目が覚めたら宇宙世紀…だよね?〜ジオンが独立に至るまで〜   作:妄想零炎

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第43.2話 兵器解説・その他

 

『VZB-33 ボドムキャリー』

 ジオン公国軍が開発した地上用輸送VTOL機。現場では名称を短く分けて「ボドム」、または愛称として、「コウノトリ」と呼ばれることが多かった。

 

 戦前に地球上における航空輸送機として設計が完成していたが、当初ジオンは宇宙戦で戦局を決定づけるつもりであったため、本機の出番はないであろうと開発はされなかった。

 

 重力戦線においても、ゾッドとガウの併用で輸送は足りると上層部は考えていたのだが、本部の想定以上に重力下での補給線の維持と兵員の展開は困難であり、より小回りがきき、大量輸送が可能な本機の価値が見直されて、急遽開発が決定された。

 

 初期機開発は北米にて行われた。

 

 航空機としてはかなりの物資を輸送することが可能であるうえにVTOL機能も持つため、滑走路の未整備な最前線への補給活動や、軌道上から投下されたシャトルの回収といった任務には最適であった。

 

 また、機体下部に専用コンテナを積むことでMSとゾッドを2機輸送可能であり、ゾッドに関しては空中での給油機能も有している。

 

 サイズが大きく重量があるヒルドルブⅡも1輌ならば牽引輸送が可能。

 

 MSだけでなく、人員輸送用としても用いられた。

 

 ガウの小型版として設計されたが、性質的には連邦のミデアやガンペリーに近い。小隊から中隊規模の航空輸送能力に主眼がおかれている。

 

 一方、対空戦闘能力は貧弱で、機首下部に装備された35mmガトリング砲と、地対空ミサイルのみ。そのため、護衛としてゾッドがつくことが多い。

 

 本機は4月末には設計を終え、5月中旬には順次ロールアウトがなされた。

 

 4機が月を経由して、アフリカのキリマンジャロ基地に運び込まれる。

 

 5月に行われたアフリカのジャベリン&トライデント作戦では、ヒルドルブⅡの輸送に使われた。

 

 操縦室は単座式。

 

 *

 

『ミノフスキー粒子下での通信(独自設定)』

 地上においては、ミノフスキー粒子が撒かれた場所の中であっても多くの場合、10〜20km程度の距離であれば通信が可能。ミノフスキー粒子の濃度が濃くなるにつれて加速度的に通信ができなくなる。

 

 大気のある地上では、大気の移動とともにミノフスキー粒子が拡散してしまうため、近距離で通信不可能となるほどの濃度は長時間保てない。(常にその場で粒子を巻き続けるなどすれば別であるが)

 

 一方、宇宙の場合は大気がない分その場に粒子が残留しやすく、広範囲に粒子濃度の高いフィールドが形成されやすい。

 





 よく行く模型屋で境界戦機のキットがセールされていて、衝動買いしました。

 作中に出てくる輸送機は、このストークキャリーをイメージしてます。
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