スーパーロボット大戦Z Another Chronicle   作:レゴシティの猫

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第23話 デビルスプリンターの脅威!!Bパート

 『離せ〜!!離せ〜!!』

 

 ビートホーン含めた部下達は、電子縄でふん縛っている。

 現行犯逮捕用に支給されたものらしい。

 力技で「ふんっ」とされても、最悪縄が使い物にならなくなる事はないのがいいと聞く。

 

 「こいつ、どうしよう」

 

 イチゴは聞いてみた。

 

 「別の星にやってきて悪さをするトランスフォーマー、しかもどの命令系統とも違う奴……だったらどうするかは一つだろ」

 

 つまり、全員アリエナイザーと見なし、銀河警察に引き渡す。

 

 『そうなるか、この星の人間達の声も聞いておきたいな』

 

 すぐにヒカルが教えてくれた。

 

 『被害をなくしてくれれば、なんでもいいそうです』

 

 「そうか」

 

 こうして、本職の方々が来るまでの間見張りを兼ねて待機する事になった。

 

 「あのトランスフォーマー、アンゴルモアカプセルってのを探してたんだって」

 

 『疑問を挟まないようにしていたが……なんだ?それは』

 

 イチゴが分からないと言おうとすると、ガーランドが説明を始める。

 

 「数億年前、別銀河にあたる地球の隅々まで満ちていたエネルギーがあった、その名もアンゴルモアエネルギー……そのエネルギーが持つパワーは計り知れないもので、住民が故郷を後にしなければならない程だったんだ……それらを封じ込め、宇宙中に飛び散らせたものがアンゴルモアカプセルって訳でな」

 

 「うわ……」

 

 「その実態はユニクロンのエネルギーだとか、どうとか」

 

 「ユニ……クロン?」

 

 謎の専門用語が飛んできた、エネルギーとは言っているので、エネルギーが必要ななんかだとは思うが……

 

 『どこでそんな情報を仕入れた?ガーランド』

 

 その問いを発するグランドコンボイの声は若干不吉な影を纏っていた、ユニクロンというを発言がトリガーのようだが。

 

 「科学者の中には、考古学と兼業してる奴もいて参考までに、な。過去の宇宙の文明に触れるというのは、当然過去の科学技術にも触れる事になる。それが今より優れようが、劣ろうが研究のテーマにはなる……」

 

 『そんなものが……』

 

 「地球人が脱出して行った先で新たな文明を築きつつ、アンゴルモアエネルギーに関わるなと子孫達にも伝わるようメッセージを残してたんだとよ」

 

 『なるほど、合点はいった』

 

 『つまり、アンゴルモアカプセルを求めるあのトランスフォーマー達は数億年前の戦士であるかもしれない、という事ですか?ガーランド様』

 

 「かもしれない、今は両軍共々あんな恐竜型の奴をスキャンするのはいないようだし」

 

 気軽に数億年と言っているが、億を超えて生きるなんてそうそういる訳もなく……

 

 「て事はさあ、あいつ……生きてる奴なの?」

 

 『…………………む』

 

 「やっぱ、そっちの方なんだよなあ」

 

 『な、何の話をしとるん!?早いとここの縄外さんかい!!』

 

 ビートホーンは歯で縄を外そうとしている。

 

 「大丈夫なの?あれ」

 

 ガーランド達は静観している。

 

 『問題ない』

 

 「流石に怪重機の捕獲まではできないが、怪重機の干渉があっても壊れないぐらいの出来だとよ」

 

 「へー」

 

 そんな時、ヒカルが再び叫ぶ。

 

 『銀河警察からの知らせによれば、その辺りに……ウルトラマンが近づいて来ます!!それも、二人!!』

 

 「じゃあ、ちょっと避難してくる」

 

 ガーランドは知らせを受け逃げ場所を探した、ウルトラマン級の大きさが近づいて着地するのだ。位置にもよるが、人間一人では衝撃でひとたまりもないだろう。

 

 『私に乗り込んだ方が安全だぞ』

 

 「頼む」

 

 ガーランドはグランドコンボイの中に乗り込んだ。

 

 〜数分後〜

 

 ウルトラマンサイズの巨人達が二人、取っ組み合いになりながら大気圏の中を落ちるように突破してきた。

 そんな、空中を突っ切る巨人の一人と目が合う。

 

 『ロボットが何体かいる!?どうしよう』

 

 物腰の柔らかそうな少年の声がしてから、巨人が動きを変え、衝撃が浅くなるような態勢を取り出す。

 

 『グァッ』

 

 そして、巨人達は地面に着地した。

 地表への被害云々だが、土煙で心配になってきた。

 

 「助かった、グランドコンボイ」

 

 『気にするな、それより……』

 

 着地した両者は、立ち上がる。

 目つきが鋭いが黒と赤と白のカラーリングで目も青くまだヒロイックな見た目の方と、黒と赤の色しかない悪そうな方。

 

 『何者だ!?』

 

 「グランドコンボイ、言語が通じない可能性がある……あれは多分ウルトラマンだ」

 

 ガーランドの言葉で、印象が固まった。

 

 「う、ウルトラマン!?……あ」

 

 地球で見かけたウルトラマンを想起した。

 

 『確かに……以前見た青いのと似たような姿形だな』

 

 『あ……僕は君達の言いたい事、伝わってるんだけど聞こえてないな……』

 

 「ん?」

 

 そしてもう一方の黒いウルトラマンは、ビートホーン達を認識すると彼らにかけた電子縄を破壊し……彼らを解き放つ。

 

 「!!」

 

 『何!?』

 

 「壊れた!!」

 

 黒いウルトラマンは、十中八九敵と言えた。黒い方は、落ちる時にグランドコンボイ達を見て動きを変えなかったのもそうだし、加えて構えを取っている……

 

 『話し合う余地は……』

 

 そして手で軽いビームを出され、攻撃を受けた。

 

 『ないか』

 

 『なんやこいつ、味方してくれるんか?』

 

 ビートホーン達は、意気揚々と前進する。

 

 『元気百倍、お前達……覚悟しいや!!』

 

 『ダークロプスゼロの行動……まさか……デビルスプリンター、あいつらの中にあるのか!?』

 

 先程から少年の声が巨人の言葉のように聞こえる。

 

 「?」

 

 『なんだ?イチゴ君、気になる事があれば遠慮なく言ってくれ』

 

 「ウルトラマンから、声が聞こえた気がして」

 

 『ほう……』

 

 「生憎、ウルトラマン語は分からないんだ……だから、お前達が聞いた事を伝えてくれ」

 

 「あ……うん」

 

 『同時通訳いけますよ』

 

 「じゃあよろしく」

 

 『君は、僕の声が聞こえるのかい?』

 

 カイは、自分で告げた通り同時通訳を行った。

 

 「うん」

 

 『……なら手を貸して欲しい、僕の目的は黒い巨人と恐竜達だ。彼らはある意味操られているようなものだから、解放しなくちゃいけない』

 

 『分かった、協力しよう』

 

 「そうと決まれば始めようぜ」

 

 「うん!!」

 

 カイとウルトラマンは構え、走った。

 

 『準備できたかいな、ほないくで』

 

 ビートホーン達も変形し、銃を構えて撃ってくる。

 サイドウェイズとグランドコンボイも、負けじと弾幕を張る。

 

 「いくよ!!」

 

 カイで万能工具(ツール)を振り、黒いウルトラマンに攻撃。

 黒いウルトラマンは腕を掲げ、剣先を受け止め膠着状態につかせる。

 

 『ハァッ!!』

 

 ウルトラマンは黒いウルトラマンに蹴りを入れる。

 それももう一方の腕で止め、一気に両方を押し出す。

 イチゴ達がたじろぐ間にカイの方へ大車輪のポーズで周り、カイに炎を纏った蹴りを浴びせる。

 カイは万能工具(ツール)を引っ込めて、腕をXの字に固め防御。黒いウルトラマンは止められた反射で飛ぶ。

 

 『ハァッ!!』

 

 その隙にジードは飛び、手を水平に動かす。

 

 『レッキングリッパー!!』

 

 攻撃が来る事を悟った黒いウルトラマンは、回避行動を取る。

 

 「飛べ!!カイ」

 

 『了解しました』

 

 カイは飛び、黒いウルトラマンをカイのウィング部分で斬り裂いた。

 攻撃を受けた黒いウルトラマンは、地面に着地して受け身を取る。

 ラプトル達が、黒いウルトラマンとウルトラマンの間に割って入る。

 

 『お前達、突撃やー!!』

 

 ラプトル達はその指示に従い突撃してくる。銃を構えて走り撃ちする気らしい。

 その瞬間、ビームの雨あられが進行を妨害する。

 

 『我々を忘れてもらっては困るな』

 

 「以下同文だ」

 

 ウルトラマンはその隙に着地する。

 

 『ハァァァァ』

 

 ウルトラマンは、深く息を吸うようにして体を曲げる。

 そして体の周りに紅く、禍々しいオーラが充満させていく。

 そのままウルトラマンは腕を交差させた。

 

 『レッキングバーストォ!!』

 

 眩い光と、禍々しいオーラが交わった光線が迸る。

 

 「おっと!!」

 

 「いくよ!!」

 

 『な……なんや!!』

 

 カイは一気に距離を詰めビートホーンを掴み、ラプトル達に近づくよう投げる。

 

 「あ……」

 

 「させるか!!」

 

 だが、それはそれで黒いウルトラマンがビートホーン達の盾になろうとしたため、サイドウェイズの銃で足止めを図る。

 

 『…………………』

 

 黒いウルトラマンは光線を浴び、爆発していった。

 

 『まだ……まだ!!』

 

 ウルトラマンは、光線の勢いを強めた。

 

 『う……嘘やろ!?』

 

 『!!』

 

 ビートホーン達もまた、その光線の前に倒れ爆発した。

 

 『し……死んだ!?』

 

 「なんて威力だ……」

 

 そんな彼ら全員のいた場所に、何かの破片が転がり落ちた。

 

 『デビルスプリンター、こんな星にまで……』

 

 イチゴとカイが一番近いので拾った。

 デビルスプリンターと呼ばれるもの、それは目の前のウルトラマンの目の形に似ている。何故かそう感じた。

 すると、ウルトラマンがカイに近づいた。

 

 『その物体を渡してくれないかな?』

 

 「渡すけど、何これ」

 

 早速カイに掴んでもらって渡した。

 既にカイに魚拓の感覚でデータを取ってもらっている。

 

 『デビルスプリンター……かつて』

 

 かつて、ベリアルという悪に堕ちたウルトラマンがいた。そして彼が宇宙中で戦った時、流血する感覚で無数の細胞の欠片を残していった。それは細胞の主がいなくなった後宇宙の脅威と化し始めている……怪獣を復活させる機能や暴走を引き起こす作用があるようだ(意訳)

 

 『僕は、そのデビルスプリンターで復活したダークロプスゼロ……さっきの黒い巨人と戦ってここに辿り着いたんだ。取っ組み合いながらだったから、ほぼ事故だったんだけどね』

 

 『そうか……大変だったな』

 

 『いえ。これは、僕がやらなくちゃいけない事なので。だから大変だなんて言ってられません』

 

 口調の柔らかさと思った以上に頑固な所……小狼(シャオラン)を想起した。

 

 『分かった……だが、無理はするなよ』

 

 『はい』

 

 「デビルスプリンターで復活した奴がアンゴルモアカプセルを探して暴れてた……という訳か」

 

 『アンゴルモアカプセル…………、すごいエネルギーが内包されていると聞いてるよ。実際に見た訳じゃないから詳しくはないけど、クライシスインパクト……地球どころか宇宙を丸ごと破壊できる装置の原料になったとか』

 

 「クライシスインパクト……なかなかのネーミングだな」

 

 『ユニクロンのエネルギー由来か……与太話では片付けられないな』

 

 『昔のトランスフォーマー達は、それを巡って争ってたって。今でもまだどこかに何個かあるって聞いたんだけど……時間も経ってるから光の国でもあったら保護する程度になってる』

 

 ウルトラマンは、ビートホーン部隊のいた場所を見つめた。

 

 『あのトランスフォーマー達は、自分が死んで時間が経ってた事にも気付かないまま、もうあるかも怪しいものを探し回ってたのかもしれない。なんだか、悲しいよね』

 

 「ああ」

 

 『…………生きていた頃の続きをしていたのかもしれないな……彼らは』

 

 また、◯なせてしまった……と見るべきか、解放したと見るべきか……

 

 「君……名前は?」

 

 『ジード……ウルトラマンジード』

 

 「オレは結城イチゴ、そしてカイ」

 

 『グランドコンボイだ』

 

 「ガーランド……ガーランド・ルナティーク」

 

 イチゴ以外の自己紹介は一方通行だが、伝わったようだ。

 

 『じゃあね』

 

 ジードは、空を飛ぶ態勢に入った。

 だがそのタイミングで銀河警察の車両が、恐竜捕獲用のケージを引き連れて到着した。

 

 「あぁ、間の悪い」

 

 「もう一人のウルトラマンと通報にあった恐竜達は……?」

 

 「ヒカル、銀河警察に報告は」

 

 『向かってる間に全員やられたなんて、言える訳ないじゃないですか』

 

 「それもそっか」

 

 しかし……状況を整理すれば、どう見てもウルトラマンに倒された後にしか見えない。事実、そうではあるが……

 捕まえる対象のアリエナイザーを、捕まえきる前に倒す……これは、どういう結論になる?

 

 『話せば長い、だが……その件で至急話がしたい』

 

 「分かりました、では本部に来ていただけると」

 

 『あの、この人達はどんな……』

 

 「銀河警察、異星間の犯罪を取り締まる組織だよ」

 

 『AIBみたいなものか、ちょっと待ってて……後で代理人連れてくる』

 

 そうして、ジードは去った。

 

 「逃げた?」

 

 「違う、こういう場合……ウルトラマンはだな……」

 

 〜数分後〜

 

 紺色のジーパンと上着という、ラフな服装に身を包んだ少年が現れた。

 年はイチゴぐらいで、先ほどのウルトラマンの声によく似た、柔らかい雰囲気を持っている。

 

 「!!」

 

 「お待たせ、じゃあ本部まで連れて行っていただけませんか?」

 

 「……………………はい、隣へどうぞ」

 

 リクは車両に乗った。

 

 『我々も同行しよう』

 

 イチゴ達も、銀河警察の車両についていった。カイに収集してもらったデータの提出、証言、それなりにやる事はある。

 

 「ヒカル、向こうからはどう?」

 

 『ええ、脅威はなくなりまた牧場が稼働できるとの事。礼を述べておりました。まあ少々爆発があった事は……仕方ないものとして目を瞑るそうです』

 

 「そっか」

 

 〜数時間経過〜

 

 トランスフォーマーの一件は、ジードの代理人、朝倉リクの話によりアリエナイザーではなく、デビルスプリンターという規格外の物体の犠牲者……という形に収まった。

 そしてそれは、宇宙にデビルスプリンターという物質の脅威を示す結果となる。

 何せ、光の国の戦士達ですら手を焼く代物なのだから。

 警察の女性も一人付き添う中、帰路についた。

 

 「信じてくれて良かったよ」

 

 リクはホッとして息を吐いた。

 

 「先輩達がこっちで築いたブランド力、ありがたく思えよ」

 

 「ウルトラマンは、言語や大きさは違えど、我々と志を同じくする者達が多いと聞いています。デビルスプリンターの大元は別かもですが……」

 

 「ウルトラマンに会ったらそう伝えるよ」

 

 「え……お前本人だろ?」

 

 『……どういう事だ?』

 

 「え?」

 

 ガーランドの言葉に、その場にいる一同は驚く。

 

 「ロディマスコンボイの旅行記だっけ?アレにあるだろ、ウルトラマンは時々人間の姿になって行動するって……何しろあの巨体だ、そのままの姿でいるには目立つし重力下の負担も大きい」

 

 『そうだったな』

 

 「あ、そっか」

 

 「な、なるほど」

 

 「そこまで話が広まってるんだ……あ、僕がウルトラマンって事はみんなには内緒でお願い」

 

 『分かった』

 

 「ああ」

 

 「うん」

 

 「何故です?我々と一緒に戦っていけたら心強いですし、皆に伝えれば大々的に動きやすいかと……」

 

 『そういう訳にもいくまい、彼にも彼の事情というものがある』

 

 「そ、それもそうですね」

 

 会話が終わる頃に、一隻の宇宙船が現れる。

 

 『リク〜!!』

 

 中から現れたのは、一人の宇宙人。

 顔しか見えないが炭のように黒く、目が頭頂部より上の位置に存在する。どう見ても宇宙人。

 その宇宙人は、リクを見つけると、宇宙船を降ろして近づいてきた。

 

 「ペガ〜!!」

 

 二人は手を取り、再会を喜び合った。

 

 『急に色んな星に行くから心配したよ〜』

 

 「ごめんごめん」

 

 「あ……どの星の方か説明してもらっても」

 

 「紹介するよ……ペガッサ星人のペガって言うんだ」

 

 初耳の星で、多分別の銀河の星なのだろうと予想がついた。

 

 『リクの友達です、よろしくお願いします』

 

 「よろしく」

 

 「ああ」

 

 『頼もしい味方がいるようだな、リク』

 

 「うん!!」

 

 リクは宇宙船に乗り込んだ。

 

 「力を貸してくれてありがとう……また会う事があれば」

 

 リクはペガと帰っていった。

 

 『忙しくなるな……』

 

 グランドコンボイはこの数週間後、エネルゴン関連で今の想像を遥かに越える忙しい事態に直面する……それはまた別の話。

 

 「ウルトラマンの細胞か、俺も気を付けた方が良さそうだ」

 

 「というと?」

 

 「おいおい、こっちは親類に権威レベルの生体科学者がいるんだぜ?こんなんと関わらせたら」

 

 ホワンホワンホワンホワン〜

 

 異星人『これ、解析とクローニングよろ』

 

 異星人はデビルスプリンターを持参してきた。

 

 『分かりました〜』

 

 何も知らないティアーユ・ルナティークは依頼に取り掛かる。

 

 〜数カ月後〜

 

 『フフハハハハハ!!』

 

 デカい容器の中で、一つの命が産まれる。

 

 『これ……う、ウルトラマン!?』

 

 通りすがりのヤミさん『こ、こんな経緯で弟の誕生ですか!?』

 

 『お、できてんじゃーん……じゃあちょうだい』

 

 『だ、駄目ぇ。この子はまだ一歩も外に出た事がないの……』

 

 『報酬弾んだのに、ちくしょうめ』

 

 怪光線がビビビと放たれる。

 

 『キャーッ』

 

 『ティア!!』

 

 〜現実〜

 

 「てなるだろ」

 

 「うーん、大問題」

 

 「金色の闇関連って大変ですね……」

 

 そうでなくても……彼女の技術が戦いに利用されるのは、本人だけでなく色んな人が心を痛めているというのに……

 

 『オーシャンシティー内でそうならないよう、厳重に対応しよう。ガーランドも、ティアーユ博士にはデビルスプリンターに関わらないよう伝えておいて欲しい』

 

 「ああ」

 

 「我々も気を付けます、帰り……お気をつけて」

 

 「ありがとう」

 

 イチゴはグランドコンボイ達と別れ、帰路に着いた。

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