これなら十倍来ても怖かねーぜ」
勝利者の余裕を見せる千明に、流ノ介は説教を始めた。
「油断するなよ千明、アヤカシがどこにいるか分からんのだぞ」
「それもそうだな」
「手分けして探す?」
「そやな」
「静かにしろ……足音がする」
丈瑠達は、耳を澄ませた………一般人の靴じゃない、珍しい音がする。
「外道共が……出し渋るか、嫌、試されてるのか」
その主と思しき狐の面を被った怪人が現れた……
外道衆……にしては、おどろおどろしい肉片などもなく服装も整っている。
何があったのかは検討もつかないが多少、不機嫌そうだ……
「誰だ!!」
「はじめましてだね、シンケンジャー……僕の名は十六夜九衛門、牙鬼幻月様の小姓さ……以後お見知り置きを」
そう言って九衛門はわざとらしく、手と頭を下げる。
「牙鬼…………」
かつて戦国の世にて、人の世に恐怖をもたらす最強最悪の武将として名を連ねていた存在とされる。
当時の忍者に封印されたとか、どうとか。
「敵だな」
「そうね」
「ガッツリ敵じゃねーかよ」
「昔悪い事してはったっていう……あの牙鬼なん?」
「幻月と言っていた以上、その牙鬼で間違いなさそうですね、殿!!」
九衛門は遠い未来の信奉者と言った所か……?
牙鬼の治世は、志葉家発足より昔の話なれど、その場に歴代当主がいればどうするのか……火を見るより明らか。
「ならば倒す!!」
丈瑠達は、シンケンマルを九衛門に向ける。
「なんの力もなしに来る訳がないだろう!!来い、虎折神」
何もない空間から、ドリルで岩を掘削するような音が聞こえた。
「!?」
そして、輪をくぐるように飛び出すのは……虎。
「何!!」
四肢がドリルのようになっている。伝え聞く、虎折神そのものの外見だった。
「何あれ」
美柑が呟いた事で、隠れていたのが分かってしまった。
「ほう……」
「人がいたのか」
九衛門は手持ちのクナイを美柑に向かって投げた。
「え?」
「危ない!!」
「大丈夫ですか?」
「あ、はい……」
「かかったな」
九衛門は、面を外す。
面を外した箇所から、紅い光が発し、流ノ介を襲う。
「誘惑の術」
金縛りにでもあったように、流ノ介は一瞬痙攣する。
「流さん!!」
痙攣は収まったが、俯いた姿勢のまま、微動だにしない。
「大丈夫……ですか?」
美柑は流ノ介に声をかけた。
「………………」
流ノ介は何も答えず、今度は美柑達を見下ろす。
「え」
美柑は、自分を守ったと思いきや、急に無言の圧を向けてくる流ノ介に、驚く。
「自分達を守護する筈の侍が、突然襲いかかってくる……信頼からの裏切り……さぞ素晴らしい恐れの力を産みだすに違いない……」
「なんだと〜嘘だよな、流ノ介」
千明は詰め寄る、しかし流ノ介は何も答えない……
「おい、シャレにもならねえ事すんなよ」
「傀儡にされてるのか……なら、操ろうとしてる奴を叩く」
丈瑠達は、九衛門に向かって走った。
「まだ操る手はあるんだ」
九衛門は、同じ術を丈瑠に施す。
丈瑠は、「反」の文字を描き、それを抑え込む。
「一度見た技は俺には効かん」
「チィッモヂカラによる防御か……だがこいつを手中に収めたのに変わりはない」
「待てー!!」
派手な色の忍者が走って出てきた。色に関して、シンケンジャーの言える話ではないが……
「ニンニンジャーか!?」
レッドにあたる人物が、九衛門に質問する。
「九衛門、今度は何を企んでやがる!!」
「ははっ今更来ても遅い、仕込みは既に完了したのだ……ささ、母上……どうぞお試しくださいませ」
そう言うより早く流ノ介は、ニンニンジャーやシンケンジャー達……特に、近寄ってきた千明に刃を向けてきた。
「母上、そっちではありません!!お静まりくださいませ!!」
流ノ介は、関係ないかのように、シンケンマルを振り下ろす。
「うわっ」
「流さん、どうしたん?」
「ええい!!これを提案なさったのは母上ですのに!!」
瞬間、九衛門の脳内に声が響き渡る。
『久右衛門、そういう訳にはいかなくなったのよ……私の望みは陰陽連の息のあるもの……守護者面をしているあいつらの鏖殺……別に良いじゃない、この騒ぎ、いくらでも利用できる』
「しかし……一般人を襲わせた方が、確実に恐れの力を」
『私の言う事を聞きなさい、久右衛門』
「くっ」
「九衛門の奴……悪いもんでも食ったのか?」
「何もない方向と会話してますね」
「チャンスだよ
「おう」
瞬間、とてつもない揺れが起こる……
「これは?」
「お前達、周辺の人を」
丈瑠は茉子達に命じ、周辺の人を支えた。
「なんだこりゃ」
凄まじい揺れだが、地面ではない。
空中だ。
さっき虎折神が出てきた場所……その辺りに、何かが起きる……そうここにいる全員の直感が告げた。
時間が経つにつれ揺れが収まる。
いつの間にか、怪獣サイズの恐竜が二匹、何もない空にいた。
出てきた瞬間、その恐竜は街に攻撃を始める。
「九衛門、あれもお前の仕業か!?」
赤い忍者の問いかけに、九衛門は答えない。
だが、彼は焦っている……不思議と、そう感じた。
「………………シンケンジャー、ブルーを取り返したければ……明日の昼にもう一度まみえよう、もっとも……取り返せるものならの話だけどね……」
九衛門はそう言い残し、流ノ介と虎折神と共に去る。
「おい待て!!」
状況から見て、元凶に面倒事だけ押し付けられ、逃げられた形となる。
「仕方ない……あれを倒すぞ」
「あ」
千明は、近くにいる人の顔を見て、名前を思い出す。
「美柑さんじゃん……それに春菜さんも」
「誰?」
変身してシンケングリーンになっている千明では、分からないのも仕方がない。
「谷千明……って……分かるか?」
「…………彩ちゃんの友達?」
「おう」
「千明、何を話している」
千明は丈瑠から注意を受ける。そういう言葉は、いつも流ノ介が率先して言っているような気がして、だからこそ、そんな彼は今はいない事を痛感させられる。
「この人はあれだ……美柑って人だよ、イチゴの母ちゃん……後、先日のおっさんの嫁さん」
「!?……そうか……」
「あなた達が、侍……」
「話は後ですっから、避難しといてくれよ」
「分かりました」
「折神大変化」
三人の避難を黒子に任せ、シンケンジャーは各々の折神を巨大化させる。
「やぁっ」
猿折神でキックするも、効果はなし。
「おらぁっ」
熊折神でジャブするも、
「はぁっ」
獅子折神の口で、恐竜の尻尾を噛みちぎる。
だが……ちぎれた尻尾が、刃に変形して襲いかかる。
「何!?」
打撃用にしか使えないと思っていたが……
その尻尾の攻撃は、獅子折神を貫き……そして亀折神の飛行範囲まで軌道を描く。
「嘘!?」
外道衆相手でもくらった事のない鋭い斬撃……亀折神墜落した。
「折神だけでは厳しいか」
「シンケンオーじゃねえとどうにもならねえよ」
「流ノ介がいないからできないじゃない」
「せや、龍折神……流さんが持ってはる」
九衛門に操られているから……できない。
彼達の奮闘を見ていたニンニンジャーは、話し合った。
「明らかに本調子じゃなさそうですね」
「ブルーがいないんじゃ致命的だな」
ブルーは、自分の価値を示すように、大げさに頷いた。
「
「そうだよ、このままじゃ、街の人が」
「仕方ねえ、俺達でイケイケドンドンだ」
忍者達は、刀に専用のシュリケンをセットする。
ダレジャダレジャダーレダレジャという効果音と共に
赤いロボがビルから出現し
青いドラゴンが凧から変形し
黄色いダンプカーが道路に出現し
ピンクのリニアが他の車両にやつして出現し
白い犬がその中に潜んでいた
全員、その一部に刀を突き刺す。
「なんだ!!」
「助っ人って所かね」
「今は頼りにさせてもらうわ」
「様子見での攻撃は無意味だ、
「お、そうだな……手裏剣合体」
合体、シュリケンジン。
「あれは……」
大きなロボットを神輿として、赤いロボが座り込んでいる。
「真ん中が人を選ぶわね」
「うちはええと思うわ、あれ」
「何が相手だろうが、忍ばずワッショイだ!!」
剣で攻撃。
「……」
恐竜は、その長い首を動かして反撃してくる。
「させるか!!」
盾でその動きを逸らす。
「決めるぜ!!」
赤いロボがシュリケンジンから降り、撹乱しつつもキックなどの攻撃をしてダメージを与え、シュリケンジンに戻り、座る。
「シュリケンジン・アッパレ斬り」
そして居座っている赤いロボ、そしてシュリケンジンで連撃。
恐竜は爆発した。
「次は俺が決める」
ブルーの言葉と共に、左腕の部分と真ん中のロボが、そっくりそのまま入れ替わる。
そして剣と盾が尻尾や翼に変形する。
シュリケンジンドラゴ!!
「一気に決めるぞ」
爪で引っ掻き、尻尾を振り回して恐竜を上空に飛ばす。
「シュリケンジン・ドラゴバースト!!」
口から雷撃を発射し、恐竜を焼き尽くす。
そしてもう一体の恐竜は爆発した。
「忍ばず……」
「まだ早い、これからだ」
ひとまず、戦いは終わった……
あの恐竜がなんなのかはさておき……
虎折神が見つかったという喜ばしい結果、そして流ノ介が操られてしまったというそれ以上に喜ばしくない結果を残して………………
いかがでしたか?面白かったと思っていただければ嬉しいです。
アイのポジションは……
-
ゲッター!!
-
俺の歌を聞けぇ!!
-
ザフトの歌姫(パフォーマンスが派手な方)
-
星野アイは欲張りなんだ(全部)