目が覚めたら宇宙世紀…だよね?〜ジオンが独立に至るまで〜   作:妄想零炎

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第178.1話 機体解説『RX-80PR/AN ペイルライダー アズラクトゥレーラA.N.U.B.I.S』

 

『RX-80PR/AN ペイルライダー アズラクトゥレーラA.N.U.B.I.S』

 

 機体名は、アラビア語で『青の』、ギリシア語で『狂気(女性名)』から。

 

 Anti(排斥).Newtype(ニュータイプ).Umpire(裁定).Buster(破壊する).Ideal(理想の).Systemの頭字語(アクロニム)読み方は『アヌビス』。

 

 意味合いとしては、ニュータイプを察知し、それを殲滅するための理想的なシステム。

 

 クルスト・モーゼスが開発したEXAMシステムをムラサメ研究所のジャド・アーティフ博士がHADESを利用して再現した、完全自律型OS。予備機として作成された5体目のペイルライダーに、感応波受信機とともに搭載された。

 

 実際は電子的なOSではなく、薬物と催眠によってジオン軍への憎悪を植え込んだ孤児の頭脳を、制御デバイスとして組み込んでいる。自我を奪い、脳のまま培養槽とともに機体頭部にメインコンピューターとともに搭載された。

 

 子供の持つ共感性や、好まない物事に対する嫌悪と残虐性、殺気に対する直感的な恐怖を利用し増幅、HADES以上の反応と攻撃性を発揮する。

 

 機体はシステムにより完全自律行動を行うため、パイロットおよびコックピットを含むバイタルエリアを必要としない。空いたスペースには大型高出力ジェネレーターの搭載が可能となったほか、推進剤タンクの増設、胴体部の装甲厚の増加が成されている。

 

 A.N.U.B.I.Sは一度起動すると、長時間稼働によるオーバーヒートによる緊急停止か、通信にて停止コードを打たれるまで、敵と認識したもの全てが動かなくなるまで稼働する。その実態は、HADESやEXAMにあるような暴走を意図的に発生させているもので、その仕様を聞いたカスミ女史曰く「未完成にも程遠い粗悪品」と一蹴した。

 

 自身以外の存在を敵と認識し、殺意や恐怖を持つ者すべてに襲いかかる。稼働中は青白い燐光を陽炎のように機体の各所から湧き上がらせているが、それがどのような仕組みで発生しているのかは不明。

 

 武装

 背部増槽兼、ロケットブースター

 ジオンがアフリカ大陸にて緊急展開用として用いた、ラケーテンガルデンをコピー、発展させたもの。フレームアームに接続したロケットで、方向を急激に変更しながら瞬間的に高い機動性を発する。耐Gを考慮しなくてよい無人機だからこそ扱える装備。

 

 ヒートナイフ

 左右の腰部アーマーに一振りずつ懸架された格闘専用武器。ブラックライダーの余剰品ではあるが、ビームサーベルよりも使用可能時間が長く、ザクやドム相手ならば十分な溶断力を持つ。もともとA.N.U.B.I.Sは近接戦闘特化の仕様であるため、対象に肉薄して使用するこの武器との相性はすこぶる良い。

 

 

 腕部ビームサーベル

 欧州軍でも採用された右腕部内蔵式のビームサーベル。ジェネレーター直結式のため出力が高く、再充填の時間も短い

 ビームガンとしても扱えるが、収束率が悪く、近距離でなければ牽制程度にしかならない。

 

 

 スタン・アンカー

 左腕部に装備された武装。杭のついたワイヤーを敵機に射出し、突き刺す事で高圧電流を流して機体を誤作動させる兵装。グフ・カスタムの改良型ヒート・ロッドやハンブラビのウミヘビに近いコンセプトを持つ。

 

 

 ビームライフル

 機体の仕様で射撃武器に適性がないため、実は扱えない。(遠距離で狙って撃つができない)

 

 ステルス

 システム起動時に、機体各所から青白い陽炎を立ち昇らせ、光学機器を欺瞞する。

 増幅されたサイコウェーブの放出による副作用と見做されているが、原理はわからない。また、発動確率が高いわけでもない。熱源や音紋センサーには当然ながら反応する。本来、これは標準装備ではなく、副次的に生まれた仕様である。

 

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