ファッ!?俺竿役やんけ!?   作:黒姫凛

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聖地で執筆しております。


ファッ!?どういうことやねん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えば、俺って学校はどうなるんだ?」

 

 

シンプルにそれは気になった。多分この体は高校生なんだろうけど、学校通ってた記憶が無いから取り敢えず聞いてみた。

 

 

「本家から転校手続きも済ませていると連絡を受けています。資料も新居の方に届いているそうなので、後程確認しましょう」

 

 

転校ならまあいいかな。この身体の持ち主の友達とか紹介されても知らんし。なんなら俺が憑依した時点で関係性は終わってるから。

 

しかしまあ、寝取りポジの男ってなんでこうも屈強な男なんだろうか。まあそれが周りの雑魚オスとの違いだよばーかみたいな感じなんだろうけど、明らかに発育よすぎないか?

高校生で180cmなんてバスケかバレーやってる人ぐらいしか見た事ないぞ俺。絡んでくる時はいつも頭上から押さえつけて身長縮ませようとしてくるアイツらまじ許すまじ。

 

けどこの身体はさらにその上を行く。身長だけじゃなく、筋肉もおてぃんも高校生レベルじゃない。おてぃんは大人レベルも軽く超えちゃってるけどさ。

寝取りものじゃなかったら、この身体すげーって感動したり憧れたりするんだろうけど。結末が絶対決まってるってなるとまじ萎えるぜ。

 

 

「……そんな神妙な表情をされて、如何なさいましたか?」

 

「うぇっ!?……いいや、なんでもない」

 

 

びっくりするやんけ。わいの性感帯であるお耳に突然耳元で囁かれたら震えちまうぜ。うっわいい匂い。女性ってなんでそんなにもいい匂いがするの?女性とおんなじシャンプーとかトリートメント使った事あるけど全然いい匂いしなかったんだが。

 

俺の隣に座る遥さんは何やらスキンシップが凄い。頬っぺたつんつんしたりお腹ワサワサ触ってきたり。なに?もしかしてこれ誘ってる?

いやないない。この3人の好感度はまあだいたい分かったけど、俺がこの3人とどれぐらいの距離を保ってたのかが分からないから下手に動けないな。

 

 

「……坊っちゃまは少し変わられましたね」

 

「え、何処が?」

 

 

流石にバレるか。怪しまれてるのか?慣れない女性との触れ合いで挙動不審に陥っている俺にはこの3人との関係は当てはまらないのだろう。という事は、こういうスキンシップを取られても元の俺は倍返し精神で構い倒していたのかもしれん。

こんなに挙動不審になっていると怪しまれるな。少しボケておこう。

 

 

「……いや〜、俺ってばあんまし変わってないと思うけど」

 

「いえいえ。私達にそこまで近付くなんて今まで無かったですから。いつも返事も素っ気ないもので長時間の会話なんて入院中のあの時が初めてでしたので」

 

 

 

 

 

 

え、それ聞いてないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや竿役ぅ!!お前の好きな女子だろぉ!!しっかり手ぇ出せよォ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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それから数十分かけてスーパーに到着。あったのは何処にでもありそうなスーパー。時刻は夕方であるから、如何にも主婦ですって感じの人が多数見られる。

 

なんかやけに視線を感じるのは気のせいか?いやまあ原因は隣で歩く3人の和服美女のせいなのだが。かなり目立つ。ものすんごい目立つ。

いや〜目立つのはマジで避けてぇのに。原作キャラみたいなやつとエンカウントなんてほんと裂けたいってのに。

 

 

「……見てあれ、チャラチャラした感じ」

 

「……あれかしら、暴力団?」

 

「あの3人可愛そうね。きっと脅されてるんだわ」

 

 

 

注目されてたの俺でしたわ。ヤのつく人と勘違いされてら。

ヤバいヤバいなんでやねん。原作キャラと関わらんようにする前に自分の見た目どうにかせなあかんやん。

ちょっと辛いので引きこもらせていただきますね。

 

 

「……なぁ、俺車で待っててもいい?」

 

「周りの声などお気になさらないでください。坊っちゃまは外見では判断出来ないほどの器をお持ちです。ここは堂々と。ささっ、私の隣へ」

 

 

駄目でした。グイッと腕を寄せられて美嘉さんの隣へライドオン。ひぇ〜、周りの目が更に険しくぅぅぅ。

 

日用品ぐらい俺居なくてもいいじゃん。いやそれはそれで俺の面子が持たんか。完全に紐認定されてるのはマジで好かん。いやもう紐なんだけどね。確定演出です。ここで髪染め買って真っ黒に染めましょうや。4人お揃でっせ。

 

 

「……魅力的ではありますが、坊っちゃまは()()()()の方が宜しいのでは?」

 

「え、駄目?」

 

「だ、駄目という訳では無いのですが………」

 

「……坊っちゃまがそう仰るなら、私共は何も申しませんが……」

 

()()()()()()()()で下さい。そんなに急がなくても宜しいかと」

 

 

えそこまで否定されるとは思ってなかったよ。予想外です。

あれかな、俺自分の意思でこの色にしたから言われてんのかな?別にええんですけど。そこまで、というか全く、むしろ早く黒に染めたい。

そもそも俺の髪はこれは地毛なのかすら怪しいんだから、転校初日から頭髪で注意は受けたくない。憑依前は結構頭髪の色の問題複雑だったけど、二次創作の世界なら緩いのか?原作キャラもきっと髪色カラフルだろうしワンチャンいける?

いやいや、ヤのつく人と思われるのは申し訳ないが回避したいので染める方針で。

 

 

 

「あんまし注目されるのも嫌だから、これを機に黒に染めるよ」

 

「……そうですか」

 

「……はい。……坊っちゃまのお望みのままに」

 

 

……え、何この空気。なんでそんなにも落ち込む?逆にやりにくいんだが。

まあええや。きっと無い記憶に3人とのやり取りがあって、それが3人には凄く引っかかっているんだろう。これを機に忘れて欲しい。

 

 

「確かにこの色は今の俺にとっては擁護出来ない問題だろうが、この色に嫌気がさしてる訳じゃない。偶には気分転換でってやつだ。俺も、暫くこの色から離れたい気分なんだよ」

 

 

俺は全然深くも考えてないので。憑依した時点でそれはお察し。誰だよまじ俺を憑依させたやつ。

髪の色のことはホント。嘘じゃないし。この身体になら間違いなくこの色が似合っている。黒は絶対似合わん。何となく、こう言葉にうまく表せないけど、この身体が多分拒否反応を起こすんじゃないかって思う。

入院中髪の毛が気になってよく触っていたが、凄い手触りが良かった。女性の髪のように艶があって、きめ細やかな一本一本の線の様な美しい毛並み。凄い手入れがされてるって思った。

詰まり、体の持ち主は髪の毛を大切にしていたという事。そんな人が態々貶す様な色を自らの頭髪に施すだろうか。否である。

 

そういうわけで、持ち主はこの金髪を大切にしている。それを知っているからこそ、3人も反応しているんだろう。今はしてないけど。

 

3人はぽかんと呆気に取られてる。いやなんで。そこはほら、流石ですとか、それは無いですとか反応してくれよ。クセェ台詞履いた俺がバカみてぇじゃねぇか。なんか腹痛くなってきた。

 

 

「……坊っちゃま、それはもしや……」

 

「あ、ちょい待って」

 

 

なんか本格的に腹痛くなってきた。入院中食物繊維ばっか食べさせられたからヤバい。このままじゃ垂れ流しだ。俺のケツダムが決壊するぅ。

 

 

「ちょっと手洗い行ってくる!!先買い物やっといてくれぇえええ」

 

「えっ、あっ、坊っちゃまぁ!?」

 

 

何か言いたげな3人を置いて俺はダッシュで男子トイレに駆け込む。走ると更に漏れそうだとかそういうのは気にしてられない。兎に角急ぐ兎に角急ぐ。

スーパーはだいたい入口近くにトイレがあるからマジありがてぇ。

 

 

その後、しっかりと間に合って無事快便。誰だよ漏らせとか言ったやつ。竿役が漏らす訳ねぇだろぉ。漏らすのは〇液だよ頭おかしいんじゃねぇのか?(ブーメラン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フゥ〜スッキリしたぜぇ。間に合ってよかった。

しかしまぁ、毎度毎度パンツ下げると超弩級戦艦がぶら下がってるのはどうにかならんか。ぶっちゃけ恐ろしい。便器の中にプランプラン垂れ下がってるし油断したら先っぼがしたにつきそう。……いやまあ嘘なんだが。そんぐらいデカいって理解しといてくれ。

 

さぁ用も済んだし合流しましょうかね。買い出しってことは食料品と生活必需品だろ?3人いるからそれぞれ分担してる可能性が高い。あの優秀な3人ですぜ?効率的な事を導いてやるでしょ。もしかしたらトイレの前に1人だけ待機してる可能性もあるけど。

 

……うん、いなかったね。まあそりゃそうか。待つよりも済ませた方が早いし。さっさと合流してうちに帰りましょうかね〜。

 

 

 

ん?なんだあの子。

俺の視線の先に、周りをキョロキョロ見渡している子がいる。かなり小柄だ。小学生か?彼女の表情を見るにかなり焦っている様だ。涙目を浮かべて、困り顔。見た感じ迷子だろうな。

 

仕方ない、小さな子供が困っているなら助けてあげるのが大人の役目。社会人としてここは模範的な行動を示さなければ。今は高校生だけど。

 

 

しかし近付くに連れて段々俺の中のアラーム音が大きくなって行くのを感じる。数メートルになった時、初めて俺はその危機に気付いた。

 

 

……え、その髪の毛地毛ぇ?

 

 

明らかにおかしいのは、その髪の色。薄い金色?黄色?なんか白っぽく金色が靡く可愛い子なんだけど。

その歳で髪染めとかやぶぁない?

 

いや地毛かもしんないけど。偏見に取られるかもしれないけど、明らかにそれはちょっと説明してくれないと納得出来ないね。

ん?なんで俺に説明しないといけないかって?当たり前だろ、そんな頭原作キャラにしかいねぇじゃねぇか。

 

 

考えても見てくれ、PVとか見てても、カラフルな髪色の子達が多いのはギャルゲエロゲだろ(偏見)?そして俺はほぼ確定で竿役。必然的にあの子は原作キャラになるという事だ(無理矢理)。

いや納得させてくれ。じゃないと俺の心が持たない。

 

「あの……」

 

俺は原作キャラと関わりたくない。確たる理由は俺自身が自分の首を締め上げる事になるからだ。

この原作を知らない俺は、今どういう道筋をたどっているのか分からないため、ここで原作キャラと出会ってストーリーを進める羽目になってしまったら収拾がつかなくなってしまうとは何度も言っているのだが。俺が自分の意思で原作の流れに抗うことが出来るのか確証が無いのが最も今考えるべき問題だ。

 

「だ、たいじょうぶですか……?」

 

最悪の場合、この原作自体()()()()話なのかもしれない。竿役に憑依した男が試行錯誤しながら原作から抗おうとして結構手を出しちゃうっていう話なのかもしれない(勘違い)。

レールに敷かれた道を気付かず進んでいるというのは絶対有り得る話。ならば、自分が動く事なんて絶対避けるべき行動だ。あのまま部屋に引きこもってた方が平穏(俺自身の)を保てていたと思いますはい切実に。

 

「え、っと、あの……」

 

ならば良し。新居に移住し次第引き篭ろう。誰が悲しくって竿役になりたいなんて思うかよ。俺は和姦しか見たくない!!ビバ和姦!!真なる愛はお互いの通じ合う心!!性的な関係になんて負けないんだから!!

 

 

……って、さっきから俺の袖を引いてるのは誰だ。

 

 

「……うぇっ、ひっぐ……、ぐす……っ」

 

 

 

 

 

Why?

 

 

 

 

 

 

 

もしもしポリスメン?隣で幼女が泣いてるんですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、案件ですね。出頭します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







明日からスタンプラリーに参加です。
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