ニンジャ・ビジット・ゲンソウキョウ   作:ハングネック

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あらすじ:

ネオヒトザト中央区に聳え立つ監獄塔、小兎カスタマーセンター。いつもは死人が眠るように静かなこの場所も、今日はざわざわと賑わいを残していた。

「ヨウ、テメェは何して収監されたんだ?」

むさ苦しい、衛生観念の損なわれた檻へと投げ込まれた新人へのインタビューはここでの挨拶がわりだ。

「ハハ、ちょっとニンジャに手を出してね」

ニンジャ。それはここにおける禁句のようなものだった。存在を知っていても、噂として聞いたとしても口に出しては行けないワード。

「ドーモ、モリチカ・リンノスケです。ここの間取りを知らないものでね、詳しく教えてくれると助かるよ」

黒縁のメガネを指で押し上げながら、白髪の男はそう告げた。


イノセント・ジェイル
イノセント・ジェイル #1


 ガコン!!プシュー……ガコン!!プシュー……

 

 今日も今日とて、重苦しいプレス音の響くネオヒトザト中央区、幻想郷唯一の監獄”小兎教習センター”。反社会的な思想を持つ人間、過激な行為に手を染めたヨーカイ、そして愚かにも反ソウカイ・シンジケート思想を掲げたレジスタンスの一員が収監され、強制されて行く魔の施設。この異様な油圧シリンダー音は、ここにて行われる矯正プログラムに用いられるプレス機の音である。この間の施設では、各フロアの隙間に設営されたバイオイカジャーキー自動生産ラインに設置されたプレス音が監獄塔内に反響するよう設計されているのだ。騒音に晒され続けて精神に異常をきたさない者は居ない。イガグリめいた反抗的思想を持つ者ですら、ここに連れ込まれればそのトゲを失い丸くなってしまうのだ。

 

 ピガー!ピガー!

 監獄の上層、冷たく無機質なコンクリートに囲まれた作業室のネオンボンボリが激しく光ると、カタカタと音を立ててやってきた給仕用らしき茶運びフクスケがオリガミの山を乱雑に置いてゆく。それを死んだ魚のような目で見つめるのは、ここに収監された囚人たちだ。ここの囚人たちには一日八時間、ひたすらツルを折ることが義務付けられている。無論贖罪のためではない。千羽を垂直に連ねた千羽ツルの紐を壁のフックにかけると、その重量によりフックがガコン!と音を立てて下がり、けたたましくベルが鳴る。次の瞬間、天井から発射されたナパーム炎により千羽ツルは一瞬のうちに黒炭へと変化した。ここではこのように囚人へと単純作業を押し付け、その上で完成した成果を焼き払う事で反抗精神をゆっくりとへし折ってゆくのだ。

 

「アー!!ベントラーはブッダの蓮!ブッダ真実!アー!!」

 

「コラ!うるさいぞ!イヤーッ!」

 

「アイエエエエエ!!」

 

 突如発狂した囚人が声を上げツルを天へと投げ捨てるも、即座に駆けつけた看守がボーにより叩き黙らせる。

 単純作業、それもなんの生産性も無い作業を続けていれば人間はこのように精神に異常をきたす。しかしそれでも手を止めることは許されない。壁にかけられた"非労働者は射殺"のショドーは脅しでは無いのだから。なんと恐るべき所業、なんと恐るべき環境か……!だが囚人にその待遇に異を唱える権利はありはしない。ここに収監された時点で家畜同然、否、家畜以下の扱いしか受けられないのだ。

 

「……よし、これで何羽目かなタカノリ=サン」

 

「そいつで518匹目だ。やっと折り返しってところだ、ハッピーだな」

 

「まだまだ労働させてもらえるなんざありがてぇってな……へっ、サドのド変態共がよ」

 

「やめとけコーシロ、聞かれたらフクロだぜ。もうすぐ抜け出すのに怪我したら損だろ」

 

「しかし、ハナマキ=サン……」

 

 地獄めいた労働環境下の中で、ツルを折りながらコソコソと談笑をする者達の影。1人はタカノリ、と呼ばれたレスラーめいた筋骨隆々な大男だ。眉骨は分厚く角張り、常に睨んでいるかのような印象を与える。その対角に座る、コーシロと呼ばれた蛍光ピンク色モヒカンの男性。その顔には「危険な」のタトゥーが掘られ、威圧的なアトモスフィアを醸し出している。あからさまにギャングだ。そしてハナマキ、呼ばれた隻腕の中年男性。彼らは反ソウカイヤ勢力の一員であった。それぞれ暴利を仕掛けたクローンヤクザを殴り殺し、或いはデモを行い道を封鎖していた集団を轢き殺し。そうした行動の後、逃亡も虚しく捕縛され、運良くここへ収監されたのだ。ここは小兎カスタマーセンターの一角、収容棟ユメジクウ。地下200mまで続く魔の施設であり、ソウカイ・シンジケートに仇なす輩はここで纏めて管理、監視されるのだ。

 

 そして最後にタカノリの隣に座る白髪の青年。黒ふちのメガネをかけ、何も思うところが無いようにツルを折り続けるその青年はモリチカ・リンノスケであった。

 果たしてなぜ彼がここに?ディスセンブルを打倒した後、ニンジャスレイヤー達に何があったのか?我々に浮かぶその全ての謎を閉じ込めるように、リンノスケは手にしたオリガミを折り込んだ。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「それで、例の男……本当にリンノスケ=サンだと?」

 

ガコン!!プシュー……ガコン!!プシュー……

 

 油圧プレス機の音だけが響く暗闇の中、オーラめいてぼんやりと光る燐光が、そこに人がいるという事実を突きつける。数にして三人、見るからに屈強な男と身なりの綺麗なボンズ袈裟のブディストらしき人影、そして着物を着た奇妙な女である。

 

「えぇ間違いなく。私が見当違いの男を牢にブチ込む物好きに見えるかしら?」

「どうだかな」

 

 サラリマン風の人影に着物姿の女がそう答えた瞬間、大柄な男が口を開く。

 

「貴様が反ソウカイ・シンジケートシンパという噂もある。そうでなくとも、この檻を横取りされて我々に不満も少しはあろうよ。実際あの男が収監されているのは貴様の担当の塔だ。貴様がこの中にあの男を入れ込んだという見方も出来るが?」

 

 その大柄な、見るからに人のものでは無い足を机の上に乗せ、尚も威圧的に続ける大柄な男。談義らしからぬ淀んだ空気だけが、ただひたすら流れ続ける。

 

「スパイか、あるいは工作員か、あるいは……」

 

「あの男が"ニンジャスレイヤー=サン"なのではないかと、そう言いたい訳ね」

 

 その瞬間、淀んだ生温いようなアトモスフィアが一気に張り詰める。ニンジャスレイヤー、その狂人めいた名前は今や、ソウカイ・シンジケートに関わる者にとって畏怖や憎悪の象徴と成り代わっている。

 

「シックスゲイツ殺し……そんな狂人を私がここに引き入れたと?随分面白い話ね。もしそうだとしたら?」

 

 疑念に対する仕返しの如く重ねられる挑発。それに対する返答のように、大柄な男の右腕が激しくうねり、双眸が僅かな光を受けて煌めく。あたかも腕が蛇に変化したかのような、異形の姿がそこに存在していることをこの場にいる誰もが感じ取っていた。

 

「あら怖い、でもいいのかしら?もし彼がニンジャスレイヤー=サンで私が共犯者なら、私を殺すなんて真似したら彼が黙っていないと思うけれど。噂通りだとすれば、シックスゲイツを殺す実力者よ?」

 

「ハッ、所詮噂だ。仮に本当だったとしても、それはどこの馬の骨とも知れぬ輩ごときに殺されるシックスゲイツが腑抜けて……」

 

 瞬間、隣にいた袈裟の人影が人差し指を大柄な男の口元へとあてがう。

 

()()()()に聴かれていたら死にますよ」

 

「ほんとほんと、あなたが死ぬ分には構わないけれど、私たちまで巻き添えを食うじゃないの」

 

 あのお方とは?そしてそこまで恐れる理由は?その多くは我々には分からない?ただ一つ理解出来るのは、粗暴極まりない大柄な男がその一言で萎縮し黙ってしまうほど、語られたあのお方という存在が恐るべきものであるという事実のみだ。

 

「……しかしだ、そうだとしても疑いは消えぬ。仮にリンノスケ=サンであったとしても、どうスパイでは無いと保証する」

 

 いきり立つ気持ちを沈めると、そう冷静に詰める男。その言い分は実際正しい。彼女の言葉の中には一つとして、彼女の身の潔白を証明するものはありはしないのだ。

 

「それを話しても水掛け論でしょうから一つ、良い事を教えてあげる」

 

 女が怪しげに人差し指を立て、にまりと口角を上げる。化け狐めいた様相に、二人の額にじんわりと脂汗が滲む。

 

「シンジケートの方に連絡を通しておいたわ。三日後、()()()()()()の一人がここへ来る」

 

 グラスルーツ、その単語を口にした瞬間、冷静沈着、例えテロルにより今この部屋が爆発したとしてもパニックにならぬであろう二人の体毛が一気に逆立つ。それは紛れもない、恐怖から来る反応であった。

 

「粗相があれば皆死ぬ、あとは何も言わなくてもわかるわね?」

 

 リンノスケが脱走を、あるいはその企てを試みていたとなれば自分たちの命は無い。故にそのような行為をするような輩を招くはずがない、と。自身の命を天秤に賭けることで、彼女は身の潔白を証明したのだ。なんと強引な方法か。

 

「……納得はしよう。しかし分かっているな、くれぐれも監視の目を緩めるでないぞコトヒメ=サン」

 

「うふふ、ご心配なく」

 

 乱れた心拍を元に戻すように大きく息をつくと一言、そう言い残し大男が立ち上がる。

 コトヒメ。そう呼ばれた少女は、その様子を見て面白げに微笑んだ。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ジャスト1000匹だ!タイミング間違えんなよ!イヤーッ!!」

 

「「「イヤーッ!!」」」

 

 FLARE!!

 千匹目のツルがフックの先の紐にかけられた瞬間、カチッと音を立てフックが下へとずり落ち、瞬間眩い炎が千羽ツルへと放たれる。この瞬間はこの業務の中でもとりわけ危険だ。囚人用作業服は引火しやすく脱ぎにくい。万が一火の粉から着火した場合、救助されるよりも早く焼け死ぬ確率は90%を超えるのだ。タカノリの掛け声に合わせ防火チタン性の机の下へと身を滑り込ませると、炎をせき止めるように机をナパーム炎放射口へと押し当てる三人。千羽ツル収容ケースは縦に長く、その分隙間も縦に長い。ここから漏れ出る炎をそのままにしてしまえば、自分たちはもちろん周囲の班の人間まで焼け死んでしまう。それを防ぐ為に、千匹目の際にはこうして長机で隙間に蓋をする必要性があるのだ。

 

「ブルシット!!勢いが止まんねぇ!タカノリ=サン!」

 

 ナパームの温度により急激に膨張する空気を無理やりせき止めるのは並の筋力ではなし得ない。ましてここで行われる刑務作業はこの非肉体労働が大半以上を占めるのだ。未だ続く焼却作業により行き場を求める温風が、徐々に机を押し戻してくる。

 

「しゃあっ!どきな、テメェら!ドッソイ!

 

 腰を落とし片手を付く独特の構えの後、三人が机から離れたのを目視しての神速のぶちかまし!その勢いは正しく狂乱暴れバッファローそのもの。へしゃげ焼却炉にねじ込まれたチタン机と焼却炉に伸びる電車道が、タカノリが以下に優れたスモトリであったかを指し示していた。

 

『焼却口に異物を検知、焼却口に異物を検知』

 

 パトランプ提灯が激しく明滅し、異常を知らせる電子音声が鳴り響く。チタン机が無理やりねじ込まれた事で緊急停止プログラムが作動し、警告音声を再生し始めたのだ。

 

「ザッケンナコラー!貴様ら!修理費用がいくら掛かると思っている!貴様らの命よりも重いんだぞ!」

 

「グワーッ!」

 

 鎮圧用の看守が即座に駆けつけると、騒ぎを起こしたであろうリンノスケ達四人を警棒で激しく打ち据えた。タカノリの行いは間違っていたであろうか?しかしこうでもしていなければチタン机はやがて焼け溶け、彼らは焼け死んでいただろう。死ぬか暴力を受け入れるか、ここではそんな二択を常に迫られ続けるのだ。

 

「全くもって腹立たしい!貴様ら全員隣の作業席へ移動だ!あと一万羽は折らせてやる!」

 

「グ……し、しかし紙が……」

 

「罰則といっただろう!貴様らで取ってこい!そこのスモトリデブは残って撤去だ!一分すぎても戻って来なかった場合、即座に射殺する!返事は!」

 

「……ヨロコンデー」

 

 苛立ちを隠さず痰を床に吐き捨てると、そう命令を下しながら破損した機材へと向き直る看守。横暴な命令ではあるが、彼らに逆らう権利は無い。逆らえば待っているのはより辛い懲罰か、或いは死だからだ。

 

「ケッ、お飾りの看守が……」

 

「シーッ、聞かれてしまうよ。それにほら、僕らにとっては都合がいい」

 

 薄暗い倉庫の中、高々と積まれた木箱の数々。中に入っているのは当然オリガミだ。紙と言えど千枚も積まれた木箱の重量は数kgに迫る。それが十箱、実に大変な肉体労働だ。さらに彼らは遅れることすら許されない。……にもかかわらず、彼らのこの態度は?

 

「「「イヤーッ!」」」

 

 数段は積まれた木箱の山を運ぶのではなく、奥へと押しのける三人。すると木箱の裏から現れたのは、小さな穴であった。その奥に見えるのは配管だ。そのうち一本にはゴムテープがグルグルと巻かれている。

 

「よし、それじゃあ計画通りにだ。リンノスケ=サン、ヘマをするなよ。コーシロ、監視だ」

 

 ハナマキの言葉を受け、頷きながら入口の方へと向かうコーシロと穴へ腕を突っ込み、爆発で吹き飛んだフックの破片を使ってゴムテープを剥がすリンノスケ。ペリリ、とテープが剥がれた瞬間、独特の揮発臭が辺りに漂う。これはガソリンの揮発臭だ。火炎放射器にて混合されナパームとなる前のガソリンが流れる配管に、彼らは穴を開けていたのだ。

 

「……しかし改めて驚くよ。いつからこれを?」

 

「一年前……あれだ、外でエジャナイザエジャナイザ〜って騒いでた頃からだな。さて、無駄口叩いてる暇はねぇぞ。あと十秒したら運び始めねぇと行けねぇ」

 

「分かってる、よっ……!」

 

 一年前、即ち面霊気の少女による異変が起き始めた頃からこの穴をここに掘り続けていたのか、と驚嘆しつつも彼は手にした脱脂綿にガソリンを染み込ませた。

 

「これで牢の鍵を吹っ飛ばせる。しかしゴムテープにしろ綿にしろ……どこから手に入れた?看守が通さねえだろうに」

 

「ちょっと伝手でね。さて、こんなもんでいいだろう」

 

「あとはお前さんが間違ってそいつをポッケの中でぶっ飛ばさなきゃ勝ちだな。おい、コーシロ、箱運ぶの手伝え。……コーシロ?」

 

 綿を隠すリンノスケから視線を入口へと戻すハナマキ。しかしおかしい、先程までそこにたっていたコーシロの姿がどこにもない。まさか外に?そんな馬鹿な。そう思いつつも、確認の為にと入口に近づいた彼の司会を紫色の着物が塞ぐ。

 

「あらぁ、随分お部屋が臭うけれど、何事かしら」

 

 にこり、と天女めいて微笑むその表情を見て、ハナマキの体表からぶわりと汗が吹き出す。

 ”コトヒメ”──────────この監視塔の監視者であり、管理人の一人。ダンマク・ゴッコ裁定前からこの地に居座り、人間でありながら妖怪すら薙ぎ倒してきた人外めいた人間。

 

(((まずい、なんでこいつがここに……!!)))

 

 その手に握られているのはコーシロだ。頬骨が歪むほどの力で顔を鷲掴みにされ、うめき声一つ上げられぬ状態のコーシロである。コーシロはオハギ中毒者のジャンキーであり、体格に見合わぬ怪力の持ち主だ。そのコーシロですら、あの白魚のような細腕を両腕を使っても引き剥がせない。そんなものに自分が掴まれれば?ハナマキの脳裏に、自身の頭蓋が林檎めいて砕かれるビジョンが浮かぶ。何をしていたかバレたら確実に殺される。非常に簡単なその図式が即座に頭の中で成立し、それを打開するための策がいつまで経っても出てこない。

 

「……あら、あと一人居るのね。どなたかしら」

 

「あと一人?なんのことで──────────」

 

 ハナマキが煙に巻こうとした瞬間、コトヒメの片手がハナマキの下顎を掴む。この手を下に引かれれば下顎が削げる、そう確信せざるを得ない握力にハナマキの心臓が激しく脈打つ。

 

「出てらっしゃい。どなた?」

 

 この場における明確な強者。コーシロにもハナマキにも、もはや答弁の資格は無い。言葉を発する土俵にすら、彼らは立てていない。

 

(((頼む、出てくるなリンノスケ=サン!いやしかし、クソッタレ……どうしろってんだ……!)))

 

 考えても考えても打開策など浮かばない。出来ることは、奇跡よ起これと祈ることのみ。

 

「……出てこないなら───────」

 

 腰に下げられた刀が引き抜かれたような、殺意が身を貫く異様な感覚。みしりと音を立てて骨がきしみ、掠れるような悲鳴が両者の口から漏れる。あぁ、鮮血の飛び散るスプラッタめいた光景がすぐそこに……!

 

「待った。分かった、出るよ。出るから離してあげてくれ」

 

 あわや二人惨殺、といった所でひょこりと手が上がる。リンノスケのものだ。なぜ出てきたと言わんばかりの視線を知ってか知らずか、彼はコトヒメと視線を交わした。

 ”終わった”。その言葉が二人の脳の中で反芻され、最後のひとときであるかのように時間が停滞してゆく。

 

「あらリンノスケ=サン。お元気そうでなにより。それにしても、そう……素敵なお仲間ね。()()()()()()は順調かしら?」

 

 ……抜け出す準備?なんの話を?と言いたげにリンノスケを見るハナマキ。

 

「順調だよ、明日には出ていくさ」

 

 まさか、あのコトヒメが脱走の協力を?そんな馬鹿な、しかしそう考えた途端、手に入れてきた備品の入手先にも納得がいく。だとしてもどうやって協力の手はずを……?

 あるいは、いや確実に、自分たちは危険な男と手を組んでしまったのだろう。心の中でそう確信しながら、二人はへらりと微笑むリンノスケを見た。

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