それでは、どうぞ。
どうも、六陸です。今日の天気は清々しいまでの晴天。開いた窓から時折吹く風が心地良い。
今は授業の真っ最中。先生の話を聞き、重要そうなところは黒板に書かれたと文字とともにノートに書き写す。中間テストもそろそろ近くなってきたし、真面目に授業を受ける。あ、常に授業中は真面目だぞ。一年のときは成績は常に10位以内だったしな。
キーンコーンカーンコーン
「じゃあ今日はここまで。ちゃんと復習しておけよ―」
授業が終わり、「一緒にお弁当たべよー」「食堂いこうぜ」と、クラスの女子や野郎共の声で騒がしくなる。
「今日も来るか?」
と度々このクラスに襲来する
別に中須さんが来る前にどこかに行って食べてもいいんだが、それを前したらわかりやすく落ち込んだ様子で「かすみんと一緒に食べるのは迷惑ですか……?」と言われたので、その時はすぐに謝った。流石にそこまで落ち込むとは思わなかった。
「……5分経ったけど来ないな。今日は来ないか」
腕時計で時間を確認しつつ、リュックから弁当を取り出し机に座ったまま中須さんを待つ。
中須さんが来るときは授業が終わって5分以内に必ず来るから、今日は来ないだろ。なんで分かるかって?そりゃあ実際にタイマーで測ったからに決まってるだろ。一年の教室からここまで結構距離あると思うんだがな……
「屋上行くか」
弁当を手に取り、今日は久しぶりにゆっくり食べられそうだなぁと思いつつ屋上を目指して教室を出ようとしたところで―――
「はぁ…はぁ…すみません、先輩…待ちましたか…?」
息を切らして、膝に手を付き肩で息をする中須さんが目の前に現れた。
……うん、全然待ってないよ(白目)
―――
あの後、中須さんを落ち着かせ、一緒に屋上へ向かった。
わかってたけどさ、やっぱり来るよね。世の中はマーフィーの法則で溢れてるんだなぁって思いました。
「で、今日はどうした。授業伸びた?」
「そうなんですよ……それで遅れちゃいました」
弁当にぱくつきながらゲンナリした様子で答える中須さん。
わかるよその気持ち。昼休み前に授業延長されるの嫌だよな。弁当食べる時間減るし、ゆっくりできないし。
「何の授業だった?」
「数学です。何なんですかあれ!正弦…なんとかってやつ、わけわかんないですよ!」
「正弦定理な、まだ簡単だろそのへん」
「どこがですか!」
えぇ……。数Ⅰってまだ簡単な部類だと思うんだけど。簡単だよね?サインコサインタンジェント。どこで使うか知らんけど。
「中間テストも近くなってきたし、しっかり勉強しといたほうがいいぞ。苦しむのは未来の自分だぞ」
「それはわかってますけどぉ……」
「それこそ同好会のメンバーに教えてもらえよ。いつも放課後会うんだろ?早いうちに教えてもらったほうが得策だぞ」
「そうします…。あっそうだ先輩、LI○E交換しませんか?またこんなことが起こったときに連絡できるように!」
「…別にいいけど、放課後とか家にいるときとかはほぼ見てないから返信できんぞ」
そう言いながらポケットからスマホを取り出し、QRコードの画面を既にカメラを向けた中須さんのスマホに向ける。
やったね!初めて女の子の連絡先をもらったよ!……女子ってめっちゃL○NE送ってきそう(偏見)
「これでいつでも連絡できますね!」
「そうだな」
「なんで嬉しそうじゃないんですか!こーんなに可愛いかすみんの連絡先もらえたのに!」
「連絡先もらって嬉しいとかあるの?たかが連絡先なのに」
そういう感覚俺わかんない。友達と連絡先交換しても勉強教えてとか明日何いるっけくらいしか連絡来んだろ。
そう考えていると、早速中須さんから『よろしくおねがいします!(ง •̀ω•́)ง』と送られてきた。
何だその絵文字可愛いな。取り敢えず俺も『よろ』と送っておいた。え?短いって?ほっといてくれ。
「先輩……。寂しいですね……」
「さらっと心を読むな。傷つくだろ」
哀れみの視線を向ける中須さん。
やめてくれよ。俺は豆腐メンタルだから、そんな言葉でも簡単にメンタル吹き飛ぶんだよ?
「そんな先輩が可哀想なので、これから毎日かすみんが先輩のためメッセージを送ってあげます!」
「うわいらねぇ」
「ヒドッ!でもこれは決定事項です♪」
「そうですか(諦観)」
もうなんでもいいや。中須さん嬉しそうだし。……メッセージ返すの面倒だなぁ、既読だけつけてスルーしていいかなとか思ったけどこの前の二の舞いになるじゃん…。あれ?逃げ道無い?
それからその後はお互い弁当を食べながら適当に駄弁っていた。帰った後、もうすぐ寝ようかなと思ったところで自撮り写真やらこれが可愛いやらなんやら送られてきて、次の日寝不足になりました。勘弁してくれ……。
どうでしょうか。今回も良かったと思えていただけたら幸いです。
皆さんは女性の連絡先っていくつありますか?僕は一つしか持っていません。連絡も会話もほとんどしない飾り物みたいな感じですが。学校が工業系なので仕方ないですね。僕女性苦手ですけど。
それでは、また。