目が覚めたら宇宙世紀…だよね?〜ジオンが独立に至るまで〜 作:妄想零炎
――『YMS-12JS ゲルググ
YMS-10S2ザクのデータを元に開発された、全身インフレーム――フルフレームと呼ばれることも――型のMS。『
設計、開発はザクS2を担ったジオマッド
パーソナルカラーは白と青。
外見こそゲルググだが、設計段階から異なっており、名称元の機体とは隔絶した性能を誇る。
原作『ポケットの中の戦争』に搭乗した機体と見た目の違いはほぼないが、内部にフレーム構造を導入したため、全身のサイズが原作よりも若干大きい。
次世代主力MS開発計画に向けて製造された実働試験機。
フルフレーム型のために、各部の可動域と追従性能は非常に良好で、パイロットを勤めたゼクス大佐の反応にも十分対応できた。
フレームと装甲の材質には、アナハイムより提供のあったルナチタニウム合金を採用。剛性と軽量化に成功している。
ただ機体の反応は非常に過敏であり、並のパイロットではまともに操縦できない。特に加速時の総推進力はまさに
後にジオマッド社は、軍の次期主力MSコンペ用にこの機体を元にした『ガルバルディ』を開発している。
武装
「30mm機関砲」
頭部に二門。牽制、建造物、航空機攻撃用。
「腕部ビームガン」
左右の前腕部に一基ずつ装備。メガ粒子の収束率と出力はそれほどでもなく射程は短いが、近距離で使用する分には十分な威力を持つ。
使用時間は短いがビームサーベルとして使用することも可能で、咄嗟の格闘戦移行をスムーズにこなすことが可能。
「MG42ビームスナイパーライフル」
通常時はペレット状のビームを連射し、モードを切り替えるとで、高威力長射程のビームを単発で発射することが可能となっている。
オルド機であったドム・デアフライシュッツの試作ビームスナイパーライフルの完成形。
「ビームナギナタ」
腰部背面に懸架。一般機であるゲルググのものと同じ。扱いは難しいが双刃状態で手首を高速回転させることで、銃弾を弾きながら敵に肉薄できるため、ゼクス大佐は好んで使用した。
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――『MS−06R‐1A ザクⅡ 改修型』
ストーム&コメット作戦に参加予定であったオルド・フィンゴが、部隊のMSの数を間に合わせるために突貫で用意した機体。
元々は『黒い三連星』の使用していた機体であり大気圏突入用SFS『YS−12GFSソール』とのデータリンクシステム搭載と、
不要なアポジモーターの溶接封印、挙動制御システムの交換がなされている。
武装
「ビーム・バズーカ」
エネルギーCAP技術導入前に試作、試験用として開発されたもの。ビームライフルの生産が間に合うまで、連邦軍との技術格差を欺瞞する為に増産された。専用ジェネレーター搭載型なので、ザクでも扱える。
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――『YS−12GFSソール』
ゾーリの開発にともない、オルド・フィンゴ中尉が開発局時代に提案していた大気圏突入可能なSFSのアイディアを採用したもの。
当時は地上戦を想定していなかったために開発されなかった。(オルドの前世知識にあるフライングアーマーがアイデアとなっている)
底面に空力加圧から機体を保護するためのショックウェーブ発生装置と、機体上面に搭乗するMSを保護するための耐熱フィルム(冷却ガス)によりMSを隔離する。
突入後はこれらの追加装備がパージされ、SFSとして飛行可能。
大気圏突入は安全のため機体強度のあるゲルググ(理論上はザクやドムも可能ではある)専用となっており、MSは大気圏突入用のパックを背部に装備する。
大気圏突入用パックは、原作にあるバリュートシステムとなっており、エアクッションと冷却ガスにより機体を空力加圧から隔離する。大気圏では、追加ブースターとパラシュートによって減速。これらは万が一ソールが故障した場合の装備である。
大気圏用突入パックは製造数が間に合わなかったため、『閃光の伯爵』部隊には配備されなかった。