目が覚めたら宇宙世紀…だよね?〜ジオンが独立に至るまで〜 作:妄想零炎
更新忘れてました。
「ひとつ、御手柔らかに頼もうか」
きざったらしい声。
「ゼクス? 貴様か!」
「何やらうちの隊で面白いことをしてると聞いてな。見れば司令官殿がMSを操っているじゃないか。これは私もご教授願いたいと思ってね」
何がご教授だ。単純に戦いたくなっただけでしょ、あなたも
「あー少佐、すいませんがこれはデモンストレーションでして――」
「私は一向に構わん!」
えー。
大佐がOKしちゃったよ。大佐にはこのままいい気分になってもらって、このシミュレーターを正式に認めて貰いたかったんだけどなぁ。
「あー左様ですか。では、改めて機体と武装を選んでください。あ、あとハンデとして私が大佐の僚機として入りますがよろしいですね?」
「ハンデなど!」
「構わんよ。最近は出撃がなくて腕が錆びつきそうで不満だったのだ」
この人、まじでバトルジャンキーなのか?
とりあえず空いている2番筐体に入り、ガルマ大佐と僚機設定を組む。
そこで再び画面に乱入者を報せる文字が現れた。
「オーホホホホホッ! こーんな楽しそうなイベントにわたくしを誘わないなんて、ここの殿方達は見る目がなさすぎですわね」
「曹長もきたか。丁度いい、2対2のチーム戦といこう。良いなガルマ?」
「無論だ。私はどんな挑戦でも受ける!」
勝手に決めんなし。
まあ、できなくないけどね。オペ権限でそれぞれの機体の僚機設定を組む。
「フィールドはニューヤーク市街地跡。勝利条件は、どちらかのチームの全滅に設定しました。よろしいですか?」
「任せよう」
「問題ないな」
「オーホホホホホ! 私の華麗な戦いぶりを見せて差し上げますわ」
全員テンション高っかいなあ。
オペレーター・ターミナルをシゲさんに任せて、僕は自分が選んだ機体を立ち上げる。
選んだのはザクⅡだ。使い慣れてるからね。
大佐は先程と同じくドム。バズーカではなく120mmマシンガンとシュツルムファウストを選択している。
「大佐、まずはキリシマ曹長から落としましょう。ゼクス少佐から引き離して、二人で連携して仕留めます」
「ふむ。そう簡単にいけるか?」
「曹長はイノシシ……失礼、直情傾向が強い御婦人ですから、逃げ回ってれば勝手にこちらに突貫してきてくれます。牽制を僕がしますから、うまく仕留めてください。タイミングはターゲットマークで送りますから」
赤になったら撃ってくれればいい。
問題はゼクス少佐の動き方なんだが、あの人も基本的に個人プレー主義の人だ。キリシマ曹長という、個人技オンリーの人員と組めば、必然的にとれる作戦は限られてくる。
「向こうのチームは個の能力でカタをつけようとしてくるはずです。誘導は任せてください」
「そうしよう。実戦の経験は君のほうが豊富だ」
基本的に素直なんだよなーこの人。このまま成長したら、一角の人物に成れるかもしれない。まあ、シャアに謀殺されちゃうんだけど。
やがてミッションが開始された。
空襲で焼け野原となったニューヤーク市街地が眼前に広がる。
今更ながら厄災の黙示録やってて、更新を忘れるというね。