765プロ
今まで真っ白だった765プロのホワイトボードには新ユニット『竜宮小町』のスケジュールで埋まっている。
小鳥「すごいですね竜宮小町、この前デビューが決まったと思ったら、あっという間に忙しくなってきましたよ」
律子「とんでもない、まだまだですよ!」
小鳥「おぉ、気合入ってますね」
律子「せっかく掴んだチャンスですから、無駄にはしたくないです…やるからには全力でやりますよ!」
小鳥「わぁ、律子さんかっこいい!」
そんな律子と小鳥の会話を聞いていた、アイオロス、サガ、アルデバラン以外の聖闘士のスケジュール帳は真っ白だった。
小鳥「なんだか盛り上がってきましたね、カノンさん」
カノン「あ、あぁ…そうだな、律子の腕の見せ所だな」
律子「任せてください!」
小鳥「っは!そうだ…そうだわ…竜宮小町が売れたら、まずあのオンボロ扉を直して、くたびれたソファーを新調して、テレビも最新型に買い換えて…それから、それから…」
律子「甘いですよ、小鳥さん…それだったらいっその事、都内の一等地に事務所ごと引越しです!」
ムウ「扉を直すくらいならわたしに行ってくれれば良いのに…」
ムウの言葉は、誰にも聞かれないまま消えていった。
小鳥「きゃあー!すごいです!スペクタクルです律子さん!すごいですよね、カノンさん」
カノン「そ、そうだな…フッフッフ…ハッハッハ…ウワー!ハッハッハ…!!」
亜美「必殺!亜美キーック!」
真美「真美パーンチ!」
亜美「ワンッ、ツー…」
カノン「いきなり何をする!」
真美「だってにいちゃん、悪役みたいな笑い方するんだもん」
カノン「そうか、昔の名残でな…」
あずさ「おはようございます」
律子「あずささん、その髪…」
あずさ「はい、切ってみました」
律子「切ろうかなとは聞いていましたが、よく思い切りましたね」
あずさ「はい、この方が三人並んだときにバランスがいいと思って」
伊織「なによ、それならわたしが切ってもよかったのに…」
あずさ「実はこれ、すごく気に入っているの…だってこの方が若く見られるって言われて」
伊織「そ、そう…それならいいんだけど…」
真美「おぉ→!こりゃ高校生でもいけますな!」
あずさ「あらあら」
律子「ちょっと、高校生は言いすぎでしょう」
カノン「竜宮小町も本格的に始動…俺達もがんばらねばな…」
面談室
高木「うぉっほん!竜宮小町は我が765プロの社運を賭けたアイドルユニットだ、くれぐれもよろしく頼むよ」
善澤「はいよ…さて、早速だけどねぇ、竜宮小町は秋月律子プロデューサーの企画なんだね」
律子「はい」
善澤「うーん、そしてメンバーは双海亜美君…」
亜美「はいはーい!好きな食べ物は焼き鳥、タレ派です」
律子「ちょ、ちょっと…」
善澤「ははは、面白いね。そして水瀬伊織君と三浦あずさ君か…それでこの三人を選んだ理由は?」
律子「そうですね、バランスのよさでしょうか」
善澤「なるほど、バランスね」
高木「おっと、ユニット名なんだがね、三人の苗字が水に関係していることから、律子君が付けたんだよ」
春香「えぇ!」
ムウ「どうしたのですか?」
春香「わたしだって名前に海ってついてるのに」
ムウ「そっちですか…」
「「「えぇ!」」」
デス「次はどうしたんだよ」
真「善澤さんって…」
響「本物の記者だったのか…」
やよい「社長のお茶飲み友達かと思ってました」
竜宮小町の衣装がやっと完成したということで、伊織達は衣装の試着をしていた。
やよい「わぁ、かわいい!竜宮城のお姫様みた~い」
デス「馬子にも衣装って言うがこりゃほんとだな」
ロス「アイドルに向かってそれは無いだろ…」
サガ「帰ったら覚えておけよ」
春香「あれ?律子さんの衣装は?」
律子「あのね、わたしはプロデューサーでしょ?」
美希はあずさから衣装の一部である帽子を借り頭につけていた。
あずさ「あら、かわいい」
美希「でしょ」
律子「こら美希、邪魔しないの、時間無いんだから」
美希「ごめんなさいなの…ミキもこういうの着れないかなぁ」
あずさ「え?」
亜美「ミキミキ!次、亜美にもそれかして」
律子「こら、勝手に動かないの、今サイズが合ってるか確かめてるのに…」
アフロ「律子、そろそろ出かける時間ではないのか?」
律子が時計を見るとそろそろ現場に出なければならない時間だった。
律子「わっ!本当だ!みんな行くわよ!あと、サガさん達もお願いしますね!」
律子達が出ようとした時にちょうど営業に出ていたシュラ達が帰ってきた。
律子「あ、すみません!ちょっと出てきますので」
シュラ「あぁ…わかった」
律子「そうだ亜美、次のインタビューでは好物が焼き鳥だなんて言わないでよ」
小鳥「お疲れ様です」
カミュ「ただいま…律子達はどこに向かったんだ?答えろ」
小鳥「は、はい…確か、アミューズメントミュージックの打ち合わせだったと思いますよ」
シュラ「すまない…アミューズメントミュージックとは?」
小鳥「皆さん海外の方ですから知らないのは無理もありません、アミューズメントミュージックは限られたミュージシャンしか出られない全国放送の歌番組なんです!」
カノン「そんな大きな番組に出られるのか…」
小鳥「もともとその番組でのデビューを前提としたプロジェクトでしたからね。あんな人気番組に出られるなんて夢のようです。あと、今週末には握手会、レコード店でミニコンサート…わぁ、オフが一日も無くなっちゃいましたね…あ、どうかしました?」
カノン「随分差が出てしまったな」
小鳥「え?」
カノン「…いや、なんでもない」
カノンは遠い目で事務所の中を海底神殿が崩れていった時の目で見回した。
春香「ほら、このケーキおいしそう」
雪歩「ほんとだぁ」
真「ここでこう、グッと構えて」
響「うん」
やよい「消費期限切れてます」
カノン「何かが間違っている…」
真美「ねぇねぇ兄ちゃん、亜美の変わりにゲームやろうよ→!」
カノン「…ダメだ…」
真美「え?」
カノン「このままではダメだ!!!!」
カノンの声に事務所にいる全員がカノンの方を向いた。
カノン「みんな聞いてくれ、もう分かっていると思うが俺も…いや、俺達も律子や竜宮小町に負けないくらいプロデュースしようと思っているだからみんなもがんばってくれ!」
カノンが張り切った声でそう言うもアイドル達の反応は薄いものだった。
カノン「どうした、元気が無いぞ」
貴音「ですが、そう闇雲にがんばれと言われましても、何がどうなる訳でもないと思われるのですが…」
真美「そうだよ兄ちゃん、がんばりたくても真美達、全然お仕事無いんだもん」
響「自分何かやる事さえあればちゃんとがんばるぞ」
カノン「お前達の言い分は分かった。まずは俺達が全力でお前達の仕事を取ってきてやる、それではいくぞ、765プロファイトー!!」
「「「「「「「「「「「「「お、おー」」」」」」」」」」」」」
シュラ「…ところで、さっきの話だが、どうしていきなりやる気になった?」
カノン「俺もいい加減、休み続けるのに飽きただけだ」
デス「本音は?」
カノン「…働いていないと、今度という今度はサガに怒られるからだ」
デス「やっぱりそれかよ」
カノン「お前も分かるだろ!サガが本気で怒ったらどれだけ怖いか!」
デス「まぁ、確かに分かるけどよ…」
カノン「そういう訳だからお前も今日からはまじめに働け!」
デス「っち、面倒くせぇな…」
デスマスクがそう言っていると、春香がカノン達へやって来た。
春香「あの皆さん!」
カノン「どうしたんだ春香」
春香「あの、これどうぞ」
カミュ「これはなんだ?答えろ」
春香「あ、その、これは日本のお菓子でキャラメルって言うんですよ。甘いものは脳を働かせますからね」
カノン「すまない、春香。では、俺達もそろそろ行くとするか…」
シュラ「俺は少し準備があるから、先に行っててくれ」
カノン達が先に出て行き、一人で準備をしていたシュラのところに美希がやって来た。
美希「ねぇ、マネージャーさん、どうしてミキは竜宮小町じゃないの?」
シュラ「すまんが、そういうことは俺に聞かれても分からん」
美希「きっと律子…さんがミキのこと好きじゃないから、入れてくれなかったんだよね…」
シュラ「さすがに、そんなことは無いと思うが…」
シュラのケータイに電話が掛かってきた。
シュラ「少なくとも、お前もまじめなところを見せたほうがいいんじゃないか…はい、765プロのシュラです…」
美希「まじめになれば、ミキも竜宮小町の衣装着て、歌ったり踊ったり出来るの?」
シュラ「そうなんじゃないか…いえ、こちらの話です…」
美希「ほんとに!?じゃあミキ、がんばるね!」
シュラ「美希!さっきなんて言ったんだ?」
シュラがそう言うも、すでに事務所には美希の姿は無かった。
シュラ「…俺も行ってくるか」
真「っていうか、大丈夫なのマネージャー、そんな格好で…」
デス「おう、俺に任せとけ」
デスマスクは、真と春香を引き連れテレビ局へ向かった。
デス「失礼」
D「なんだ、こっちは忙しいんd…」
ディレクターが一目見て思ったことは、この男はカタギの人間ではない、ということだった。
何時しか日本に持ってきていた、やたら高そうな黒のスーツに、やたら高そうな黒の革靴、そして黒いサングラスに、微妙に膨らんでいるスーツの内ポケット…その様子は360度、何処からどう見てもマフィアにしか見えなかった。
D「は、はい、何でしょうか…?」
デス「いやぁ、実はウチの事務所で売り出してるアイドルがいるから、憶えて置いて欲しいのですが…」
D「い、いえ、ですが…」
デス「そうですか…ところで、8歳になる貴方のお子さんはどうですか?最近自転車に乗り始めて、どんどん遠くに行くそうじゃないですか?気を付けてくださいよ、もしかしたら不慮の事故に遭うかもしれない、都会は物騒な事件も多いですからね」
D「…そういえば、今度新しく番組を作ることを思い出しました。だからその番組を事務所の方々で好きになさって結構です…その代わりと言ってはなんですが、番組の放送は来期になります」
デス「本当ですか?どうもありがとうございます、これからも765プロをお願いします」
春・真「「ありがとうございます!!」」
春香「あの~、こんなことして本当に大丈夫なんですか?最近、暴力団とかでスキャンダルとかになっているのに…」
デス「あぁ、大丈夫、大丈夫。どうせウチの背後関係調べたところで真っ白なんだから…まぁ、もし何かあればグラード財団の力で何とかしてくれるんじゃねぇの?」
真「なんか、すごいアバウトですね…それとディレクターさんの家族情報なんてどうやって調べたんですか?」
デス「そこらへんは企業秘密だ。さ、次の所いくぞ」
春香「お願いですから、さっきみたいなやり方はやめてください!!」
真「なんかこう…僕たちまで犯罪の片棒を担がされた気になるからやめて下さいよ!」
デス「っち、分かったよ、出来る限り穏便にいくよ」
その後、デスマスクによって、幾つかの仕事が犯罪に見えるか見えないかのギリギリのラインで取られていった。
カミュ「ウチの事務所で売り出している、如月千早です。どうぞよろしくお願いします」
「あー、はいはい、よろしくね」
カミュ「カリツォー」
「か、体が動かない…」
カミュ「千早の歌の入っているCDですが、いい歌なのでお願いします…そうだ千早、ここで歌ってくれるか?」
千早「ここでですか?」
「い、いや…こ、ここで歌われても…」
カミュ「…ハァ」
シュラ「すみません、765プロの者ですが、こっちはウチの新人アイドルで…」
カノン「はい、えぇ…そこを何とか」
バラン「伊織、さっきのダンスだが足が逆に出ていたぞ、帰ったら練習だぞ」
伊織「わかってるわよ」
ロス「あずさ、君はもう少し前に出たほうが良いと思う」
あずさ「そうですか、すみませんね」
サガ「亜美、お前はもう少し落ち着いて踊れ。それぞれが出来るようになれば、また完璧に一歩近づく」
亜美「兄ちゃん、完璧に近づくってどういうこと?」
サガ「お前達が失敗を出来る限り無くす事でもあるが、物事に完全など無い、だから常に進み続けなければならんのだ」
伊織「あんたの癖になかなかいい事言うわね」
律子「なんか、わたしが口を挟む余裕が無いな…」
765プロ
事務所ではカノンが思い悩んでいた、それはアイドル達に仕事をちゃんと取れていないと思ったからだ。
そうしていると律子が事務所に書類を取りに来ていた。
カノン「律子か…」
律子「お疲れ様です!」
カノン「大変そうだな」
律子「いぇ、サガさん達がみんなの事を見てくれていますから。だから今がんばらないとですね」
カノン「あぁ…そうだな」
翌日
765プロ
貴音「あの、小鳥嬢」
小鳥「なぁに?貴音ちゃん」
貴音「いえ、先日撮った宣材写真なのですが…」
そう言って貴音は小鳥に宣材写真を見せたが、そこに写っていたのはピンクのゴスロリ服を着た貴音であった、さすがの小鳥でもこの写真は苦笑いするしかなかった
小鳥「これは、ちょっとねぇ…」
千早「どうしたんですか?」
貴音「千早、この写真なのですが」
貴音は気になって見に来た千早に自分の宣材写真を見せたが…
千早「さすがに、これは無いと思います」
一言でバッサリと切り捨てた。
貴音「こういった内容でしたらはわたくしよりも、やよいのほうが適任だっかと…そういえば今日はやよいの姿が見えませんが…」
小鳥「実は昨日特撮物のエキストラの仕事があったんだけれど…やよいちゃん高所恐怖症みたいで、ショックで寝込んじゃってるの…」
千早「その仕事だったら、真か我那覇さんのほうが向いていろのでは?」
小鳥「そうよね…実は雪歩ちゃんの方も、今日イベント会場から電話があって雪歩ちゃんが地面に穴を掘っちゃったらしくて…」
千早「最近、マネージャー達が焦ってるっていうか、どこか空回りしてしまっている様な印象です」
貴音「わたくしも同意権です、ですがまねーじゃーもわたくし達を思って行動してくれているのですから」
千早「えぇ…」
すると事務所の電話が鳴り、小鳥が電話を取った。
小鳥「あら、はい、765プロです…はい…はい…えぇ!?すいません!すぐ確認します!」
そう言ってすぐに電話を置き、ホワイトボードを確認すると小鳥は驚いた声を上げた。
小鳥「カノンさん、大変です!イベント制作会社の方から連絡が来て、そちらのアイドルがまだ一人来ていないけどどうなっているんだって…確かそのイベント、響ちゃんが行く予定になっていたと思うんですけど」
カノン「しまった、ダブルブッキングだ…響は今、俺と現場に来ている」
小鳥「そうですよね、響ちゃんにはそっちの仕事をしてもらって、誰か別の人に行って貰いましょか?」
カノン「あぁ、頼む」
美希「ねぇねぇ、それ、ミキが代わりに行ってもいい?」
小鳥「美希ちゃんが?」
貴音「美希、大丈夫なのですか?」
美希「うん!」
小鳥「わかったわ、じゃあお願いね」
千早「珍しいわね、美希から言い出すなんて」
美希「ミキ、ちょっとはがんばる事にしたの」
カノン「あぁ、そうか、わかった…美希が会場に行く事になったから大丈夫だ」
カノンは冷静に、そして淡々と春香と響に大丈夫だという事を言った。
そしてカノンが次に取った行動はイベント会場に近い聖闘士に電話を掛ける事だった。
カノン「デスマスク、今何処にいる?…なに、台場?わかった、そっちでがんばってくれ…カミュ、今何処に…渋滞に巻き込まれている…わかった、それでは…シュラか?出来れば、今真が行っているイベント会場に行ってきて謝ってきて欲しい…実はダブルブッキングしてしまってな…向こうに謝らねばならん…あぁ、すまない…では」
だが、電話が終わった後もカノンはそわそわしていた。
春香「あの、カノンさんそっちの現場に行ったほうがよくないですか?」
カノン「いや、だがな…」
響「こっちは春香と自分で何とかできるぞ、な、春香」
春香「うん」
カノン「しかし…」
春香「ダメですよ、カノンさん一人でがんばりすぎですよ、私達もいるんですから、もっと私達を頼ってくださいよ」
響「そうだぞほら」
響・春「「急いで、急いで」」
春香「大丈夫です、私達を信頼してください」
カノン「…そうだな、すまん、頼んだぞ」
カノンはタクシーに乗り込み、自問自答をしていた。
だが、そうしても仕方が無いというのはわかっていたのでせめて、気を紛らわすためにスケジュール帳を取り出すと、一緒にキャラメルが出てきた。
カノン「私達を信用してくださいか…」
カノンも思い返すと今まで、他人を信用していた事など一度も無かった。他人など、欺き、利用し、使い捨てるそれだけだった。だがアテナに心を救われてからも、他人は自分を信用していたかも知れないが、自分は誰の手も借りず、走る事も多かった。そう、冥界で青銅聖闘士の少年が自分を信用していたかも知れないが、自分は彼らを信用はせず、ただ伸ばされた手を振り払うだけだっただからこそ…
カノン「俺も信用に答えねばな…」
イベント会場
カノンが会場に着くと、ちょうどシュラが頭を下げているのが見えたので、急いで謝りに行く事にした
カノン「このたびは、申し訳ありませんでした」
「いやぁ、助かったよ、美希君だっけ?彼女すごいね!まぁ、遅刻は困るけど、また頼みたいとは思っているよ」
真「すごかったんですよ美希!一発で振り覚えて、本番も一発でした、ね」
美希「うん」
カノン「そうか…美希、真、今回は本当にすまなかった」
真「えぇ!?そんな大丈夫ですよ」
シュラ「俺からもだ、すまなかった」
美希「この位なんてことないの、あ、でも、お礼してくれるなら、ミキにももっとお仕事入れて欲しいな」
カノン「あぁ、そうだな」
翌日
765プロ
カノンは今後の予定やその他の事などを書類に纏めていた。
雪歩「あの、カノンさん、お茶どうぞ」
カノン「あぁ、すまない」
春香「そしてわたしからは、お砂糖たっぷりのドーナツです!」
カノン「じゃあいただこうか…って、甘!…だか、確か甘いものは脳にいいんだったか?」
春香「はい!」
美希「あぁ!いいなぁ」
デス「おいおい、俺達にはねぇのか?」
春香「ちゃんと皆さんの分もありますよ」
美希「やったぁ!」
小鳥「あ、カノンさん、昨日はお疲れ様でした」
カノン「あ、いや…音無、すまなかった!最近どうしても仕事をしなくてはと思い、その…」
小鳥「大丈夫ですよ、誰にだってそういう事くらいありますよ…って、そのドーナツおいしそうですね、一ついただけますか?」
カノン「あぁ、いくらでも持っていってくれ」
夜
765プロ
テレビの前に、アイドル達と律子、小鳥、アイオロス達が集合していた。
テレビでは伊織達が司会者に挨拶をし、その途中でかんでいるのを真に弄られたいた。そしてそうこうしている間に伊織達、竜宮小町のデビュー曲『SMOKY THRILL』が流れ始めた。
小鳥「なんか、感動ですね」
律子「えぇ、でもまだ始まったばかりですから」
カノン「だが、最高の仕上がりじゃないか?」
律子「本当ですか!って言いたい所ですが、実はサガさんから、今の状態でも完璧じゃないだから、完璧になるまで進み続けろって言われているんですよ…でも結構みんなで決めていった処も有りますからね」
カノン「…そうか」
そして、伊織達の歌が終わった瞬間にアイドル達から歓声が上がった。
やよい「かっこよかったです」
春香「うんうん」
カノン「俺も…いや、俺たちもみんなのいいところを引き出して、伸ばしていける様にしないとな」
小鳥「きっと、大丈夫ですよ。みんなで進んでいきましょう」
先週中には出そうと思っていましたが出せなくてすいません!!
感想、意見などがあればよろしくお願いします。