キャロットと呼ばれる騎士を森へ向かわさない為に邪魔をしようとしたが気づいた時には既に姿はなく阻止出来なかった。
──でも良かった。
これで捕獲に向かうのが僧侶だったらどんな手を使ってでも殺しに行かなくてはならなかったよ。
僧侶なら何かしらの魔法を行使して隠れ潜む黒歌たちがバレる可能性があるしね。ほんとによかった。間違いなく最高速度の瞬歩まがいで首を狙ってる。
「こっちもやるか。まぁ殺されるなよ。
みんなアルが死んでカリカリしてんだ」
いやいやお前たちが黒歌と白音を害そうと狙ったのがいけないのだろ!恨むならクロスを恨めよ!!とは思わなくもないが首を刎ねたのも僕だし、しょうがないか、、、。どっこいどっこいですね。
「あの、、。クロス・プラソン様。
誰がどの駒とか教えてくれませんか?
王様の寛大さで哀れな者に慈悲を」
僕はクロス相手に限りなく下手に出る。
相手の駒の特徴を知れるのならプライドなんていくらでもくれてやる。生き残る為ならいくらでも頭を地面につけてみせるよ。
「あぁ?それくらいいいぜ。
まず兵士のアルはお前が殺した。
兵士のレル レルはアルの兄だ。
兵士のアルベル ちっちゃい奴だ。
僧侶のフルアルス 背の高いやつだ。
戦車のガレガオ ガタイがいいゴリラだ。
騎士のキャロットは猫魈を狙いにいったな。
騎士のマリエルもお前が殺した。
女王のマリエッタ そこにいる女だ」
クロスが思いの外に律儀だな。
まぁ有難い。とても有益な情報ありがとう!!
ははは。これで刈り取る順番が出来る。
てか眷属の説明雑すぎないか?もっとなんか言うことあるでしょ?得意な技とか特徴とかさ〜。
あと、レルって人はやっぱり兄で正解だったな。
兄(仮)から兄(正)に脳内で情報更新しないと。
おふざけな思考はここまでにして、、。
僕はカチカチと頭の中で作戦を練り始める。
「ありがとうございます。では始めましょう」
僕はお礼を伝えた瞬間に、今まで使っていた血塗れの刀を兵士のちっちゃいさんに向けて腕、腰、足に闘気を纏いながら「せ〜の」の掛け声と共に全力投擲でぶん投げた。
事前に家にあった刀を取ってきて本当に正解。
今までの倒した2人は普通の刀で斬ったから、そろそろ脂やら血で斬れなくなるるしね。
でも斬らなくなっただけでこうしてぶん投げることで不意をつける。使い捨ての刀ほんと有能!!
突然自分の唯一攻撃手段であった刀を躊躇いなく全力でぶん投げてくる少年に驚く眷属たち。
驚きはしたが狙われた兵士アルベルを救う為、戦車のガレガオは硬化魔法を用いて自分の腕を盾に防ぐ。
ガキン!と無事に防げたことに兵士アルベル、戦車ガレガオ並びに眷属達は安心したがそれは宝刀の作戦の一部だとすぐに知ることとなる。
「がぁあ」
命が尽きる雄叫びが聞こえた頃には僧侶フルアルスの背後から胸に刀が刺さっていた。
再び何が起きたの分からず立ち尽くす眷属達。
さっきアルベルに投げたはずの刀以外にはあのガキは何も持っていなかった。考えた結果ある能力が頭を掠める。
「貴様神器持ちか!!」
レルが叫ぶと眷属達は一斉に距離をとった。
皆、神器の恐怖は知っている。どんな力が宿っているか不明だが舐めることなど出来ずより一層警戒する。
「あれ?もうバレましたか。
でも僧侶を倒せて良かったです」
見惚れる程の笑顔で話す少年に皆が畏れた。
綺麗なグレーシルバーの髪。儚げであり妖艶。
はだけた着物から覗く身体もそそられる。
そんなか弱そうな子供がただ恐ろしかった。
考えてみろ。10歳前後の少年がたった数十分で悪魔3人殺したんだ。
それに少年は殺した事に何一つ感じてない。
どんな人生を送れば笑顔でこんなこと出来るんだ!
「おい!マリエッタ俺と攻撃を合わせろ」
ガレガオが叫ぶとマリエッタは了解の合図を送り共に連携で宝刀に迫る。
ガレガオ(ゴリラ)は姿の通り肉弾戦タイプのようで拳で殴りつけてくる。
殴る勢いは凄いが速度は遅いな。平子さんとの死闘で培った今の僕には最小の動きで避けれる程度のスピード。
だが避けた時に感じる風圧は直撃でもしたら僕の身体なんて一撃で沈むほどの威力があるので確実に避け、時には刀でいなす。
今はゴリラに力が入っているか、それとも硬化魔法を使用しているかは分からないがゴリラの腕は多分僕の力では斬れない。斬っても斬ってもはじかるのは凹む。
ゴリラの拳を避けていると僕の脇腹に向けて左斜めから薙刀が迫ってくる。さっきゴリラの拳を避けたばかりで咄嗟の回避行動を取ることが出来ない。
クソっ!僕はすかさず右手に握った刀を左手に出現させてギリギリで自分の脇腹に向けて滑り込ませ薙刀を防ぐ。だが利き手ではない左手だと力が出ず吹っ飛ばされる。
「神器は両手に出現させるみたいよ!」
マリエッタが発見した事を眷属に伝える。
「いや〜さすが女王です。
僕が殺した2人とは全然違いますね。
あっ、すいません。
弱すぎてアル?って人忘れてました」
煽ると兄(正)が突っ込んでくる。
剣を大ぶりで振ってくる兄(正)を見てわざとガッカリした顔をする。
「あの。あなたに用はないので」といってレルを見る事なく刀でいなす。
煽りは忘れない。相手の思考を鈍らすから。
僕の心なんか痛まない。2人の為だから。
いなした後、ちっちゃいさんに突撃。と見せかけて兄(正)に振り向き様に一閃をする。突然の不意をついた攻撃のはずなのに剣を持つ右腕しか斬ることが出来なかった。くそっ予想外に反応速度がある。
腕を斬り取られ痛がる兄(正)を無視して、今度こそちっちゃいさんに向かう。予想だと今の状況ではちっちゃいさんが厄介そう。
向かう先にはゴリラが立ち塞がっている。
ある程度拳を味ったのでゴリラの行動はおおよそ読めてはいるし、僕の攻撃は確実に当てられる。
だが、僕の全力でも何一つ攻撃が通らない。
諦めず次は闘気を全身に纏い脇構えから首に向けて横一線に振るうが硬化された両手で塞がれしまう。クソ!クソ!ひたすらに固い。
やはり僕の力では腕を飛ばすこと愚か切り傷すら作ることが出来ないと分かり少し凹む。
まぁ、予想範囲内ではあるし攻撃が通らないものはどう足掻いても通らない。今はどうすれば勝てるのか。それだけで考えればいい。
柔軟な思考で様々なパターンをゴリラの拳を避けて時にいなし、時にカウンターをくらわしながら考える。
ここでも平子さんとの死闘が役に立ってるな。
身体が反射的に動いてるよ。
相対していく中で一つだけある案が閃く。
これは使えるかも。でも賭けになるがどうだ?
他に勝てる案はあるか?う〜ん、ないな。
やるしかないか。リスクなしでは無理し。
なら命くらいは賭けなきゃ勝てない。
気持ちと闘気を引き締めて八割全力瞬間まがいでゴリラの左側へ移動して再び脇構えから抜刀する。
宝刀は抜刀一閃の軌道が首であることを示唆しながら大振りにぶつけた。もちろんゴリラには意味が通じたようで首を覆うように硬化魔法を使用した腕を固める。
良かった。予定通りに動いてくれた。
此処からはコンマの勝負。気を引き締めろ。
一刀がゴリラの構える腕に届くかどうか触れるか触れないかな直前に僕は刀を消した。一瞬見えたゴリラの顔は驚きに満ちる。
刀を消して手ぶらとなった右手でゴリラの腕をガッチリ掴み瞬歩まがいの異常な速度を相殺して地面に降り立つ。
コンマの動きについてこれないゴリラはいまだに首を防いでる。
僕の命の賭けが始まる。
僕は無防備にガラ空きとなった心臓の位置に手を置き自らの愛刀をイメージして頭に姿を巡らせる。
「どうか僕の糧になってよ」
心臓に添えた手に刀を出現させる。すると刀で心臓を貫かれ事切れたゴリラが佇んでいた。
はぁ〜良かった。賭けに勝った。
僕が思考する中で刀は目の前に障害物があったとしても関係なく出現するのではないか?と推理した。
今回で言えば目の前にある障害物(ゴリラ)を超えて刀が出現したということで僕の推理が正解だったということ。
命の駆け引きを乗り越えて噛み締める。が、ここで気を緩めるのは何度も死んだ経験で学習済みなのでその場から素早く離れる。
荒れた呼吸を整え冷静になると先の自分がしでかした行動が如何に危険かが、どんどん理解出来てしまい冷や汗を流しながら猛省する。
さっきまでアドレナリンにどっぷりやられてたけど完璧赤点もいいとこだよ。
今回しくじれば殺されてたのは僕だ。
もし相手が身体全体に魔力や何かしらの防御魔法を使っていたら刀が折れた状態で出現するかもしれない。
それに折れた刀が再び治るかすら分からない。
だからそんな希望観測で行動するな。甘え調子に乗るな。僕の戦いに運で勝負する必要はない。
何度も自分を心の中で叱咤する。
これであと残りは3人。
思考を深めすぎてほんの少し頭が痛い。
けど僕は僕でも止められない。
眷属をどんどん倒してるので不安になって念の為、クロスを盗み見る。
チラリと見るが何処からか出した王座に脚を組みながら笑っていた。
笑うクロスを見ていたら、ちっちゃいさんが悪魔の翼をだして空へと飛び上がった。
やっぱりちっちゃいさんは遠距離タイプかぁ。
なんとなくそれは感じていた。近距離攻撃を得意としてないからゴリラと女王が何度も庇ったんだろうな。
だったら戦闘いち早く空に飛んで攻撃すればいいのに。戦いに慣れてないのか?
もう一度呼吸を整えて思考をより深く沈める。
ちっちゃいさんが右手と左手に何か燃える物を出現させると、こちらへ容赦なく投げつけてくる。
避けるとゴウっと地面が燃える。炎か。
良かった。多分黒歌を僧侶として迎え入れる為にちっちゃいさんを僧侶にしなかったんだな。この火力で兵士なんだ。
あの殺した僧侶はちっちゃいさんより魔力なり能力なりが高みの存在なのだろう。やっぱ1番最初に倒してよかった。
そんなことを考えながら避けていてるとまたもいやらしいタイミングで薙刀が迫る。今回はタチ悪く足下を狙ってる。
迫る薙刀をギリギリ飛び上がることで避ける。
──あれを使うか?
なんて考えていると兄(正)が宝刀の心臓に向かって突きで狙ってきた。ヤバイ!空中にいるから避けれない。無理矢理、刀の側面で防いだが足場のない空中では踏ん張ることが出来ずに吹っ飛ぶ。
眷属達の連携は上手いようで、吹っ飛ぶ僕にちっちゃいさんは自身の操る炎を幾つも生み出し容赦なくぶつけてくる。
ゴウっと宝刀の身体を業火が包み込みゴウゴウと砂煙を起こしながら盛大に燃え上がった。
「ざまぁねぇ!!死にやがれ」
「すいません。生きてます」
兄(正)の側に出現して右腕を斬り飛ばす。
「ああぁああ」
右腕も左腕も斬り飛ばされ蹲ってしまう兄(正)を無視してその場から離れる。
「なっ、何で生きてるの?
なんで?あなた何したの?」
女王が兄(正)の止血処理しながら叫ぶ。
「左腕で火を塞ぎ、爆発の砂煙で僕の姿を眩ませて急いで近づき斬りつました。」
飄々と嘘を混ぜて応えるが心では悪態をつく。
爆発と砂煙で僕の身体が見えなくなったことで隙が生まれ、そこを築く為に瞬歩もどきで背後に回り兄(正)を斬ったのはいいが闘気使いすぎてる。少し良くないな。
そして思ったよりも炎の火力があったみたいで左腕が使えなくなっている。左腕、全然動かないんだけど。
はぁ。仕方ない。もう一つのカードをきるか。
僕はちっちゃいさんに飛翔して突然する。
アルベルはただのジャンプで突然してくる宝刀にあわてるが炎を乱射することで迎撃しようとする。
宝刀はちっちゃいさんの攻撃方法は予想済みなので一度呼吸を整えて居合の構えで縦に一刀する。無事に炎は斬れた。
「すいません。その炎とか経験済みです。」
平子さんに遠距離攻撃対応法を幾度も死にながらも諦めず教わってて良かった。
「ええか?敵さんは近距離だけやない。
今から遠距離の演習や!!」
その日から鬼道と呼ぶ様々な攻撃をくらったな。
鬼道の中で赤火砲と呼ばれる火球を連射する技とちっちゃいさんの攻撃は酷似していて対応完璧である。
吹っ飛んだ時に当たったあれは状況も含めてしょうがないのでノーカンでお願いします。
初めて赤火砲を斬ったときなんか平子さん凄いテンション上がってて面白かったな。
「威力は弱めたけどなんで斬れんねん!
人の身かつ小学生やで!化け物やなぁ
やっぱ宝刀はええな!規格外や」
でもあれでだいぶん弱めての威力だろうし、まだ隠してる力も予想出来ない程あるだろうから僕は平子さんが怖いわ。
近距離、遠距離、技術。何もかもが完璧な平子さんが僕を化け物というなら平子さんは変身を7回くらい残した魔王か何かだと思う。
変身するほど強くなる超理不尽なタイプのやつ。
ちっちゃいさんが叫んでた。
「なんで人間のお前が空中に静止出来るんだ!?」
そうなんだよね。空中で僕は静止している。
──これが手札の一つ。
遠距離を持っていない僕が空中にいる敵に対応出来る様に教えてもらった技。霊子を足にまとうものらしい。
原理は座学で習ったが最後までわからなかった。
これは何故か出来る様になりました。
手札を出したんだ。ここでちっちゃいさんを倒さなくては勝率がまた下がる。それに早くしないと女王が助けに来る。
ここはまた瞬歩まがいを使うしかないな。
ほんとに手札が少なすぎて泣けてくる。せめて平子さんが使ってた鬼道が出来ればいいのに、仙術も出来ないし、やっぱ泣きそう。
スッと一瞬で背後に周り気づかれる前に
ちっちゃいさんの死角に潜り込み首を刎ねた。
空中を蹴りながらすばやく地面に降りる。
「やっぱお前凄えな。
技術と駆け引きが堪んねぇ。
もう眷属が3人しかいない。
ひ弱な下等種である人間で
その生まれたぼかりの歳で
その誰をも魅了する美貌。
本当にお前は何者だ?」
「だがな何者でもいいお前が欲しい」
クロスは笑いながら高らかに吠える。
「すいません。いくら誉めても、
僕はあなたの眷属にはなりませんし、僕のことは物の怪か何かだと思ってください。」
「まぁいい。無理矢理連れてけばいいんだ
おい!マリエッタはレルと帰れ。」
魔法陣が出現して2人はこの場から消えた。
「お前は俺が直接相手しやる
光栄に思えよ!!なぁおい!」
ダンっと地面から音がすると一緒で間合いに入ってきたクロスは右拳を振りかぶり顔面に向けて殴ってきた。
宝刀は左腕で防ごうとするが既に動かせない状況になっているため顔に闘気を纏いせめてでも威力を抑える。
ドンっと衝撃が来て何度も地面に転がりながら急いで立ち上がり次の攻撃を警戒する。
「おいおい!今のは全力だったぜ?
お前が物の怪だってのは嘘じゃないかもな」
ガハハと笑うとマリエルの剣を取る。
「これが最後のチャンスだ!
お前にあの猫くれてやるよ
こんだけ俺様が譲歩したんだ
お前俺の眷属になれ」
ドブ屑蛆虫のカス害虫やろうが。
僕の何よりも愛おしい家族を性処理と宣い、猫と侮辱し、人ではなく匹と数え、僕たちの幸せな日常を今日粉々に壊したことクロスの全てに反吐がでる。
傲慢過ぎるクロスに思わず自分らしからぬ言葉が自然と口から漏れた。
「自分ほんま傲慢やね
そないになめとると喰らうてまうで」
宝刀の笑顔は誰をも虜にする程魅了を放つ。
心で怒りを喚き散らし頭では冷静に分析する。
クロスは多分だがそこまで力はない。
闘気を纏ったとはいえ飛ばされるただけだ。
先ほどの間合いのスピードも素の僕と同じくらい。
瞬歩を使用したら僕の方が圧倒的に速い。だが、、
本来ならそんなに恐れることはないのに何故こんな不気味さを感じる?
警戒しながらも分析を続けていると、ちくりと首筋に痛みがした。
今、何かに噛まれた?そう思った瞬間身体に力が入らなくなる。
「やっと噛んだか!偉いぞナギニ」
クロスの身体に鼠色の蛇が現れた。
「何が起きたって顔してるな?
それはナギニに噛まれたからだ
ナギニは姿、気配を消す能力がある。
気づかなかったろう?
ナギニの毒は始めに体に力が入らなくなる。
痺れ血を吐き、全身に痛みが始まり、そして毒が心臓に巡り死に至る。
これがプルソン家伝統の力《呪いの蛇》を受け継ぐ俺の魔力から生み出たナギニだ」
説明しながら宝刀に近付いて蹴りつける。
「お前は自分が優秀だと思ってるバカだな、
眷属になってれば猫を救えたのにな
俺はお前が死んだらあの猫共を捕らえにいく
ハントゲームだな。ゲームは面白いぜ。
ゲームをしてる時は誰よりも俺が主役だ。」
一旦喋るの止め笑みを深めて続ける。
「お前の死体を使って誘き寄せる
それで捕まえて身体を動けないようにして
ナギニに噛ませる。そこからは辛いぞ。
徹底的に反抗する牙を折る。
ナギニの毒で身体を動けさせないようにして
毎日毎日貴族の男を相手にさせる。
猫魈はお貴族様に人気だからな。
引く手数多だ。いいよな!!
あいつらは俺よりも残忍だ。何もかもをする。
お前が想像してるよりも残酷なことをな。
でも安心しろ死にはしないぜ」
クロスは悪魔の翼を広げて空に浮かび
倒れている宝刀に向く。
「知ってるか?ガキ。
生まれる性別、環境、身体特徴は選べない。
性別によって差別がある。
生まれた環境のせいで差別される。
身体特徴が人と違うだけで差別される。
持っているものは全てを総取り、
持っていないものは全てを剥奪。
これは一度も変わらない真理だ。
この世の理は、
不平等が平等なんだよ!!」
既に宝刀にはクロスが言っていることがきこえない。
宝刀の意識がぼやけてなくなっていく。
あぁこれはまずいな
身体動かないし、ヤバいなこれ
なんか結構血も出てきたし
もらった着物も汚れた、、凹むな。
意識がなくなる中でそんなこと思っていた。
「ごめん、、約束守れなかった」
力を振り絞って刀をクロスに向けて倒れた。
変身を七回残した魔王は
ドラクエ8の竜神王戦のパロディーです。
次回は8月19日05:00予定です。
少し更新が遅くなって申し訳ないです。
第九話が思ったよりも手こずってる感じです。
翌日更新を目指したいのですが多分無理です。
19日までには完成出来るよう現在進行形で頑張ってます。
なので何度もリテイクをしていきたく時間を下さい。
改めて次話はこの小説の分岐点です。
ちょっと本気出します。頑張れ私の文章ちから。
今話もご覧いただきありがとうございます。
面白いと思っていただけた方。これからに期待と思っていただけた方。
よろしかったら高評価いただけたら嬉しいです。どうぞよしなに。
作者のやる気スイッチが起動します。