目が覚めたら宇宙世紀…だよね?〜ジオンが独立に至るまで〜   作:妄想零炎

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第178.3話 機体解説『RGM79〔Te❳GM《サキモリ》』

 

『RGM79〔Te〕GM《サキモリ》』

 

 地球連邦軍技術開発局極東支部(略称E.F.F.T.D.J)で開発された試作MS。

 

 生産型であるGMをさらにコストダウンさせて製造した機体。形式番号は試験型と極東を表す❲Te❳が与えられている。

 

 製造コストダウンのために作られたGMのフレームをさらに簡略化し、装甲も軽量化、各部材質の変更(より軽量で安価な素材へ)を施し、生産費と製造期間を徹底的に切り詰めている。

 

 極東における拠点防衛兼《1/8》運用試験時のアグレッサーのために製造されたもので、開発者であるカスミ氏いわく「張子の虎」とのこと。

 

 生産性向上のために装甲、ジェネレーター出力、スラスター推力ともにGMより若干低下している。(より廉価なものを使用したことと、各部のバランス調整のためのダウングレード)しかし軽量化のため実働時の運動性能は従来機より20%アップに近いデータを計測し、パイロットからは好評価を得た。

 

 装甲は重要機関部(コアブロックや被弾率の高い場所)以外は材質の関係で耐弾性が低く、それを補うためにやや丸みを帯びた形状をしている。特に脚部は地上用MSとしては実に簡素な形状であるが、運動性や設置安定性は高い。

 

 武装としては、銃口とエネルギーコンデンサーを増やし、連射力と装弾数を上げたビームスプレーガンⅡと、左右腰部にビームショートサーベルを一本ずつ装備。

 

 ビーム兵器は本来ならばジェネレーター出力が足らず使用不可能(陸戦型GMとほぼ同等)であったが、腕部のエネルギー供給システムの改良で使用可能となった。

 

 《サキモリ》はペットネームであり、軍における正式名ではない。

 

 頭部形状がそれぞれ違うのは、様々な状況下でのセンサー運用テストのため。

 

 《1/8》と同じく、極東で製造された5機は操作補助AIが搭載されている。簡易型のAIであり、《1/8》の『AM』のように独立思考は行えないが、戦闘時にレーザー通信による相互データリンクを行うことで部隊間の連携行動をサポートできる。

 

 

 武装

 

 ビームスプレーガンⅡ

 コンデンサと銃口を増やし、連射力を上げた武装。改造元のビームスプレーガンよりも地味に収束率が上がっているが、装弾数は増えていない。

 

 ビームショートサーベル

 従来のビームサーベルはザク相手には出力が圧倒的に過剰であったため、低出力化を行い、最大稼働時間の伸長と本体からのエネルギー供給速度の倍加を行ったもの。ビーム刃が従来型の半分程度の長さのため、ショートサーベルと名称されることになった。本武装は、後に改良され、ガンダムピクシーのビームダガーに採用された。

 

 同じく省エネ化武器としてビームジャベリンがガンダムに装備されていたが、あちらは柄の伸縮機能が格闘武器に重要な強度と信頼性に欠けるため採用されなかった。

 

 ショルダーキャノン

 バックパックにオプションとして装備可能な実弾武装。

 

 シールド

 RGM79が装備するタイプと比べ、半分程度のサイズだが、使用されている材質などは同じ。裏側に手投げ式グレネードを2つ装備。

 

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