スーパーロボット大戦Z Another Chronicle 作:レゴシティの猫
いよいよ羽根の手がかりが見つかって今日の小狼のテンションは妖怪首おいてけ級であります……でもアニメや漫画版の供給による自分の認識だと小狼は妖怪羽根おいてけ(正体露呈以降略奪も辞さない傾向あり)みたいな所あるしいつもの事かも?
こんな感じでございやしょうか?
『羽根おいてけ ええ
羽根持ってますね?
羽根持ってますよねぇ!?
モコナがめきょっって言ってますよ ねえ!!』
〜本編開始〜
サクラの羽根の反応がした。
重要な手がかりが見つかったのだ。
だが……いざその時になってみると、喜びより困惑が勝る。
目の前の……洋装を身に着けた飄々とした老人こそが、サクラの羽根の手がかり……それどころか、今持っている。
念の為周辺を見たが、老人以外に人はいないし、羽根の落とし物もない。
やはり、老人が持っているに違いない。
「……あなたは?」
「伊賀崎
伊賀崎と名乗った……それより、羽根の事が知りたかった。
「ぶしつけで申し訳ありませんが、羽根について話を聞きたいんです……」
「……………………………」
「………………ゴクッ」
老人は、おどけた口調で答えた。
「秘密じゃ」
彼の言葉と共に、突風が吹いた。
「待ってください!!」
だが、かける言葉も虚しく、老人は姿をくらます。
「行ってしまった……」
「近くを探そう!!」
「オーケー」
だが……丈瑠はそれを留めた。
「もう帰るぞ、夕飯も冷える」
「でも!!」
「爺にはわりいが、今がその時ってやつだ」
「奴は伊賀崎と言った……つまり、今以外にもチャンスはある」
「…………あ」
彼は伊賀崎家の人間…………
突然姿を消せる技術……忍者とはきっと無関係ではない。
ニンニンジャーの人達に聞く方が早い。
そう思った
何故かシンケンジャーのみんなも同伴してくれる事に……丈瑠曰く
「嫌な胸騒ぎがする」
と、何かを警戒している様子……だが、なにはともあれ、彼らの好意でついてきてくれるのだ……
「おはようございます」
道場についてから迎えたのはテンガロンハットを被った若者。
「おー西武の人だー」
モコナがそう言うので、そういう事だろう。
「お〜噂に名高いジャパニーズ・マスコットでございやすか……よくできておりやすね……プニプニでございやす」
「モコナ、プニプニ〜」
モコナの言葉で脱線しそうになる。
「あのー」
「ハッ、そうだ……何者でございやす?道場破りってんならあっしがお相手いたしやすが」
「!!違います、おれ達は……」
「ああ……
外の広場に案内された。
ニンニンジャー達は忍者の装束に着替えて、修行をしようとしていたようだ。
手裏剣で的を当てる用の的に、打ち込み台も揃っている。
天晴は
「おお、こんな早い時間によく来たな……どうした」
「実は……」
羽根を探している事、そして伊賀崎と名乗る老人から反応があった旨。
「そいつはじいちゃんだな!!じいちゃーん」
「おお、なんじゃ天晴」
天晴の言葉で伊賀崎好天が出てきた。
またすぐにモコナが反応し、目が開く。
「めきょっ」
やはり、彼が持っているのは間違いない……
「こいつらがじいちゃんに用があるってさ」
「昨日はすまんかったの、長くなりそうだったものでな」
「そうか……なら、今日は答えてくれるって事か?」
「ワシを倒してみい、そうすれば答えよう」
一部の好天の孫達、そして彼に弟子入りしようとしている人間は察する。
『あ……これ教える気がないやつだ』と……
「やります」
そのため、一切のためらいなく承諾する
「決断が早いな」
「
「………してないです」
「まずくない?」
好天との戦いには練り上げた忍タリティ……精神力やその他忍術の激突が主だった戦いになる……そんな中、忍者としての修行をした事のない
「やらなければいけない事は、変わりませんから」
勝てるとは思っていないが……それでも……
「そうか」
モコナが時間を計る事になった……
勝負は一分間……
「それでは……いきましょう」
ファイ!!
「サクラの羽根……掴んでみせる!!」
事前情報から手加減できる余裕のある相手ではない事は分かっている……
剣以外でなら最も頼りになる、様々な敵にダメージを与えてきた攻撃手段……
好天の腕を目がけて……
しかし、彼の腕を狙ったその蹴りは空を切った。
「え?」
まるで手応えがない。
もう一度
もはや、からかわれていると言って差し支えない状態になっている。
「俺達より早いんだけどな〜じいちゃん相手じゃあな」
足の運び、蹴りに転じるスピード……
どれも申し分ないが、上には上がいる。
「後30秒」
「どれ」
好天は、分身の術を使った。
「なあ、丈瑠……あいつが負けたらどうなるんだよ?」
時間が迫り、勝てないイメージが見えた千明は、恐る恐る丈瑠に聞いた。
「手がかりはここにしかない……掴むまで何度でも挑むんだろうな……」
「…………マジで?」
「分かるだろ?それをやるのがあいつだってのは」
「…………………………………」
もし、ニンニンジャーのみんなと戦って全員倒してからという条件が追加されたとしても、
「後20秒」
もっとも……外道衆襲来の関係上、何回も丈瑠達は付き合えないだろうが。
千明がそう考えていると、
「動きが止まった」
時間ギリギリまで諦めなさそうに見えたが……
「多分、一旦動きを止めて場を見やすくしてるんだろうが……」
雄叫びとして出力する訳ではなく、吸い込んだものを溜めて体内で爆発させるように取り込んでいく。
「10」
吸い込むだけ吸い込んだ後………
「空気が、変わった?」
素早い獲物を捕らえようとして躍起になる者の目から、確実に獲物を屠るという意志を秘めた目に……
勝負を終わらせようと、好天が分身してピコハンを振り下ろそうとしている時だった……
瞬間、
「早い!!」
「……待て、いつものあいつの動きじゃない」
今までの動きが、本気ではなかったように俊敏さが増している。
黒鋼も、その動きを見た事がないようで……
「!!」
蹴撃音が、空中、至る箇所から響いてくる……
音と共に分身が消えていき、誰も両者が見えなくなる……
やっと音が落ち着き、動きが見えるようになった頃、
そして、壁まで移動してその場に好天を押し付けている。
「!!」
その場にいる誰もが、驚きに包まれる。
特にニンニンジャーの関係者は特にその色が強い。
今、
誰もできる事のなかった、たどり着く事のなかった、できなかった者達にとってみれば偉業に等しい光景が、そこにある。
だが、感嘆してばかりもいられない。
「 そ こ か 」
今もあまりよろしくないが、命を奪う気だ。
流石に腕一本で人体を貫ける訳はないとはいえ、やりかねない勢いと凄みがあった。
「もうやめて、
「
モコナは時間を計るのも忘れ、サクラと共に叫んだ。
モコナとサクラの言葉にも耳を貸さず、
「ダメー!!」
その時……戦える全員が、
「小僧!!」
「それ以上の行動は許さん」
「ダメだ、
「これは勝負だろ、殺し合いじゃねえだろうが」
「
「落ち着こう、
「やめろっておい!!」
「Stopだ!!」
「すっごい握力……」
「おじいちゃん、逃げて!!」
「熱くなりすぎです!!」
「好天様を倒すのはあっしでございやす……というのはさておきアグレッシブ過ぎやすぜ
抑えて数分、やっと手が止まった……
好天の胸部には届いていない。
誰かの一息つく声が漏れ出た……
そして
だが、見えたのは今さっき繰り広げた攻撃からは想像もできない穏やかなものだった。
「あれ、皆……さん……」
そう言ってゾーン状態が途切れたように、糸の切れた人形のように、ぼんやりしながらゆっくり床にもたれた。
「
サクラが急いで駆け寄る。
「大丈夫?」
凪は
「気を失っただけみたい……」
「なんだったんだ……」
「俺にも分からん……」
暴風。
その時の
何が何だか分からない中、好天は立ち上がり、天晴は声をかけた。
「あ、じいちゃん!!大丈夫か?」
「やれやれ……少し揉んでやるだけのつもりじゃったが、これほどやばかったのは牙鬼幻月と戦った時以来じゃったのう……分身の術ごとボコボコにされてしまったわい」
息はあがっていなかったが、好天の額に少々汗が流れていた。
「そ、そんなに……」
風花はドン引きした。
「おじい様、手当ては……」
「良い」
好天はその場を去った。
そして椅子を見つけて腰掛ける。
「あの眼は……」
好天は自身にトドメを刺そうとした時の、彼の瞳を思い出す。
忍タリティの鍛錬の一環として、忍務遂行のためと叫び心を無にして事に当たる事はあれど、
いかがでしたか?面白いと思っていただければ嬉しいです。もし丈ちゃん達が来てなかったら
アイのポジションは……
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ゲッター!!
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俺の歌を聞けぇ!!
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ザフトの歌姫(パフォーマンスが派手な方)
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星野アイは欲張りなんだ(全部)