幻想入りは出来るだけ早めに、、したい、、、!
そこは、誰も知らないラボの一室。
照明は何もつけられていないが、コンピュータのモニターが放つ光によって、まるで昼間のように明るかった。
「ハッキング、、、完了。各種兵器の管制システムの起動と全プログラムの掌握、、できた!さすが私!」
幾百ものモニターの前に座るのは、抜群のプロポーションと誰もが「絶世の美女」と評価するほどに美人であるが、頭につけたウサミミのカチューシャと、まるで絵本から出てきたようなドレスが、子供のような印象を与える女性だった。
「よし、準備はいい?ちーちゃん!」
彼女は隣に誰かいるかのように、大声で虚空問いかけた
「...ああ」
問いかけから数秒後、スピーカーから女性の声が答える
「も〜!固いよちーちゃん!リラックスリラックス!!」
「リラックスか、、そうだな、、」
スピーカーからは、深呼吸をしているのか数回の深い呼吸音が響いた
「緊張してるの??」
「覚悟はできているが、、、やはり初めての実戦だからな」
スピーカーの彼女は苦笑混じりの声で返す
「大丈夫!なんだって束さんがちーちゃんのためだけに作った白騎士だよ!ちーちゃんが思った以上に動いてくれるから!」
(そう意味ではないんだがな...)
スピーカーの声の主は親友の見当違いの自信にため息をついた
「ちーちゃん!時間だよ!世界を変える時が来たんだ!」
そんな彼女の気持ちを知ってか知らずか、モニターの前の女性が時間を知らせた
「...よし、では行くか」
スピーカーの女性の声が響く
「織村千冬!白騎士!出るぞ!!」
その日、世界が変わった
☆☆☆☆☆
「これは、、まずいわね」
純和風の一室でちゃぶ台に向かいお茶を飲んでいだ女性は、目の前の空間を見つめながらつぶやく
その女性は、紫色のドレスに身を包み、頭にはナイトキャップのようなものをかぶっていた
「いかがなさいましたか?紫様」
彼女の後ろに控えていた道士服を着た女性が問いかけた。同至福の女性も同じようにナイトキャップをかぶっていたが、どういうわけか狐のように尖った耳が二つ飛び出ている
「藍、これから忙しくなるわ。また世界が変わってしまう、結界の設定を変えないといけなくなるわ!至急博麗の巫女を呼びなさい!!急いで!!」
「承知」
叫ぶように指示をすると、道士服の女性は迅速に部屋を出ていった
従者が出ていったのを確認すると、彼女は右手に持ったセンスを空間に線を引くように右から左に動かした
すると、それに沿うように彼女の目の前がばっくりと割れる
その空間には、無数の目をがぎょろぎょろと辺りを睨むように浮かんでおり、見たものに嫌悪感を抱かせるようなものだった
「急がないと...」
初投稿のため、色々と至らない部分がありますが、温かい目で読んでいただけるとありがたいです。