いや待ちましたよねぇ。本当にごめんなさい。しごとがっ、仕事が忙しくてぇ。てぇてぇ。
この歳になると(20代前半)、なんか女の子同士の組んづ解れつがとても素晴らしいものに見えてきて仕方がないな。
リコリコ然り、水星の魔女然り。ガンダムで百合やっていいんですかァ?間に挟まる男も現れるしぃ?令和最初のガンダムがそんなんでいいのかぁ!?(歓喜)
いいんです!!(歓喜)
まあゆゆゆも百合なんで全然OKですね。文句無いです。
友奈ちゃんにあだ名をつけてもらった時、突然見えた記憶。
あれからというもの、夜寝るとそれがフラッシュバックしてきて眠れない。
誰かが俺を呼び続けている。3人の女の子の声と、まるで読み聞かせの絵を見せられているかのように捲られていく描写の数々。
明目に見えた変化。きっとこの身体に異変が起きているのだろう。
根拠は弱いが、仮にこの世界が誰かの創作世界の中だったとしたら、俺がこうして記憶を見るのも物語の中で織り込まれている要素なのかもしれない。はたまた、本当に単なる偶然で俺がこの身体に入っただけなのか。
どちらにしても、俺が元いた世界とは世界が違う。常識が通じるだけマシと言うものか。
こういう憑依とか現実世界じゃオカルトとして片付けられる現象は、ぶっちゃけ俺はそこまで信用していなかった。寧ろ、創作もので誰かに憑依させるとかテンプレ過ぎて見飽きてるって愚痴ってる程だ。
だがどうだ。いざ自分がそのテンプレおっおっおっとオットセイの如く手拍子して愉快にはしゃいでいたのを見せつけられる立場になった今、わけも分からず誰かのレールの上に立たされている俺の気持ちを、果たして誰が理解出来ようか。
正直言って、俺はかなり頭にきている。
単純に、俺によくも押し付けてくれたなって怒りと、そんな道を選びやがってという憐れみの念を抱いているからだ。
まだはっきりと記憶を見た訳では無いが、大切に思っていた誰かがこの世を去り、それに打ちひしがれた彼はこの世を捨てた。
それがどういう事なのか、言わずとも理解出来る。
結果的にどうして俺がこの体に入り込んだのかは分からないが、過程を考えるとこの体の持ち主が捨てた事で俺が巻き込まれた形になる。
巫山戯るなって話だ。辛いことから逃げたいと思うのは至極真っ当だ。けど、その後のことをしっかり考えて欲しかった。俺という存在が巻き込まれた形でお前の後に続いてしまったのだから、すまんかごめんぐらい謝罪してくれたっていいだろうに。
まあ彼が狙ってやった訳では無いことは分かっているし、偶然巻き込まれたっていうのも誰のせいでもない。
けど、じゃあ俺がそれを我慢すればいいと言う結論は違うと思う。
確かに一言二言言ってやりたい気はある。が、多分現実的に考えてそれは不可能だろう。
例えこの世界が物語であったとして、俺がこの世界に憑依した事が世界に影響を受けるとしても、故人に会うことは物語になぞられていない限り起こりえないだろう。
やるせない気持ちとはこういうものなのか。この無性に胸に引っかかる取っ掛りが気になって仕方がない。
こういう気分にさせやがってと怨みをぶつけたい気持ちはあるな。何発か殴ってやりたい。
あー駄目だ。こんなの俺らしくねぇわ。気分転換しねぇとな。
美嘉さん達に心配かけてまう。
早く落ち着かせなくては。
大丈夫。俺なら出来る。
━━━━まだ大丈夫。
━━━━。
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時と言うのは早いもので、いつの間にか季節は春。
俺がこの地に舞い降りたのが11月程ぐらいだから、3、4ヶ月は過ぎたということだ。
こう、なんというか一瞬だな。炬燵が出されてたから遥さんと寛いでたら一瞬で片されてしまった。あの時の瑞稀さんの貫禄は凄かった。まるで聳え立つ山。俺と遥さんには抵抗できるはずもなく、ズルズルと炬燵を片付けられてしまった。あの時の遥さんの表情がもう可愛くて可愛くて。思わず頭を撫でてしまった。
最近はなんかこう、距離が近いというか。常にそばに居るんだよね遥さん。俺の部屋にいる時も常に後ろに立ってるし。座ったら?って聞いたら間隣に座ってくるし。距離感バグってない?瑞稀さんとか美嘉さんもこれには呆れてるんですが。仕事をしろって怒られてたけど。
だいたい3人の仕事ってなんやねん。俺のお世話って言ってるけど、ほんとなんか申し訳なく感じてしまうな。お金俺の金じゃ無いから俺完全にヒモやん。金魚のフン状態やん。社会のゴミっカスやん。うわなんか貢献しねぇとマジで3人抜きな生活出来んくなる。
………まあ後でいいっか。なんとかなるって!!
話は変わるが、仲良き事は素晴らしきかな。仲良くなった犬吠埼姉妹がよく遊びに来るようになった。まあ樹ちゃんが行きたいって駄々こねてるだけらしいけど。風ちゃんに聞いたら顔赤めてそっぽ向かれた。え、何?なんか面白いことあった?
まあ遊びに来る時はだいたい俺そっちのけで樹ちゃんと遥さんが遊びで競い合ってるんですよね。遥さん大人気ないなって思うかもしれんけど、遥さん。言っちゃ悪いけどものすごくゲームとか下手くそなんだよな。オセロ一面真っ白にされてた時は何事かと思った。それが1回だけならこんな事言わない。負ける時はだいたい一面真っ白か真っ黒なんだ。いや、ある意味才能だよなそれ。撮れ高取れそうな光景だわ。樹ちゃんが強いのか遥さんがある意味強いのか。
そんで2人が楽しそうに遊んでいるから、お陰で風ちゃんと2人っきりですよ。やることないんで瑞稀さんに入れてもらった紅茶を飲みながら4人で仲良く話してます。瑞稀さんや美嘉さんと風ちゃんの間になにかあった風をこの前見せていたが、今はそんな事無さそうで良かったわ。お陰で仲は進展したと思いますけども。タメ口で会話してくれる様になったし。
友奈ちゃんとも顔合わせて仲睦まじく遊んでるし子供って無邪気だなって思うわ。友奈ちゃんの金ちゃん呼びが定着してたのはビビったけど。遥さん達もビビってた。
え、そんなに驚くか?って思ってたけど、少し垣間見えた記憶の断片の中で俺が金ちゃんだのなんだのと呼ばれていたのをドンピシャ言い当てたから驚いているんだろうな。
金ちゃん、金ちゃん。ンンン〜いい響きだねぇ。
あと、もう少しで美嘉さんの娘さんが自宅に戻ってくるらしい。物凄く嬉しそうにはしゃぐ美嘉さんの姿を見て少しほっこりしてしまった。
初めて会う?のかな。きっと美嘉さんの様に大和撫子なんだろうな。育ちがいいのか美嘉さんってなんでも片手間で出来るんだぞ。特に芸道はなんでもござれ。家の和室に飾ってある花とか庭のガーデニングとか美嘉さんがホイホイとやられてるし、時折見せてくれる演舞とか賞賛の域よ。
ここまで芸能に精通してる人初めて見たけど、やはり祖国の芸能は落ち着くな。なんかこう良いなって思える。
入院については分からないが、あんまりそういう事を聞くのは野暮だろう。たとえ初対面だろうと会ったことがあろうと、変に気にせず会話するのを心掛けよう。
ダメだな。美嘉さんのような子だったら間違いなく惚れる。美嘉さんの旦那さんは他界されてるらしいが、そこに漬け込むような事はしない。けど、ごっつ好みなんよなぁ。
今どき中学生に上がるぐらいの年齢の子との交際は当たり前だから合法だよね。ね?ね?……え、極刑?そんな………。
い、いや〜いやいやじょーだんだよじょーだん。そんな幼い子に手ぇなんて出すわけないじゃんエロギャルゲじゃないんだから。
節度守って清い交際をしていきますとも。大人舐めんな。
そんでもって、現在は家の中でだらんとしております。今日は休日なんでね。世の中お仕事の人には悪いが、満喫させて貰おう。
縁側に座ってあっつい茶をシバく。風景にそぐわない我が容姿ではあるが、気持ち的には溶け込んでいるので是非も無し。
隣には同じく茶をシバく遥さんの姿が。美嘉さんが作ったお萩を食べております。まだ春彼岸じゃないのでね。ぼた餅じゃなくてお萩なのよ。
緑茶と餡子は至高のコンビだよな。
「美味しいですねぇ〜」
遥さんも分かる口か。そうだろそうだろ。もうなんかこう、絶対いいって感じの事やってると絶対幸せになるんよなぁ。
……いやでもさ。
「……少し食べ過ぎじゃないか?」
明らかに多い。てかよく見えなかったけど、遥さんのすぐ隣にケースでお萩置いてあるじゃないか!?なんか一向に減ってないなって思ったらそういう事やったんけぇ!?
「んぐっ………っ、これぐらい女子なら普通です。坊っちゃまもささっ、どんどん食べましょ〜」
いや俺も甘いもの好きだけど。甘い物食べてる時の女性見るのは好きだけど。え、遠慮とか……なんというか。それ美嘉さんから許可貰ったのかね?
「………ぼ、坊っちゃまが食されるのならば問題無いでしょう」
無許可じゃねぇか!?しかも俺に罪かぶせようとしてくるし!?なんつー従者だこのアマぁ!?
くっそ、その可愛い困り顔やめろ!!俺には効くぅ!!
可愛い子の涙目ってなんかキュンとこん?俺はくる!!
「……ほ、ほらほらー坊っちゃま。坊っちゃまはまだまだ成長期!!どんどん食べて私を軽々とお姫様抱っこ出来るぐらいにはなってもらいますよぉ〜」
「お萩食べるだけじゃ無理だ……」
糖質過剰摂取で縦では無く横に広がります。
というかお姫様抱っこぐらい出来るわい!!見てみぃこの肉体美。引き締まった身体に、まるでコブくっついているかのような隆起した筋肉。そして黄金の逆三角。高校生では稀に見る筋肉量をした俺にそんな些細な事できないはずがァない!!
俺の体では無いが今は俺の体。なんと言われようが俺の体なので、俺はでかい顔を出来るのであーる。
けど遥さん美味しそうに食べるよな。お萩一口で食べるのは女子としてどうなのかって思うけど、その満面の笑みはなんだかほっこりするぞ。
俺と大して歳変わらない遥さんは、今の俺には気の許せる異性の友人といった立場だろうか。美嘉さんや瑞稀さんよりも話しやすいというか。まあ俺はよく話を聞く側になってるんだけど。
「遥さんは甘い物が好きなんだな」
「……え、あ……はい。甘い物というか、食べることが好きですから」
ん?なんか雲行きが……。またなんか地雷踏んだのか俺。地雷系多過ぎだろこの世界。いや、俺の周りに集まりやすいのか?
「……坊っちゃまがあの時お恵み下さったおにぎりの味、忘れてないんですからね」
「あ、うん……」
どういう状況でそうなった?おにぎり渡したって事は遥さんお腹減り過ぎてやばい状況だったって事?まあ遥さんの性格ならめ、めし〜って倒れそうなイメージあるし。
ダメだ本人のシリアスさと俺のイメージが全く噛み合わん。俺のイメージギャグ路線だわこれ。でっかい腹の虫鳴らしながら俺に集る遥さんが容易に想像できちゃう。
「昔は食べる事あんまり好きじゃなかったですけど、坊っちゃま達と一緒に食べるご飯は凄い好きです。……坊っちゃまとご飯食べてる時は格別に」
「……そうか、素直に喜んでおこうか」
照れ隠しのつもりかお萩を頬張る遥さん。頬張り過ぎてリスになっとる。ヨクバリスやん。可愛いから許す。だがヨクバリスてめぇはダメだ。
「まあ好きな事を取り上げるなんて俺には出来ないからな。好きなだけ食べてもいいと思う」
なんか言われても俺が食べていいって言えばなんか何とかなりそうだし。
「えぇっ、冗談で言ったんですけど……。良いんですか?」
「構わない。それに、遥さんの食べる姿は俺は好きだからな。ずっと見ていたい」
「ひゃっ………」
まあ限度があるけどね。食べ過ぎて体重増えた〜って言われても俺のせいじゃないし。いや、監督責任として問われるか?美嘉さん瑞稀さんそこは容赦なさそうだしな。発言した俺にも責任はあるし、少し自重した方がいいって申告した方がいいか。
「まあ、あんまり食べ過ぎるのも駄目だ━━━━」
「━━━━━━何が食べ過ぎるですか?」
うぉおおおあぉああ!?!?
な、ななんなななんだ一体!?いきなり後ろから声がァ!?
思わずビクッと体を震わせてしまった。
後ろを振り向くと、そこには額に青筋立てた瑞稀さんが立っていた。笑顔、ものすんごい笑顔。けど目が全く笑ってない。明らかにブチギレてる。あかん、背後に鬼の姿が見えるぞぉ。
「みみ、瑞稀さん……。な、何か用か?」
「いえ、今し方御サボりの小娘をしばき倒してやろうと探し回っていたのですが、何やら大層欲張ってお萩を頬張るお2人が目に留まりましてね。すこし、ええ少しお話を聞かせて貰えないかなぁと」
あかんこれ。こんなん言い訳とか出来へんやん。
目が赤く光ってる様に見えるぞぉ。邪眼か?魔眼か?開けてはならない目の能力が開眼しそうだァ!!
「あああああのですねっ、ここここれはっ、ぼ、坊っちゃまが食べてもいいと仰って下さったので私が食しているのでしてねっ!!」
あーっ!!こいつ俺の事売りやがったなっ!?
確かに言ったけどっ、確かに俺がいいよって言ったけどっ!?言葉の綾じゃん真に受けんなよォっ!?
「言い訳は結構。坊っちゃまが最近お優しくなったからって貴方は気を緩ませ過ぎです。私達も坊っちゃまの事があってあまり強くは言いませんでしたが、今日という今日は許しません。暫く坊っちゃまとの接触は控え、私がキチッと教養を叩き込みます」
頭を鷲掴みする瑞稀さん。なんという腕力と握力……。
これ俺にもなんか流れ弾くる感じか?
「……あー、瑞稀さん?」
「どうされました?坊っちゃま」
「えーと、あー……なんというか……」
「何か御用でしょうか?」
「い、いや、御用ってわけじゃ……」
「ふふふ、坊っちゃまもお説教がご所望で?」
ナンデモアリマセン!!ワタクシナニモシリマセン!!
か、勝てるわけねぇ……。俺は黙って見送る事しか……出来ないぃ……。
「ひぇぇええ!?!?ぼぼぼ坊っちゃま!!な、何とかして下さぃぃ!!」
さっき俺の事売ったでしょ。大人しく行ってこい。
「そんなぁ!?!?」
ズルズルと引っ張られていく遥さんに思わずドナドナ斉唱。遥さん、強く生きてくれ。
今の俺には瑞稀さんに歯向かう手立ては無いのよ。これが母親という奴なのかね。実母でもなんでもないけど、母は強しってぇやつよ。
さて俺も学校の勉強でもするかな。どうしても歴史が範囲広すぎて覚えられんからやっとかないと追いつけん。
「━━━━あの、坊っちゃま」
うぉおおおあぉああ!?!?
今度はなんだ今度はなんなんだ!?
ばっと後ろを振り返ると後ろには美嘉さんが申し訳なさそうに正座していた。
え、いつの間に?
「み、美嘉さん。ど、どうした?」
「……はい、実は娘の事で少しご相談がありまして………」
「娘さんの?なにかあったのか?」
困り果てたというか、なんとなく暗い影がさしている美嘉さんの表情。
娘さんの事って、俺に相談してもいい事なのか?立場上、俺は彼女達の上司?雇い主?であるから、確かに家族の事を相談するのは働く身としては重要なことにもなってくるしだろうけども。俺今の立場学生よ?他の人の家の事言われても分かるかしら。
「……坊っちゃまには少し、酷な話かもしれませんが……、あまり娘には関わらない様にして欲しいのです」
「………え?」
……え?なにそれ。
「……す、すまんが、説明してくれると……」
「……はい。坊っちゃまもご存知の通り、私の娘、
……え?
ちょ、ちょっと待ってえ………?
娘さん
記憶が無いってことは俺の事も覚えてないって事だから、お互い初対面として成立するから俺的には難易度下がったり?無神経だけど変化に気付かれないから助かった。
というか導入が中々辛辣ゥ。関わらないようにって、まるで俺の存在が娘さんに悪影響があるって言ってるようなもんやんけぇ。
あ、アカン……なんか雨降ってきた。
「……つまり、事故のショックで消えた記憶が掘り返さ無いようにするって事か?」
「……はい。娘は幸い
「ちょっ、美嘉さん……」
深々と頭を下げる美嘉さん。
子供の為、子供の幸せを願う為。きっと美嘉さんの心には娘さんの事を守りたい一心で俺に土下座をしているのだろう。
母親の気持ちなんて俺には分からないが、誰かを思う気持ちは分かる。誰かの事になれば必死になれる人って、素直に尊敬するしかっこいいと思う。
けどやっぱ、流石に
「……美嘉さん、
「……坊っちゃま」
例えどんだけ必死だろうと、誠心誠意込めた姿だろうと、土下座はいかんよ。
土下座は相手に見下される体勢になるが、その姿は言ってしまえば普通なら絶対しない姿。つまり、羞恥の目を晒す事になる。
目の前で、自分に対して羞恥の目で見られる行為をすれば、例え謝罪を受けていようとも、そんな事より辞めてくれという気持ちの方が強くなる。相手側の罪悪感を焚きつける行為に早変わりになってしまう。
ましてや美嘉さんの様な美人に。そんな行為をされてしまったら、悪いのは美嘉さんでは無く俺になる。お互いに罪の押しつけあいをしている訳では無いが、第三者からすれば土下座させている方に罪が向けられてしまう。
早々にそんな事はやめて欲しかった。主に俺のメンタル的な意味で。いや俺じゃなくてもやめて欲しいってメンタル的に思うけども。
美嘉さんのような美人に土下座させてたら俺の性癖歪んじゃうよォ……。
「……大丈夫だ。そこまでしなくても、俺は美嘉さんの家族の事を思って行動する。だから俺みたいなやつにそうやって軽々しく頭を下げないでくれ」
性癖歪ませてくるって言うのならマジでやめてください。そうじゃなくともやめてください。
娘さんと不干渉になればいいんですよねはい分かりました。
俺は聞き分けのいい人間でありますので、変に食いついたりしないよォ。仲良くしたいけど、教育に陰りが出来たら間違いなく俺のせいになっちゃうからね。見た目に反して遊んでは無いけど、遊んでそうなイメージ持たれたら影響されそうだからさ。
「……そう卑下されないで下さい。坊っちゃまは素晴らしい方です。……私も、本気になってしまいますし。勿論、絶対関わるなと申している訳ではなく、坊っちゃまと娘の
…………あの時の光景はもう、見たくありません。
なんか美嘉さんの目が物語ってるようだけど、俺には解読不可能なので保留します。
まあ娘さんがどんな状況だろうと、俺は気にしないよ。ジェントルメェンだからね。エスコートだってちょちょいのちょいやでぇ。
なんか結構引っかかる事言われたような気がするけど、よぅわからんでこれもほりゅー。
「気にするな。美嘉さんも俺の事を思ってくれたからこそだろう。こちらこそありがとう。美嘉さんは本当に優しい人だ」
「……ぼ、坊っちゃま。こ、このような歳離れた女にそのような口説き文句……。ほ、本気にしてしまいます……」
口説いている訳ではありません。でも事実ではあります。
美嘉さんまだ若いんだから大丈夫でしょ。例え実年齢かなり上でもその容姿と中身なら全然いけるわ。
権力者とかって本妻の他に愛人囲ってそうなイメージなんだが。
というか俺に
まあ本家から外れたから白紙かな。残念だ……。
原作開始して女の子NTRしまくるよりも慎ましく許嫁と乳くりあってた方が心の平穏も保たれるってもんよ。……あれ、もしかして俺逆にされる側になる可能性も微レ存?ギャルエロゲって選択肢で√変わるから結果知らない登場人物達は中々ハードだよね。
まあもしこの世界がゲームの世界だった時の話だけどな!!
「………じゃあ、俺は部屋に戻るけど。……あ、なんかこれごめん……」
立ち上がろうとした時、ふと隣に置いてあるアルミバットが目に入った。無論それは、お萩が入ったバットである。
俺がパクパク食べた訳では無いが、止められなかったのは事実。
ごめんなさい素直に美味しかったですとしか言えない。
「ふふふ、構いませんよ。
あ、はい。なんか私、の所が凄い強調されてたような気がするけど、怒ってないようで安心した。
「……あ、でもそれとこれとは別です。お萩、一緒に作り直しましょうね」
「あ、はい」
まあ作るだけで許してくれるならいいか。
というか、どうしてこんなに大量にお萩作ったんだろうか。
「美嘉さん、一つ聞くがどうしてこんな量のお萩を作ったんだ?」
「ああ、これですか。神樹様にお供えする用です。古くから、五穀豊穣を願う為に神樹様にお彼岸の日は献上する習わしですよ。昔は
つまり大罪人って事ですね。
笑顔で美嘉さんはそう言った。
いや言い方ァ……。
祝ゆゆゆいコンシューマーコンバート!!
特典付きとか絶対あってくれよォ!!